〇小学校に図書館がない。


私たちが当たり前に使うことができる図書館。そこで私たちは、たくさんの本から、知識考え方、書き手の経験を学ぶことができます。

1冊の本が、自分の人生の生き方考え方を変えたといった経験はありませんか?

本を読むことが、夢を描くきっかけになった人がいるのではないでしょうか。

本を読むことで、夢を叶えるための知識を得た人がいるのではないでしょうか。

私たちの日常には本が溢れており、本からたくさんの影響を受けています。 

しかし、私たちが支援するクスンクラウ小学校には図書館がありません。

そのため、子どもたちは本に接する機会がなく、夢を描く場所きっかけ、夢を叶えるための知識を養う場所がありません。

つまり、子どもたちの無限の可能性が、その時点で閉ざされてしまっているのです。

私たちはこのような現状に目をつむることができませんでした。


「自ら学び、夢を叶えるための知識を得られる場所を提供したい。」

「本を通して、たくさんの可能性を広げ、たくさんの夢を描いてほしい。」


私たちは、このような思いから、図書館を建設することを決定しました。
私たちが図書館を選んだ理由はここにあります。

そして今、クスンクラウ小学校では、図書館を必要としています。



〇CHAD(チャド)です!

はじめまして!自己紹介が遅れてしまいましたが、私たちは同志社大学登録団体のCHADです!

私たちCHADは、カンボジアを支援の対象として活動しています!

私たちがこのプロジェクトで実現させたいことは、


『カンボジアの子どもたちに夢を描ける場所を提供すること。』


私たちがこのプロジェクトを立ち上げた経緯、意味、そして私たちの挑戦を是非ご覧いただきたいです!

↓プロジェクトの紹介動画です!ぜひ、ご覧ください!




〇CHAD(チャド)とは?

CHADという名前は、

の頭文字をとったものです。

CHADは創設者である長谷川貴大が、カンボジアでのスタディツアーに参加した際に、「世界のあらゆる問題解決の第一歩となる活動に挑戦してみてはどうか?」といった思いから創設されました。

そんなCHADの活動理念は、「挑戦と自己成長の場の創出」です。


・コロナ前の活動

コロナ前にはなるのですが、私たちは年に2回(春と夏)、カンボジアに渡航し、様々な活動を行ってきました。

小学校に訪問した際には、

・運動会プロジェクト
⇨協力しあい、チーム対抗で競争!体を動かすこと、強力することの素晴らしさを共有します。

・衛生プロジェクト 
⇨一緒に石鹸つくりを行い、1から手の洗い方を教育することで、手洗いの重要性を知ってもらいます。

・夢プロジェクト
世界にはたくさんの職業があることを紙芝居などで紹介し、子どもたちの夢の選択肢を広げます。

・音楽プロジェクト
音楽を一緒に歌い、音楽を通して両国の仲を深めます!

・絵手紙交換、物資提供
⇨日本とカンボジアの子どもたちで絵手紙を交換し、文化交流をします!
⇨企業様から頂いた文房具などを届けます。

といったプロジェクトを行ったり、その他にもフィールドワークや、孤児院訪問を実施してきました。

週に一度行っている普段のミーティングでは、プロジェクトの準備を、週末には街頭募金活動を行なっています。

↓こちらは、2018年度の夏渡航で行ったプロジェクトの紹介動画です。それぞれのプロジェクトを行う意味や、願いを語っているので、ぜひ見てみてください!

