日本・アジア諸国の障がい者とエンターテイメントで命の交流・平和活動を展開している【プロスピュート】が、クラファンに挑戦！障がいの有無に関わらず楽しめるイベントを2022年5月に東京すみだにて開催します。皆さま、応援よろしくお願いいたします！

はじめに

みなさん、こんにちは。
エンターテイメント・ユニオン【プロスピュート（Prominence Spirit Utopia）】代表の五十嵐ラファエルです。

このたび、少しでも多くの方にこのプロジェクトを知っていただきたく、クラウドファンディングに挑戦することになりました！

新型コロナウイルスの感染拡大によって、自粛を余儀なくされる世の中で、エンタメ業界は不要不急なものとして扱われ、苦境に立たされてきました。

そして社会の大きな変化。この“ウィズ・コロナ時代”をどう生き抜くか、変化への対応力を試されているかのようです。

わたしはこれまで、ヴォーカリスト『Mr.WIZARD』として、国内はもとより、アジアを中心に世界約50カ国で、歌唱・楽曲提供等、また、プロデューサー『五十嵐ラファエル』としてもそれなりに順風満帆な音楽人生を歩んできました。

それがある日突然、障害者となってしまったのです。

2012年、『急性ウイルス性脊髄炎』発症。頚椎摘出及び骨盤移植の大手術で一命を取り留めるも、全身不随に。動くのは眼球・瞼・舌のみ。大切な声すら発せない絶望状態体験。死の淵をさまよい続けました。

しかし「もう一度唄いたい！」の強い一心で、懸命にリハビリに励み、麻痺など様々な障害は残るものの、再びステージに立つという奇跡的復活を起こしたのです。

プロスピュート代表　五十嵐ラファエル

「エンターテイメントこそが真の世界平和を育む」

～諦めなければ夢は叶う！！音楽は最高のコミュニケーションツール！！～

健常者・障害者双方を理解する当事者として「今も生きている意味」を受け止め、命を救ってくれた音楽に心から感謝し、障害者となったありのままの姿で「争いの無い、一つの地球」を歌い続けることを天命とし、人事を尽くすことを信条としています。

生まれて来なくていい命なんて、一つもない
命の重さは、みんな一緒なのだから
真の平和は、みんなの笑顔から

『生まれてきたことには、必ず意味があり、使命がある』という信念を持ち、『楽しくなきゃ人生じゃない！』をモットーに、エンターテインメントを通して、生きている感動を自ら体現することを心がけてきました。

そのような活動や出会いのなか、奇跡の聾啞ギタリスト『きむやん』、情熱系シンガーソングライター『松浦秀人』、難病と闘う『岡村大樹』とともに、前身である『情熱軍団』を立ち上げ、2016年には更にワールドワイドな活動展開を期して、エンターテイメント・ユニオン『プロスピュート』を設立しました。

２０２０年『とっておきの音楽祭 in 名古屋』実行副委員長就任。
２０２１年『虹のした音楽祭』アドバイザー就任。
２０２２年『MUSICACTION』始動。

2022年2月には、映像制作会社である株式会社Dream Ship全面制作協力のもと、音楽と演劇を掛け合わせたイベント『MUSICACTION～生音魂×役者魂～』を渋谷La.mamaにて大盛況で終えることができました。

2022年5月『MUSICACTION～生音魂×役者魂～』第2弾開催決定！

音楽と演劇を掛け合わせた斬新なエンターテイメントとして好評を博した『MUSICACTION～生音魂×役者魂～』。今回は東京・浅草にほど近い本所という、下町風情を残しつつ、おしゃれスポットが多いところとしても注目されている、新旧の文化が交差するこの地域で開催します。

障がいのあるなしに関わらず楽しめる、ステージのうえで起こる予測不能な化学反応の数々。
みんなで一緒にひとつのステージを作り上げていく醍醐味。〝次はわたしも出演してみたい”…そんな方との出会いもお待ちしてます。アーティスト、役者総勢14名で盛り上げていきますので、ぜひイベントに遊びに来てください！みんなで楽しみましょう！！

奇跡の聾啞ギタリスト『きむやん』

「初めて、このプロジェクトを聞いた時は、今までに無い全く新しいエンターテイメントだと感じました。初めて1回目を実現した時は、演劇の時間が短めでしたが、演劇と音楽ライブの融合というのは、非常に珍しいものとなり、演劇が大好き、音楽ライブが大好きという方々が、この両方を一度に味える醍醐味のあるイベントになりました。次は2回目、きっと更なる進化を遂げると思うと、本当に楽しみでワクワクして仕方ないです。」（きむやん）

このプロジェクトで実現したいこと

～映像を通してお客様と繋がる音楽や演劇～

ライブや演劇は、お客様が唯一ミュージシャンや演者と同じ空間・時間を共有し、楽しむことが出来る醍醐味がありました。その反面、会場から離れた場所に住んでいたり開催日時に予定があったりすると、ライブ自体見ることが出来ません。

またコロナ禍の現在では、多くの人が不要不急の外出自粛を促され、健康面に不安がある人にとっては外出自体が大きなハードルとなります。

緊急時に不要と言われがちなエンターテイメント…。でも、本当に不要でしょうか?
必要なことだけで頭を満たしていると、人間はいつかパンクしてしまいます。
人生には、余白や遊びも必要なのです。

音楽を聴いて、癒されたり、元気づけられたり。

演劇を見て、誰かのことをふと思い出してみたり、あの人の気持ちを想像してみたり。

エンターテインメントを楽しみたいと思う人達が、手軽に好きな場所や時間を使って体感できるよう、このイベントを映像として多くの人に届けたいと私達は考えています。

これからの世の中は、生で体感するエンターテインメントより映像やSNSを通して楽しむものが当たり前となっていくでしょう。

今まで以上にミュージシャンや俳優が多くのお客様と繋がっていけるよう、このプロジェクトを発展させていきたいと考えています。（演者・演劇総合演出：田村往子）

コンセプト

障がいの有無に限らず、6名の音楽アーティスト、8名の役者が参加してお届けする、音楽と演劇を融合させたエンターテインメント。まだまだ予断を許さない状況であるこのコロナ禍の社会情勢を考慮して、会場参加とオンライン配信による形式でお届けいたします。

■開催概要

開催日時：
2022年5月27日（金）17時（開場）/17時半（開演）～20時（閉演）

会場：
本所地域プラザ BIG SHIP

形式：
会場LIVE+オンライン配信

■コンテンツ

①音楽LIVE

参加アーティスト：Mr.WIZARD

【プロフィール】
脊髄損傷ヴォーカリスト。
全身不随、死の淵から甦ったオヤジ。

「愛と勇気、生きる歓び」を魂体現し続けるエンターテイナー。アジアを中心にヴォーカリスト・楽曲提供等、芸能活動を展開。世界約５０カ国を音楽外交。

参加アーティスト：きむやん

【プロフィール】
耳が聞こえなくても音楽を楽しんでいるという事を伝えたく、音楽活動をしている。
愛知県名古屋市出身。平成元年、名古屋聾学校音楽クラブを設立と同時に手話ロックバンドBRIGHT EYES（ブライトアイズ）結成。リーダー＆エレキギター担当。

卒業後、北海道から沖縄まで全国各地でライブ活動をし、これまでに230回以上のライブをこなしている。「24時間テレビ」「アンビリバボー」などのテレビ番組にも出演。

2009年にBRIGHT EYESが映画化され（「ジャップ・ザ・ロック・リボルバー」）、同年に講談社より「ブライト・アイズ『ありがとう』のひとことを」出版。現在もライブ活動中。

2004年よりアコースティックギターに惹かれ、色々なユニットに組む。また、「きむやん」としてアコースティックギター1本でメロディ、ベース、伴奏を同時に弾く難易度の高い独奏技術「ソロギター」習得の為に音楽院にて修行し、バンドコンテストにて最優秀ギタリスト賞などを多数受賞。その後、エンターテイメントユニオンプロスピュートに所属し、本格的にアジアにもソロ活動をしている。

国内だけでなく、アジア、世界をかけ回り、ろう者でも音楽を楽しむ事ができるんだというミュージケーションメッセージを発信し、共有していきたい。

「耳が聴こえなくても、ギターを弾く事ができるのか？」このように、耳で聴くという固定概念をお持ちの場合、誰もが疑問を抱くでしょう。逆に質問させてください。耳が聴こえたら、誰でもギターが弾けるのでしょうか？違いますよね。

実際には世界中の聴覚障害を持つ方々が楽しんでいるものは、聴覚ではなく、皮膚から振動を感じているのです。そして、この振動の感じ方は、人それぞれ千差万別なのです。きむやんは、エレキギターの場合、ギターアンプから大音量で身体にビシビシ振動が伝わってきます。アコースティックギターの場合、ギターのネックの振動を指先で感じ、音階の区別をしております。

振動が感じるからと言って、誰でもギターを弾けるという訳ではありません。聴こえる人と同じ理屈です。沢山練習をした人、夢が大きいほど、ギターが弾ける道のりが見えてくるというものです。

聴こえなくても、音楽を楽しんでいる聾者がいると言う事を世間に伝えたいです。また、聾者が音楽の道に迷っている方がいた場合、僕の活動を見せる事で、音楽への道を導いていきたいと思っています。

