「今のやり方ではダメだ!協力者の方に長く続けてもらえない!
 より多くの元気な笑顔を増やすためにはもっと支援が必要だ」

情熱と善意のボランティア精神だけで運営してきた私たちがこのような想いに至った理由をお伝えします。どうか最後までお読みいただけると嬉しいです。

■ご挨拶

はじめまして。お立ち寄りいただきありがとうございます。
「メンタル本大賞」発起人で実行委員会代表の成瀬俊昭と申します。

「メンタル本大賞」は今年2年目を迎えるフレッシュなプロジェクトです。
心が楽になる「メンタル本」でより多くの人を笑顔にしたいと考えて活動を始めました。

 「メンタル本大賞」サイト
  https://mentalbon.jp

 ※「メンタル本」とはこのような作品です。
  2021年 ノミネート作品は こちら
  2022年 エントリー作品は こちら


巷に「〇〇大賞」と名付けられた本のコンテストはたくさんありますが、私たちの活動はそれらとは少し違います。

営利を目的としないボランティア活動であり、目的は本を売ることではありません。
コンテストの形式を取っていますが、受賞作品を選ぶことが目的でもありません。

私たちは、心が楽になる本を「メンタル本」と名付け、本の企画背景や著者・編集者の意図を丁寧にお伝えすることにより、読者の方が自分に合った本を選ぶ際に役立つ情報の提供を目指しています。 

【実行委員プロフィール】

成瀬 俊昭(メンタル本大賞実行委員会 代表)
千葉県出身。大学卒業後、メーカー、ITベンチャー企業などを経て、1999年にオンライン書店ビーケーワンの設立に参画。2002年、蔦屋書店などを手がけるカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社に入社。Tポイント立ち上げに携わった後、株式会社MPD(日本出版販売株式会社との合弁会社)出向、EC事業部などでおもに物流業務に従事。在職中、自身のうつ闘病経験や1000冊以上のビジネス書を読んだ経験を活かして「メンタル本大賞」を創設(2021年1月)。退職後、NPO法人でのプロボノ活動などを経て転職。生きづらさを感じている人を元気にする活動を継続中。
おもに記事作成・WEB制作を担当し、メンタル本大賞実行委員会を率いる。

弥永 英晃(心理カウンセラー・作家)
福岡県生まれ大分市在住。元精神科看護師。うつ・パニック障害を経験し、心療内科クリニックの病院カウンセラーを経て独立。22年間、1万2千人超を98%の回復率で救う。楽天市場(カウンセラーランキング)で1位となった最新刊『[弥永式]パニック発作が起こらなくなってくる本』(大和出版)などの実用書、絵本、小説、漫画化作品など著書多数(累計18万部超)。5作品(3作品追加予定)が翻訳されるなど海外でも評価。「メンタルが壊れない頑張り過ぎない生き方」をテーマに執筆を続ける。
おもにSNSを利用した広報活動を担当。出版・書店業界の人脈を活かして、実行委員会の参謀として代表を支える。

細貝 しょう(心理カウンセラー・書店員)
千葉県出身。ウェディング業界、人材派遣会社で接客業を経験。書店にあった1冊の本から心理カウンセラーという職業を知り、総合住宅設備機器メーカーに勤務しながら通信制大学(人間科学科)に入学。その後、結婚・妊娠・出産を経て長男が1歳の時に卒業。NPO法人や企業の外部講師も含め、約200名の方に各種心理学講座を受講頂く。現在は各種講座、個人カウンセリングも行いながら、書店員としても勤務中。二児の母。
投票・アンケート集計などの地味な事務全般を含めて、取材・撮影、記事作成、広報までマルチにサポートする実行委員会のムードメーカー。


※「メンタル本大賞」創設への想いや成瀬と弥永の出会いはこちらの取材記事で語っています。


■クラウドファンディング挑戦の理由(活動方針の変更)

クラウドファンディングでWEBコンテンツを充実させるための協力者を確保したい!
そして社会貢献につなげたい!

第1回(2021年)は株式会社ブックダム様に協賛いただき、一部の運営コストを補填することができました。しかしながら、大半のコストは実行委員の自費で賄ったのが実情で、現在もまだその状態が続いています。

ご協力いただいた選考委員の方々や書評をご提供いただいた皆さまには、多大な労力を割いていただいたにも関わらず、謝礼はおろか書籍の購入代金すらお支払いできませんでした。

それでも、ご協力いただいた医師やカウンセラーの方々からは「やって良かった」との嬉しいコメントをいただきました!


