障がい者アート「パラアート」を採用したポロシャツを制作し、障がいの有無を越えたまちづくりのきっかけを作りたいと思っています!プリントするデザインは障がいのある方が描いたアート作品を公募し選定します。また、売上の一部を利用し、誰もが参加できる障がい者スポーツの普及イベントを開催する予定です。

このプロジェクトでは、パラアートを募集し、採用作品をプリントすることで、障がいの有無に関わらず誰もが活躍できるという希望のあるポロシャツを目指します。ポロシャツ制作を通して、障がいのある方の制作活動や社会活動の普及とともに、売上から作者へデザイン料のお支払い、また社会福祉の活動に使用する仕組みづくりをしたいと考えました。


社会福祉の活動として、今回は車いすバスケットボール、もしくはボッチャの選手を招き、競技デモンストレーションや体験、講座、選手との交流等を行う予定です。より多くの方に障がい者スポーツを知ってもらい、また障害のある方が競技に挑戦できる場を作りたいと思っています。

写真は、大学の授業「アダプテッド・スポーツ」(大槻洋也 教授)の様子です。


このプロジェクトの企画にあたり、障がいの有無で線を引くかどうか悩みました。しかし、現実には見えない線があると感じました。それをお互いが飛び越えていきたい!という強い思いで障がい者アートやスポーツに挑戦することにしました。



①パラアートポロシャツの制作を通して、障がいのある方の活躍や活動の場を広げること

②売り上げを活用し、障がい者スポーツの普及イベントを行うこと


私たちは愛知県大府市にある至学館大学の学生です。2021年夏に実施したバーチャル海外研修で、原田さとみさん(エシカル・ペネロープ株式会社)、倉田浩伸さん(クラタペッパー)で、人見とも子さん(有限会社 シサム工房)、反町眞理子さん(コーディリエラ・グリーン・ネットワーク)からフェアトレード、SDGs等について学びました。講師の皆さんの情熱や行動力に感動し、「まずは自分たちができることから始めたい」という想いが湧いてきました。そこで、大府市内での取り組みを調べたところ、「パラアートおおぶ」(*1)が2021年12月に開催されることを知りました。障がい者アートの普及活動をもっと日常的なものにすることで、障がいのある方の制作活動や社会活動の普及、促進につなげたいと思い、このプロジェクトをスタートしました。

(*1)「パラアートおおぶ」とは、大府市と大府市自立支援協議会が障害者週間に合わせて、4年に1回開催しているもので、障がい者のアート制作活動の成果を発表し、社会参加の機会の拡大を図ることや、広く市民に障がいに対する理解を深めてもらうために行うアート作品展です。

2021年8月 講師の先生方にプランのプレゼンをしました。

その後、何度も議論を重ねてプランを作り上げました。

そして2021年11月以降は多くの方にご協力、ご助言をいただき、進めてきました。

2021年12月、パラアートおおぶ2021で作品を見学し、ますますプロジェクトへの想いが強くなりました。


①デザイン料を作者へ

ポロシャツに採用された作者(著作者)にデザイン料をお支払いし、経済的自立や制作活動の促進に寄与します。

②売り上げは障がい者スポーツの普及イベントに

営利目的の活動ではありませんので、ポロシャツ販売による利益が出た場合は、障がい者スポーツの普及活動に使用します。現在の計画では、車いすバスケットボール、もしくはボッチャ等の選手を招き、競技デモンストレーションや体験会、講話、交流会等を行い、障がいの有無を問わず誰でも参加できるイベントを2022年秋に大府市内で実施予定です(新型コロナウイルス等の影響で延期される可能性もあります。支援者の皆様には、詳細が決まり次第ご案内いたします。)。

写真は、大学の授業「アダプテッド・スポーツ」(大槻洋也 教授)での車椅子バドミントンの様子です。




③関わる全ての人が参加者

パラアートポロシャツ制作には至学館大学生以外にも多くの方が関わっています。買う人も着る人も支援者であり、プロジェクトの参加者です。参加者が多くの人とつながり、心を通わせることができるプロジェクトを目指しています。

