【ご挨拶】

このページを訪れてくださった皆様、初めまして。

「DP SIM Support」代表の笹本と申します。

今回静岡県浜松市天竜区に属する中山間地域のスマホ推進事業を立ち上げました。宜しくお願い致します!

簡潔ではありますが、事業内容をご説明させて頂きます。

経歴について

2016年9月1日~2021年11月30日

静岡県内の携帯電話のauショップを運営する代理店で勤務

2021年12月1日~

携帯電話の販売員として培った知識と経験を活かし、自分の生まれ育った静岡県浜松市でデジタル推進の一環としてスマホ推進事業を展開しています。

今回は私がスマホの販売員として勤務していた時代にショップで感じた事、同市内の中山間地域でCSR活動の一環として山間部のスマホ利用サポートを行ったことにより実感した事を基に、開業を決意致しました。

新たな取り組みを実施する上でこのクラウドファンディングで想いを共有できる方からのご支援を頂きたいと考えこのプロジェクトをご提案させて頂きます。

【このプロジェクトで実現したいこと】

昨今DXという言葉が叫ばれるようになり様々なサービスやシステムがデジタル化への動きを見せています。今後世の中は更にネットショッピング・遠隔診療・無人飛行のドローンによる物資輸送・オンラインでのコミュニケーションなど、デジタル技術を使用したサービスが発展していくと思いますが、デジタルサービスの提供を受ける為にはユーザーの知識やイメージが伴わなければいけない、と考えています。DXで掲げられている内容には「誰一人取り残さない、優しいデジタル化」というものがあります。

私の住んでいる静岡県浜松市は太平洋を望む遠州灘、浜名湖、天竜川、そして浜松駅周辺の市街地から南アルプスの一隅までと、とても変化に富み「国土縮図型」とも言われております。今回私が目を向けたのは浜松市最北端に位置する「水窪町」という人口2,000人弱の町です。

この水窪町を含めた浜松市の山間地域において現代のデジタル社会という分野で焦点を当てた場合、見えてきた課題と解決策についてご案内致します。

そして浜松市の山間部で行う事業では「山間地域ならではの良さを残しながらも通信技術やサービスを自身の生活環境にうまく適合させられる地域にしたい」と考えています。

その為には地域にお住まいの方が気軽に通信の事で相談等に立ち寄れる場所を作る必要があると感じました。

全国にも同じような課題を抱えている地域があるかもしれませんが、そんな地域の方々にも浜松市の中山間地域での事例を発信し他地域にもプラスになればと考えています。



【地域のご紹介(課題と解決)】

市街地と違い山間地域では高齢者の人口割合がとても高い事はイメージし易いのではないでしょうか。

それと同時に市街地程様々なサービスが無い、という事も想像し易いと思います。

現在の世の中ではスマートフォン一つで様々なサービスが受けられる事は身をもって経験している事と思われます。しかし先ほど申し上げた通り静岡県浜松市の最北端に位置する水窪町はスマホの契約一つ、相談一つする為に、都市部では少し考えられない労力が伴う事をご存じでしょうか。

皆さんは生活の中でデジタルの恩恵を少なからず受けていませんか?SNSを利用したり活用したり、このクラウドファンディングもその一つですよね!

しかし山間地域ではそのサービスが自分たちにどのようなメリットをもたらすのか、気を付けなければいけない事は何か、を聞くための「通信の窓口」が、自分たちの住む場所からはるか南50Km先にあります。

街中であれば車やタクシーなどで10分程走れば最寄りの携帯ショップはあるかもしれません。

高齢者の中には免許証を返納した方もいらっしゃいますのでこの距離をタクシーや運転のできる人と一緒に行き来するわけです。主要道路である152号線が災害等で迂回する場合は第二東名を使用します!

近所の携帯ショップへ行くのに高速道路使う方を私はこの地域へ来て初めてお会いしました。

大手スマホキャリアが順次3Gサービスの提供終了を発表しガラケーが終了を迎え、スマホを持つにあたり扱う際に気を付けなければいけない事は何か、そもそもどう扱えばよいのか、を聞くための場所が町内に無いわけです。

携帯ショップでは無料のスマホ教室の開催なども行われていますが、そもそもその携帯ショップが無いわけですから、元も子もない訳です。今の世の中で当たり前とも言えるサービスが提供されていない、または受けられない現実こそ、デジタル社会、DXという分野から見ても解決するべき課題であると感じています。

そんな水窪町に前職時代から約2年半通い毎月個別相談や集合のスマホ講座を開催してきました。

時代の移り変わりに真剣に取り組もうとし始めている人たちがいる!

水窪町では各家庭に1台、災害や防災情報の受信用に「同報無線」という機械が配備されていましたが、今後公式LINEやメールでの受信による情報提供へ切り替えが発表され、必要な情報をスマホで受け取る様になったり、コロナワクチン接予約のオンライン化、コロナ禍で離れた家族の帰省が延期となりオンラインでのコミュニケーションが重要になったりと、これは覚えなきゃまずいと真剣に感じている方々が増えてきました。どうせ覚えるならちゃんとやろう!という気持ちをもって今ふつふつと熱が高まってきています。

地元で疑問や不安が解決できれば山間地域の高齢者が片道1時間半という時間をかけて行く必要が無い訳です。

このやる気を冷まさない事、高齢者でも落ち着いて話が聞ける環境と場所を造る事により間違いなく地域の活性化につながると信じています。

以前から講座の場所を提供していただいている水窪文化会館から参加者の方へアンケートを取って下さり地域の声としてスマホ利用の向上が地域課題の解決に有効であると判断していただいております。

携帯ショップで蓄えた知識と経験を活かしスマホの専門家として水窪町内や、近隣の佐久間町の高齢者の方々と一緒にスマホの基本の「き」から勉強できる場所を造る事、片道50kmも車で走らなくてもしっかりとした知識に基づいたサービスを受けることができるそしてどんなキャリアを使用していても相談は自由である事がこの相談所の最大のメリットです!