①前編


②後編


また、CHADは、カンボジアにあるプノンペン大学に、 DOCC(Dream of Cambodia Children)という名のボランティア団体を創設しました。カンボジアの学生と、国境を越えた仲間と共に、私たちは「挑戦」し続けています。


↓こちらは、DOCCの紹介動画です。


〇コロナ渦の中で、私たちにできること


私たちにできることはなんだろう。

突然ですが、カンボジアの小学生の就学率はご存じですか?答えは、90%以上です。

では、カンボジアの小学生が最終学年まで残る割合はいくらでしょうか?答えは、50%以下です。

さらに、そのなかから中等学校へ就学する割合は50%以下であり、カンボジアの子どもたちが中等学校に就学する割合が、全体の約20%にしか満たないことが分かります。

残りの80%の子どもたちは、家庭のために働きます。

そんな環境下にあるカンボジアの子どもたちは、

自分の夢を描く環境や知識が十分にありません。

学校に通っていても、十分な教育が受けれているとは言えないのです。

これまでCHADは、直接カンボジアに渡航するなかで、支援の一つとして夢を叶えるための教育(夢プロジェクト)を行ってきました。しかし、コロナ渦にある今、私たちのこれまでの活動であった直接的な支援ができなくなってしまいました。


私たちにできること。それは、カンボジアの子どもたちが夢を描ける環境、夢を叶えるための知識をつけることができる場所を提供すること。


自分の夢を描くため、自分の夢を実現させるための環境と知識を、子どもたちに持ってほしく、私たちは「図書館」をプレゼントするためにこのプロジェクトを立ち上げました。

コロナ渦で、思うように生活ができない、前を向けない今だからこそ、間接的な支援しかできない今だからこそ、私たちに今できることを行います。


 
〇カンボジアの教育

私たちが図書館建設をしようと思った背景には、カンボジアの教育の現状があります。

カンボジアの教育の現状には様々な問題がありますが、その中で、今回私たちが問題視するものは、以下の二つです。

・カンボジアは学校の数自体は比較的多いですが、教員不足教員の質が低いといった問題を抱えています。そのため、子どもたちは勉強したくても、分な教育を受けられないという現状にあります。子どもたちが一日で教育を受けることができる時間はごくわずかです。

そこから私たちは、子どもたちに十分な学習環境を提供したいと考えました。

・また、識字率の低さも問題となっています。識字能力の欠如が原因で、子どもたちが事故や事件に巻き込まれる危険性は大きく、不便や不安を抱えている子ども・その家族はたくさんいます。子どもたちを危険から守るためにも、識字率の向上はかなり重要です。

そこから私たちは、子どもたちに識字能力を身につけられる環境を提供したいと考えました。


以上のような背景に、私たちCHADの名前にあるような、子供たちに夢を描ける場所を提供したいといった思いも加えて、私たちは、カンボジアの子どもたちに教育支援を行うためのプロジェクトを立ち上げました。

 

〇校舎建設って意味あるの?

教育支援を行うためのプロジェクトを企画する際に、まず始めに校舎建設を考えました。しかし、その中で私たちはある疑問を持ちました。

「耳にすることが多い、学生団体による校舎建設。その校舎は、その後どのように使われているのだろうか。」


カンボジアの教育の現状として、先ほども述べたように、教員不足、教員の質の低いといった問題があります。さらにこの問題は、世界的に見ても問題視されています。

もちろん、カンボジアでは、まだまだ校舎建設を必要としている地域がたくさんあります。しかし、今私たちが校舎を建設しても、教員不足や教員の質の低さといった問題は解決されず、子どもたちが十分な教育を受けられていない状況は改善に向かいません。今回私たちはこういった視点から支援を行います。

そして、

子どもたちには、「教育を受ける環境」ではなく

「自発的に学べる環境」こそが必要なのではないか?

と考えた私たちは、自発的に学べる環境である【図書館】

建設することになりました。


 

〇このプロジェクトで実現したいこと

このプロジェクトで実現したいことは、カンボジアの子どもたちに夢を描ける場所を提供することです。

私たちはこのプロジェクトを成功させるために全力で活動しています。


私たちが建設する図書館が、

子供たちの未来への希望となりますように。

 

〇支援校の紹介

今回私たちが支援するのは、カンボジアの首都であるプノンペンの北東方面に位置し、クロチェ州のスヌオル郡にあるクスンクラウン小学校です。

全校生徒は637人で、幼稚園生から小学生の年代の子どもたちが通っています。

少し田舎ですが、歓楽街があったり、メコン川のリバーサイドでイルカが見れたりするなど、とても楽しい村です。人柄もよく、優しい人たちで溢れています。


クスンクラウ小学校の子どもたちも笑顔いっぱいで、かわいい子たちばかりです。

そんな子どもたちに、図書館をプレゼントして、もっとたくさんの笑顔が見たい!

