★速報★70万円達成!ネクストゴールに挑戦します!

ご支援いただいた皆さま、そして関心を持って下さっている皆さまへ

 いつも多文化フリースクールちばを応援して下さり、ありがとうございます。おかげさまで、キャンペーンを始めて約半月で、目標額70万円に達しました。想像を超えるたくさんの方々からご支援をいただき、予想を上回るスピードで目標額に達することができました。本当にありがとうございます。寄せられた寄付は責任をもって、スクール生の交通費補助に充てさせていただきます。ご支援いただいた皆さまには、「会報」、「スクール見学」、発表授業「わたしの町」、「卒業式」を是非見ていただき、“子どもたちの元気と頑張り”を感じてもらいたいです。本当に、ありがとうございました。


 さて、当初の目標額達成に感謝しつつ、新たに目標額を設定致しました。なぜなら、私たちのゴールは目標額70万円が終わりではないからです。私たちはこのキャンペーンを含め、インスタグラムや、Facebookを通してスクールの活動と交通費補助を広報していますが、その情報が徐々に広まり浸透してきているようで、今年度はこれまで以上に広範囲における生徒が増加しています。

 今年度になって増えている新しい地域は、京成臼井、大網、新京成北習志野、京成八千代台です。その生徒たちへの交通費補助のサポートは次のようになっています。

新たな地域から来る生徒への交通費補助

スクールのある千葉市から離れた地域には、学習の場を必要とする生徒がまだまだたくさんいて、中には高い交通費のためスクール通学をあきらめた生徒もいるはずです。交通費補助を含めたスクールの情報をもっとアピールし、継続的な体制を作る必要があると考えています。

必要な補助費の増加

そこでネクストゴールを100万円とし、これからも生徒が住む場所によって、不利益を被ることのない体制を作りたいと考えています。皆さまのさらなるご協力を頂けますと幸いです。よろしくお願い致します。



「日本語を母語としない子どもたちに、学びの場・つながりの場への“切符”を!」のキャンペーンをご覧いただき、ありがとうございます。

私たちの団体は「NPO法人多文化フリースクールちば」といい、私はこの多文化フリースクールの代表で白谷秀一と申します。

多文化フリースクールは、母国や日本の中学校を卒業したにもかかわらず日本語ができないことが原因で高校へ進学できなかった生徒に対して、学ぶ場とつながりの場を提供し、翌年度の入学試験へのサポートを行い、高校につなぐことが目的です。2014年に設立し、2021年度までに23か国・地域の139名を高校へ入学させました。そして、今年度もすでに15名の生徒が学習を始めていますが、彼らに通学定期と同額の負担でスクールに通学できるようにしたいとの思いから、このキャンペーンを始めました。

スクールの生徒のほとんどは15才から18才です。この年代の来日は、自分の意志ではなく親の都合によるものです。来日時期がバラバラで、かつモチベーションもかなり差があります。そのため、1クラスは最大8名の少人数で行い、彼らに寄り添って対面の授業を行います。教育的な指導が必要だったり、時には親の相談にのったりもします。ですから、私たちフリースクールの講師のほとんどは、教職の経験者です。高校に進学しても中途退学者が非常に少なく、進学先の高校でも高い評価を得ています。

授業の様子

通学する生徒は、学齢期を過ぎているため中学校には所属できず、15才を過ぎていると「働ける年代」とみなされますが、彼らの多くが「家族滞在」ビザであるため就労できません。学校に所属していれば文科省、働けるのであれば厚労省の分野で何らかの支援策を求めることができますが、ちょうどその狭間の存在で、公的支援は一切ありません

このような状況下で、最大1年の指導で高校に入学させること、また、その授業についていけるだけの日本語を修得させることは、とても大変です。私たちフリースクールでは、毎日4時間、年間220日を超える授業を行っています。そして、このような日常的・継続的な指導をするボランティア組織は千葉県内には他になく、生徒は千葉県全域から集まってきます。これまでに、北は銚子市、東は茂原市、南は木更津市、西は柏市からの生徒もいました。

遠くから通う学生
(例)銚子市から千葉市

スクールのある千葉市まで来るには、高い交通費を負担しなければなりません。さらに、通学定期が利用できないために通勤定期を利用せざるを得ないのです。残念ながら、多文化フリースクールは「学校法人」ではなく、塾や予備校と同じ扱いになってしまうため、通学定期が適用されないのです。

通勤定期と通学定期の差額

補助の割合

この交通費補助は、これまで助成金を頼りに実施してきました。ただ、ご存じのように助成金は採択される時もあれば、採択されない時もあり、かなり不安定です。このキャンペーンを通じて多くの人に支援を訴え、本格的なサポート体制を確立したいと考えました。

発表授業「わたしの町」の様子 



ここで、スクールに通う生徒がどのような子どもたちなのか紹介させて下さい。
昨年度(2021年度)に入会した生徒27名の概況は次の通りです。

「出身国」はアフガニスタンが一番多いです。これはスクールのある千葉市近隣にアフガニスタン・コミュニティがあるからです。そして、東アジア、南アジアの国々が続きます。

「学籍・学歴」では、発足当初予定していた母国や日本の「中学卒業者」が半数ほどしかおらず、残りの半数をいろいろな学籍・学歴者が占めています。「中学在籍者」は、教育機会確保法※1によって、私たちスクールの授業に出席すると中学校で“出席扱い”になります。「高校在籍者」とは、具体的にいうと、夜間定時制に通いながら日本語の学び直しのために入会した生徒のことです。円グラフの中にある「夜間中学生」は勉強するのが最も困難だった生徒たちです。高校入試を受けるためには通算9年間母国や日本の学校で教育を受けていなければならず、それを補うために夜間中学校にも通う生徒たちです。彼らは、スクールが終わると自宅に帰るのではなく、電車で1時間かけて、スクールのある千葉市から市外の市川市や松戸市にある夜間中学にそのまま駆けつけるというダブル・スクールの生活を送っていました。毎日計8時間の授業を受け、帰宅するのが深夜になるという生徒もいました。

「出身国」の円グラフでもそうでしたが、このようなダブルスクールで授業を受けていた生徒の中でも一番多いのがアフガン二スタンの生徒たちです。昨年はタリバン政権の出現で母国に残っている家族の心配や、同時期に発生したコミュニティ内のコロナクラスターも加わり、彼らは本当に大変な苦難を味わいました。

他の生徒もまた、コロナ感染のためにオンライン授業を強いられましたが、そのような状況下でも高校進学希望者たちは学ぶことを諦めず、昨年度(2021年度)はアフガニスタン人生徒を含む高校進学希望者17名全員が無事入試に合格し現在元気に通学しています。(他は中学校・高校へ復帰、就職、帰国など)

※1「教育機会確保法」(2016年)により、学校以外の学びの場・つながりの場が認められ、本スクールもその対象となりました。



今回のキャンペーンは、単に生徒たちの経済的負担を軽くしたいということだけでなく、ぜひ皆さまに知って頂きたい社会課題があることをお伝えしたかったからです。それは、日本語を母語としない生徒たちの受入れ問題です。

●小学校から高校までの教育無償化の議論が盛んになっている昨今、行政等の対応が届かない、その枠に入れない生徒の存在が明らかにあること(今回のキャンペーンで訴えている、同じ“学生”のはずなのに通学定期は使えず、通勤定期しか使えない現状)

●枠に入れない生徒が集中的に日本語を修得することで、高校に進学し、将来をより広く自ら選択できるようになること(高校卒業後就職することで、不安定で就労不可の「家族滞在」ビザから就労可能な「特定活動」ビザへの変更が可能※2。)

※2 https://visa-station.jp/shurou/kazokutaizai-kara-tokuteikatsudo-visa/

●千葉県の高校入試を「適格者主義」※3から、地域の受験生に応じた入学試験や、彼らを受入れることができる体制、日本語を母語としない者も学べる「地域密着主義」へ変更するべき時ではないかということ

※3 「適格者主義」とは、「日本語で行うウチの高校の授業についていける者だけを入学させる」という考えのことです。例えば、今年度の入学試験で千葉県立A高校の試験結果は次のとおりです。

                          (出所:千葉県教育委員会HP )
なお、神奈川県等では、「定員内不合格」は認められておらず、定員内であれば全員が入学できます。

日本語を母語としない生徒受入れの課題に向き合うことは、彼らのためだけのことではなく、地域社会の安定にもつながると信じています。

高校の段階では日本語が十分でないと切り捨てるのではなく、彼らも受け入れ、日本語指導も行いながら卒業させることが重要です。そうしないと、分断化され差別された社会につながる可能性があることを、このキャンペーンを通して皆さまに考えて頂くきっかけになると嬉しいです。



これまでは、頑張ればできると信じて自分たちだけで活動し、スクール外にはほとんど支援を求めてきませんでした。しかし、日本語を母語としない生徒が増え続ける中、私たちの力だけでできることに限界を感じています。このキャンペーンで実現したいことは3つです。

●日本語学習における金銭的な障壁を取り除くこと

●多くの人に協力を頂きながらフリースクールの継続的なサポート体制をつくること

●日本語を母語としない生徒について広く知って頂き、現状の「学校あっての生徒」ではなく、「生徒あっての学校」へと変えていくこと

ぜひ皆さまの力を貸していただけないでしょうか。



Masato(フィリピン出身・スクール第4期生)

 私は、2017年にスクールに入学しました。当時、家計は苦しく、アルバイトをしながら通学していましたが、木更津からの交通費は高く大変でした。もし、交通費補助がなかったら、スクールに行くことができなかったかもしれません。スクールの交通費補助のおかげで、高校へ入学することができ、卒業し就職できました。現在あるのはスクールの支援があったからで、本当に感謝しています。そして、このようなサポートがもっと広がればよいと思っています。


 佐々木綾子様(千葉大学大学院国際学術研究院准教授)

 大学の授業のなかで、多文化フリースクールちばに通う子どもたちと大学生との交流の場をつくりはじめて数年が経ちます。最初は同じ出身国の、言葉の通じ合う仲間同士でグループをつくり、ほかのグループとの交流をもとうとしなかった子どもたちが、大学生との遠足やゲームを通した交流や学習のなかで次第に笑顔になり、自分の役割や居場所を見つけていく。そのような場面を幾度となくみてきました。オンラインは便利ではありますが、対面での交流を通した学びに勝るものはありません。居住地によって、交通費が支払えないという理由でスクールに通学できない子どもをひとりでも減らせるように、子どもたちの笑顔を伴った学びの場、居場所へのアクセスを保障できるように、沢山のご支援が集まることを願っています。



みなさまから頂いたご支援は、下記のように活用させていただきます。

●今年度在校生への通学定期代から通学定期と同等額までの補助 約50万
 (多くの支援が得られれば、鉄道に加えバスのサポートも加える予定)

●本サイトの手数料 (9%+税)※GoodMorning/ソーシャルグッドカテゴリの手数料は9%(税別) 

●会報の発行と郵送料



 白谷秀一(スクール代表)元千葉県公立高校教員

 在職時代から「日本語を母語としない親と子どものための進路ガイダンス」を開催してきました。その中で、日本の高校進学に最も困難な状況におかれている「中学校既卒生」の存在を知り、仲間を集めて「NPO法人多文化フリースクールちば」を設立して、その代表を行っています。現在、スクールの基盤をきちんとし、次世代の人に引き継いでもらえる体制づくりに専念しております。


 新井斗志(日本語教師)文化庁認定420時間日本語教師養成講座修了 日本語教育能力検定試験合格

 夫の仕事で千葉県に移転したことがきっかけで、フリースクールと出会いました。
以前は、日本語学校で大学進学を目指す学生を対象に日本語を教えていましたが、
現在は、フリースクールで高校進学を目指す学生に日本語指導をしております。
子どもたちの日本での生活が少しでも豊かなものになるよう手助けできればと活動しています。


 滝本晃大(学生)千葉大学国際教養学部在籍

 大学の授業でフリースクールにボランティアとして関わったことがきっかけで、フリースクールのことを知りました。現在は、インターン生として関わらせてもらい、SNS運用やWebページ作成などをしております。子どもたちが平等に教育を受けられる場を提供したいと思い、活動しています。


 澤野愛(学生)千葉大学文学部在籍

 先輩からスクールを紹介していただき、インターン生として関わり始めました。
SNS運用や、子どもたちが楽しめるイベントの計画・運営などをしております。
未来ある子どもたちの教育を受ける権利を守るお手伝いをするために、日々活動しています。


 永山滉大 元千葉大学国際教養学部

 多様なルートを持つ子どもたちに興味を持ち、大学3年時から約3年間インターンやスタッフとして関わらせていただいています。現在は本職の傍ら、フリースクールのインターン生のサポートや、他団体との連携の際のサポートさせていただいております。


猪股光さん
橋本千尋さん
深井雄介さん
まりネェさん
緒方高明さん
竹田憲一さん


2022年6月1日 募集開始
2022年6月〜  お礼状はメールで随時発送
2022年6月30日 クラウドファンディング終了
2022年7月〜2023年3月末日 出前懇談 
2022年7月11日(月)〜2022年12月12日(月)(毎月第2月曜日・2022年8月は除く)スクール見学
2022年8月5日(金)発表授業「わたしの町」招待:開催日時が確定でき次第メールでご連絡
2022年9月末 会報郵送
2023年3月18日(土)「卒業式」招待:開催日時が確定でき次第メールでご連絡
2023年3月末 会報郵送


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

●3,000円:お礼状+会報+スクール見学券

●5,000円:お礼状+会報+スクール見学券+発表授業「わたしの町」招待

●10,000円:お礼状+会報+スクール見学券+発表授業「わたしの町」+「卒業式」招待

●100,000円:お礼状+会報+スクール見学券+発表授業「わたしの町」+「卒業式」招待+出前懇談


<会報>
A3見開きの写真つきのものを2022年9月末・2023年3月末頃に郵送

<スクール見学券>
内容:団体の説明及び全教室授業の見学
有効期限:2022年7月11日(月)〜2022年12月12日(月)
開催日:2022年度毎月第2月曜日(2022年8月除く)
場所:千葉市中央コミュニテイーセンター 
所要時間:午前10時から12時の2時間程度
※詳細は頂いたメールアドレスにご連絡致しますので、ご確認ください。

<発表授業「わたしの町」招待>
内容:生徒による出身国についての発表授業へご招待
開催日:2022年8月5日(金) 
場所:千葉市中央コミュニティーセンター
所要時間:午前11時もしくは午後13時から2時間程度
※詳細は頂いたメールアドレスにご連絡致しますので、ご確認下さい。

<「卒業式」招待>
内容:2022年度卒業式へご招待
開催日:2023年3月18日(土)
場所:千葉中央コミュニティーセンター
所要時間:午前11時もしくは午後13時から2時間程度
※詳細は頂いたメールアドレスにご連絡致しますので、ご確認下さい。

<出前懇談>
内容:代表者の白谷による対談(オフラインのみの実施)
開催日:支援者様と相談の上決定(下記、これまでの講演テーマの一例です)
    ・スクールに通うアフガニスタンの生徒たち
    ・千葉県の高校入試制度
    ・多文化フリースクールとは
場所:支援者様と相談の上決定(日本国内・交通費は白谷が負担)
所要時間:2時間
有効期限:2022年7月〜2023年3月末日
※詳細は頂いたメールアドレスにご連絡致しますので、ご確認下さい。


ここまで文章をお読みいただきありがとうございました。

私たちの活動は、これまで自分たちが努力すれば何とかなると思ってやってきました。ただ、今年度は大幅に遠距離通学の生徒が増加しました。彼らの負担を少しでも減らし、住む地域によってスクールに通えず彼らの進路を狭めてはいけないと思い、広くサポートをお願いすることにしました。そして現在では、このキャンペーンが彼らの存在を広く認知させ、高校等の受け入れ態勢が整う近道ではないかと考えています。

また、この活動が千葉大学のインターン生のイニシアティブをとって行われたことに感謝しています。

皆さまのご支援を心よりお待ちしております。

※NPO法人多文化フリースクールちばは非営利法人ですが、このクラウドファンディングを支援することで、支援者が税制優遇を受けることはありません。


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