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学生の夢を叶える|Chillい日本酒で日本酒を新たなステージへ!

京都の「学生酒づくりプロジェクト」が、京都の酒蔵「若宮酒造」協力のもと、若者のための新しい日本酒づくりにチャレンジしたプロジェクトです。

現在の支援総額

569,400

113%

目標金額は500,000円

支援者数

114

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/03/01に募集を開始し、 114人の支援により 569,400円の資金を集め、 2022/03/31に募集を終了しました

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現在の支援総額

569,400

113%達成

終了

目標金額500,000

支援者数114

このプロジェクトは、2022/03/01に募集を開始し、 114人の支援により 569,400円の資金を集め、 2022/03/31に募集を終了しました

京都の「学生酒づくりプロジェクト」が、京都の酒蔵「若宮酒造」協力のもと、若者のための新しい日本酒づくりにチャレンジしたプロジェクトです。

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■これまでの日本酒のイメージを一新する、新しい日本酒をつくりたい!

【自己紹介】
はじめまして「学生酒づくりプロジェクト」です。
このプロジェクトは、京都府綾部市にある酒蔵「若宮酒造」の木内社長の協力のもと、若者のための新しい日本酒づくりのために立ち上げられた産学連携プロジェクトです。

京都府綾部市の綾部高校農業科3年生が初めて栽培/収穫した酒米「五百万石」を使い、福知山公立大学地域経営学部の学生が商品企画と酒造りを担当、京都工芸繊維大学デザイン専攻の学生がラベルデザインを担当して、これまでの日本酒のイメージを一新する「若者による若者のための日本酒造り」にチャレンジしています。

プロジェクトメンバー写真

 そんな「学生酒づくりプロジェクト」で初めて企画・醸造した日本酒が、京都府綾部にある酒蔵「若宮酒造」から、近日発売となります!

「CHILLな夜に癒しを得る」という、若者のための新しい日本酒です!
CAMPFIREでは、実際の発売に先立つ先行販売を行います!

この日本酒には、学生のこんな気持ちも詰まっています。

せっかくの学生生活も、既に半分くらいがコロナ禍でリモート授業。
楽しみにしていたサークルや飲み会も、なかなか楽しめていません。
バイトだってシフト減らされて、収入も減りました。
仲間とアホな話をしてたって、一人になるとなんとなく寂しくなります。

そんな気分になること、ありませんか?

そんな「Chillい気分」を優しく癒してくれるのが、この日本酒「CHILLな夜に癒しを得る」です。商品の詳細は、下のほうまで読み進めてください。


僕たちは、この「CHILLな夜に癒しを得る」で、若者の日本酒に対するイメージを一新させたいのです!
これまでの日本酒にはない、「Chillい日本酒」をぜひ味わってください!

■知らなかった。日本酒って美味しいんだ!

【プロジェクトの経緯1~きっかけは、日本酒の美味しさを知ったから~】

まずは、私たちがこのプロジェクトを開始した理由から説明します。
そもそものきっかけは、福知山公立大学地域経営学部の谷口ゼミに「日本酒づくり」の話が舞い込んできたところから始まります。

「ゼミのテーマが日本酒づくり?」第一印象は、驚きと戸惑いでした。  

日本酒の画像

日本酒なんて、まともに飲んだことないなぁ・・・
でも、なかなか体験できる話でもなさそうだし・・・

そんな悩んでいる私たちに、「酒蔵へ日本酒飲みに来ないか?」というお誘いがありました。
酒蔵なんて行ったことないし、仮にこのテーマを選ばなくても、見てみるのもいい経験かなと軽い気持ちで数名のメンバーで参加しました。  

メンバー酒蔵にて

 その一方で、私たち学生に共通していたのは、「本当に日本酒なんてテーマ選んで大丈夫だろうか」という心配でした。なぜならメンバー全員が、「日本酒なんて、メニューの選択肢からも外れている眼中にないお酒」だったからです!

