はじめに・ご挨拶

当ページをご覧いただきありがとうございます。

私たちは『静岡茶の販売促進を考える会』です。
『静岡茶の販売促進を考える会』では、大学の演習授業で静岡市梅ヶ島・大代地区を訪問し、農作業を行いながら中山間地域の課題解決に取り組んでいます。

梅ヶ島・大代地区では、農業が主な産業でお茶やシイタケなどを栽培している農家さんが多いです。

しかし、地区内では少子高齢化が進んでおり、農業活動の存続が危ぶまれている農家さんもいるのが現状です。私たちはこの演習活動を通して、地区の方々とコミュニケーションをとりながら、中山間地域ならではの課題の解決方法をチームに分かれて考えています。

取り組む課題内容はチームによって様々ですが、私たちは大代地区の主産業であるお茶販売について考えるチームとして、日々活動を行なっています。



このプロジェクトで実現したいこと

プロジェクトを通して梅ヶ島・大代地区のお茶を知っていただき、梅ヶ島茶を応援してくれる方を増やしたい!というのが目標のひとつです。
またこのクラウドファンディングをきっかけに、さらにお茶の販路を拡大したいと考えています。


私たちの地域のご紹介

梅ヶ島・大代地区は、静岡駅から安部川沿いに車で約80分北上した、標高720mの中山間地域です。山に囲まれた小さな集落が広がっており、一面お茶畑ののどかな風景が広がっています。

小さな集落ということもあり、一目で地区全体を見渡すことができる大代地区は、豊かな自然に囲まれて季節ごとに様々な表情を見せてくれます。住民の方もとても気さくな方ばかりで、私たち学生は大代地区が大好きです。




プロジェクトを立ち上げた背景

近年、茶葉の市場価格が低下しており、生産者にとって新たな収入源を獲得するための販路拡大が必要となっています。しかし生産者の高齢化により、農家自ら新たな販路を作り出すことは困難です。

しかし、お世話になっている大代地区のお茶農家さんや住民の方々のためにも、お茶販売のお手伝いを続けていきたい!という声がチーム内で多数上がり、私たち学生が『静岡茶の販売促進を考える会』を設立しました。

大代地区が中山間地域に位置していることや、近年のコロナ禍という環境下により、私たち学生が対面でお茶販売のお手伝いをすることも難しい状況にあります。

チームメンバーで話し合いをし、今の私たちがお茶の販路拡大を目指すためには、非対面でより多くの方に梅ヶ島のお茶に興味を持っていただくことが、お茶農家さんの助けになるのではないかと考えた結果、CAMPFIREでプロジェクトを立ち上げることになりました。



これまでの活動

私たちは普段の活動として大代地区に通い、肥料まきや草取り、剪定や収穫など、お茶農家さんの茶園管理作業を行なっています。

また、栽培管理のお手伝い以外にも大学内でのお茶販売の実施を行っており、主に販売に関わる活動を中心としています。昨年は、新たにCAMPFIREでプロジェクトを立ち上げました。


私たち『お茶販売チーム』はお茶の販売を手伝い、大代のお茶販売を支援することを中心に活動をしていますが、他のチームも様々な活動を通して大代地区の抱える問題解決を目指しています。

チームごとに取り組んでいる内容が異なりますが、どのチームも住民の方々の生活がより良いものになってほしいという共通の想いのもと日々活動しております。

せっかくの機会ですので皆様に大代地区と私たち学生の活動を紹介させていただきます。

このページを見てくださった皆様が、過疎地域のお茶生産・販売についてはもちろん、大代地区自体や大代での私たちの活動に興味を抱くきっかけになれば幸いです。


大学内でのお茶販売の様子


『茶園管理チーム』
→大代地区のお茶農家さんの所有する茶畑を管理させていただき、管理から収穫まで学生だけで行っています。茶園管理の活動は、3月から11月まで1年を通して行われています。茶園管理チームに所属していない学生も参加しており、受講生と地区農家さんが交流する場にもなっています。

2017年から茶園管理を開始しました。そして昨年からは新たに農家さんが手放した茶園の管理を加えました。この茶畑に大代地区を見渡せるデッキを作るという計画が始動しており、今後の進展が楽しみなチームのひとつです。





