…とはいえ、お笑い芸人事務所を立ち上げるわけではありません。
異なる事務所で活動する芸人が1箇所のWEBサービスに集い、ファンとのコミュニケーションを取りながら、ブレイクするまでの過程を配信します。(各事務所の皆様のご理解とご協力に感謝申し上げます。)
サービスに訪れたお笑いラバーが、まだ知らない芸人を知り、その生き様に触れる。毎月推していた芸人が、いつか賞レースの大舞台で優勝する姿を見せてくれる。
“ブレイク前のお笑い芸人”と“お笑いラバー”の距離を近づける、新しいサービスを創ります。
はじめまして。株式会社NOMAL代表取締役の松本祥太郎と申します。
この度は数あるプロジェクトから、弊社のプロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます。
まずは簡単に弊社の説明をさせてください。
株式会社NOMALは「チャレンジする人を応援し、その背中を押す事業を創り続ける」ことをミッションに掲げ、アート事業とプロ野球独立リーグ球団を運営しております。
アート事業では日本の若手アーティストの活躍の場を広げるために、通販サイトやウォールアート事業を展開。
野球事業では独立リーグからNPB(いわゆるセ・リーグやパ・リーグ)を目指す若者の挑戦の場を創るために球団を運営しています。
そんな弊社が3つ目の事業として立ち上げようとしているのが、「お笑い芸人が夢を叶えるまでの過程を応援する」事業。芸人応援型ファンクラブ『出囃子-DEBAYASHI-』です。
もちろん私自身はお笑い芸人ではなく、ただの、お笑いが大好きなひとりの起業家です。
小さな企業ですが、本気で「まだブレイクしていない芸人が、夢を叶えるまでのプロセスを応援する仕組みをつくり、その過程を見える化する」サービスを創ろうとしています。
このサービスが大きくなる頃には、支援してくださったあなたが「私の応援している芸人が、賞レースで優勝した!それまでの過程をずっと見届けることができた!」という、芸人とファン、相互にとってのポジティブな循環を生み出していきたいと思っています。
弊社の「チャレンジする人を応援する」事業の1つに、プロ野球独立リーグ球団・堺シュライクスがあります。
堺シュライクスは、NPB(いわゆるセ・リーグやパ・リーグ)を目指す選手の受け皿として、“独立リーグ”というカテゴリに所属しています。
2020年シーズンが始まってすぐ、コロナウイルス蔓延に伴う緊急事態制限の発令。お客様を満足に呼べない時期が続きました。
NPBへの夢を掴もうとラスト1年のチャンスに賭けて必死に頑張る選手の姿を見せられないことは、代表を務める私としても非常に心が痛みました。
自由に仲間と食事することができなかったり、大切な家族に会いに行けなかったり…全国的になんとなく暗い雰囲気が漂い続けていたあの頃。
「お客さんは呼べなくても、なにか思いっきり笑えて楽しめることがしたい!」そう思い立った2021年夏、堺シュライクスとして『野球ネタNO.1決定戦 Mz-1(モズワン)グランプリ』というお笑い賞レースを開催しました(モズ=堺シュライクスのマスコット)。
「野球ネタであれば、何をしてもOK」というルールで開催し、23組ものお笑い芸人が参加してくれました。
結果は、大盛りあがり!野球ファンからもお笑いファンからも、「楽しかった!」とうれしいお声をいただきました。
コロナ禍で、毎日何かを制限されて生きていた日々。
なんとなく暗い毎日の中、テレビやyoutube、ラジオと、目でも耳でも笑わせ続けてくれるお笑い芸人。面白いことを求められ、その期待にこたえる。
目の前にいるお客さんを笑顔にする。めちゃくちゃクリエイティブで壮大で…。
私は心の底からリスペクトしています。誰にでも目指せるものじゃないし、できるものじゃない。
超かっこいい!と思います。
(私のお笑い愛のルーツについては、『私がここまでお笑い好きになった理由』をごらんください。)
『MZ-1グランプリ』に集まった23組の若手芸人。
彼らと話すうちに、賞レースの裏側で「芸人として生きること」の厳しい現実が見えてきました。
芸人としての収入はほぼゼロで、週5日、多い人では週7日アルバイトに入っている方もいました。
