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はじめまして、宮城県気仙沼市でバスケハーフコート併設カフェ・Bar を営む
「F.C.U.P」オーナー、堀内真介と申します。


F.C.U.Pは、昼はお子様連れ向けのカフェ、夜は実際にプレイ・観戦・イベント使用できる
スポーツBarとして2019年11月にOPEN致しました。

ですが、この度の長期にわたる新型コロナウイルス感染拡大により、売り上げは激減。

これまで幾度の緊急事態宣言・蔓延防止等重点措置が発令され、その都度国や自治体の
助成金を頂き、さらに足りないところは銀行からも融資を頂きながらなんとか
スタッフ一丸となってこの「遊び場」を続けてきましたが、このままだと
子どもたち、若者のために開いたこの場所の継続が危うい事態になりました。


今までこうした皆様のご協力をいただくことに躊躇していましたが、そんなプライドよりも
この場所を残したい、子どもや若者がここに集まって楽しく過ごしていた、
あの大好きな景色をまたみんなで見たいという気持ちが勝りました。

F.C.U.Pは子どもと親が一緒に寛げる遊び場で、若者にとっての憩いの場所です。

気仙沼市に不足しているものがここにはあります。

F.C.U.Pがこうした活動を続けることで市内に「室内遊び場」の重要性が認知され、
より多くの施設や取り組みが創出されることを願っております。

気仙沼にとって貴重なこの場所を存続させるためにも、
どうか皆様のお力をお貸しください。

昼間に子どもがいっぱい遊んでいる様子

バスケの練習をやっている様子

【プロジェクトオーナープロフィール】

◯堀内真介(39歳)

・宮城県南三陸町歌津で生まれ、小さい頃から福祉の道を志す。

・高校生の時に一時は福祉の道を諦め、卒業後は壁枠大工になる。

・3年働いた後、気仙沼市内に福祉の専門学校が出来たのをきっかけに再び福祉の道へ。

・専門学校卒業後は介護福祉士として市内の施設で働いていた。

介護士時代の堀内さん

 


11年前の震災のときはデイサービス(日中に施設に行ってリハビリなどを受ける)
に勤務していて、あの日はちょうど休みだったので家で休んでいました。

大きな揺れの後、すぐに会社に出社し対応にあたりました。
本来なら利用者さんを自宅に帰す時間でしたが、
あえて帰さずに施設で難を逃れました。
その後2ヶ月間はまともに自宅に帰れず、施設での避難所生活と介護の日々でした。

少し手が空いた時間は自前のバイクに乗り、ひとり暮らしの方の家や避難所を
巡回しましたが、探していた人の8割は亡くなっていました。


救えたはずの命が救えなかった無力感でいっぱいで、
たくさん辛い光景を目にして世の中、気仙沼が終わったって一時は思った。

でもその時にやっぱり29歳だから、「終わったな」なんて言っちゃいけない若造だった。

こういうときは若造が、なんの責任も持っていない29歳が、一生懸命働かないとまずい。
気仙沼がもとに戻らないよねっていう想いがすごい力になったね。

そこで、震災で働き口がなくなってしまった水産関係の友人を集めて、
株式会社介援隊を設立し老人ホームを運営、現在は市内で5つの施設を運営しています!

介援隊を設立した時の写真

そして現在は「もう一つの夢」である子どもの遊び場づくりに乗りだしました。

せめて震災を知らない子どもたちには、子どもらしく笑っていてほしい。
私自身3人の子を育てる中でそう強く思います。

子どもはかわいい!愛おしい!と、今は思っていますが昔はそうではありませんでした。

長男が生まれたとき、子どもかわいい!とはすぐ思わず、
それよりも「奥さん大丈夫?」と思ってしまうほどでした。

しかし奥さんが病気がちになって、約1年半1人で子育てをしている時、
「この子は、自分がやらないと死んでしまうんだ。」とふいに思って、
涙が止まらなくなりました。

それから、子どもは「かわいい!愛おしい!」と父親スイッチが入りましたね。

長男誕生時の写真

1人で子育てをしている中で気仙沼に足りないものに気付きました。

それは天気が悪い日、寒い日、暑い日、こういう日に子どもたちを
体を使って遊ばせる場所「室内遊び場」がどこを回ってもない。

市の総合体育館にスペースはあるが、大きいお兄ちゃんと小さい子どもが
共存できる場所ではなかった。

他の町には、町が運営して町民は無料で使える施設などがあるが、
気仙沼にはありませんでした。

3人のお子さんたち


気仙沼JC(青年会議所)の会議にも出席
ですが、「室内遊び場」の重要性を市に提言した際に、
鼻で笑われ、何もしてくれなかったのです。それが自分のパッションになり
自分で子どもの室内遊び場所を作ろうと決意して出来たのがF.C.U.Pです!


F.C.U.Pは、日本初のバスケハーフコート併設カフェ・Barとして作りました!


F.C.U.Pの外観

バスケコートと子ども用の遊具

Barスペース

前述の通り、気仙沼市内には子ども向けの「室内遊び場」が不足しており、
子どもを連れて遊びに行くとなると車で1時間以上離れた市外のショッピングモール
などに行かなければなりませんでした。

子どもだけでなく、一緒にいるお母さんお父さんにもゆっくりしてほしいと思い、
子どもを見つつ自分の時間を楽しめるように昼間はカフェ営業を行っています。

親御さんがゆっくりしている様子

また、気仙沼市では震災後から3x3のバスケが流行り、大会なども開かれ始めたので
練習や試合が出来るようなハーフコートのバスケットコートを導入しました。

市内のバスケイベント

夜になるとコートに出していた遊具を片付け、仕事終わりの若者が集まりコートで
スポーツをしながら遊んだり、バスケの練習をしたり、それを見ながらお酒や
料理を楽しんでいます。休日には市内の小中学生が練習で使用する日もあります。

他にも、DJイベントやバスケの大会、若者や子どもが楽しめるようなことに、
これまで果敢にチャレンジしてきました!


オープン当初はあまり宣伝もしてないからお客さんが来ない時期もあって
特に昼間がガラガラな日が続いて、実は遊び場は足りてたんじゃないかと
思う日もありました。

けど、ある日の日曜日
めちゃくちゃ子どもたちが来た日があって、その次の日は口コミでまた来た。
コートが子どもで溢れたときは泣きましたね。

バスケを合言葉にたくさんの若者が集っています

こうして気仙沼に必要な場所と思い経営を頑張って来ましたが、コロナ禍における客足減が
本当に辛いです。場所の存在意義と経営の足並みが揃わず、継続が難しくなってきました。

市にとって必要な場所なのに、公営ではやってくれないから自分たちがやるしかない。
継続するために銀行からの融資も2回受けました。

コロナに負けず、この現状が明けたときに「F.C.U.P進化してる!」と子どもたちに
思ってもらいたいのです。

F.C.U.Pは理想と現実のすり合わせをしない場所と決めて始めました。
理想しか追求しないでここまできたけど、コロナでやはり金の問題ってきつい。

心が折れそうです。お金だけではなくエールと、一緒に戦う仲間がほしいです。

お客さんが集まらない日が続くことも増えました

今回のクラウドファンディングを通して最終的に達成したいことは、
「子ども向けの室内遊び場の重要性を行政に周知・理解してもらうこと」です

民営で続けていくには限度があるこの事業を、ゆくゆくは行政が積極的に
実施してくれるような”可能性”を可視化させたいのです。

そのためにも、まずはF.C.U.Pを皮切りに気仙沼の子どもたち(子育て世代)や、
若者にとっての「俺らの気仙沼っておもしろい!」と思えるような、
遊び場・居場所づくりを続け、テーマパークだと思ってもらえるような場所にしたいです。

堀内さんが目指す理想の遊び場


今回リターンにはF.C.U.Pをよく利用する方、これから使ってみたい方にとって使いやすい
「F.C.U.P使用回数券」の他に、子どもたちが遊ぶ遊具を決められる権利など、
F.C.U.Pの発展に直接参加出来るものをご用意しました!

今回のクラウドファンディングは一方的なものではなく、支援者の皆様と共に
「気仙沼の未来」のために歩んでいくものだと考えております。

皆様の想いと共に、今一度立ち上がるチャンスをください!

〜リターン内容のご紹介〜

”支援していただいた全員に堀内からの感謝の手紙を贈ります”

3,000円 FCUP使用回数券 大人子供セット1時間×2枚 

3,000円 FCUPを応援したい方(手紙)金額追加あり 

5,000円 FCUP使用回数券 大人子供セット 1時間×5枚 

10,000円 FCUP使用回数券 大人子供セット 1時間×10枚 

30,000円 FCUPのイベント実施券(有効期限1年間、上限200人まで、FCUPが窓口) 

30,000円 FCUP使用回数券 大人子供セット 1時間×30枚 

50,000円 施設内にお名前を掲載 金額追加あり

50,000円 FCUP使用回数券 大人子供セット 1時間×50枚 

100,000円 堀内さんをイベント登壇などで呼べる券
※2022年6月以降生きてる限り有効、2ヶ月前に連絡、交通費は負担なし、国内ならどこでも可能

 FCUPの営業時間(10時から16時は子供同伴のみ、19時から24時までは大人のみ)



今まで堀内のお小遣いから捻出していた遊具ですが、本音はもっとおもしろいものを
たくさん導入したいのです。F.C.U.Pがテーマパークのように感じられるような遊具で
子どもたちにもっと楽しんでもらいたいです!


コロナが落ち着き、安心してお客さんが来てもらえるような設備投資やイベント、
広報活動のための資金とさせていただきます。まだまだ活用方法がある本施設を、
より魅力的に発信し継続して集客が出来るよう努めてまいります。


◯目標金額の使いみち

遊具購入費:約90万円

人件費:約30万円

広報費:約10万円

手数料:約13.5万円

◯スケジュール

2022年3月31日 クラウドファンディング終了

2022年5月中旬 リターン発送

2022年6月 遊具を購入


今回の挑戦は一時的な延命ではなく、価値ある、守るべき未来へのチャレンジです。

堀内だけではどうにもならない現状を、皆様と共に頑張らせてもらえませんか?

子どもたちと若者が楽しく笑える町にしたいのです。

「俺らの気仙沼っておもしろい!」と言える未来のために、よろしくお願いします!


  • 2022/07/05 19:00

    【リターン準備中!】お久しぶりです。オーナーの堀内です。大変、大変遅くなりました!現在、リターンの発送手続きをクラファンチームで発送手続きをしております。今週いっぱいで準備整いますので、今しばらくお待ち下さい。F.C.U.Pでは換気の他にしっかり冷房も効かせて遊べるようにしているのでお気軽に遊...

  • 2022/03/27 20:10

    今回は気仙沼市内で「子育て環境」を事業の1テーマに据えているお二人による対談企画となります。子育ての理想や現実、直面している課題感や今後についてお話いただきました。【ゲスト紹介】【田中 惇敏】(29)認定NPO法人CloudJAPAN:代表===========================...

  • 2022/03/19 20:55

    おばんです!(気仙沼の方言でこんばんは!)F.C.U.Pのクラウドファンディングを支援していただきありがとうございます!開始から4日が経ち、ありがたいことに100万円を突破することが出来ました!気仙沼の皆様、そして全国からこのプロジェクトを見つけてくれた方々、本当にありがとうございます!引き続...

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