今後も地域の協働者と共に課題解決に向けてより良い環境とサービスが提供できるような場所を作っていきたいと考えております。

【プロジェクトを立ち上げた背景】

そもそもなぜ携帯ショップではなく相談所なのかという疑問が挙がるかもしれません。

現在高齢者のスマホ利用を取り巻く環境が上記のようなイメージであったため、販売メインというよりサポート業務に重点をおいて取り組みたいという思いがありました。そしてスマホ相談所、とすることで携帯ショップよりも幅広い対応とサポートが可能になる、というメリットがあります。

キャリアショップでは対応しきれないサービス案内は利用者によりメリットがあると考えいています。

例えば皆さんのご身内の方が山の中の田舎町に住んでおり、コロナでなかなか会えない中でもLINEで連絡が取れたり写真を送り合って近況報告ができて、「実は地元にスマホの事を教えてくれる人がいるんだよ」と言われたらなんとなく助かる気がしませんか?笑

高齢世代やスマホというものに限らず「持っているから使える」事にならないですよね。

時代の流れでやむなくスマホへ変えた方、家族に薦められて変えただけの方、スマホはあるけど送られてきたLINEを見る事と掛かってきた電話を受けるだけでほぼ宝の持ち腐れ状態の方、そんな方でもこのサポート業をきっかけに学んでみようと思い立った方がいらっしゃいます。「あの人が使えるなら私も頑張ろう」とか、「こんな使い方してるよ」など、スマホをきっかけに新たなコミュニティが出来上がってきています。私自身どうせ持つなら少しでも扱いに不安を持ってほしくない、使える機能から覚えていって有効に利用してほしい、という気持ちがあります。

デジタルサービスを利用するというのは現代の生活において選択肢が広がる事だと思います。本来楽で便利なサービスを受けて不便を解消できる可能性のある世代は今のシニア世代であるとも思います。

サポートがあれば必ず利用する事はできるはず!時間がかかっても覚えてしまえばできる人から周りの人を支え合ってくれると感じています。

そんな思いが今回のプロジェクトの背景にあります。

【これまでの活動】

水窪町とのお付き合いが始まった当初はスマホ講座を実施したり、希望者へは機種変更や料金相談などもできる「出張店舗」を実施していました。

↓セミナーの様子↓

スマホの不安点や疑問点は十人十色ですので個別相談も欠かせません

2021年には浜松市民協働センターの「パートナーシップミーティング2021」に地元のNPO法人「まちづくりネットワークWILL」の理事長を務める平澤様と取り組み事例を発表させて頂きました。
https://www.youtube.com/watch?v=pdGUgne9GI0&t=22s
【資金の使い道・実施スケジュール】

資金の使い道は空き物件の改装費にご利用させて頂きます。
今回の空き家情報も地域の方が探して教えてくれた情報ですし、元々の持ち主の方も水窪でそんな事業をする為に活用してくれるなら是非、と快くお譲り頂いた物件ですので、大切に使わせて頂きたいと考えています。

【リフォーム計画】

【リターンのご紹介】

リターンは水窪に住む方々のご協力を頂き地元の特産品や水窪を代表する銘菓、相談所運営に関する品をご用意致します。

・水窪産のじゃがた
・地元水窪の柚子味噌
・栃の実を使用した焼き菓子
・事務所で来訪者にふるまうコーヒー豆

※ご支援金額により内容は変動致します。

栃の実を使用した焼き菓子は地元の小松屋製菓様からご支援いただきました。オリジナルの詰め合わせです。

改装後店内で来店者へ提供する珈琲は「Lepta珈琲」様の自家焙煎珈琲豆を使用します。

こちらも今回ご支援いただいた方への返礼品としてオリジナルブレンドをご提供していただきました。

皆様も是非ご賞味ください!!

「水窪じゃがた」と是非一緒に召し上がっていただきたい柚子味噌を水窪町にある「芝垣柚子園」が作る柚子味噌でご用意致します!幅広い料理に使用できますので水窪の郷土の味を全国の皆様にも味わって頂きたいと思います!

そして!!

支援者に支えられて完成した建物であることを忘れないようにするために一定金額以上のご支援を頂いた方のイニシャルをカッティングシートを使用して店舗ウィンドウへ掲載致します!!(掲載順はアルファベット順となります事ご容赦ください)

【最後に】

浜松の中山間地域という地域柄不便を強いられる事もありますが、そこにお住まいの方は地元を愛し、足りない部分はお互い協力し合いながら生活しておられます。そんな生き方に尊敬の意を込めつつ私にできる事としてデジタル社会の基礎ともいえるスマホの知識をこれまで培った経験を今後更に地域のお役に立てたいと考えています。
ここで出会った方々にもお力を貸していただければ幸いです!
場所や環境は違えど、今までの社会を築いてこられた方に、これからの時代を共に生きていく者として温かく見守っていただければと存じます。
宜しくお願い致します!!


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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