「毎日アルバイトをしていることが、賞レースで優勝したいという夢を叶えるために、最適な手段なのか」
素人の私が率直に感じたことでした。
毎日のアルバイトがネタづくりに役立つのであれば、それは絶対に続けるべき。
しかし、ただ生活するために費やすアルバイトの時間は、夢に近づくどころか、夢から遠ざかってしまうのではないか…と。
この現状が気になったので、さらに芸人の生活を調べたいと60人の芸人にアンケートをとりました。
<お笑い芸人の生活実態調査>
協力してくれた芸人:60人
平均年齢:28.8歳
平均芸歴:4.9年
アルバイトに費やす時間を減らすことができたら、芸人はもっとネタを創れるのではないか。
もっと2人でネタ合わせに時間を使えるのではないか。
そうしたら、例えば「賞レースで優勝」という夢に近づくことができるのではないか。
芸人のアルバイトに費やす時間を減らす。
これが、『出囃子-DEBAYASHI-』というサービスの本質です。
芸人の働き方を変えていく。
今まではアルバイトをしながら、賞レースで売れるのを待つだけだった現実を、まだブレイク前の期間さえもお笑いの仕事に変えることで、ブレイクが近くなるのではないか。
弊社として1つの実験的なチャレンジでもあります。
ここからは、どうやって芸人を支援していくのかについてと、今回ご支援くださる皆様へのメリットなどをお伝えしていきます。
<芸人のメリット>
皆様は月額500円から応援したい芸人に支援することができ、芸人はファンの獲得数に応じて月額の報酬を受け取ることができます。
獲得ファン数に応じて、支払われる報酬割合が最大70%へと変化します。
ファン数が100名を超えると50%、さらに500名を超えると70%のキックバックを受け取ることができるよう、実力と認知度に併せて報酬を変化させます。
ファン数が1000名になると、芸人は350,000円を受け取ることができるのです。
あくまでもアンケートの結果ですが、若手芸人の平均収入は約130,000円です。
たとえば2人組のコンビが1000人ファンを獲得できれば、折半してもアルバイトをせず、本業に力を入れることができます。
ただし「登録して3ヶ月で100名未満だった場合は強制退会」という仕組みなどを設定する予定です。
また、登録希望者の芸人と入れ替え賞レースなどを企画します。
これは、常に緊張感のあるコミュニティを作ることで、芸人のスキルアップを目指すためのものです。
他にも例えばまだインタビューの機会がないブレイク前の芸人のために、大手メディアには負けないクオリティで芸人のインタビュー記事を制作したり、オーダースーツを提供してくれるスポンサーと提携して、オリジナルスーツを作ったり。
お金だけではない支援もしていくつもりです。
定期的な賞レースやお笑いライブの開催も、もちろん予定しています。
<ご支援いただく皆様のメリット>
リターン内容にも記載されておりますが、2022年4月5日よりオープンされる出囃子サービスを6ヶ月/12ヶ月利用権利をご提供させていただきます。
ご支援いただいた金額の一定配分が芸人に支払われ、皆様は推し芸人から届くリターンをお楽しみいただけます。
ご支援くださる皆様の1番のメリットは、支援した芸人の「まだこの世に出していない新ネタ」毎月をいち早く見ることができることです。
さらに賞レースの審査員としてもお楽しみにいただけます。出囃子は定期的に賞レースを企画しており、ご自身の1票が芸人の人生に大きな影響を与えます。
また、メディアに取り上げられる回数が少ないからこそ、出囃子がインタビュー記事や限定動画などをクオリティの高い内容で配信。
その他、会員特典として、芸人が不定期にお届けるする反省ノート、推し芸人から届くバースデーメールなどの出囃子でしか味わえない特典をご用意しています。
有料会員限定コンテンツはもちろん、無料会員でも豊富な特典をご用意しております。
つまり出囃子は、芸人の生活を支えるだけでなく「世の中にはまだまだ面白い芸人がいるんだぞ!」ということをあらゆる手段で世の中に伝えていきます。
各種SNSはこちら
2022年4月5日のオープン時には、10組のお笑い芸人が登録予定―