第1回を終えて、予想以上の手ごたえを感じた私たちは、今後の活動方針について議論しました。

これまで、情熱と善意のボランティア精神だけで運営して参りましたが

「今のやり方ではダメだ!協力者の方に長く続けてもらえない!
 より多くの元気な笑顔を増やすためにはもっと支援が必要だ」

との想いに至り、クラウドファンディングに挑戦する決意を固めました。

■ビジョン

営利を目指さないボランティア活動であることに変わりはありませんが、皆さまのご支援を得て、気持ちよく参画してもらえる協力者が増えれば、「メンタル本大賞」サイトのコンテンツを充実させることができます。

そして、「メンタル本大賞」サイトに訪れてくれる人が増えれば、「しんどい」「生きづらい」と感じて苦しんでいる人に【心が楽になる】「メンタル本」の情報が届いて、結果的に救いの手が差し伸べられるのではないかと考えています。

苦しんでいる人が元気になれば経済成長につながる……。
そして、病んでしまうことを未然に防ぐことができれば、医療費削減にもつながる可能性があります。

「メンタル本大賞」の活動を続けることが、結果的に社会貢献につながると信じて、できる限り長く活動を続けていきたいと考えています。

クリックで拡大


■このプロジェクトが目指していること(着眼点)

コロナ渦、自然災害などによる急激な困難、社会変化などの脅威により、「しんどい」「生きづらい」と感じて苦しんでいる方が増えています。

読書は治療の手段ではありませんが、救われるきっかけになり得ます。

しかし、大量の本の中から自分に合った本を選ぶことは、文字を読むこと自体が負担な方、書店に足を運ぶことはおろか、外出すらままならない方にとっては非常に困難です。

「メンタル本」の中にはイラストを多用したものなど、読みやすい本が数多くあります。
私たちはこれらの本の企画背景や著者・編集者の意図を丁寧にお伝えすることにより、苦しんでいる方が救いとなる本を手に取りやすくなるのではないかと考えています。

究極は「メンタル本」を必要としない世の中になることが理想ですが……

今の世の中にはまだ「メンタル本」が必要です!

読者にやさしく寄り添いながら、既刊の良書をできるだけ長くじっくりと。
出版社・書店などの業界関係者の皆さまのお力を借りながら、メンタル本(とその情報)を届けたい。

私たちはこのように考えています。


現在、進めているプロジェクトの最新情報は下記をご参照ください。

 「メンタル本大賞2022」概要
 
https://mentalbon.jp/fy2022/


■問題意識・このプロジェクトに取り組む理由(設立趣旨

100人のうち2~3人が精神疾患を患っている深刻な状況

厚生労働省「患者調査」によると、精神疾患を有する総患者数は2002年に258.4万人。
2017年には419.3万人となり、15年間で約1.6倍となりました。

人口比で言えば、100人のうち2~3人が精神疾患を患っている計算であり、大変深刻な状況に陥っていると言えます。

苦しんでいても受診できずにいる人、2017年の数字であることをふまえると、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、より多くの苦しんでいる人が私たちの身近にいるに違いありません。

医師やカウンセラーなどの専門家に相談すれば、回復が見込めるのです。

精神疾患に対する認知や理解が進んだ結果、心療内科などの心のクリニックは、以前に比べて受診しやすくなりました。

しかしながら、苦しんでいる当事者を含めて、いまだに精神疾患に対する偏見や抵抗感を抱いている人が少なからずいるのが実情です。

インターネットやスマートフォンの普及により、手軽に多くの情報が入手できる時代になったからこそ、以前にも増して本に対する信頼性が高まっていると感じます。

苦しんでいる人の増加に比例するかのように、目にする機会が増えた「メンタル本」。

残念なことに、苦しんでいる人にとっては、書店にあふれんばかりに並べられた本(あるいは大量に表示されるインターネット検索結果)の中から、救いとなる本や情報を選び取るのは難しいかもしれません。

本や情報があまりにも多すぎる!

