我々ジーンズショップマルカワでは、3L以上の「大きいサイズのメンズカジュアル衣料」も取り扱っております。弊社専属の”大きいサイズモデル”として、着用撮影などで日ごろから大活躍のイイボシさん。そんな体の大きいイイボシさんとマルカワで、こだわりの【大きいサイズカーゴパンツ】を作りました！！

この度は本プロジェクトをご覧いただき誠にありがとうございます。
私たち「マルカワ」は老舗のジーンズショップとして、過去3回ジーンズのクラウドファンディングプロジェクトを公開し、非常に多くのご支援をいただきました。

弊社店舗には「3L以上の大きいサイズ」の商品もございます。

マルカワ湘南店　2階「大きいサイズ」売り場

ジーンズやTシャツはもちろん、スポーツにも最適なジャージやイージーパンツなど、体の大きい方向けのボトムス・トップスを店舗とネットショップにて販売しており、商品写真の撮影には、購入する方がイメージしやすいよう、実際に商品に合う体形のモデルさんを起用しています。

こちらが大きいサイズモデルの一人、5Ｌ担当の[イイボシさん]。

イイボシさん(32歳)
東京都杉並区出身
身長178cm　体重125kg　ウエスト120cm　足のサイズ27cm

撮影で着用してもらっているサイズは【5L】という巨体の持ち主です。

そんなビッグな男イイボシさんとの会話から今回のプロジェクトは始まりました。

イイボシさん「体が大きい人は自分の体形に合うものが少ないから服を探すのがほんとに大変で。」

イ「自分の好みの良いデザインのものがあまりなくて。子どもっぽいデザインだったり、シルエットが悪かったり、、、生地が弱かったり、、、」

イ「いいな！と思っても大きいサイズがなかったり。」

マルカワ「イイボシさん、今欲しいなって思う服ってどんなのですか？」

イ「僕は今ミリタリーパンツが欲しいんですよねー。」

イ「古着が結構好きで、カッコよく穿けちゃうヤツ探してるんですけど、いかんせんサイズがなかったり、デザインがどうもしっくりこなかったりで。」

マ「いいですねー、ミリタリーパンツ。ビンテージブームですもんね！」

イ「そうなんですよ。ポケットの無骨な感じとか大好きで。でも探すとなると、、、自分の体形に合うのがないんですよ～(泣)。」

マ「大変ですよね、自分に合うの探すのは。」

マ「こうなったらイイボシさん、一緒に作りますか！きっとイイボシさんと同じ悩みを抱えてる人たちがいるはずです。」
　「イイボシさんが求めるミリタリーパンツ、マルカワとイイボシさんで一緒に作りましょう！！」

というわけで、大きいサイズの製品に定評のある取引先メーカーさんにもご協力いただき、イイボシさんが求めるミリタリーパンツの生地や色、デザイン、サイズスペックなどを打ち合わせ。

協力していただいたメーカー担当者さん
(この方も大きい)とイイボシさん

そしてついに、

イイボシさんのこだわりが詰まった
【大きいサイズのミリタリーカーゴパンツ】が
完成しました！！

オーソドックスな
ミリタリーワイドパンツをベースに
イイボシさんのこだわりを
ふんだんに詰め込んだ
大きいサイズ・超特注
よくばりカーゴパンツです！！

それではこだわりポイントを見ていきましょう！

☆M-51フィールドパンツとは☆
寒冷地用オーバーパンツとして1951年にアメリカ軍に制式採用され、後継のM65フィールドパンツが登場するまでの十数年間支給された軍用パンツ。ダボっとした極太シルエットが特徴で、近年の古着ブームにおいて、コンディションの良いユーズド品は入手困難であり、高値で取引されるM65フィールドパンツ以上に希少性が高い。

まずはM51フィールドパンツに使われていた[フラップ付きウエストポケット]を、おしゃれビッグサイズモデルのイイボシさんはこだわりポイントとしてセレクト！

「単なるデザインとして好きなのはもちろん、フラップがあればスマホなどポケットの中に入れた大事なモノをうっかり落としてしまうアクシデントも防いでくれますからね！」と得意げなイイボシさん。

ミリタリーパンツならではの実用性も兼ね備えたこだわりのフロントポケットをチョイス。

☆［ロイヤルネイビー］カーゴパンツとは☆
イギリス海軍ロイヤルネイビーの使用していたカーゴパンツ。潜水艦や空母に所属する軍人たちが使用していたもの。

サイドにはその英国ロイヤルネイビーカーゴパンツから着想を得たカーゴポケットを採用。潜水艦という狭い空間で迅速かつ正確な作業が行えるよう、極力無駄なディテールを排除し、艦内でもストレスのない様に配慮された機能的な作り。そしてその特徴の一つが「スラントポケット」と呼ばれる斜めに配されたサイドポケット。

「潜水艦は狭いですから必然的に座る姿勢も多いんですよね。その姿勢の中でも作業用具を取り出しやすいよう考えられたポケットの設計ですね！スラントポケットは！」

何度も微調整を繰り返し、取り付け位置や角度もこだわりました。

イイボシさん「ロイヤルネイビーカーゴパンツは無駄のないシンプルなデザインと英国らしい美しいシルエットがいいんですよね。」「テーラードジャケットとか品のあるきれいめアイテムとも相性良いし。だから世のミリタリーフリークたちを虜にしてるんだと思います。」

☆オランダ軍フィールドカーゴとは☆
1980年代から1990年代まで支給されたフィールドカーゴパンツ。
年代や部隊によりディテールが異なるといわれており、中でも右足のヒザ下にナイフを収納できる「ナイフポケット」が付くものがミリタリーフリークに人気が高い。

その名の通り本来はナイフを収納するよう設計されているが、日常では使うことのない機能なので、細かなものなら収納できるようサイズと形を変え、両脚側面に配置しカーゴパンツ本来の特徴である豊富な収納力をサポート。

ロイヤルネイビーカーゴと同様のパッチポケット(貼りポケット)を両側に配置。あえてマチを取らずにフラットにすることでバックスタイルのボリュームを抑えました。

各ポケットに付けたボタンも、ありがちなスナップボタンやマジックテープではなく、ミリタリー調の4つ穴ボタンで統一。
ここにもカリスマビッグサイズモデル・イイボシさんのこだわりが詰まっています。

「いろんな国や時代のミリタリーパンツのディテールをミックスさせて、8つのポケットを落とし込んだ、
まさにハイブリッドカーゴパンツですね！」とイイボシさん。

古着独特の風合いが好きだというイイボシさん。

コットン100％の生地には、着古したような質感に仕上げる洗い加工「ハードバイオ＋ストーンウォッシュ」のハイブリッドウォッシュ加工を施しました。

☆バイオウォッシュ加工とは☆
酵素を使い生地の表面をごくわずかに溶かすことでユーズド感のある使い込んだ風合いを表現できます。
また生地をやわらかく仕上げることもでき、体に馴染みやすくなります。

☆ストーンウォッシュ加工とは☆
石(天然の軽石など)や研磨剤と共にウォッシャー(洗濯機)で洗うことで生地と石がこすれ、こすれた部分の色味が変わり自然な色落ち感を表現する加工。石の大きさや形により、ソフトな風合いからハードな色落ちまで様々な応用ができます。
また、生地が重なり厚くなった縫い目など凹凸がある箇所は、石と擦れる高い部分の表面の色が落ち、立体的なアタリ(部分的な色落ち)を表現できます。