▼はじめにご挨拶
はじめまして。現役薬学6年生のH.C.と申します。
▼このプロジェクトで実現したいこと
①WELQに代わるWebサイトを構築
②貧乏な医療系大学生に記事作成を依頼
【①について】
「肩こりの原因は幽霊」といった内容の記事で話題となったWELQ問題から約1年が経ちました。当時サイトにSEO対策を施すことで、信憑性のない健康情報を発信するWebサイトでも検索上位表示が可能であったため、謎の健康情報サイトが蔓延しました。その状況を解決するために2017年12月、googleは健康や医療に関する情報について、より信頼性の高い検索結果が上位に表示されるよう、システムの改善を行ったと発表しました。
(参考:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171207/k10011250321000.html)
しかし、”信憑性が高く、わかりやすく、情報量の多い健康情報サイト”は絶対的に不足しており、参考になる情報に到達するのに苦労する状況は変わっていません。つまり、たとえ検索順位を変動させたとしても有益な情報が少ないことは変わりないのです。
そこで、”信憑性が高く、わかりやすく、情報量の多い健康情報サイト”が必要となります。
検索エンジンで「腰痛 原因」などと検索するとWELQに似たキュレーションサイト、アフィリサイト、製薬メーカーサイト、医療従事者ブログなどが表示されますが、上記のように一長一短があります。そこで、当プロジェクトにより”信憑性が高く、わかりやすく、情報量の多い健康情報サイト”を構築します。
【②について】
”信憑性が高く、わかりやすく、情報量の多い健康情報サイト”を構築するにはどうすれば良いか。
まず、医療・健康について信憑性が高い情報は医療従事者(医師・歯科医師・薬剤師・看護師など)によって発信されるべきです。しかし、日々の業務が忙しい医療従事者がネットにアップする記事を書くのは大きな負担となります。まして、平均年収1000万を超える医師にとっては時間に対する見返りが少ないため、実現は難しいです。
そこで、専門知識を持つ医療系大学生(医学生・歯学生・薬学生・看護学生)に依頼します。学生は時給1000円のバイトを必死で行います。そんな学生に時給2000円で記事作成を依頼すれば、学生は割の良いバイトになり、医療の勉強にもなります。ついでに質の高い医療・健康に関する記事が納品されます。
ただ、医療系大学生と言ってもピンからキリまで。学生のレベルが低いと納品される記事のレベルも低くなります。その対策として、私の後輩に限定して記事作成を依頼します。私は国立大学薬学部6年生であり、同じ部活には医歯薬学部の後輩が約70名おり、そのコネを使って協力してくれる学生を探します。彼らは 既に国立大学に合格できるレベルの学力が保証されています。
次に、わかりやすい記事を書くために、学生が書いた記事を私が編集します。わかりやすい文章を書く技術を習得するには、多くの文章を書いて練習する以外に方法はありません。学生にそれを要求することはハードルが高いため、学生には信憑性の高い(間違いのない)記事作りに専念していただいて、私が分かりやすく書き直します。
私は2つのWebサイトを構築した経験があります(いずれも300ページ以上)。最初に作ったサイトは披露するには恥ずかしすぎる文章なので教えませんが、もう一つは四国八十八ヶ所をテーマにしたサイトがあります。特に、仏像という専門性の高い内容について分かりやすく解説するページ(http://ohenro-88.com/butuzo/)に自信を持っています。このように、多くの文章を書いてきた私が"わかりやすさ"担当になります。
最後に、情報量の多いサイトにするために、多様な多くの学生に協力していただきます。前述のとおり、私には医歯薬学生のコネがあります。また、記事の品質を保つために論法(三段論法、因果関係、比較など)を解説する動画を協力してくれる学生に限定公開しようと考えています。
ここで言う情報量の多さは、記事の文字数の多さではありません。多様な疾患、薬、治療法、予防法、運動、栄養などの情報量を多くすることです。こうすることで、信憑性の高い、分かりやすい情報をもれなく一般の方に届けることができます。
もし、肩こりに特化したサイトを構築したとしても、その他の医療・健康情報を欲する方にとって、信憑性が高く、わかりやすい健康情報サイトが少ないという現状は変わりません。また、小規模の優良サイトが点在する状況は、一般の方が情報の見極めを行う必要が出てきます。
そこで、網羅的に医療・健康情報をカバーする巨大サイトを構築すればよいのです。つまりこれは、WELQに代わる医療系Webサイトを作ることになります。
補足として、完成した記事の監査を臨床経験のある同大学の先輩や同期に依頼します。現場で働くことは忙しいですが、記事の監査はゼロから文章を作るよりも負担が多くありません。また、彼らは日々、臨床論文をから医療情報を取得しているため、文章を批判的に吟味する能力に長けています。
▼プロジェクトをやろうと思った理由
学生時代、私の周りには時給1000円のバイトで必死に稼ぎ、大学の講義は睡眠時間とする人が多くいました。私は割の合わないバイトはしたくなかったので、パチンコ・パチスロで時給2000円を稼いだり、仏像サイトを作ったりしていました。
バイトは貧乏学生には仕方のないことですが、「勉強する」という学生の本分から遠ざかってしまいます。そこで、勉強しながら稼ぐ方法は何かないか?と考えていた時、このプロジェクトを思いつきました。
この仕組みがうまく働けば、貧乏学生は勉強によってお金を稼ぎ、一般の方には信憑性の高い医療情報が提供されるという好循環が生まれます。
しかし、この循環のエネルギー源は学生に支払う記事の対価です。残念ながら、私はそれを持ち合わせていません。そこでクラウドファンディングによって資金を集めようという考えに至りました。また、将来的にはサイトの収益化により学生への支払いを可能にしようと考えています。
▼資金の使い道
【学生への報酬について】
「将来の勉強になるから協力してよ」では学生は動きません。働く学生が儲からなければダメです。そのため、バイトの相場より高い、時給2000円レベルで提示します。
専門性の高い記事を作成するには時間がかかります。そのため、1記事当たりの必要時間を2時間半とすると1記事5000円の報酬が必要になります。されに、これを出来高払いとすることで、学生のモチベーションを高めることができます。出来高払いの問題点としてコピペ・手抜き記事がありますが、長くなるので対策については省略します。
まず、200記事作るには5000円×200=100万円必要になります。これを当プロジェクトの目標額とさせていただきます。これが成功すれば、さらに記事数を増やそうと考えています。
皆様にご支援いただいた資金は全額学生に届けようと考えています。
▼最後に
【宣伝活動は行いません】
私は現役薬学生で、2018年2月末に薬剤師国家試験の受験を控えています。また、来年からは調剤薬局で薬剤師として働くことが決まっています。
薬剤師国家試験の勉強に専念したいこと、この活動が会社の規定でどう扱われるのか分からないことにより、個人のFacebookやTwitterでの宣伝活動は行いません。
しかし私は、この活動に大きな自信を持っています。医療系学生にとっても、サイト閲覧者にとっても有益であり、社会貢献度の高い活動だと自負しているためです。
そのため、厚かましいお願いですが、共感してくださった方は積極的に拡散をよろしくお願いします。
【ご意見・ご指摘】
クラウドファンディングは初めてなので、ご意見・ご指摘などございましたら、よろしくお願いします。
コメント
もっと見る