クラファン開始4日目で無事目標金額達成!
次なるゴールは実際に必要な家賃額「¥2,040,000」
つきましては下記のようにストレッチゴールを作りました!

¥1,500,000 → 逃げBar全体を再塗装、更なる白さへ・・・
¥2,040,000 → 店内の照明の数を更に増やし光で前が見えないような空間へ・・・
プロジェクト終了まで、引き続きどうぞよろしくお願いします!!


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2019年12月26日、コロナ禍の始まりと共にオープンした逃げBar White Outは、なんとかコロナから逃げ続け皆さんのお陰で2周年を迎えることができました。

当初計画していたサイレントフェス®︎専用のDJ Barとしての運用はほとんど叶わず、飲食店としても夜を規制されバー営業ができず、ホワイトアウトどころかお先はブラックアウト。そんな中、内装を気に入ってくれたカメラマンから徐々に口コミが広がり、撮影スタジオとしての需要が高まっていきました。そして現在に至るまで100名ほどの方にご利用いただき、支えられてきました。

「 白 人 魚 」model:久保亜沙香(@kubo_asaka ) photo:Jun (@puremoon0421 )

Photo: @cinemadrinker


model: @0_yowanai_  photo: @zuki_photograph/

しかしそれでも必要な家賃を支払い続けるだけの売上には届かず、資金不足のため残念ながら2022年3月末で閉店することとなり、下記のようなツイートをしました。

その後1週間ほど、思いがけず多くの方から閉店を惜しむ声や何かできることはないかというメッセージをいただきました。ここはもう自分の判断だけで終わらせていい場所ではないのだと思いました。逃げ場なんだから、そりゃそうだ。

そして大家さんにも改めてその旨を連絡し最後にチャンスをもらえないか打診したところ、4月から1年分の家賃を一括支払いできれば少なくとももう1年はこの場を延命できることになりました。

このクラウドファンディングは逃げBar White Out存続をかけた最後の挑戦となります。

プロジェクトはAll or Nothing形式となり、目標金額に届かなかった時点で全てのご支援は無効となり、3月末での閉店が確定します。


model: 片岡奈央乃( @n_mgmg_k ) photo:あおいゆり( @aoi_m_gray ) produce:倉垣まどか( @kuraga043)


横浜駅から横浜市営地下鉄で1駅の三ツ沢下町駅から徒歩1分にあるマルチスペースです。現在は不定期でバー営業やイベントをしつつ、レンタルスペースとして撮影スタジオやマーダーミステリーの会場としてご利用いただくことが多いです。

以前はウッディーでアットホームなカフェだった場所を全て手塗りで白く染めていきました。この2年間この空間にある白くない場所や物は見つけてはすぐに白く塗り、汚れては塗り重ね、白に取り憑かれたように過ごしてきました。

そのため、雑味のある厚みやコントラストが既製品やプロの仕事ではなし得ないこの空間独特の白の風合いとなりました。ここと同じ空間はもう2度と作れないと思います。

汚れた白に新たな白を塗り重ねていく時は「美しさってなんだろう」とか「正義とか社会に近いことしてるな」とか様々なことをメタ的に感じられました。

白の色彩効果か時間の感覚も曖昧になり(上記のような時計を設置してることもあり)「精神と時の部屋」や「天国」と喩えられることも多々ある、不思議な時空間が流れる場所です。

model : @misahodesuyo


360度すべてに映像を投射できるのでVJ演出やメディアアートの展示会場としてもよく機能します。

小囃 真己(こばやし まさき)@masaki0kobayasi篠崎マーティ@shotgun_marty

逃避交換日記というお客さん同士の交換日記をつくり、たくさんの逃避投稿が交換されていきました。

飲食メニューは調味料も含め完全無添加、有機野菜のみの使用にこだわりヴィーガンダルカレーや農家直送のサラダなどを提供していました。


ドリンクはノンアルコールメニューをメインとして、世界中で霊薬とされる様々なハーブ(カカオ、トゥルシー、ガラナなど)を使用した「エリクサー」というジャンルを日本で初めて取り入れ、ノンアルでも酩酊効果があったり、リラックス効果があったり、様々なエフェクトをもたらす13種類のエリクサードリンクを提供していました。

