ごあいさつ
みなさん、はじめまして!
緑でつなぐ未来創造会議/Midori Mirai Meeting Itoigawa、略して3M(さんえむ)と申します。
私たちの暮らす新潟県糸魚川市は新潟県の最西端に位置し、南は長野県、西は富山県と接しています。北は日本海、南は日本百名山の一つ雨飾山をはじめとした妙高戸隠連山国立公園の山々に囲まれた自然豊かなまちです。
そして、森林面積は市全体の約87%。その面積は東京23区を包み込むほどの大きさ。そういった地域性もあり、市内には林業~製材業〜加工業~建設業といった、いわゆる森林資源に関わる川上から川下までのたくさんの企業が存在しています。
しかし、最近では木材といえば外国からの輸入品がメジャーになっていて、糸魚川の木材の殆どが活用されないまま木材としての利用時期を迎えており、活用方法が地域の課題にもなっています。
目先の損得だけで輸入木材を買えば買うほど、糸魚川市からはお金が流失し、森は荒れ、海の資源にも影響を及ぼします。地元で経済活動を行う私たちの責任も大きいと感じています。
反対に、森を適切に維持管理し、整備すれば、アウトドアレジャーやグリーンツーリズムなど、この地域の特色を生かした新たな産業育成にもつながります。また、間伐された木材は建材だけでなく、エネルギーや熱源としても利用可能です。
一方で、最近ではウッドショック、そしてロシアのウクライナ侵攻による丸太材供給ストップなどにより、これまで輸入に頼ってきた国内の経済が混乱しています。SDGsの考え方が少しずつ浸透し始めている今だからこそ、地元の木で学校や施設をつくり、家を建て、エネルギーとしても活かすという地産地消の「持続可能なまちづくり」の大切さを地域のみんなで学ぶチャンスだと思います。
そこで、その豊富な森林資源と地元産業の特色を活かし、新たな価値を創造することで地域経済が循環する仕組みをつくりたい!・・・そんな思いから「緑でつなぐ未来創造会議=Midori Mirai Meeting Itoigawa、通称:3M(さんえむ)」が誕生しました。3Mは「糸魚川産業創造プラットフォーム」の事業で、糸魚川商工会議所、 糸魚川市、新潟県糸魚川地域振興局の協力のもと、森林資源に関わる企業が集結した市内初の官民連携チームです。
現在は、商品化・ブランディングユニット、教育・レジャーユニット計2つのユニットがそれぞれの課題に取り組でんいます。
■参加企業・団体
㈱アジュールデザイン / ㈱カネタ建設 / ㈱木島組 / ㈲小池建木店 / ㈱三和 / ㈱谷村建設 / ぬながわ森林組合 / バウテック㈲ / ひばの木造園 / ㈲匠-TAKUMI / ラック㈱ / くろひめグループ㈱ / 園田工務店 / 岡野屋木工㈱ / 倉又建工 / ㈱ナカノアイシステム / 糸魚川市 / 新潟県糸魚川地域振興局 / 糸魚川商工会議所
協力:石田伸一建築事務所 / コウダイ企画室 / ワークデザインラボ
仲間募集中!