これまで出会って、絶対に応援したいと思った芸人10組です。
2022年4月5日にオープンを予定している新しいサービス。
今回は、第1期生として登録を決めている10組(予定)の芸人が夢を叶えるまでの過程を応援してくださる方を募集するプロジェクトを開始します。
第2期募集は2022年中を予定しており、第1期生との入れ替え賞レースなどで常に緊張感を保ちつつ、支援してくださった皆様へのリターンクオリティが下がらないようにサービスを維持していきます。
そのため、このサービスがどんなに大きくなっても登録芸人は最大30組程度と想定しております。
代わりに「出囃子に登録すれば、必ず売れる」というイメージを定着させることが、現時点でのシナリオです。
第1期 登録芸人(随時追加予定)
フランシスカ(K-PRO所属:結成2年目)
(左)もんモン 1994年12月2日生まれ/岐阜県各務原市出身
(右)まきし 1996年9月11日生まれ/大阪府大阪市東住吉区出身
2人の詳しいプロフィールはこちら
孝行球児(ラフィーネプロモーション所属:結成7年目)
(左)得コータロー 1989年9月25日生まれ/鹿児島県奄美大島出身
(右)メイデン古茂田 1985年8月3日生まれ/愛知県出身
2人の詳しいプロフィールはこちら
膝小僧お仕置きストしんぺー(フリー:膝小僧おしおき歴8年目)
1992年3月20日生まれ/愛知県愛知郡東郷町出身
詳しいプロフィールはこちら
おしどり大名(プロダクション人力舎所属:結成4年目)
(左)てんこ盛り男 1993年9月2日生まれ/広島県福山市出身
(右)はるのぶ 1994年7月16日生まれ/大阪府八尾市出身
詳しいプロフィールはこちら
スレンダーパンダ(ドミトリーム・エンターテインメント所属:結成7年目)
木谷カレー 1992年4月11日生まれ/広島県出身
じゅんせー 1992年10月15日生まれ/青森県八戸市出身
詳しいプロフィールはこちら
松尾アトム前派出所(タイタン所属:芸歴13年目)
1978年5月1日/長野県出身(在住)
詳しいプロフィールはこちら
今回ご支援いただくと、2022年4月5日にサービスがオープンされた際、自動的に出囃子会員としてご利用いただけます。
6ヶ月/12ヶ月の会員権利をお選びいただけますが、芸人インタビュー冊子は5,000円のみとなりますのでお間違えのないようご確認ください。
またどの芸人を支援するかも選択してください。
今回のクラウドファンディングでも、支援いただいた芸人に対して支援金の30%が「サービス拡散協力金」として支払われます。
これから、活動報告などで参加芸人からのコメントを配信予定です!
(1)出囃子オープン後の有料会員権利(8ヶ月/12ヶ月)
2022年4月5日にオープン予定のサービスですが、今回ご支援いただいた方は自動的に会員登録をさせていただき、6ヶ月間/12ヶ月間、有料サービスをとしてお使いいただけます。
サイトオープン後に、今回ご登録いただいたメールアドレスに会員登録のご案内をさせていただきますので、お手続きください。
また、今回のクラウドファンディングでは、出囃子早期入会キャンペーンとして、ご支援いただいた方は、4月5日オープン予定の芸人応援サービス『出囃子-DEBAYASHI-』の月額利用料がお得になります。
3,000円コースの場合
『出囃子』月額利用料:6ヶ月 3,000円(通常)が8ヶ月 3,000円でご利用いただけます。
5,000円コースの場合
『出囃子』月額利用料:10ヶ月 5,000円(通常)が12ヶ月 5,000円でご利用いただけます。
(2)参加芸人のインタビューが掲載された小冊子(5,000円コースのみ/現在制作中)
現在、絶賛制作中の小冊子。
1組の芸人に対して、約半日がかりで撮影をし、思い出の地などでインタビューロケを行っています。
中にはインタビュー自体が初めてという芸人もいることで、この小冊子が最初のインタビュー冊子になる芸人もいます。ぜひ、応援している芸人の貴重なインタビュー冊子を入手してください。
今後も芸人が追加され次第、リターンも追加されます。
また、ネクストチャレンジも検討しておりますので、ぜひご支援をお願いいたします!