また、ギャラリーとして白い作品のみの企画展を催したり

”逃げる”をテーマにしたオンラインフォトコンを催したり

白葬というプロジェクト名で若年層向けの生前葬パッケージを作ったり

@Julanika_lenlen

こども食堂的にご近所にスープを配ったり

ステイホーム期間中に今すぐできる新しいことと一緒にテイクアウトを始めたり


次の誰かのためにコーヒー代を先払いしておけるようにしてみたり

逃げノートを作ったり

匿名で入店できるようにしたり

表紙をぜんぶ真っ白にして直感で本と巡り合う本棚を作ったり


緊急事態宣言で卒制展が中止になってしまった学生たちへ振り返え合同卒制展「卒業できなかった制作展」を開催したりしました。


今年も残念ながら卒制展の中止が早くも決定している学校があるようで、もしこのクラファンが達成して逃げBarが存続するならばまた今年も場所を提供したいと思ってます。


そもそも「逃げること」とは何なのか考えました。嫌な感じのすることから去ること、捕らわれそうな何かの力が及ばない場所に身を置くこと、人それぞれいろんな解釈があると思いますが、当時の自分は「星の視点から自らを見つめること」だと考えました。「人は死んだら星になる」という寓話が好きなのですが、逃げようと思うときはまさに自らの命や人生を俯瞰した時に覚悟が決まるなぁと振り返っています。

しかし、小学生の時は学校と家庭だけが世界だったように、日本しか知らなければ日本だけが世界のように、世界は自らの意識の範囲でできていて、ゆえにその世界のルールは時折絶対のものと思ってしまい、自死しか逃げ道がないと考えてしまうことがあります。

開業年の前年2018年、未成年の自殺者数が78年以降最悪の数値となりましたが、そのうち3割が学校の問題と言われています。もうどうしようもなく変わらないと思ってしまっている世界じゃない、もう1つの世界を感じられるような異空間を、異文化を、異場所を、誰でも気軽にふらっと入れる駅近の路面店、Cafe&Barのような形態でつくりたいとずっと考えていました。

都市はオンラインでも、オフラインでも人々の意識が吹雪のように吹き荒れていて、俯瞰して自らを見つめるには視界が不明瞭な現代です。逃げるためにはまず、吹雪から身を守る山小屋のような、何もないイマジネーションサンクチュアリが必要なように思いました。

それは本当は海や森や自然そのものがそういう機能を持っているのですが、そこまで行かずとも都心から30分圏内でノイズキャンセリングできる居場所を、ということで横浜につくることにしました。

命の終わりを考えてしまうような時、自分は音楽フェスが醸している自由が保障されているような空気に助けられていました。そこには人それぞれが自分の心地よさを大切にするからこそ、互いにケアしあうコミュニケーションがあって、人と人だけでなく自然との繋がりを感じて大切にする文化があって、当たり前に多様で、フェアで、それらを音楽が一体感をもたらして繋げてくれる、そういう逃げ場でした。

そして逃げBarも、そういう逃げ場です。

今は世界が真っ黒にしか見えないかもしれないけど、いつだって世界は真っ白で、選択肢は無限にあることを感じられる真っ白な空間にしたいという想いを込めて「White Out」という名前にしました。

前に進んでも後ろに進んでも、どれだけ登ってどれだけ落ちたって、世界は拡張されていきます。どこに進むべきかなんて、人類何万年の歴史の中で誰1人証明できていないし、きっと分かりません。諸行無常、盛者必衰の理の中でただただ動き続けること、バイオリズムそのものが命を規定し、世界を世界たらしめているのではと思います。

逃げることは恥でもなければ後退でもない、退化でなければ負けでもない。僕らを僕らたらしめる行為として尊重して、普通に選択できる選択肢としてパブリックとリレーションしていける場をつくれればと思い、この場をつくりました。

逃げBarオーナーの雨宮と申します。普段は体験作家という肩書で、仮想の世界の物語を小説として描き、その世界を体験として顕すような作品作りをしています。逃げBarで撮影いただいたインタビュー映像があるので、もし気になっていただけたらぜひこちらをご覧ください。

他にもこの場でたくさんの映像を撮っていただきました。ぜひご覧ください!