多すぎて、探せない・・・

この点に問題意識を感じています。

新刊書籍の発行点数は約7万点にのぼるといわれ、これは1日あたり200点弱もの新しい本が作られている計算です。

そして、読者がいざ自分の救いとなる本を探そうとすると、別の問題が立ちはだかります。

・ 実用
・ 健康
・ 心理学
・ 医学
・ エッセイ
・ 漫画、コミック
・ エッセイ、文芸
・ 自己啓発       など

さまざまなジャンルに散らばっているため、「メンタル本」が探しにくいのです。
読者にとってこの状況は、本との出会いを難しくしているように思います。


どれが「メンタル本」なのか見分けがつきにくい!
ジャンル横断で探せない!

同じようなタイトルの本でも、成功者やビジネスエリートたちが書いた本の中には、「努力が足りない」とばかりに「ゴリゴリ」にスキルアップを迫るようなハードな内容の本もあります。

心が折れてしまい、ヘトヘトになった読者が後者の本に出会ってしまったら、ダメージはいかほどでしょう。もはや悲劇でしかありません。

文字ものの本でもエッセイとなると別の売り場に並んでいたり、さらにイラストエッセイやコミックとなると…… 書店によってバラバラの対応(並べ方)がなされているのが現状です。

活字を読むことすら負担に感じるかもしれない人に
(効率よく、あまり負担をかけずに)「メンタル本」の情報を伝えたい!

これが「メンタル本大賞」創設への想いです。

まだまだ道半ばですが、訪れる方のシチュエーションに応じたさまざまな「メンタル本」の探しかたができるサイトづくり(情報提供)を目指しています。


■これまでの活動について

第1回「メンタル本大賞2021」については下記ページをご参照いただければ幸いです。
写真入りで詳しくご紹介しています。

 メンタル本大賞2021(トップページ)
 https://mentalbon.jp/fy2021/

 メディア掲載一覧
 https://mentalbon.jp/mediapub10/

※メンタル本大賞への想いを取材記事や対談にて語っています。


「メンタル本大賞2021」優秀賞の表彰のようす
著者・編集者と対談して想いを語りました!


世界に一冊しかないオリジナルフォトブック を副賞として贈呈。
本の作り手たちにも喜んでいただけました!

著者だけでなく、二人三脚で本づくりを行った(普段はクローズアップされにくい)編集者にも、クリスタルトロフィーを授与しました。

副賞として贈呈した一人一人異なる仕様のフォトブックを「〇〇さんが元気になれるメンタル本」と名付け、元気が出る読者コメントを散りばめた本にしました。フォトブックの中身はこちらの動画(55秒くらいから)にて雰囲気をご確認いただけます。

コストをかけずに喜んでもらうため、実行委員が時間をかけて1ページずつ手作りしました。
喜んでいただけたので、大変嬉しかったです。


■「メンタル本大賞」に寄せられたメッセージ

出版業界や読者の方に限らずさまざまな方々から応援メッセージをいただいています!

 「メンタル本大賞」に寄せられた応援メッセージはこちら
  https://mentalbon.jp/cheering/

※一部をご紹介いたします。

クリックして拡大(全文表示)



クリックして拡大(全文表示)


■出版社さまも「メンタル本大賞」の知名度アップにご協力いただいています!

【受賞作品の帯に記載】



【書店向け販促物に記載】


※各書店さまでの展開事例については こちら でご紹介


■今回のクラウドファンディングで得た資金の使い道

私たちが目指す「メンタル本大賞」を実現するために必要な費用は、リターンに必要なコストを含めて 概算で275万円(年間)と試算しています。内訳は以下の通りです。

① リターン制作・発送費: 50万円
オリジナル卓上カレンダーのコスト。

② 書籍代金(書評・記事執筆者向け): 60万円
20作品(単価1500円)×20名程度を目標とし、オンライン書店などからの直送により運賃を抑えたり、一部の出版社には無償・値引き提供のお願いをして全体コストを抑える予定。

③ 書評・記事執筆者への謝礼: 100万円 
リターンの支援者応援記事の制作コストも含む。 振込手数料を抑えるため、メールで贈呈できる「図書カードネットギフト」による支給も想定。

④ 表彰関連費(受賞者への贈呈品など): 20万円
協賛企業による一部負担により、コストを抑える予定。

⑤ システム・保守費(ドメイン維持費含む): 5万円

⑥ 広報活動費: 30万円
アンケート・投票などの謝礼やプレゼント、「メンタル本大賞」の知名度アップ、協力者確保やメンタルヘルス啓蒙活動に伴う費用として使用予定。