アルコール度数が高くて、独特の匂いがちょっと苦手。
なんとなくおじさんぽい感じも、倦厭している理由のひとつ。
ほぼ飲んだ記憶がないお酒です。  

ゼミの先生に連れられて到着したのは、京都府綾部市にある酒蔵・若宮酒造。社長の木内さんは酒蔵を案内してくれて、日本酒のつくり方を説明した後、何本かの日本酒を持ってきてくれました。 

 

若宮酒造

 「まあ、一口舐める程度でもいいから飲んでみな。こっちの酒が・・・」
木内社長は、数種類の日本酒の説明をはじめます。

正直、あまり気乗りのしないまま、一口サイズのミニカップに注がれた日本酒を口にします。
「ん? なんだ? 全然イメージしていた匂いがない・・・。
すっきりさっぱりした喉ごしは心地よく、ほのかな香りが鼻に抜けていく感じ。」

 えっ!日本酒ってうまいんだ!!

一気にスイッチが切り替わるのが分かりました。
帰り道、ゼミの仲間と話をすると、みんな同じ感覚を味わっていたと言います。
よし、ゼミでは「日本酒づくり」をやろう!そう決めた瞬間でした。

■若者の酒離れ半端ないって!!

【プロジェクトの経緯2~本当に若者酒飲んでなんです!~】

そんなこんなで足を踏み入れた「日本酒造りプロジェクト」。
酒蔵の木内社長からは、「若者の酒離れが激しいから、学生の君たちに自分が飲んでみたい日本酒を考えて欲しい」と言われました。

「若者の酒離れ」なんとなく聞いたことはあったけど、どれくらい離れているのだろう。
調べてみました。まずは、日本酒の生産量がどれくらい減っているのか・・・
ググってヒットしたのは、国税庁の「清酒の課税数量の推移」。

 ちょっと待って!とんでもない右下がりなグラフが・・・
ピーク時の昭和48年度(177万KL)に対して平成29年度はピーク時の1/3以下(53KL)にまで減少してるって・・・

 三分の一ですよ!? 

清酒の課税数量の推移

※出典:国税庁(https://www.nta.go.jp/taxes/sake/shiorigaikyo/shiori/2019/pdf/200.pdf

では若者に限定すると、どれくらい酒から離れているのか・・・
「若者の酒離れ」でググって・・・
見つけたのは、厚生労働省の「国民健康栄養調査」。

1997年と2017年の20年間で飲酒習慣率は・・・
男性は全ての年代で低下。20~30代男性なんて、ほぼ半減じゃないすかっ!
女性はもともと低い数値なのに、20歳代女性がガクンと減って、わずか3%・・・

飲酒習慣率20年での変化

コロナの影響で売り上げ厳しいと言っていた木内さん、そりゃ何とか若者に飲まれる日本酒つくりたいって考えるよなぁ・・・。

このまま時代が進めば、日本酒飲む世代がいなくなっちゃうんだもんなぁ・・・。
でも、この頃の僕らは生みの苦しみをまったく分かっていませんでした(笑)。

■コンセプトが出てこなぃ〜 !!

【プロジェクトの実態1~コンセプト作り~】

そんなこんなで、ゼミのみんなで集まって、どんな日本酒にするのか「企画会議」っていうやつをやってみました。

が、まったくもってコンセプトが出てきませんっ!

僕ら谷口ゼミは地域経営学部ということもあり、地方創生なんてことも授業でやっていたりするものなので、ついつい「ふるさとの仲間や家族と飲む酒 」なんて方向性に向かっていきます。 

ちっ違う・・・
そうじゃない・・・

自分たちでも「若者のための日本酒」って、もっと勢いのある感じ、こっちの方向じゃないことは分かってるんだけど、勢いのある企画全然出てきません!

 

そんなこんなで企画に迷っていると、酒米担当の綾部高校農業科のみんなは、「稲刈り」の準備ができたらしい。高校生は、順調に稲刈りを開始しました。

稲刈りの様子

やばい。高校生頑張ってるのに・・・。
このままでは、コンセプトが決まらない・・・。

■酒づくり開始までにコンセプト間に合うのか・・・?

