はじめに・ご挨拶

カピバラ探検家 カピゴン松島

はじめまして。

私は野生の南米に生息するカピバラを主に撮影する「カピバラ探検家」のカピゴン松島と申します。


カピバラとの出会いは2012年の2月。大学生時代に静岡県の伊豆シャボテン動物公園で、まるで人間のように温泉に浸かるカピバラに出会ったのをきっかけにカピバラに夢中の生活がスタートしました。

積極的に野生のカピバラの撮影をしています。冒険、探究する好奇心を原動力に野生のカピバラが生息する南米各国へ積極的に訪れ、カピバラがどのような姿で暮らしているのか写真、映像に残しています。

また南米の行政機関や動物園へ積極的に訪問して日本に於ける動物園、水族館のカピバラの観光モデルの紹介を行っています。

先住民族との交流も活動のテーマとしていて、郷土の南米の動物たちとの営み、生活環境などを伺っています。

パナマ観光省にて

エンベラ族との交流

それらの南米での経験や映像などの資料を写真展示会や公演会にて報告会を定期的に行なっています。

竹島水族館での講演会

ときわ動物園での写真展、講演会


このプロジェクトで実現したいこと

・アルゼンチン 高級住宅街「ノルデルタ」のカピバラと地元住民のトラブルの現状を調査したい。

・トラブルが解決に至ってない場合には、農林水産省が推奨する鳥獣被害対策の成功モデルを街の管理者や行政へと提案をしたい。

・アルゼンチン内陸のイベラ湿原の様子を観察し、アルゼンチンに於けるカピバラの最適な生息環境を探りたい。

 2022年の夏季に南米現地マスメディア各社をはじめ、日本のネットニュースでも大きく報道されたカピバラに関する事件がありました。アルゼンチンの高級住宅街「ノルデルタ」に野生カピバラが大量に発生し、地元住民とトラブルが頻繁に発生したようなのです。そのトラブルとはカピバラが車、バイクの衝突する。生活ごみや園庭の植木を食い荒らす。飼っているペットに襲いかかって怪我を負わせるといった事のようです。

 それらのトラブルが発生している事が報道されてから1年以上が経過しました。今はどのような状況に変化しているのでしょうか?トラブルは解決しているのか。当時と同様に現状維持なのか。あるいは、さらに深刻な状況になってしまっているのか。カピゴン松島が現地へ飛んで調査をします。調査方法の手段としては写真撮影、動画、地元住民へのインタビューを交えて現状の把握に迫ります。

 また、トラブルが解決に至っていない場合には農林水産省が成功例として掲載している鳥獣被害対策モデルをヒントに南米の文化、価値観を尊重しつつその地域の風土に適応させた形で街の管理機関や行政に働きかける過程へと話を積極的に進めます。


プロジェクトをやろうと思った理由

 このアルゼンチンで発生している被害は、日本の現在の里山の人々と野生動物との問題と非常に似ていると言えます。つまりイノシシ、サル、シカ、クマなど日本固有の郷土の動物たちが作物を食い荒らすなどの被害を与えている事や山道での車両との衝突事故。人が襲われる事故も報告されています。彼らは郷土の動物であるはずにも関わらず、人間が山林を開拓しその後、様々な理由で管理しきれず放棄してしまった等の理由でいつしか害獣と呼ばれ対策の対象とされてしまっています。

 それらの被害を緩和する対策として日本では衝撃波発生機、閃光発光機、爆竹、電気柵、罠、狩猟、生息域緩和帯を設ける等の対策を用いています。これらの日本の対応策は経済発展の著しい南米全土に於いて郷土の動物であるカピバラを含めた多くの動物が今後、人間との生活域の過干渉によって害獣として扱われかねない事態を未然に防ぐヒントに繋がるはずです。人間とカピバラ双方の生活域を区別してコントロールするために日本の鳥獣被害対策の成功モデルがとても良い参考になるはずです。