④フェアトレードのポロシャツを使用

みんなが支えあう参加者になるためにも、フェアトレード(*2)商品を使用。SDGsの8つの目標の達成に寄与します。フェアトレード商品を導入がかかわるSDGsについては、こちらをご覧ください。

(*2)フェアトレード商品とは、公正な社会を作るために立場の弱い(主に開発途上国の)生産者や労働者の生活改善と自立を目指す貿易の仕組みです。例えば、フェアトレード商品は、児童労働、健康被害・環境破壊につながる農薬の大量散布等を認めていません。また、今回ポロシャツ仕入れ先である「SCOO」さんは、売上を活用し、生産国で学校運営をしています。

株式会社 フェアトレードコットンイニシアティブのブランド「SCOO」のポロシャツを使用します。フェアトレード等に関する詳細はこちらをご参照ください。



現在、パラアートポロシャツ実行委員会として7名の至学館大学生がかかわっています。


【城所早苗(至学館大学健康科学部栄養科学科2年)】

至学館大学に通いながら、趣味でイラスト制作をしています。今回の活動で、参加学生やパラアートに関わる皆さん、支援者の皆さんとの交流、自分自身のスキルアップを目指していきたいと思っています。




【山本雄大(至学館大学健康科学部栄養科学科3年)】

私たちは今、SDGs、フェアトレードといった課題にどのようにかかわっていけるのか、そして、障がいのある方々が今より元気に、いきいきと生活するために私たちにできることは何だろうか。

私たちなりに考えた結果が、パラアートを採用したポロシャツの制作、そして障がい者スポーツの普及・促進活動でした。多くの壁がありましたが様々な方に協力していただき、今があります。このプロジェクトを大府市全体とプロジェクトメンバー、そしてクラウドファンディングをしてくださる方と一つになって、想いのこもった一枚を作っていきたいと思っています。また、このプロジェクトを通じて皆さんに、少しでもSDGs、フェアトレードについて理解してもらえるとうれしいです。

 

渡会芽生(至学館大学健康科学部栄養科学科3年)

今までは「SDGs」、「フェアトレード」など単語では聞いたことがある、という程度でしたが講義を受けてその重要性を学びました。

しかし、実際には多くの方がまだ知らなかったり、知っていても身近に感じることが出来なかったりなど多くの課題があると感じました。

そこで自分たちでも出来ることは何か、視野を広げて考え、このプロジェクトを始めました。このプロジェクトでは私たち実行委員会以外にも多くの方に参加していただいてポロシャツの制作に取り組んでいます。このプロジェクトを通して多くの方に障がい者アートや障がい者スポーツを知っていただき、SDGsやフェアトレードについて身近に感じてもらえるきっかけになったらなと思っています。

クラウドファンディングでは主に活動報告の投稿を担当しています!活動状況やメンバーについても多くの方に知って頂けると嬉しいです!


このプロジェクトは、関わる皆さんが参加者であり、支援者です。また、それぞれの立場でこのプロジェクトを活用してもらえれば嬉しいです。

【大府市】

大府市では障がいのある方のアート制作活動を応援し、障がいと向き合いながら自立を目指すアーティストを応援しています。2021年12月に開催したパラアートおおぶ2021では、市内の特別支援学校の生徒が描いた作品を使用したボックスティッシュを制作し、輝く障がい者を社会に発信する取組を進めてきました。

本プロジェクトは障がいのある方の経済的自立や社会参加を応援することができます。ポロシャツの購入や着用を通してみなさんに広く、障がいについて理解を深めていただくきっかけとなればと思います。

左から パラアートおおぶ2021展示の様子(2点)

市内特別支援学校の生徒の作品をデザイン化したボックスティッシュ


【杉原直樹  大府市自立支援協議会会長/社会福祉法人憩の郷/精神保健福祉士】 

no art no life!

彼らにとってアートは自己表現であり、癒しであり、人とつながる手段です。

彼らのアートには、生きていることそのもののエネルギーがストレートに込められています。ポロシャツプロジェクトを通じて、彼らの作品とともに彼らが生きていることを知っていただきたいと思います。

大府市自立支援協議会は、市内の医療・福祉・企業など様々な人が所属の垣根を越えて集まり、障がいのある人たちが安心して暮らせる街を目指して活動しています。私たちは、一般市民と障がいのある方(このように言葉を分けなくてよい社会になってほしい)が一緒に活動できる本プロジェクトに強く賛同します。障がいのある方もない方も、子どもも大人もみんなで参加して、みんなで楽しんでプロジェクトを成功させましょう!ご協力宜しくお願い致します。


【二村洋輔 至学館大学健康科学部栄養科学科 助教】

至学館大学は、「名実ともに学生が主人公」である大学であることを目指し、日々教育活動に取り組んでいます。その学びは教室の中で完結するものではなく、実習・ボランティア等様々な形で地域社会と密接に結びついたものとなっています。今回のプロジェクトはそのような意味では、学生たちの学びの結晶であると言えます。

世界をまたにかけて活躍する第一線の活動者たちからフェアトレードについて学んだ学生たちの中から、地域社会になにか貢献できることはないかという声が挙がり、それが今回のプロジェクトに成長しました。

時に「象牙の塔」と揶揄される大学にできることは大きくないのかもしれません。しかしながら、日々の学びの中での気づきを活動のレベルにまで高めた今回のプロジェクトが、少しでも地域社会に貢献することができれば幸いです。




2022年1月

-作品公募開始


2022年2月

-採用作品決定


2022年3月

-ポロシャツ制作開始


2022年5月

-ポロシャツ、リターンを支援者の皆様に発送予定


2022年6月

-一般販売開始


2022年9月~11月

-障がい者スポーツのイベント開催予定


パラアートを採用したポロシャツ、障がい者アートを用いた特別バージョンのお菓子等を中心にご用意しました。より多くの方に、障がい者アートや障がいのある方の活動について知っていただく機会になればと思っています。


本プロジェクト全体の収支計画です。

収入 2,470,000円

 〇クラウドファンディング支援金等:1,000,000円

 〇ポロシャツ販売代:1,470,000円

支出 2,470,000

 〇ポロシャツ制作費(印刷費・版代等)1,370,000円

 〇ポロシャツデザイン料(パラアーティストへのお支払い):90,000円

 〇障がい者スポーツイベント経費:520,000円

 〇諸経費(クラウドファンディング、寄付に対するお礼や送料、手数料、通信費、予備費等):490,000円



私たちのプロジェクトにご興味を持っていただき、ありがとうございます。

新型コロナウイルスの感染拡大により、私たちの生活は自粛や制限だらけです。このまま、学生生活を終わらせたくない!そんな思いの中、過ごしてきました。そして、講座で講師の先生方から学んだことをきっかけに、何度も話し合いを重ね、自分たちにできることを考えてきました。

意見がまとまらないこともありました。本当に自分たちは挑戦していいのか不安に感じることもありました。

しかし、こうやって多くの皆さんの力をお借りし、活動をしていく中で、人と人が繋がりあう大切さを改めて感じました。今後はさらに多くの皆さんと協力しあい、心の通ったプロジェクトにしていきたいと思います。日常生活、学生生活はまだまだ制限の多いものですが、多くの人が希望を感じたり、夢を持てるプロジェクトにしていきたいです。

皆様のご支援をよろしくお願いします。



本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/04/06 12:19

    こんにちは!パラアートポロシャツ制作実行委員会です。皆さまご支援いただきほんとにありがとうございました。本日から渡会と一緒に活動報告をさせていただく堺です。よろしくお願いします!久しぶりの投稿になりますが、ポロシャツに採用するデザインが2つ決まりました!今日はそのうちの1つを紹介させていただき...

  • 2022/02/25 11:30

    こんにちは!パラアートポロシャツ制作実行委員会です!いよいよ本日が最終日となりましたが昨日もお2人の方からご支援頂きました!本当にありがとうございます!!!あと残り12時間ですがまだまだお待ちしております!☺制作中のポロシャツもリターン品も素敵なものばかりです!是非よろしくお願いいたします!!...

  • 2022/02/23 22:04

    こんばんは!パラアートポロシャツ制作実行委員会です!皆さまのご支援、本当にありがとうございます!クラウドファンディングも残り2日となりました☺1ヶ月という短い期間でしたがクラウドファンディングを通して少しでも多くの方の目に留まり、私たちの活動を知っていただけたことがとても嬉しいです!!☺残り日...

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