9月中にコンセプト決めないと、酒づくりが始まる!
でも、なかなかいい企画は浮かんでこない・・・。

やばい・・・。
これじゃあ、日本酒つくれない・・・。
卒論書けないぞ、どうしよう・・・。

そんな状況を打開するため、木内社長がプロデューサーなる人を連れてきました。

おお、なんかプロはすごいぞ。
何やらいろんな切り口のヒントをくれる。

しかし、「どんな日本酒があったら飲んでみたいか?」そんな質問に出てくる僕らのアイディアのお粗末さ・・・ 

『合コンでカップルになれる酒』って、飲んだだけでモテるようにならんやろ!
『嫌なことがあった時に飲む日本酒』って、それ単なるやけ酒やん!
『罰ゲームで飲む、アルコール度数の高い酒』って、それ危ないやろ!

あ~、やっぱり俺ら企画に向いてないのか・・・? 

そしてタイムリミットの9月末。
やっぱり、企画は決まりませんでした・・・。
終わった・・・。

そんな状況の中、プロデューサーから出てきたのは「2週間だけ、木内社長から時間もらいました。この間に、なんとか決めます!これを過ぎると、酒づくりがはじまってしまいます!」という言葉。

もうお尻に火ついてます。
プロデューサーも、かなりやばいと思ったらしく、個人面談が始まりました。

■プロデューサーChillに食いつく!

【プロジェクトの実態2~コンセプト決定!~】

もはや、会議での議論では決まらないと考えたのか、始まった個人面談。
面談の前には、趣味や好きな音楽や映画、休日の過ごし方などのアンケートに答えさせられました。
やばい!プロデューサーも必死やん!プレッシャーえぐいて!!

そんな個人面談で、ひとり1案企画を決める。
そして、各案の中から最終的なコンセプトを決定するということになっています。

メンバーそれぞれがプライベートな経験からコンセプトを検討しました。
ある人は「温泉と読書」をテーマにした企画を、そしてある人は「格闘技」をテーマにした企画を、そしてある人は「好きな音楽」をテーマにしました。

「最近どんな音楽聴いてるの?」
そんなプロデューサーの問いに「Chill系のHipHopっすかね」

 

「ん? チル・・・? 何それ?」
Chillを知らないプロデューサー、Chillをググります。

「ん?リラックス系でHipHop? どういうこと・・?」
とググってもピンときていないプロデューサー。

※どう考えても、リラックスとHipHopがマッチしない・・・

具体的なアーティスト名を説明すると、その音楽をYouTubeで確認し、プロフィールを確認しはじめるプロデューサー。

そして、実際にChillいラップを聞いて、納得したようです。

「いいじゃん、HipHopをイメージした日本酒なんて、新しいよ。しかも、ゴリゴリのラップじゃなくて、ゆったりしたおしゃれなラップなんて、若者でしかイメージできないよ。若者ならChillって言えば分かるんでしょ?」

Chillという言葉を知ってから十数分。
そして、プロデューサーは一気に「商品名を決めよう」、商品名を引き出すための質問攻めを開始するのでした。

ネーミングの裏話は、また今度情報を更新しますね。

そんなこんなで、3案の中から勝ち残ったのが「Chillい日本酒」という訳です。
その企画シートがこちら。

■Chillい味、どうやってつくるの・・・?

【プロジェクトの実態3~味を言語化する~】

さて、何とか延長後半のロスタイムで、なんとかゴールを決めることができた僕たちですが、次の関門は杜氏としての木内社長にコンセプトのイメージを理解してもらい、いかにイメージした味に仕上げてもらうかです。

プロデューサーと同世代の木内社長も、当然「Chill」なんて知りません。
HipHopと言えばデカいラジカセ肩に乗せて踊るやつだろ?

