こんにちは。株式会社Mt. 代表取締役の山本峻也と申します。私は北海道美唄市でエゾシカの食肉処理場を経営するために、令和3年12月に株式会社Mt.を創業致しました。

幼少期よりキャンプをはじめとするアウトドアが日常にあり、10代からルアーフィッシングやフライフィッシングを始め、自然環境に興味を持ち、2010年に美唄市農協に就職、野菜の営農指導・販売やガソリンスタンドの所長業務を行いつつ、農業に於ける鳥獣被害を目の当たりにし、2015年に狩猟免許を取得しました。

「命の授業」も行っています。

食育の一環として、「いただきます」の本当の意味を人々に届ける活動をしています。動物の命を殺める張本人として、私たちは何のために食べ、どうやって生きていくか。を主体とする教育活動を行い、命の大切さ、食の楽しさを伝えています。

北海道 美唄市ってどんなところ?

北海道の美唄(びばい)市と聞いても、どこにあるのかわからないという方も多いと思います。美唄市は札幌市と旭川市を結ぶ国道12号線のちょうど真ん中あたりに位置する、人口1万8千人ほどで、かつて昭和初期には炭鉱街として賑わいを見せました。空知平野の中央に位置し、夕張山脈の入口とも言える街自然豊かな街です。美唄市は豊かな自然に囲まれ、清らかな水と豊富な野生動物が存在しています。


前職では農業関係の仕事をしており、農業者との会話で、エゾシカの食害や踏み荒らしによる被害が発生し、年々増加していることを知り、「誰もやらないなら私がやる」という思いで平成27年に狩猟免許を取得しました。

猟師になって生まれた思い

晴れてハンターになり、農林業の被害を食い止めるべくエゾシカを駆除している中で、「鹿肉ってこんなに美味しかったのか!」という思いと、美味しい肉になるはずのエゾシカのほとんどを廃棄処分にしている現状に強く違和感を覚えました。

肉を勝手に販売してはいけない!?
「廃棄処分にするくらいなら、販売すればよい」と考えましたが、ジビエ肉の流通には食品衛生法が絡んでおり、①基準に適合する食肉処理施設を設けること②処理加工を行うために必要な営業許可を受けること③基準にしたがって衛生的に処理加工を行うことというハードルを乗り越えることは一猟師には不可能であることがわかりました。また、ジビエ肉は食品衛生上のリスクが高く、衛生管理が徹底されている環境下以外ではお客様に提供することが大変危険であることがわかりました。

こうして、私は株式会社Mt.を創業し、完璧な衛生管理の下で、北海道の厳しくも美しい大自然で育った美味しい鹿肉を食べていただきたいと考えております。



①安心・安全な極上のジビエを届けたい!

捕獲されたエゾシカを食肉として活用するためには、個体を食品衛生上許可された施設での解体、精肉が必須です。捕獲された個体は2時間以内に処理施設へ持ち込み、速やかに処理を行う必要があります。美唄市は森林地帯の中央に位置し、捕獲された個体は肉質の劣化が始める前に施設に搬入することが可能です。また、「牛のA5ランク」のように、肉に対してMt.独自のランク付けを行い、極上のエゾシカ肉を提供することができます。

②捨てられるいのちを減らしたい!

狩猟者が捕獲した個体は、通常自己消費をしていますが、余ったお肉については、埋却・焼却処分をするしかありません。人の生活のために捕獲される尊いいのちを、無駄なく活用することもまた、人の責任だと考えています。エゾシカの実情をお伝えし、「いただきます」の意味を考え、感じていただきたいと考えております。

③農林業被害を減らし、後世にこの壮大な自然を残したい!

農業に最も大きな被害を与えている動物は鹿です。鹿による農業被害は年々増加傾向にあり、農業者の悲痛な叫びを何度も聞いたことがありました。農業被害のみならず、鹿による食害で山が剥げてしまい、それが原因で土砂崩れが起こり、自然が破壊されているのが現状です。この美しい自然を後世に残していくためにも、辛い現実ではありますが、鹿の頭数調整をすることは人間の責務だと思います。

※画像はイメージです。



◎3,000円
Mt.INCを応援してるよ

◎5,000円
オリジナルグッズ(駆除で使用した弾のキーホルダー、小物などいずれか)

◎1万円
ペット用ジビエセット

◎1万円
最上級エゾシカ肉500g

◎1万円
応援コース!お気持ち支援

◎5万円
日帰り体験(狩猟・解体見学、ジビエ焼き肉ランチ)

◎10万円
全力応援コース!お気持ち支援・最上級エゾシカ肉2kg

◎10万円
超特大エゾシカトロフィー

◎30万円
超全力応援コース!お気持ち支援・最上級エゾシカ肉4kg

◎50万円
超全力応援コース!お気持ち支援・最上級エゾシカ肉10kg


資金の使い道・スケジュール

資金は食肉処理場の建設、設備に使用させていただきます。

■費用
処理施設新築・処理施設内部設備  約2,900万円
2tトラック購入費用        約180万円
運転資金              約700万円
リターン準備費用          約 50万円
クラウドファンディング手数料など  約100万円

合計               約3,930万円



■収入
銀行融資            約2,000万円
鳥獣防止総合対策交付金     約1,300万円
クラウドファンディング     約 630万円

合計              約3,930万円

※鳥獣被害防止総合対策交付金が内定しており、約1,300万円の補助金を受けることが決まっています。

このプロジェクトでは、630万円の資金をキャンプファイヤーで募りたいと考えております。


最後に

~今後のスケジュール~

2022年 8月中旬:クラウドファンディング開始

      8月中旬:建設工事着工

      8月中旬:銀行融資

      9月下旬:クラウドファンディング終了

      9月下旬:建設工事完成予定・オープンに向けた準備

     10月上旬:オープン予定

     10月下旬~リターン商品の発送


~最後に~

私は、農林業被害の実態や、捨てられていく命を見て地域の問題を解決し、人間の道徳心を育むためのツールとして、ジビエ肉処理場が必要だと感じ、このプロジェクトを立ち上げました。

これまで出会った方々にたくさんのご支援をいただき、ここまでたどり着くことができました。駆除鳥獣が食肉処理施設に搬入されることが日本のスタンダードとして構築し、食卓にジビエ肉が上がることが当たり前の世の中にしていきたいと考えています。

零細企業の(株)Mt.ですが、皆様一人ひとりの思いをつなぎ、明るい未来が開けると信じています。どうか、私の夢を応援していただきたく、ご支援をお願い致します。

私たちの次の世代、またその次の世代にも、この美しい自然が残せるよう、このプロジェクトにご協力ください。今、あなたの応援が必要です。どうか、よろしくお願い致します。

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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