(3)芸人からの御礼メッセージ
ご支援いただいた芸人から、御礼のメッセージが届きます。
どの芸人に支援するか迷っている方は、各種SNSがオープンしておりますので、ぜひご確認いただければと思います。
各種SNSはこちら
『出囃子』サービスサイト制作費(500,000円)
集まった金額のうち、CAMPFIRE手数料を差し引いた金額を上記に充てます。
もし、500,000万円以上集まった場合は、『出囃子』主催の賞レースの賞金へと利用させていただきます。
募集方式について
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
2022年3月31日 第1期登録芸人決定
2022年4月5日 『出囃子-DEBAYASHI-』サービスリリース
(リリースと同時に、ご支援いただいた皆様は、有料会員としてサービスをご利用いただけます。)
2022年5月下旬 第1期登録芸人のインタビューを収録した小冊子の配送開始
※スケジュールに変更がある場合は、活動報告などでご報告させていただきます。
『M-1グランプリ』が復活した2015年からは毎年、休みをとって準々決勝を観戦。
「次はこの人たちがくる!」を勝手に予想して、決勝当日を一年で最も一番楽しみにしているほど、お笑いが大好きな私。
物心ついたころから、お笑いに夢中でした。
とはいえ、生まれも育ちも青森県八戸市。
劇場が近くにあるわけでも、“お笑い”が身近にあるわけでもない環境です。
“お笑い”に接するのは、もっぱらテレビ。
小学校低学年で見た『ダウンタウンのごっつええ感じ』で初めての泣き笑いを経験し、2003年の『M-1グランプリ』、笑い飯の『奈良県立歴史民俗博物館』のネタを見てから漫才のとりこになりました。
『内村プロデュース』にハマっていた中学の文化祭では、『ライオンキング』をモチーフにし、友人たちとオリジナル喜劇を企画。
脚本を練ったり、構成・演技について毎日真っ暗になるまで話し合ったり。
むかえた当日。全校生徒や先生が集まった体育館がどっと沸きました。
中学を卒業したあとも「あの文化祭の松本さんですよね!」と、知らない後輩から道で声を掛けてもらったこともありました。
大学進学を機に東京へ―
中学で喜劇を一緒に企画した友人と上京し、ふたりでインターネットラジオを始めました。
完全に大学生のノリでしたが、そのラジオの反響が思った以上に良く、今もテレビで活躍されている某ピン芸人さんがコメントしてくれたことも。
何を勘違いしたのか「このままふたりで芸人になってみたい」と思うようになりました。
そして、『M-1グランプリ』の予選に出場。
中学の文化祭のとき同様、ふたりで毎日毎日、ネタをつくって練習しました。
結果は言うまでもなく…一回戦敗退(笑)。
中学の文化祭での成功も、大学生で出場し、箸にも棒にも引っかからなかった『M-1』一回戦の敗退も、私にとっては忘れがたい大切な思い出です。
プロの芸人さんたちと比べるに値しないようなとっても小さな経験ですが、それでもやはり、舞台に立つ人、笑いをつくる人へのリスペクトに繋がっています。
その後、私は大学を卒業し、東京の企業に就職したあと独立。株式会社NOMALを設立しました。
友人は青森に戻り、地元の水産会社に就職。
ところが、4年前、30歳の節目に、その先の人生について考えるようになり「NOMALで仕事がしたい」と再び上京。なんと、一緒に働くことになりました。
この4年、彼は仕事をゼロから必死に覚え、会社のすべての事業をサポート。
他のメンバーからも信頼される存在になりました。
そして、この春、当時一緒に『M-1』で玉砕した彼と私とが中心となり、『出囃子』を立ち上げようとしている。
私たちは今、上司と部下という立場ですが、お笑いの話、『出囃子』の話、をしているときは、彼の強い南部弁(青森県八戸市のなまり)に引っ張られ、やっとなまりが抜けた私も一緒になって南部弁を話しています。
そして幼馴染であり相方を、『出囃子-DEBAYASHI-』の編集長として任命し、幼馴染2人が中心となり出囃子を運営していきます。
ロゴ制作(漫画家・なきぼくろさん)高校野球漫画『バトルスタディーズ』(講談社)作者
最後に、サービス名『出囃子DEBAYASHI-』に込めた想いについて語らせてください。
“出囃子”とは、芸人が舞台に登場する際に流れる音楽のこと。
その数秒は、芸人にとっては気持ちを整える時間であり、ファンにとっては期待に胸を膨らませるひととき。
“出囃子”は、芸人とファンとを繋ぎ、舞台をひとつにするための大切な時間の共有です。
芸人が本業に集中して最高のパフォーマンスに備えられるように。
ファンが腹の底から推し続けられるように。
そんな両者の想いを繋ぐサービスを『出囃子-DEBAYASHI-』では提供していきます。
“出囃子”が盛り上がるほど、舞台はおもしろい! そう信じて――。
お笑い芸人へのリスペクトを忘れずに、サービスを運営していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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