もう世代間ギャップにやられながら、おやじギャグやダジャレにも負けずに、必死でイメージを説明しようと努力します。 

ただ、「カフェでカクテルにして販売する」って説明に反応しました。
「カフェって、どんな雰囲気のカフェだ? まさか、昔ながらの喫茶店じゃないよなぁ?」
木内社長が、具体的にイメージしはじめたようです。

しかし、我々も具体的なカフェのイメージが伝えられません・・・
なぜなら、カフェなんてチェーン店くらいしか行ったことないんです・・・(涙)

そんな悲しいやり取りに、プロデューサーが助け船を出してくれました。

「ほら、大学周辺のカフェ、ググってみたぞ」
おっと、見覚えのあるカフェを発見。
数少ない西海岸風のサーフっぽいイメージのおしゃれカフェ。

※写真はイメージです。実際の店舗ではありません。

「おー、なるほどな。夕暮れ時の海岸か・・・ それがChillなのか・・・ 分かった!」
木内社長、イメージできたみたいです!

そこから僕らには細かいことは分かりませんが、何かこんなことを言っていたような・・・

今回の酒米はちょっと甘めに仕上がりそうだから、酵母をいつもと違ったやつを使ってみるかな。ただ、その酵母だとちょっと香りが立ちそうだから麹をつくる時に・・・やべえ、全然何言ってるかわかんねぇ・・・

日本酒のつくり方、勉強しなきゃ!! 

ここから先の酒づくりに関しては、追って情報を更新していきますので、ぜひ楽しみにしていてください。ご支援いただいたみなさんには、酒づくりの裏話も教えちゃいます!

こんなドタバタ劇の果てに、ようやく完成したのが「CHILLな夜に癒しを得る」です。
ラベルデザインも、若者らしくインパクトのあるものになりました。

朝早くから麹の仕込みやテイスティングなど、本当に貴重な体験をさせていただきました。
出来上がったお酒は、確実に自信作です!

きっと、これまでの日本酒の感覚とは一味違う、若者に好まれる風味に仕上がっていると考えています。言葉で理解するよりも、ぜひご支援いただき、実際に味わってください!

皆様のご支援、お待ちしております!

■杜氏・木内より皆様へ

この度は、当クラウドファンディングのページをお読みいただき、誠にありがとうございます。若宮酒造の代表であり、杜氏の木内でございます。

今回のプロジェクトは、このような経緯で「学生が、日本酒に対して偏ったイメージで倦厭していたことに気付き、自分たちの発想で若者に好まれる日本酒を造ってみたい」という熱意をもって取り組んでくれたものです。

学生に日本酒の美味しさを分かってもらえたときには、杜氏としてほっとしました。

自分たちでは自信を持って醸造していても、受け入れる若者世代には見向きもされていない状況。ただ、若者が本気で飲みたい酒を造ってくれれば、何か切り開くきっかけの第一歩になるかもしれない。そう信じて、コンセプトが決まるまでの時間を辛抱強く待ちました。

そしてようやく、若者らしい「Chillい日本酒」というコンセプトを出してくれました。

今、いろいろな場面で「Chillい日本酒」の話をすると、非常にいい反応をいただいており、コンセプトとしてはターゲットと時代にマッチしたものができたのではないかと感じています。

 しかし、醸造という観点から見ますと、今回のコンセプトは杜氏泣かせのものでした。
クラシカルな日本酒や、最近増えているワインのようなフルーティーな日本酒ではない、「今までの日本酒のイメージを一新する味わい」ですから、悩むのは無理ありません。

まず頭に浮かんだのは「酵母」をどうするかです。

これまで使ってきたものでは到底彼らの要望を再現できません。さまざまな酵母を調べつくし、吟醸酒の芳醇な香りの主成分であるカプロン酸エチルの生成は若干低く、他の香り成分もそれなりに多いタイプの酵母にたどり着きました。

 「麹」も、「香りはそこそこで、味はしっかりめ」という彼らの要求を吟醸で再現する必要があります。大吟醸用の麹と同じ温度経過を取り、米の中心までしっかりと菌をまぜ込ませ、長期醪に耐えられるものとしました。純米吟醸なのに大吟醸並みに手が掛かりました(笑)。 