『獣害チーム』
→大代地区は標高720mに位置する中山間地域で、民家が集中している地区の中心を囲むように森があります。そのため獣害が起こりやすく、対策を行わなければ地区の農業や生活に被害が及ぶ可能性が大きいです。それを防ぐためにこの獣害チームの学生が住民の方と協力して、地区を囲むように設置されている電柵の点検や電柵の新調を行なっています。

獣害チームの活動は獣害を防ぐことで地区の産業を守り、活動を通して住民の方々の生活を支えていく重要な活動であり、チームメンバーはもちろん他チームの学生も協力して活動しています。





『大代存続チーム・テソロ』
→大代存続チーム・テソロは「10年後の未来でも大代地区が存続していくためには何が必要なのか」「住民の皆さんが幸せに生きていくために、私たち学生にできることは何か」という課題解決へ取り組み、地区の存続について考えているチームです。

住みやすさや暮らしやすさといった目に見える要素以外にも、住民の方々の想いや夢といった、目に見えない部分も尊重した地区の存続についても考えて活動をしています。このチームは、先に紹介した他の課題解決チームと協力しながら活動していくことも視野に入れており、これからの活動に期待が大きいチームです。


資金の使い道・実施スケジュール

売上として得た資金で農家さんから新たに茶葉を購入する予定です。
購入した茶葉は対面等で販売し、来年以降の活動資金の確保につなげたいと考えています。


販売するお茶について

今回は『まるうめ』と『梅里』というお茶を販売します。淹れた時の香りの良さと金色透明の水色が特徴です。この香りは、標高の高い場所で育ったお茶に特徴的なものです。山のお茶はタンニン(カテキン)が多く含まれるため、苦味が強いですが、65℃くらいのお湯でゆっくりと淹れることで苦味が少なく、飲みやすいお茶として楽しんでいただけます。飲んだことがない方も、この機会にぜひお試しください。


実際にこのお茶を飲んだ大学内の生徒からは以下のような感想が寄せられました。

・癖がなく、香りがよいお茶でおいしかった。ティーパックのお茶だったが、きれいな色をしていて飲みやすい味をしていた。

・とっても香りがよくておいしかった。色もきれいな緑色でお土産に買っていきたいお茶だなと思った。

・色は私が飲んだことのある緑茶と比べて、鮮やかで青っぽい緑な印象を受けた。味はちょっと渋いのかなと思ったが、逆に甘いお菓子や弁当と一緒に飲むことに向いているのかなと思った。


リターンのご紹介


    

・まるうめ【茶葉】200g  1900円   

・まるうめ【茶葉】100g  1200円

・梅里リーフ50g                940円

・ 梅里ティーパック5個入り     940円

・梅里ティーパック15個入り   1480円 



※価格は全て定価(税込価格・送料込み)です。

※上記の価格は一つ当たりの価格になります。セット売りも販売します。

各2個・3個セット(内容:まるうめ【茶葉】200g 、梅里リーフ50g 、梅里ティーパック15個入り)


※以下すべての商品の食品表示になります。

産地:静岡県静岡市葵区梅ヶ島

保存方法:高温多湿の場所を避けて保存してください 。

     また移り香に注意してください。


※付加価値として、お茶の美味しい淹れ方を記載したチラシや、現地でのお茶の栽培の様子などを紹介するチラシを同封します。また、プロジェクトメンバーからのお礼のお手紙を同封させていただきます。



最後に

自然豊かな梅ヶ島の気候で作られた、おいしいお茶を多くの方に飲んでもらいたいです。

ぜひこの機会に味わってみてください!

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/06/12 12:00

    農家さんより、支援者の皆様にお届けするお茶を受け取りました!これからは梱包などの作業に入りたいと思います。皆様のお手元にお届けできる日が近づいており、いち早く梅ヶ島茶の味を楽しんでいただきたいという気持ちでいっぱいです。どうぞ楽しみにお待ちください!

  • 2022/06/07 14:15

    プロジェクト公開から早1週間経ちました。ご支援をいただき誠にありがとうございます。嬉しい気持ちでいっぱいです!現在プロジェクトが公開中ですが、同時に大代地区への訪問&農作業のお手伝いも行なっています。お茶の収穫をお手伝いした学生が多くいるので、学生一同皆様の手元に大代のお茶が届くのを楽...

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