このプロジェクトに賛同し一緒に参画してていただける仲間を募集しています。
■このプロジェクトで実現したいこと
市内外の多く人たちに私たちの活動を広く知ってもらいたい!・・・地域に木を植え、育て、切る。そして、建材や燃料として地域で使い、また木を植える。すこやかな森を守る過程は、まちに雇用と消費を生みだします。糸魚川には、森林に関わるあらゆる産業が集約されています。私たちは官民一体となって木の使いみち、木を扱う企業、森に携わり森を楽しむ人を育て、森を起点とする経済のループをめぐらせたい。そして、豊かな森に抱かれた豊かな糸魚川をつくりたいと考えています。
このプロジェクトへの賛同者を広く集めたいと思い、この度 CAMPFIRE に掲載しました。集まった支援金は、リターンの実行と今年度の3Mの運営資金として大切に使用させていただきます。支援者の皆様とは、同じ想いを持つ仲間として、3Mの取り組みを周知していただければと考えています。
■3Mのこれまでの活動内容を一部抜粋
【2019(令和元)年】
糸魚川産業創造プラットフォーム内に検討チームが発足し、3Mの前身となる「次代を考える会」が始動。林業、製材業、工務店などの有志が集まり、森林資源の活用についての議論が始まる。
【2020(令和)2年】
6月 緑でつなぐ未来創造会議(Midori Mirai Meeting)として正式始動。企業及び行政、商工会議所等の連携をもとに糸魚川の森林資源を生かした地域経済循環を目指す。
10月 新潟県主催の「県産材PRツアー」実施地として糸魚川市が選ばれ、視察先として3M参加企業が舞台となる。(視察の様子は30分の特集番組として放送)
同月 糸魚川の森林資源の可能性を探るビジョンマップミーティング開催。
【2021(令和3)年】
1月 森林資源に関する地域経済循環分析事業報告書完成。
3月 ビジョンマップ完成。糸魚川市長、新潟県糸魚川地域振興局長を訪問。3Mの活動の中間報告。
完成したビジョンマップ
糸魚川市長訪問
新潟県糸魚川地域振興局長訪問
4月 今後の活動のファシリテーターとして㈱石田建築設計事務所の石田伸一氏が3Mに参加。
同月 世界的な木材不足により発生したウッドショックを受けて、3M参加企業や行政が集まり情報や意見を交換する緊急情報交換会議を実施
10月 市民の憩いの場である美山公園学習広場に、有志の団体「美山プロジェクト」とのコラボ企画として、糸魚川杉を使ったツリーテラスを製作、設置。
同月 市内の小学生に森について触れてもらう場を提供するため「森の教室」を実施。
同月 3M主催で林業に関する勉強会を実施。講師は東京大学名誉教授の白石則彦氏、速水林業 代表の速水亨氏、㈱森林再生システム取締役の近藤亮介氏をお招きして公開セミナー「糸魚川地域林業の今後を考える」を実施。3者の知見から糸魚川地域の林業経営や林業の今後を考えた。
同月 糸魚川の杉材を建材として活用することを目指し重ね・合せ梁の強度試験を実施。10種類で計100本の試験体に対して強度試験を実施。
※重ね・合せ梁とは…複数の木材を組み固めて強度向上を図る製材方法のこと
【令和4年】
1月 糸魚川の森林資源を活用した高性能な住宅を標準化する「糸魚川版住宅モデル」認定事業の構想を発表。糸魚川版住宅モデルとは、市内住宅事業者の糸魚川産杉材の利用利用促進と高性能化を目的に、設計仕様や基準をオープンソース化したもので、これを地域内で認定することで、地材地建の家づくりと共に住宅の省エネ性能による光熱費等のランニングコスト削減と生活者の健康寿命増進を図ることが可能になります。これにより、糸魚川市の地域課題である市内の経済循環、エネルギー排出抑制、社会保障費の抑制でキャッシュアウトを防ぐ効果が期待できます。
同月 糸魚川市職員向け研修会「アフター5研修」にて3Mによる勉強会実施。
また、常時の活動として、月一回の全体会議を行っています。
■資金の使い道
集めた資金は3Mの活動資金に充当させていただきます。
具体的には主に下記の用途に活用させていただく予定です。
・糸魚川杉を活用した商品開発
・糸魚川杉のブランディング・プロモーション
・地域団体との共同事業による糸魚川産材の利活用の啓蒙
・糸魚川版住宅モデル認定制度化への研究
・森林資源を活用した教育プログラム・レジャー開発と普及(森の教室)
■リターンについて
クラウドファンディングのリターンには、3Mに参加している企業が手掛けた地元材をつかった品物を準備しました。糸魚川の木を知る地元企業が製作した自慢の商品をぜひご利用下さい。
■実施スケジュール
・2022年4月6日(水)〜4月24日(日)23:59 クラウドファンディング実施
・2022年6月下旬 随時、支援者様へリターン発送
■最後に
最後までお読みいただきありがとうございました!
<プロジェクトオーナーについて(特商法上の表記)>
■特定商取引法に関する記載
●販売事業者名:糸魚川商工会議所(緑でつなぐ未来創造会議)
●代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名:会頭 髙瀬吉洋
●事業者の住所/所在地:新潟県糸魚川市寺町2丁目8番16号
●事業者の電話番号:請求があり次第提供致します。必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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