そのため、「飲み飽きしない、つまみを選ばない」スッキリしながらも、後味でほのかな癒し系の香りが鼻に抜けるお酒になっているかと思います。

今回の日本酒「CHILLな夜に癒しを得る」が、学生の想いのように「若者に受け入れられる新しいステージに上れれば」と願っております。 


今回の産学連携プロジェクトは、綾部高校・福知山公立大学・京都工芸繊維大学の3校が連携して取り組んだプロジェクトです。それぞれの高校・大学の生徒・学生が、それぞれの立場で若者に受け入れられる日本酒のために一生懸命に取り組んでくれました。プロジェクトを支えていただきました皆様、そして継続的にプロジェクトを取材していただきましたメディアの皆様に関しましては、感謝申し上げます。

この日本酒「CHILLな夜に癒しを得る」が、少しでも日本酒市場の新たなマーケットを切り開くきっかけになればと願っております。 

ぜひ、どんな味か味わっていただき、感想をSNSなどでお伝えいただければ幸いです。皆様のご支援、心より感謝申し上げます。

■商品概要

商品名:CHILLな夜に癒しを得る
サイズ:300ml 及び 720ml の2サイズ
原料:米(五百万石)、麹
アルコール度数:15度

商品の販売に関しては、下記の若宮酒造にて行います。

1.販売場の名称及び所在地:若宮酒造株式会社 京都府綾部市味方町薬師前4   
2.酒類販売管理者の氏名:木内康雄(代表取締役・杜氏)
3.酒類販売管理研修受講年月日:令和3年6月17日 
4.次回研修の受講期限:令和6年6月16日
5.研修実施団体名:福知山小売酒販組合

昨年2021年に注目された「チルい」という雰囲気を表現した新しい日本酒です。

クラシカルな日本酒特有の風味とは一線を画した、「スッキリとした爽やかな風味」が特長です。 
今回企画した学生も、クラシカルな日本酒独特の風味が苦手で、かつ海外で人気の華やかな香りの日本酒とも異なる風味を求めていました。ある種、既存の日本酒のイメージの対極にある新しい風味の日本酒です。 

「スッキリとした爽やかな風味」は、クラシカルな日本酒を苦手とする方でも飲みやすく、ほのかな癒しを感じさせる香りが鼻に抜ける後味の感じは、これまでの日本酒にも洋酒にもない新しい味覚ではないかと考えています。

飲み方も、冷酒としてストレートで飲むのはもちろん、炭酸で割ったり、氷でオンザロックにしたり、モヒートのようなカクテル風に飲むのもおすすめです。 これまでの日本酒の常識にあてはめず、自由な飲み方で味わっていただける日本酒となっていると考えています。

■リターンに同梱するコースターについて

コースターは、若宮酒造のある京都府綾部市の間伐材を使用したものです。

京都府綾部市は、総面積 34,710ha の 76.5%に当たる 26,560ha の森林を有する自然豊かな場所に位置しています。ここを流れる由良川水系は、流域の約9割を占める山地を縫って流れる一級河川で、オオサンショウウオの生息が確認されるような自然環境の整った環境となっています。

私たちは、この広大な森により生まれる上質な水を使って酒づくりを行っています。
そのため綾部市では林業も盛んで、間伐材を専門に扱う研究所も存在します。今回のコースターは、そんな綾部市の間伐材を活用したものとなります。

コースターへの印字は、京都府立工業高等学校の生徒が、ひとつ一つレーザーで刻印してくれたものです。ぜひ、記念にお使いいただければと考えています。

■プロジェクト詳細

目標金額:500,000円
募集形式:本プロジェクトはAll in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

※お酒は20歳を過ぎてから。お酒が含まれるリターンは、20歳未満の方はご支援いただけません。
※「CHILLな夜に癒しを得る」は酒類製造販売業免許を保有する若宮酒造株式会社(酒類製造免許番号 福知山第1号(大正時代に創業のため、最近の番号と表記が異なります))から発送させていただきます。

