English is here

ギター文化館は、世界で初めての「ギターの博物館」として、1992年東京労音により茨城・石岡の小高い丘の上に建てられました。

貴重なスペインギターの歴史的銘器コレクションと世界各地の撥弦楽器の所蔵展示、関連書籍や楽譜など数多くの資料、ギターの生音を美しく響かせるため特別に設計されたホールで堪能するギターの音色。

ここは、四季折々に移り変わる美しい里山の風景と美味しい空気、そして極上の音楽体験が同時に楽しめる、すてきな場所です。

プロアマ問わずギターを弾く人、作る人、愛する人、音楽を楽しむ人たちの交流の場として、県内外、国内外の多くの方々に愛され、今や「ギターの聖地」と呼ばれるようになりました。

一度失くしてしまったら、再びもとに戻すことは難しい“ギターの聖地”を、後世につないで維持していくために、今、皆さまの助けがとても必要です。

どうかご支援をよろしくお願いいたします。


こんにちは。ギター文化館 館長の池田由利子と申します。  

このたび、初めてクラウドファンディングに挑戦いたします。

今回のクラウドファンディングは、一過性の単発的な「緊急支援のお願い」ではなく、今後のギター文化館の運営のあり方を考える、一つの契機にしたいと考えています。

このプロジェクトをきっかけに、当館を応援してくださる方々の思いを大切に受け止め、サポートしていただける皆様とつながることのできる、新たな仕組みを構築してまいります。

≫マヌエル・カーノコレクション所蔵に至る経緯

ギター文化館は、スペインが生んだ偉大なフラメンコ奏者のマヌエル・カーノ氏(1925-90)を無くしては語れません。

 

カーノ氏は国際的に活躍し、数々のレコードを発表、コルドバ大学にフラメンコギターの講座を持つなど、演奏、公演、執筆にも活躍された音楽家です。

日本には1974年の初来日以後、83、86、88年の3度の来日公演(労音が招聘)を果たし、公演の度ごとに多くの聴衆は、内に秘めた情熱が滲み出る芸術的な演奏に感動して思わず涙し、その演奏に豊かな人間性を感じたそうです。

1990年1月に心臓病で亡くなった後“マヌエル・カーノ音楽事業団”が生まれ、ギター文化館の前身である“ICG(国際ギター文化交流協会)”へと引き継がれ、1992年11月のギター文化館の誕生へとつながります。

カーノ氏が長年かかって収集した貴重なスペインギターの歴史的銘器コレクション18本が東京労音に寄贈され、それらを納める殿堂として、同時にギター文化のさらなる興隆を目的として、ギターを愛する人々の交流の場として誕生したのです。

 
≫ よく響く特別なホール

ドーム型天井のホールはギター材の一種、スプルース(松)が全面に張られていて建物全体が楽器のような作りです。ギターの中でギターを弾き、ギターを聴くことができます。

 

開館以来、国内外の著名ギタリストによる主催公演をはじめ、貸会場公演、気軽に楽しめる週末ミュージアムコンサート、全国から愛好家が集うシニアギターコンクール、個人レッスン、講座、練習会やイベント、情操教育のお手伝いとなる園児ミニコンサート、有望な若手ギタリストの支援活動等を積極的に展開してまいりました。ギター文化館の運営については、地元をはじめとするボランティアの方々、愛好家の方々の献身的な努力によって続けることができております。


ご来館者は、県内はもちろん県外からも多くいらっしゃいます。イベント・コンサートのほかに、平日の団体見学で来館される方や、週末にドライブの途中にふらりと見学に立ち寄って下さる方も。

「こんな田舎にすごいギターとすてきなホールがあって驚きました」と、ご感想をいただいたりもします。見学に訪れたのをきっかけに、その後コンサートを聴きにご来館下さるようになることも少なくありません。



2019年に始まった新型コロナウイルス感染症の拡大予防のため、度重なる緊急事態宣言が発出され、そのたびに当館でもさまざまな活動の中止/延期/休館を余儀なくされました。

宣言解除後、開催可能なイベントは人数制限をして感染予防対策に万全を施して再開したり、個人レッスンなどはオンラインに切り替えたり、アンサンブルのギター練習会やギター関連の講座は、従来の部屋から広いホールに会場を移すなどの対策をして開催しました。団体見学や個人見学者数は激減し、貸会場イベントの開催はほとんど中止や延期となりました。


現在、感染予防対策を第一に考慮しての運営のため、イベント・コンサートの入館者は前年の半数にも及びません。団体見学はほとんど中止、個人見学も感染状況を見ながら開館したり閉館したりの繰り返しが続いております。

新型コロナウイルス感染拡大の影響は、本体である東京労音にも激しく及び、現在、急激な経営環境の悪化を生じて厳しい状況下に置かれております。ギター文化館の施設維持費は、開館以来ずっと本体の東京労音に依存してきましたので、この状態が続きますと、ギター文化館の運営を続けていくことが難しい状況となってまいります。

今後は、皆様との継続的な関わり合いをより強くするとともに、利便性が向上するサブスクリプションモデル導入による収益性の安定化や、国内外からギター文化館にお越しいただくアーティストの方々の演奏をアーカイブしつつ、中長期的に収益性を見込めるYouTubeの活用や、ご来場の皆様に今まで以上に寄り添う体制構築など、ありとあらゆる可能性を追求し、ギター文化館存続のためにスタッフ一同心を一つに邁進いたします。

サブスクリプション実施運営費:約300万円
設備維持管理費:約100万円
宣伝広告費:約100万円
リターン及びCAMPFIRE手数料:約200万円

2022年4月:クラウドファンディングスタート
5月:クラウドファンディング終了
6月:リターンについてご連絡及び順次発送
7月:サブスクモデルPoC
8月:サブスクモデル本実装
11月:30周年イベント開催

 

このプロジェクトの問題報告やご取材はこちらよりお問い合わせください