参加アーティスト：たんたかたーん　（きむやん＆トヨピ）

【プロフィール】
手話ソングユニット。
ボーカルのトヨピ（写真）は、1967年北海道生まれ。
幼児に聴覚障がいと判明当時は片耳のみだった。現在は聴力障がいが進行し、ほとんど聴こえずの重度聴覚障がいである。歌が大好きで、80年代ロックンロールなどの影響を受けながら育つ。後に手話ボーカリストの夢を叶えたいと2020年11月に地元の北海道を離れ、名古屋へ。相方のデフ・ギタリストきむやんと出会い、「たんたかたーん」結成。以降、さまざまなイベントに出演し、魂で謳うバリアフリーライブを目指す。

参加アーティスト：松安知行【プロフィール】
シンガーソングライター
1976年9月7日生まれ/大阪府出身

1999年日本体育大学在学時にソロユニット『サクラシンマチ』結成。
渋谷ハチ公前や代々木公園での路上ライブや都内を拠点に全国のライブハウスにて精力的に活動。
サクラシンマチとしてこれまでシングル9枚、アルバム8枚を発売作詞作曲はすべて松安がおこなう。

3.11震災後、年に1回都内にて、復興ライブを行い岩手県田野畑村へ義援金を届ける活動、同場所（田野畑村）にて復興ライブ活動を続けてきている。

また、新潟から函館まで、3年間日本海津々浦々、ギター1本とハーモニカで船上でのライブ活動を行う。

2017年全編手話映画「明日のきみへ」の主題歌、挿入歌を手掛ける。

活動開始以来13年間にわたり定期的に新曲を発信し続け、今までに作った曲は100曲を超える。

参加アーティスト：佐藤奈菜

【プロフィール】
愛知県名古屋市出身　ヒーリングピアニスト
3歳からピアノを始める。

幅広い年齢層にピアノを指導する傍ら、バーやホテルラウンジ、パーティやイベント等でライブ活動を行なっている。

作曲も精力的に行い、2018年より2枚のアルバムを制作し、2021年11月に3rdアルバムとなる「胸いっぱいの愛を」をリリース。

80歳までピアノを通して愛と癒しを届けることを目標にしている。
現在、YouTubeでストリートピアノで全国へ演奏活動中！

NANAの癒しチャンネル　
 佐藤奈菜公式HP　

参加アーティスト：清成月恵【プロフィール】
中学時代アコースティックギターに出会う。高校時代から作詞作曲をして過ごしていた。
大学でバンドに誘われ、４ピースバンドのギターボーカルとして本格的に音楽活動をスタート。
ライブハウスを中心に、ソロでは路上ライブにも精力的に活動。バンドが解散後、アコギ×ドラムという異色のユニットを結成。その後ソロのシンガーソングライターとして活動。

現在は俳優業を中心に、映像制作、ポートレート撮影、などアーティスト活動を続けている。

Twitter：@yk_Luce_diem
Instagram：@tsukiekiyonari

➁演劇

参加演者・舞台監督：小林篤

【プロフィール】
大阪芸術大学を卒業。
50本以上の舞台に出演、10数本の脚本、演出をこなす。
映像制作会社、株式会社Dream Ship代表。

「ミュージシャンと演劇人は近しい距離にいながら、なかなか融合することがありませんでした。また、お客様もライブハウスには行くけど、劇場には行かないとか、逆もまた然りです。

渋谷Lamamaのイベントでは、来場いただいたお客様から、演劇に興味を持ったと嬉しいご意見をいただきました。演劇を見に来たお客様も、数々のミュージシャンの色々な音楽を楽しんで帰っていかれました。音楽とか演劇とか、きっとお客様にはこんな境目はいらなかったのではないかと思えた瞬間でした。ボーダーレスである事で、より大きな楽しさを味わってもられるのではないかと思います。

健常者と障がい者が、今回のイベントには参加します。ここにもまた、ボーダーとなるものがありません。ミュージシャンと俳優が一つのイベントをやる事、健常者と障がい者が一つのイベントをやる事に意味があるのだと思います。

そしてお客様と私達が、このイベントを楽しむ事で、ボーダーレスな世界をまた一つ世の中に生み出していければと考えています。」

参加演者・演劇総合演出：田村往子 【プロフィール】
秋田県出身。地元で銀行員をやりながらゴスペルを歌いライブに出るなど活動。上京後は小劇場を中心に、不条理劇から社会問題を扱ったものなど様々な作品に俳優として出演。主な出演団体は劇団ワンツーワークス・オフィスコットーネ・雷ストレンジャーズ・山の羊舎など。

「不思議な巡り合わせがご縁となって、このイベントは開催されることになりました。人と繋がる事が制限されている今だからこそ、生きる本質とは人と人とが繋がって楽しむ事なのではないかと思います。
まだまだヨチヨチ歩きを始めたばかりのイベントですが、どうぞ応援をよろしくお願い致します。」