■Q&A|支援前にご一読ください。

Q1.商品は一般販売されますか?
A1.クラウドファンディング終了後、一般販売も行います。

Q2.海外への発送はできますか?
A2.海外への発送はできません。あらかじめご了承ください。

Q3.リターンの発送時期について、詳しく教えてください。
A3.リターンの発送は2022年4月より順次行う予定です。

Q4. 個人情報の取り扱いについて、詳しく教えてください。
A4. 商品発送とお問い合わせの対応を目的として、若宮酒造株式会社にて支援者様の個人情報を使用させて頂きます。また今後の取り組みなどについて、若宮酒造株式会社からメールを送付させていただく場合もございます。あらかじめご了承ください。

■メンバーからひと言

福知山公立大学谷口ゼミ 谷口知弘 教授 

日本酒はとっても美味しいのです。寒い冬、鍋と一緒に本醸造を温燗でいただく。夏の暑い日、冷やした純米をいただく。常は常温でコップ酒。至福です。しかし、この喜びは時代遅れのおっさんの独りよがりだったと思い知りました。学生たちは、このプロジェクトで日本酒の味をしり、酒蔵で作業し、酒づくりびとと語らい、自分の暮らしと日本酒を重ねて、まったく異なる喜びや楽しみを日本酒に見つけだしたのです。そして、若者のアイデアを杜氏が受け取り新しい酒が生まれます。楽しみです。楽しみです。

福知山公立大学 嶋野将之(リーダー&note担当)

今回のプロジェクトを通して、日本酒が現在置かれている状況を初めて知りました。若い世代の日本酒離れや、コロナ禍の影響もあり、日本酒の売上自体も下降傾向にあります。そこで自分達で何かできることがあればと思い立ち、この「私たちが本当に飲みたいお酒」づくりに携わることを決意しました。この「私たちが本当に飲みたい」お酒を通じて、若者とお酒の接点をつくり、私たちがその架け橋になることができればと思います。

note:学生酒づくりプロジェクト
https://note.com/f_sakeproject

福知山公立大学 明野由玖(SNS担当) 

「Chillな夜に癒しを得る」は若者をメインテーマとした日本酒ですが、世代問わず人それぞれに無限の楽しみ方があるはずです。また、今回のプロジェクトで日本酒と自分の接点を商品という形として残せたことに本当に感謝しています。味わいも今までの日本酒と違った飲みやすいものとなっていますので、1日の終わりやChillして心を癒したい時などに飲んでいただきたいです。

twitter:学生酒づくりプロジェクト
https://twitter.com/f_sakeproject

福知山公立大学 橋本峻佑(イベント/プロモーション担当) 

 

今回のこの活動は自分にとってもとても貴重な経験でした。沢山の没案の果てにできた商品であり、とても思い入れも深いです。高校生が作って大学生がコンセプトとラベルデザインをしたというストーリーまで味わって、頂けたら嬉しいです。

京都工芸繊維大学 中川桂(ラベルデザイン担当) 

 自分なりのチルのイメージでラベルをデザインしました。“チルい”とは世代を跨いで共通して持つ感覚であると思います。ラベルから何かを感じて興味を持ってもらえたら嬉しいです。

綾部高校農業科3年生(酒米の稲作担当)

普段の実習とは違い、商品にするための栽培だったので緊張しました。今回の「五百万石」は、粒は小さくても心白が大きく、麹菌が入り込みやすいのが特徴です。日本酒があまり飲まれていないらしいので、いろいろな人に飲んでもらえるといいなと思います。

プロデューサー 辻岡克敏

今回の「CHILLな夜に癒しを得る」は、音楽を起点にコンセプトが語られていますが、決してHipHopだけをイメージした日本酒ではありません。Chillい気分のときChillい場所で、この日本酒に癒されてください。いわゆるクラシカルな日本酒とは異なる、日本酒の新たな方向性を示しているのではないかと思います。少しでも多くの若い方に、この新しい日本酒のおいしさを知っていただけたらと願っています。

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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