一人暮らしの親やペットの見守り装置は製品化されていますが、高価なためラズパイを使って安価にランニングコストも安く実現するキットを作りました。メール、LINEでの通知機能や無料webサービスを活用することでランニングコストを下げています。通知機能にAI機能で画像添付も可能となりました。

<<バージョンアップ情報>>

・プロジェクト進行中ですが、支援者様からの要望でバージョンアップしました。

*1  メール通知の宛先を複数設定できるようにしました。(max3か所)  v1.1

*2 メールやLNEでの通知に画像を添付できるようになりました。
  更になるべくいい感じの画像を添付出来るように、センサー動作の前後の画像からAIが顔検出して、いい感じにしてくれます。v3.2

・特に新しいご要望がなければ、v3.2が最終バージョンとなります。
・既に購入いただいた方には、メールにて周知させていただきます。



はじめに・ご挨拶

 ラズベリーパイ(Raspberry Pi)による電子工作を広めたいです。そのために、ちょっとした不便を解消できるものを開発していきたいと考えています。 

 私は、インフラ系のシステム開発部門に勤務、業務知識を生かすとともに60才前に始めたpythonでプログラミングをしています。主にRaspberry Pi (ラズベリーパイ)での開発をしています。
 ラズパイによる電子工作の楽しさを広めるため、ちょっと生活を便利にするためのものを開発していきたいと考えています。
 自宅では、ラズパイが7台常時稼働しており、主なものは下記のとおりです。
 学習リモコン3台、駐車場監視1台、寝室用しゃべる時計1台、愛犬用自動ドア1台他


プロダクトのご紹介

 一人暮らしの親やペットの見守り装置は大手メーカーが手掛けて製品化されていますが、初期コストがん万円オーダーしたり、ランニングコストもバカになりません。そこでラズパイを使って安価に始められて、かつランニングコストも安く実現するキットを作りました。

 通知機能にメール、LINE、Twitterや無料webサービスを活用することでランニングコストを下げています。なので、通信にwifiが使えるならランニングコストはほぼ0円です。


プロダクト誕生までのお話

 私にも、田舎暮らしの母親がいます。コロナ前は月に一度実家に帰ったりしていましたが、最近は難しい状況です。電話はちょこちょこしていますが、やはり心配です。そこで、テレビで見た見守り装置を自分で作ってみようと思い、作ったところなかなかいい感じだったので、製品化することにしました。

 機能的には、台所に装置を設置して、母が朝昼晩と食事の支度をするタイミングで、人感センサーが働き、通知をしてくるってものです。この通知が無い場合や時間がずれるようなときに、電話で様子を確認するといった使い方をします。


こだわり・特徴


 基板は完成品を提供できますが、品名にキットとしている理由があります。通知機能を使うためにはメールアドレスおよびパスワード、LINE等のトークン情報をそれぞれ入力する必要があります。これらの情報は個人情報で、当方では取得、登録が出来ません。この部分を購入者様で取得・登録していただく必要があります。そのため「キット」とさせていただいてます。
 登録方法については、ネットで色々と公開されている(webページ、YouTube動画)ので、推薦ページを紹介させていただきます。

 基板のハードウェアは簡単なものですが、通知機能として
  メール(gmail)
  LINE
  Twitter
  Ambient -- IoTデータの可視化サービスです。
  Machinist -- IoTデータの可視化サービスです。
 を用意しています。

 LINE,Twitterは人によっては難易度高めかもしれませんが、メール(gmail) とambient の組み合わせなら比較的簡単です。
 これらの通知機能に応じた動作、センサーの感知でのエラー処理などプログラムで色々と工夫をしています。見守り対象に合わせて感度を調整できますし、プログラムはpython3で記述していますので、 ご自身でプログラムをカスタマイズすることも可能です。ぜひ、プログラミングも楽しんでください。

<<ambientでの表示イメージ>>

上記はambientでの見守り装置の信号を可視化したもののイメージです。
・人を感知すると75
・一定程度感知し続けると100 (この時メール、LINEで通知します)
・25や10は装置の動作確認の信号等です。
こういったグラフをスマホやパソコンでいつでも確認できます。

以下のように数値でも確認できます。

 あと、メールやLINEの通知が沢山来たら困りますよね。そこで、設定でセンサーの感度調整ができるようになっています。センサーそのものの感度は調整できませんが、一定時間の累積動作をカウントして通知を行うようにしています。
 また、通知の流量制限がかけられます。30分に1回とか2時間に1回といったように設定できますので、たとえば、台所に装置を設置して、通知流量を4時間とかに設定しておくと、おおむね朝食時、昼食時、夕食時に感知すると通知が届くようになります。制限がかかっているので、10時、15時にお茶を入れに台所に居ても通知はしません。


<<通信環境>>
 wifiがあれば、追加費用は不要ですが、当方の実家にはwifiがありませんでした。
 そこで色々調べてsoracomの通信SiMを使っています。ラズパイは2Bで、AK-020を挿して使っています。通信料は月額330円(2022/4現在)です。ただし、将来の停波が決まっていますので別途検討が必要ですね。→自分。

↑Raspi-2B に AK-020 を挿して使っています。


 <<設置について>>

 何かケースに入れても良いですが、

↑こんな感じで、グラスに百均のインテリアストーン

入れてみるのもいいかもです。         

            赤外線感知なので、問題なく動作します。




・ケースに入れる場合を考慮して、
 センサーの延長ケーブルが付属します。






リターンのご紹介

 リターンに応じて、基板をお届けします。(ラズパイは付属しません。)
 またお礼のメールと今後の開発計画案も併せてお届けします。
 完成品と部品での提供の2種類があります。支援入力の際に選択してください。回路自体は簡単なものですので、電子工作のレベルでは初級レベルだと思います。

 本品を使うのにシステムの設定とプログラムのインストールが必要です、手順や資料を保管したダウンロードサイト(GitHub)をお知らせするので、手順書に従って、インストールしていただきます。
 直ぐに使いたい、時間に余裕がない、インストールに自信が無い方には設定済みのmicroSDも提供します。その際は、microSDも合わせて支援してください。  
 特にカメラ機能のうちAI機能を使用する場合は、インストールが複雑になります。ぜひmicroSDも合わせて購入ください。

 限定数の部品は事前に確保していますので、プロジェクト終了後順次発送いたします。限定数について通常2週間以内に発送予定で、最大でも1ヶ月以内にはお届けできます。
 All-in方式ですので、プロジェクト終了前に順次リターンを発送いたしますので、最後まで待たずにリターンがお手元に届きます。

 支援いただいた資金に関しましては、基板製作・部品調達の支払いと、次のプロジェクトの試作品製作のための資金とさせていただきます。


製品情報・仕様

 プロジェクト募集期間中から支援いただいた順に、順次製作・テストし発送予定です。
 All-in方式ですので、プロジェクト終了前に順次リターンを発送いたしますので、最後まで待たずにリターンがお手元に届きます。


 手作り、個人製作なので、コスト削減のため簡易梱包にて発送予定です。よろしくご了承ください。
 機能には変わりないですが、お届けする基板・部品の色、形状など変更になる場合があります。


 手作りによる製作ですが、一つ一つ製作し、試験、検品したものをお届けします。全て検品して発送いたしますが、万が一初期不良が発生した場合、及び通常使用で6か月以内に故障した際(ただし、SDカードは対象外)には、使用状況の報告とともに返品いただければ、交換いたします。その際の送料はご負担ください。

<<基板単体のサイズ>>


約6cm ✖️ 3.5cm で、ほぼZero程度






・センサーの状態により、LEDが点滅します。
・スイッチは テスト動作、シャットダウン操作になります。

<<Raspberry Pi 動作確認機種>>

Raspbrry Pi 1A(USB経由の有線LAN)→動作するもののかなり遅いです。
Raspbrry Pi ZeroW,WH
Raspbrry Pi 2B(有線LAN)
Raspbrry Pi 3B
Raspbrry Pi 3B+

<<別な使い方>>

 本品はひとり親の見守り用に開発しましたが、センサーに感知するもの、たとえばペットなどの見守りにも使えます。たとえば、ペット用の水飲み場に設置しておき、感度設定を調整しておくと、留守中のペットの動きを感じられたりします。カメラ設置ほどの費用はかかりませんし、カメラ画像をいちいち見に行くより身近に感じられるかもしれません。


<<ソフトウェアの動作環境:特商法上の記載>>

当該ソフトウェアの動作環境は以下の通り

ソフトウェアを使用できるOSの種類

  >>ラズベリーパイのOS 「buster、bullseye」にて動作確認済み
  buster推奨 (特にカメラ機能を使用する場合は、buster推奨)

CPUの種類

 >>ラズパイ搭載のCPU : ARM系CPU

メモリの容量

 >>512 MB以上

ハードディスクの空き容量等

 >>SDカード8G以上


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

また、All-in方式ですので、プロジェクト終了前に順次リターンを発送いたしますので、最後まで待たずにリターンがお手元に届きます。

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