加藤監督の短編映画「殺手等級」





今回必要な資金の半分を目標額として設定いたしました。家賃が1月170,000円なので1年分で2,400,000円。必要な資金のせめて半分が集まれば、あとは自己負担でなんとかします。ご支援いただいた金額は全て家賃として使わせていただき、目標金額を上回った場合も全額家賃として振り込み、増えた分だけ逃げBarが続いていきます。

今回のリターンのご紹介です。
All or Nothing形式のため目標額を達成した場合のみリターンが実施されます。

応援プラン    :¥3,000    
・シンプルに応援したい遠方の方向け。謝礼メールを送らせていただきます。

応援プラン2    :¥5,000    
・シンプルに応援したいお近くの方向け。ご来店時に逃げBarオリジナルステッカー&お好きなドリンクをご提供。


スペースレンタル プラン :¥10,000
・撮影スタジオやイベントスペースとしてレンタルしてみたい方向け。クラファン限定のスペースレンタルプランです。通常休日の時間貸しだと3時間¥15,000のところ3時間¥10,000で休日、平日問わずご希望の空き日時にスペースレンタルが可能です。(ご予約時はHPスペースレンタル ページ最下部のお問い合わせフォームよりクラファンでご支援いただいた旨とご支援いただいたプラン名、CAMPFIREのアカウント名を記載の上ご希望の日時をご連絡ください) ※有効期限は2022年内まで。



スペースレンタル プラン/2 :¥14,500
・撮影スタジオやイベントスペースとしてレンタルしてみたい方向け。休日、平日問わずご希望の空き日時に5時間のスペースレンタルが可能です。(ご予約時はHPスペースレンタル ページ最下部のお問い合わせフォームよりクラファンでご支援いただいた旨とご支援いただいたプラン名、CAMPFIREのアカウント名を記載の上ご希望の日時をご連絡ください) ※有効期限は2022年内まで。

model-  @yunika623   photo-  @phantomyuuma  

スペースレンタル プラン/3 :¥25,000
・撮影スタジオやイベントスペースとしてレンタルしてみたい方向け。休日、平日問わずご希望の空き日時に終日(9:00~23:00)のスペースレンタルが可能です。(ご予約時はHPスペースレンタル ページ最下部のお問い合わせフォームよりクラファンでご支援いただいた旨とご支援いただいたプラン名、CAMPFIREのアカウント名を記載の上ご希望の日時をご連絡ください) ※有効期限は2022年内まで。



逃げBarで撮影プラン :¥25,000
・逃げBar内で最大3時間枚数無制限で写真撮影をさせていただきます。プロフィール写真や作品撮り、商品の物撮りなど内容はなんでも大丈夫です。日程やご希望のイメージなどは事前にメールで調整させてください。


1年間無料コワーキングプラン :¥50,000
・貸切利用時以外で空いてる日にちをコワーキングスペースとして年内無制限にご利用いただけます。全席電源+高速wi-fi完備で特別な没入感のなかお仕事ができます。(2/5 20:00より支援者様向けに詳細のご説明をZOOMにてさせていただきます。※ご参加が難しい方にはアーカイブ映像を後日送付いたします)

雨宮召喚券   :¥100,000    
・雨宮をお好きな場所に3時間召喚できます。事業計画やブレスト、撮影やDJ、物を書くことなどが得意です。神奈川県外に出張も可能です。 ※旅費交通費実費分が別途発生します

白葬/生前葬プロデュースプラン :¥180,000
・逃げBarでの生前葬をオーダーメイドでプロデュース致します。コンセプト設計から体験制作まで、あなただけの生前葬の企画制作を併走します。


店舗運営権プラン :¥1,000,000
・4月1日から7月末までの4ヶ月間、逃げBarを週に5日まで自由にご利用いただけます。スタジオや飲食店、ポップアップショップなど営利目的の事業運営も可能です。現状復帰していただければ内装も自由に変更可能です。事業内容、レイアウト変更については要相談の上最終決定。


クリエイティブディレクションプラン :¥2,000,000
・半年以内のプロジェクトに雨宮がクリエイティブディレクターとして週3日まで参画します。(プロジェクトの規模によってはOzone合同会社からチームをつくり参画します)




逃げることは勇気がいることです。

逃げBarとはいえ、入ってくるにはやっぱりちょっと勇気がいる。

だからどうしても逃げきれず、最後の手段を取ってしまう人だっています。

この世界にはどれだけの逃げ場があるでしょうか。

電話相談やシェルター、行きつけの店、実家、友人、教会、メタバース

たくさんの逃げ場があるようで、そのどれもに自分の居場所を感じられない人もいます。


逃げBarをつくる5年前には、現代の駆け込み寺をコンセプトにしたシェアハウスを横浜に立ち上げていました。

3人1部屋のボロボロの家に住みながら、家出とかDVとか様々な事情で逃げてきた人がやってきては夜遅くまで話を聞く生活をしばらく続けてました。

その時にシェルターや保護施設に行くのは嫌だけど今の場所から逃げたくてここがちょうどよかったという人が多くて、この世の逃げ場にはまだまだグラデーションが足りないんだなと思っていました。


そこで作ったのが逃げBarでした。
逃げBarにも様々な人が逃げにきました。

1人で逃げる時間をつくりに来た人、誰かや空間に逃がしてくれることを求めて来た人。

Barなのでシェアハウスよりも敷居が低く、ふらっととりあえずきてみたという人も多くいました。

それらしき人が来たとき、他の逃げ場との棲み分けを考えて自分は極力干渉せず、声もかけず

ただお水を渡したり、良い音楽をかけたり、部屋を暖かくしたり、逃避行換日記を渡したり、ごはんの時間帯であれば発酵食品多めの食事をそっと出してみたり、基本はそれくらいしかしません。

それでもこの真っ白な空間にしばらく佇んでいると、何かそれぞれに気づくことや消化していくことがあるようで、日記には「来てよかった」と書かれていることが何度かありました。


緊急事態宣言中の閉店間際。見知らぬ方から急にDMが来たときの出来事。「とても逃げたいのですがもうやってないですよね」とのこと。大丈夫ですよと返信して、閉店後にお迎えしました。入って1時間くらいは何も話さずただぼうっとただ佇んでいました。それからふと見ると涙を流していて、さすがに声をかけました。


仕事の人間関係に悩んでいて、辞めたいけど辞めない理由も沢山あって、どうしていいか分からずただ苦しくて逃げたいとのことでした。この世の多くの悩みはそんな風に、何かの決断をすれば解決するというよりも、何が悩みなのかもよく分からない状態の苦しさにある気もします。


聞くところによると一人暮らしをしてて、同期も違う部署で相談できる相手もいなくて、夜に帰るとどこも店が空いてないから行ける場所もなくて、ただ1人で家にいるのは苦しいとのことで、時短営業はそういう影響もあるんだなと思いました。


誰もが辛いときに辛いと打ち明けられるわけじゃないし、オンラインで匿名の誰かに相談できるわけでもなくて、そもそも悩みを聞いてほしいわけでもなく、ただ逃げたいという衝動だけがある中で逃げ場がない。そりゃ苦しいよなって思います。

逃げBarはただ在るだけですし、自分はただいるだけで、滅多にお客さんも来ない店でしたが、その日ちゃんとご飯炊いておいてよかったなぁと心から思ったし、ただ在るだけでも人の役に立てることがあるんだと思いました。


滅多に人がこない店だから基本的には求められていないのでしょうし、まぁそれはそれで社会的にはいいことなのだろうけど、身体を震わせて飛び込んできたあの人の顔や、恐る恐るやってきては勇気を持って声をかけてくれたあの人、定期的に逃げにくるあの人、1000人に1人くらいいるこの場所が逃げ場だと思ってくれている人たちのために、そして今後も現れるだろうそういう人たちのために、この場所はどちらかというとあった方がいいのだと思います。


本業のフェスづくりにおいても、多数派の人たちではなくて求める世界の形がどこにも見つからないような人たち、生きづらさを感じてどこかに消えてしまいたい人たちのために、ここではない世界を顕してきたけど、そんなこと言いつつも結局は自分のためで、自分がこの世界から逃げたかったのだと思います。目を背けるだけじゃ逃げたことにはならないから、1日だけのハレの場だけじゃなくて、日常的に存在する場として逃げBarをつくって、逃げ切るための仕組みを実験していました。


そんな中でオルタナティブな葬を考える個展を開いてみたり、シェア隠居なるプロジェクトを始めてみたり、AIに店の運用を任せてみたり、色々してきましたが未だ逃避行中だし、着地はきっと心でしか決められないと分かってはいるものの「逃げ」を考え続ける想像と創造の機関としてこの場でやってみたいことはまだまだあります。


この場に価値はあるのだろうか。
このクラウドファンディングをもって、最後に確かめたいと思います。


逃げBarは続いていくべきでしょうか?

ぜひ応援コメントでお返事いただけると幸いです。

 

 

雨宮 優 / 体験作家



















<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

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