⑦ 商標取得費(弁理士費用・登録印紙代など): 10万円 ※2022年のみ

上記の合計275万円のうち、「① リターン制作・発送費 」50万円にCAMPFIRE手数料(17%+税)を加えた【合計60万円】を初回の目標金額といたします。

支援金額に関わらず、全てのリターンをお約束します。
いただいた資金は上記の丸数字の優先順位で使わせていただく予定です。

「メンタル本大賞2022」の実行については、支援金額に応じてやむを得ず、規模の縮小/外部委託の回避/実施方法などの変更を行う可能性がございますが、別途援助いただける方の確保などにより、最善を尽くして必ず実行いたします。

<支援金額が【275万円】を超えた場合>
お支払いできなかった昨年の選考委員・書評提供者への謝礼をお支払いした上で、実行委員活動費、「メンタル本大賞2023」の準備費用などに充てさせていただきます。

■リターンについて

10種類のリターンをご用意いたしました。

1,000円からお気軽にご支援いただけます。
支援金額に関わらず、CAMPFIREの支援者限定記事の投稿機能を利用して、活動報告(隔月)をさせていただきます。


3,000円以上
支援者の方のお名前を「メンタル本大賞」サイトの特設ページにて掲載。


5,000円以上
実行委員チョイスのメンタル本の中からピックアップした【心が楽になる】フレーズを添えたオリジナル卓上カレンダーをお届けします。


10,000円以上
金額に応じて、代表とのコミュニケーションの機会を設けます。個人・団体問わず、WEBサイトをお持ちの方は「メンタル本大賞」サイトにURLリンク付きでお名前を掲載させていただく15,000円以上のコースをおすすめします。


50,000円(おもに個人を想定)
「メンタル本大賞」サイトのPRページにて支援者の方のより詳しいご紹介をさせていただきます。


100,000円以上(おもに企業など団体を想定)
協賛パートナーとして「メンタル本大賞」サイトにてご紹介します。金額に応じたページ数で、支援者の方を応援させていただく記事(メンタルに関連した内容)を心を込めて制作し、PRさせていただきます。


 ★応援記事(5ページ)の例① ライツ社様のご紹介記事


 ★応援記事(4ページ)の例② ブックダム様のご紹介記事

 

 ★応援記事(1ページ)の例③ 
 https://mentalbon.jp/topics/3957/


リターンについての詳細は、各リターンの説明欄をご参照ください。


■実施スケジュール(予定)

2022年
2月 エントリー作品発表こちらにて掲載中)
6月 ノミネート作品発表
9月 一部受賞作品を先行発表

10月10日 世界メンタルヘルスデーにあわせて【大賞】受賞作品を発表

詳細については下記をご参照ください。

「メンタル本大賞2022」トップページ
 
https://mentalbon.jp/fy2022/


■最後に

かなりの長文となってしまいました……。
最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございます。

ネガティブに受け止められがちであった「メンタルヘルス」は、もはや誰しもが他人事では済まされないテーマとなりました。

しかしながら、まだまだ啓蒙・認知が不足していると考えています。

メンタルヘルスに関連した日には以下のようなものがありますが、皆さんはいくつご存じでしょうか?

3月 自殺対策強化月間厚生労働省HP
7月1日 こころの日日本精神科看護協会HP
9月10日~16日 自殺予防週間厚生労働省HP
10月10日 世界メンタルヘルスデー厚生労働省HP

私たちは甚だ微力ではありますが、 「メンタル本大賞」サイトでこれらの認知を広げるお手伝いをすることにより、メンタルヘルスの啓蒙活動に取り組んでいきたいと考えております。

病んでしまう前の予防のきっかけとなり、「生きづらさ」を感じている人や精神疾患に対する偏見や抵抗感を抱く人が減り、世間のメンタルヘルスに対する受け止められ方が少しでも変われば、大変嬉しく思います。

「メンタル本」がより身近な、気軽に手に取りやすい存在となり、大切な人が苦しんでいるときに

「メンタル本大賞サイトに紹介されている本を読んでみたら?」

と話題にしてもらえるようなWEBサイト運営(情報提供)を目指したいと思います。

皆さまのあたたかいご支援を心よりお待ちしております。

メンタル本大賞実行委員会


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください