はじめに

ー現在、家庭環境の問題、メンタルヘルスの問題、生活リズムの問題、そのほかにも様々な問題により、学校へ行けない児童・生徒が増えていることを知っていますか?

このプログラムは、大学生である私たちが、なかなか学校へいけない子ども達のための"居場所"作りをします。

なぜ私たち大学生がこのプログラムをする必要性があるのか。
それは、大学生の強みとして、子ども達と年齢が近いことと、多種多様な人材が集まることの2つがあるからです。

子ども達にとって年齢が近い大学生と人間関係を構築することは、より近い人間関係の構築につながります。
多種多様な人材があつまっている、これは子ども達にとって非常に面白い環境です。
さらに、話しやすい人、話しにくい人など色々な人がいることは、子ども達の選択肢を増やすことにつながります。

尊敬できるお兄さんお姉さんがたくさん集まり、笑顔あふれる環境を作っていきたいと思っています。


プロジェクトを始めたきっかけや経緯

私たちは、コロナによって不登校になり苦しんでいる子ども達がいることを知り、不登校児童・生徒の居場所作りである「プラットフォーム~いつまでも私たちの居場所に~」 をしたいとい思いました。

そこで大学生ボランティアを集め、昨年度日本YMCA同盟ユース委員会の全国YMCAユースチャレンジという社会貢献活動に対して活動費10万円の助成金をいただきました。

様々な支援の下このプログラムを実施することができ、これからも継続しより良いものを作り上げたいと感じました。今年度は日本YMCA同盟ユース委員会の全国YMCAユースアクションという地域課題解決に向けた活動に助成金20万円をいただき活動を継続していきたいと考えています。


プロジェクトの概要

昨年度「プラットフォーム ~いつまでも私たちの居場所に~」という名称で始めたこのプログラムは、今年度から「ぷらっとほーむ ~いつまでも私たちの居場所に~」という名称で継続していくことになりました。

ここでは、私たち大学生ボランティアと子ども達で、様々な体験を通し人間関係を構築していきます。人間関係の構築により子ども達の"居場所"を創り出し、それを通して子ども達の自己肯定感、自己効力感の向上を目指します。

ここで述べている人間関係の構築とは、横の繋がりであるお友達のような関係と、縦の繋がりである先生と生徒のような関係のどちらの関係も構築することです。

さらに、コミュニケーションをとる機会を作ったり、グループで活動したりする活動を通して、子ども達同士の繋がりも強めれたらいいなと思っています。


もっとすきになる

「もっとすきになる」これがこのプログラムのコンセプトです。

初めての環境で、初めて会う人たちとの関係を構築することによって、自分の嫌なところやいいところが見えてきます。

そこで自分と向き合うことができて、自分を「もっとすき」になれるように。

色んな学生たちと触れて、色んな体験をして、興味のあったことや、好きだったことを「もっとすき」になれるように。

活動を通して出会った仲間を「もっとすき」になれるように。

このような願いを込めて、このコンセプトにしました。


これまでの活動

前述したように、「プラットフォーム ~いつまでも私たちの居場所に~」という名称で昨年度は活動しました。活動の概要は以下の通りです。

【日程】1/8~10、2/12~13、23
【場所】熊本YMCAながみねファミリーセンター
【内容】午前:選択型の授業
    午後:メインプログラム(子どもたち同士で話し合い、決定した内容)

↓実際の活動の様子はこちらのURLからご覧ください。
https://youtu.be/Lhyxe4W3Tck


保護者の声

昨年度6回の実施後、プログラムに参加したメンバーの保護者の方に感想をいただきました。


「新しい場面や人には、とても慎重でなかなか踏み込めない我が子ですが、事前に面談の機会を作って頂いたことで、安心感が生まれて全ての回で予想以上に前向きに参加する事ができました。毎回晴れ晴れとした表情で帰宅する姿を見れて嬉しかったです。
帰りの会の時間に何回か様子を見せてもらいましたが、通る声で発言をしたり、人の輪に臆せず入ったりと、いつもどこか遠慮がちな子どもの姿とは違った姿を目にして驚きました。自分を色眼鏡で見ない方々に囲まれて伸び伸びと安心して過ごせてる様子が本当にありがたかったです。
不登校になる少し前から、色んな面ですっかり自信をなくしている子どもですが、リーダーやお友達と共に過ごさせて頂いた数日間では、『自主性を大切にしてもらう、自分の発言や提案をを受け止めてもらう』その経験は大きかったと感じています。ほんとに嬉しかったんだろうなと思います。」

「初参加してから、とても自分らしく楽しく活動できてのびのびとしていたのが印象的でした。
1期が終わってら、本人も次のプラットフォームはいつかな?いつかな?と指折り数え、前日から楽しみすぎて眠れないと前向きな言葉ばかりでていました。ありがとうございます。
また、ぜひ参加したいのでよろしくお願いします。」

「学校の時間割のように、時間で区切って『させられる』ことを嫌う傾向があります。プラットフォームに参加する事を自分で決めたものの、『させられる』事を心配していました。しかし、事前の面談で本人の好き嫌い、得意不得意をしっかり聞いていただき、プログラム中もリーダーがしっかり寄り添ってくださったおかげで、好きなことに全力で楽しんでいたように思います。
本人からも、『明日も行くよ』『次も行くよ』と前向きな言葉を久しぶりに聞くことができて、とてもうれしかったです。安心して過ごせる“居場所”をつくってくださって本当にありがとうございます。」


このように、保護者の方からたくさんの嬉しい声をいただくことができました。このプログラムに参加したことで、笑顔が増えたり、楽しみを見出してくれたりと、家庭での子どもたちの変化を保護者の方も実感することができています。
これからもより多くの子どもたちを笑顔に、元気にしたい、そして心の居場所を作りたいと改めて感じました。


このプロジェクトで実現したいこと

子ども達に少しでも笑顔が増えたり、「できた」という体験から自己肯定感、自己効力感の向上につながったりすることで、子どもたちの"居場所"を創り続けていきたいと考えています。

また、子ども達だけではなくボランティアで集まってくださる大学生の方々にも、一つでも多くの学びを得て帰ってほしいです。


リターンについて

活動の様子を記録した報告書と、ハガキにて感謝の気持ちを伝えさせていただきたいと思っております。
今年度3月の最終実施日終了後に報告書を作成しますので、リターンの履行は4月下旬になる予定です。


資金の使い道

設備費:約4万円
人件費:約3万円
広報費:約6万円
備品:約3万円
CAMPFIRE掲載手数料・決算手数料:約4万円


実施スケジュール

3月下旬     学生ボランティ募集
4月上旬     スポンサー募集
        メンバー募集、順次ヒアリング
4月23日    リーダー研修
4月28日    リーダー会
5月3.4.5日   実施日➀
7月10日     実施日➁
8月20.21日   実施日➂
11月20日    実施日④
1月7.8.9日    実施日➄
3月25.26日   実施施日⑥
4月下旬    リターン発送


最後に

子ども達にとって何がふさわしいのか、何がいいことなのか、試行錯誤しながら今後も継続していきたいと考えています。
ただ、実行するためには、みなさんのご支援が必要です。支援の一つ一つが、子ども達の笑顔につながるように、悩み、話し合いながらより良いものを築き上げていきたいと思います。ぜひご支援よろしくお願いします!!!



<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください