「広島」「私のおばあちゃん」
1945年8月6日午前8:15
広島に人類史上初の原子爆弾が投下され、多くの命が奪われました。
その当時8歳だった私のおばあちゃん・岡田恵美子は爆心地から2.8キロで被爆。
当時12歳だった姉を失いました。
被爆の苦しみを背負いながらその後懸命に生き生活していく中で、1987年､50歳の時､アメリカで平和活動をする人を募集するワールド・フレンドシップ・センターの新聞記事を見て､応募。
被爆者の一人として渡米が決定し､日本文化を紹介することに。
これをきっかけに平和活動に目覚め､広島の原爆だけでなく､日中戦争､沖縄戦､南京大虐殺､ベトナム戦争､湾岸戦争､地雷などについて自主的に学び始めました。
おばあちゃんの活動
近年では､ヒバクシャ国際署名､核兵器禁止条約採択のための緊急行動、その他にも原爆関係以外の国際活動へも積極的に関わり､世界各地で活動していました。
YOUTUBE 「HIPPY / 日々のハーモニー」ヒロシマの景色が伝えるメッセージ［岡田恵美子］
そんな最中、昨年2021年4月10日祖母は、突然息を引き取りました。84歳でした。
その日も被爆証言の会議中の出来事。亡くなるその日まで平和活動をしていました。
家族をはじめ、親交のあった多くの人が驚き急な別れを惜しみました。
プロジェクトの発起人
そんな岡田恵美子の孫、被爆三世として広島で育った富永幸葵です。現在はダンサーとして活動しながら、講演など平和活動をしています。
祖母の影響もありますが、広島では保育園の頃から平和学習があり「広島」や「原爆」について長年学んできました。
とはいっても、現代に生きる私は"平和ボケ"と"平和学習*慣れ"で、深く考え学ぶ幼少期ではありませんでした。
＊平和学習・・・広島県では義務教育を中心に公教育で平和ついて学ぶ平和学習の時間があります。
平和活動のきっかけ
そんな中、平和活動するきっかけの１つになったのは私が小学5年生のとき、祖母とニューヨークの国連本部で行われた会合に参加、スピーチする機会をいただきました。
各国の外交官達が私のスピーチを聞いてくださり、
「君のスピーチは胸に刺さったよ。ありがとう。」
と、声をかけてくれたことで、言葉が通じなくても気持ちは届くんだ。と手応えを感じました。
それをきっかけに徐々に祖母の被爆証言や平和活動へサポートも兼ねてついて行くようになりました。
その中で、感じたのは、
「平和イベントはどうしても重く悲しい気持ちになる」
「だけど、そこに関わる人は皆優しく、明るい方ばかり。みんな心の底から平和を願っている」
そんな中、昨年祖母は亡くなりました。
突然の出来事に戸惑い、私も含め家族は悲しみにくれました。
倒れた当日まで平和活動をしていたり、これからも当たり前のように活動する気でいた祖母はいなくなり、その1番近くで活動を見ていた私は急な別れに戸惑い、
"祖母の代わりは私には出来ない"
と思っていました。
しかし、
祖母の被爆証言の言葉の中の一つで、
「あなたのできることで伝えていって下さい」
この言葉が頭に響きました。
祖母には出来なかった、
でも"私だから”できる祖母の継承をしていこう。と決意しました。
これまでにない平和イベント（イベント詳細紹介）
EO ＝日本語で「おーい！」など、呼ぶ言葉。
EOPEACE＝平和を呼ぶ
平和へのそれぞれの想いをそれぞれのできる形で。
そこから参加した皆さんに繋がり平和が広がる架け橋のイベント。
それがEO PEACE。
今まで平和イベントに対しての、
"怖い" "悲しい" "硬い苦しい"
というマイナスイメージが生まれない。
そこで、アート、グッズ、カフェ、ダンス、歌、トークなど、
表現のジャンルに縛りはなく皆平等に。
その中心にあるのは"PEACE"
そんな今までになかった
過去と未来の架け橋になる平和イベントそれがEO PEACE。
広島を守り続けた被爆者へ感謝と敬意の気持ちを込め過去を学び
そして、現代を生きる同世代へ向けて、
今、そしてこれから"平和"を繋げていく"多彩な表現"が
集まり交流できる平和イベントそれがEO PEACE。
昨年2021年8月6日に平和イベントEO PEACEvol.1を開催しました。今年2022年は更にブラッシュアップし、より多くの人に気軽参加していただき、気軽に平和に触れられるイベントにしたいと思っています。
資金の使い道・実施スケジュール
⚫︎ロゴデザイン
⚫︎イベント設営費
⚫︎今後の資金
⚫︎クラウドファンディング手数料、消費税
＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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