いつかまた、訪問できる日を楽しみにしています。

↓クスンクラウ小学校の子どもたちの様子です。


〇これまでの活動

・コロナ禍での活動

コロナウイルスの影響で、カンボジアに渡航ができなくなった私たちは、国内でできる支援を始めました。

・宝石プロジェクト(同じくコロナウイルスの影響を受けているカンボジア商人が作成した、アクセサリーを日本で販売。このアクセサリーは内戦で使われた銃弾から作られています。)

・サッカープロジェクト(裸足で生活することが多いカンボジアの小学生に、安全な環境で遊んで欲しいという願いから、カンボジアにサッカーグラウンドの建設を行いました。)

・写真展プロジェクト(カンボジアの魅力と現状を日本人に伝えたいと思い、京都でカンボジアの写真展を開催しました。)

・小学校プロジェクト(同志社小学校の5年生を対象に、ボランティアとカンボジアについて知ってもらう授業を行いました。また、カンボジアに渡航した際に、カンボジアの小学生に届けるTシャツも墨汁で制作しました。)


コロナ禍だから出来ること・どんな状況であっても今できることに、私たちは挑戦し続けます。

 

〇 資金の使い道

↑こちらは、必要とする費用の詳細を表にしたものになります。

今回ご支援頂く支援金は、手数料・リターン費用を除いた金額を、全て図書館建設費用として使用させていただきます。

また、新型コロナウイルスにより中断していた街頭募金も少しずつではありますが、再開しました。

この街頭募金での支援金も併せて、今回の図書館建設費用とします。

建設、物品の郵送スケジュールに関しましては、以下のような予定となっております。

・図書館建設⇛2月末に完成予定

・物品の郵送⇛4月末までに郵送完了予定


カンボジアの子どもたちに夢を描ける場所を提供したい

私たちの夢でもある図書館建設、そして、カンボジアの子どもたちのためにもぜひ皆さんの力を貸してください。

 

〇 図書館建設の現在

図書館建設は、すでに始まっています!

カンボジアの建設会社である「KHJ-Construction」に建設を委託しており、 現在(2022年2/10時点)では、完成間近となっています。

コロナウイルスの状況にはよりますが、次回、カンボジアへ渡航に行った際には、クスンクラウ小学校を訪ねることを計画しています。


〇 最後に

私たちCHADは、カンボジアの子どもたちに夢を描ける場所を提供することで、彼らに夢を描いてほしいと心から願っています。

私たちはそう信じています。

CHADが未来を変える。

ぜひご支援を、よろしくお願いします。

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/05/24 09:06

    初めに、多くのご支援をいただき本当にありがとうございます。91人の方々にご支援頂き、495,500円の支援金を集めることができました。目標金額には届きませんでしたが、多くのご支援に感謝しております。本当に未知だった図書館建設。誰に頼み、どのような予定で建設され、費用はどのくらいなのか、クラウド...

  • 2022/04/29 22:30

    3月18日に開始したクラウドファンディングも残すところ1日(終了日:4/30)となりました!私たちの目標金額は、1,800,000円。現在の総支援額は、439,500円。達成率は24%です。たくさんの準備と覚悟をもって、図書館建設に必要な費用のためにクラウドファンディングを開始しましたが、現在...

  • 2022/04/28 20:00

    3月18日に開始したクラウドファンディングも残すところ2日(終了日:4/30)となりました!私たちの目標金額は、1,800,000円。現在の総支援額は、438,000円。達成率は24%です。たくさんの準備と覚悟をもって、図書館建設に必要な費用のためにクラウドファンディングを開始しましたが、現在...

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