 このアルゼンチンの高級住宅街のカピバラを先行例に南米に於いて人間と動物がお互いに良好な「ハッピー&ハッピー」な関係を築く方法を導き出したいと考えています。


これまでの活動

【2019年】

8月  ブラジル 乾季のパンタナール湿原へ探検調査

【2020年】 

1月  ブラジル 雨季のパンタナール湿原へ探検調査

10月 『オービィー横浜』カピバラファンイベント講演会

【2021年】

8月 『FUJIFILM』協賛 写真展『ブラジル パンタナール』

   雑誌『フォトコン』 一生懸命フォトグラファー列伝

10月 FMラジオ『K-mix』カピバラ写真マスター

12月 『近畿大学』カピバラ写真展

【2022年】

2月 NHK『あさイチ』カピバラ専門写真家コメンテーター

3月 ボリビア カピバラ探検調査

9月 パナマ  カピバラ探検調査

8月 山口県『ときわ動物園』カピバラ写真展、講演会

11月 愛知県『竹島水族館』カピバラ写真展、講演会


資金の使い道

・アルゼンチンへの航空券 約20万円

・現地での陸路移動費 約5万円

・現地活動費 約10万円

・現地ガイドのアテンド、チップ代 約45万円

・帰国後の返礼品の製作費 約10万円

・CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料 約10万円


返礼品について

『全ての返礼品にA4用紙1枚程度で調査報告書に該当する詳細文章を送付します』

【アルゼンチンのカピバラ 写真5枚セット】1,500円

【アルゼンチンのカピバラ 写真10枚セット】3,500円


【アルゼンチン現地からLIVE放送 調査中の様子、途中経過報告配信 視聴権利 約30分×4回】5,000円

【日本に帰国後 調査の結果報告LIVE放送 視聴権利 約1時間半】3,000円


【厚手 カピバラマフラータオル】5,000円

【マグカップ マグカッピ】+【カピバラ写真10枚セット】10,000円

【ワンポイント カピバラTシャツ】+【カピバラ写真10枚セット】10,000円


【A5サイズ ライトフォトブック】7,000円

サイズ:A5 紙質:中表紙

インク:レーザープリント

ページ数:約50ページ


【A4サイズ プレミアムフォトブック】30,000円

サイズ:A4 紙質:ハードカバー

インク:7色インクジェットプリント

ページ数:約70ページ


【FUJIFILM現像 A5サイズ 額装プリント×2枚】30,000円


【FUJIFILM現像 A3サイズ 額装プリント×1枚】50,000円


【FUJIFILM現像 プレミアム額装プリント A5~A2サイズ指定自由 5枚セット】200,000円


実施スケジュール

22年12月31日 クラウドファンディング終了

23月2月9日〜3月1日 アルゼンチン現地調査期間

23年6月下旬までに 調査の結果報告LIVE放送。返礼品発送開始


アルゼンチンのノルデルタ地区周辺をメインに調査します。

十分な撮影と聞き取りが出来次第、アルゼンチン内陸部の湿地帯へ撮影環境を移動して野生のカピバラを調査します。

全日程で徒歩、車。ドローン空撮、暗視スコープ、定点カメラ等を駆使して調査します。

地元住民へのインタビュー、市や管轄の行政にも現在の情報や対策方法も交えて意見交換し現状の把握に迫ります。


最後に

 南米各国では高度経済成長の時代の日本の急速な経済発展の様子と同時に、国民の所得が著しく上がっています。その一方で張りぼてとも言える突貫のインフラが提供されその脆弱さが環境破壊、公害発生をよりいっそう助長させています。

 人間と動物たちがお互いに「ハッピー&ハッピー」な関係を築くためには高度経済成長を経て日本が経験した環境問題、公害問題の重篤な害を南米の人々に知ってもらい、その対策方法である技術や知恵を日本人は継承する必要があるのではないかと考えています。南米の郷土の生きものであるカピバラを引き合いに今回はアルゼンチンの富裕層が生活する高級住宅街に焦点を当てて調査をします。

 このプロジェクトは支援額が目標金額に達成しない場合にも必ず現地調査を実施します。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください