私は、農業で不登校、ひきこもりの人たちの伴走支援をしているNPO法人ウヤギー沖縄理事長の近藤正隆(78歳)と申します。

私は、KHJ全国ひきこもり家族会連合会の監事として、長年、ひきこもりとそのご家族の支援をして参りました。現在、ひきこもりは全国に116万人存在するといわれ、大きな社会問題となっております。さらに、昨今のコロナ禍の影響により、その数は増えております。

これまで、ひきこもり当事者とともに、コーヒーの苗の植え付け、苗の管理、コーヒーの実の収穫を様々な農園で実施してきました。

以下ご紹介するナシロコーヒー園は、2008年開園した沖縄県名護市中山のコーヒー園です。

コーヒー園の経営者は、名城政雄氏(74歳)です。

名城さんは退職後コーヒー栽培を始めた方です。元々植物先生と呼ばれる程の方ですから、すぐにコーヒー栽培のトップに上り詰め、今やテレビや新聞で何度も紹介されております。沖縄コーヒーをブランド化するという一心で研究している方です。こんな二人が出会い、今回クラウドファンディングを実施することになりました。

私はコーヒーが好きです。それ以上に沖縄が大好きです。今沖縄は大変厳しい状態です。このコロナ禍で、元々仕事が少なく観光業に頼っていた沖縄は、最も被害を被っております。


沖縄ではコーヒー栽培ができます。しかもこれが実に美味しい。しかし沖縄コーヒーは生産量が限られ、沖縄の特定の所でしか飲めません。沖縄は台風が多く、木を守るためのハウスが必要です。コーヒー農家は小規模で収穫からすべて手作業。それ故効率も収益も悪く販路も不十分なため、参入する農家が増えないという課題があります。

上記の課題を解決するため、沖縄コーヒーの認知を拡大し、ブランド化していくこと。

しかし沖縄の農家も高齢化が進んでおりますので、手伝いが必要です。そこでひきこもり当事者を中心に、援農隊という形で就労体験を行い、沖縄コーヒー栽培の担い手を増やしていきます。これらを実現するため今回クラウドファンディングに挑戦します。

コーヒー栽培は、他の作物と比べて、栽培に手間がかかりません。軽作業が多く、淡々と作業ができるため、ひきこもり当事者の社会参加の場として非常に有効だと思っております。

沖縄コーヒーは希少価値も高く、十分な収益を確保することも可能です。将来は、彼ら彼女らの就業の場にしていきます。

コーヒー栽培はコーヒーベルトと言われる北緯25℃~南緯25℃の範囲でしか育たないので、沖縄は北限と言われています。沖縄では既に100年以上前から栽培されていたことが分かっておりますが、残念ながら沖縄の人でも沖縄コーヒーの存在を知らない人もおります。ひきこもり当事者とともに、沖縄コーヒーのブランド化を強力に進めたいのです。


沖縄ナシロコーヒー園について

ナシロコーヒー園では、現在200本のコーヒーの木を栽培しております。年間100kgほどのコーヒーの実を収穫しております。


コーヒーの豆の生産量は限られますが、コーヒーの葉は大量に生産可能です。しかも葉は一年中収穫できます。

実は沖縄工業高等専門学校生物資源工学科教授玉城康智教授による「コーヒー果実および葉の抗酸化活性測定」という報告書に、「コーヒー葉の抗酸化活性が最も高く、コーヒー果実の中では果実(青)、果実(赤)、果実(完熟)の順で抗酸化活性が高い傾向が見られた」という研究結果も出ております。そのため、コーヒーの葉はコーヒーの豆以上にポリフェノールを多く含んでおり、抗酸化作用が高く、健康に良い飲み物です。コーヒーの葉を活用したコーヒーリーフティの認知拡大も目指しております。


30,000円以上のリターンでは、苔玉にしたコーヒーの苗をお渡しいたします。是非、ご自宅でコーヒーを育てください。



資金の使い道

目標金額 ¥1,500,000

1. KHJ全国ひきこもり家族会連合会及びCOMOLYを通じて、ひきこもり当事者及びそのご家族を対象にコーヒーの種(10粒)及び栽培キットの提供(コーヒーの種10粒運動)

2. ひきこもり当事者が援農隊としてコーヒー農家を手伝う際の賃金(パート・アルバイト)

(コーヒーの実収穫作業、コーヒーリーフの収穫、コーヒー豆とコーヒリーフの加工、焙煎作業等)

3. 事務局作業料(リターンの送料含む)

4. クラウドファンディング手数料(集まった金額の17%)

5. 沖縄コーヒー及びコーヒーリーフティーの詳細な成分分析費用


リターンについて

1000円:沖縄コーヒーの種 10粒+現状報告ポストカード

3,000円:沖縄産コーヒーリーフティー(30g)+現状報告ポストカード

5,000円:沖縄産コーヒーリーフティー(50g)+現状報告ポストカード

10,000円:焙煎済み沖縄コーヒー(50g)+コーヒーリーフティー(100g)+現状報告ポストカード

30,000円:沖縄コーヒー(100g)+沖縄産コーヒーリーフティー(100g)+コーヒー苗の苔玉1本+現状報告ポストカード

50,000円:沖縄コーヒー(100g)+沖縄産コーヒーリーフティー(200g)+コーヒー苗の苔玉3本+現状報告ポストカード

100,000円: 沖縄コーヒー(200g)+コーヒーの木1本のオーナー権2年間+現状報告ポストカード


  • ※ご自身で焙煎されたい方はコメント欄にその旨をご記載ください。生豆の状態でお送りさせていただきます。
  • ※リターンに関してはAll-or-Nothing方式で目標金額を達成した際にお送りします。


沖縄コーヒーについて

名称:沖縄コーヒー

サイズ:規定なし(沖縄コーヒーの豆は輸入物より多少小さいです)

重量:お届け商品のラベルに記載されております。

保存方法:冷暗所(できれば冷凍又は冷蔵が望ましい)

消費期限:発送日から1か月以内(なるべく早めにご賞味ください)

原産国、産地:沖縄県内(100%純国産)

※添加物は使用しておりません。


  • コーヒーの木オーナー権(2年間)について
  • ※コーヒーの木のオーナーに関しては、2年間オーナーになった木の実を収穫してお送りします。コーヒーの実は1kgほど収穫できます。パルパーで実を剥き、さらに精米機で生豆にしていきます。コーヒー豆は最低200gになります。
  • コーヒーの木の成長過程については定期的にメールで写真と共にお送りします。またコーヒーの木を選択されたい方は、名護市のナシロコーヒー園に直接お越しいただくことも可能です。万が一、オーナーとなった木が枯れてしまった場合は、他の同等の木を新たにお選びいただきます。


現状ポストカード

ポストカードは、はがきサイズ、写真と手書き文章を載せたものをお送りします。


実施スケジュール

7月   初旬沖縄行き。リターン準備。ポストカード準備。

9月   リターン発送開始。当事者及びご家族にコーヒーの種発送。寄付者及び参加当事者及びご家族にアンケート調査開始。援農隊及び伴走者募集開始。同時に各地で沖縄コーヒーとコーヒーリーフティーの試飲会開始。沖縄で受入農家募集。

10月  援農隊受入開始。

11月  援農隊参加者及び伴走者にアルバイト料支払い

12月  クラファン参加の当事者及びご家族に対する相談会開催。


応援コメント

NPO法人ウヤギー沖縄 理事長 近藤正隆様

この度のチャレンジは誠に素晴らしい事だと思います。近藤理事長のお考えにある「私たち」の意味をとても大事なメッセージとして受け取りました。

「人は本来、動物でしかありません。人類進化の過程で様々な事を考えることが出来るようになったことで現代社会を形成してきたと思います。

しかし、動物の最大の仕事は、子孫を残す事に尽きます。自然界は厳しい社会ですから子孫を残すことは親が命を懸けた一大事業です。

人の社会は社会全体で子どもを育て子孫を残すことを行って来ました。
豊かな社会になり、社会より個人が優先になって来たことがこの問題の背景にあるように思います。

そんな社会を形成してきた私たちが、過去をきちんと振り返り残った人生を何に賭けるかを近藤理事長はこの事業に賭けた思いだと思います。

人生100年時代です、70歳代は真っ盛りです。今後とも応援しております。




このたび、一般社団法人沖縄コーヒー協会の理事でもある、近藤正隆さん(78歳)と名城政雄さん(74歳)のお二人がクラウドファンディングに挑戦するということを聞き、ぜひ、実現、そして成功していただきたいと願っております。

近藤さんは、長年ひきこもりの青年の支援をされ、沖縄に足繁く通ってコーヒー栽培の可能性を応援、実践してきた方です。また、名城さんはシークワーサーやタピオカ、コーヒーなど亜熱帯の植物を栽培研究されてきた方です。このお二人の沖縄コーヒーに対する、今回のプロジェクトを成功させて、コロナ禍の生きづらい、ひきこもりという社会を少しでも前に進めていただきたいと思います。




8年前のウエサク満月の夜、私はハワイ島行きの飛行機の窓からスーパームーンでもあったウエサク満月を観ながら夢を抱いた心臓のペースメーカーを発明されたメドトロニック社の創業者、名誉会長のアールバッケン博士にお目にかかる旅。博士のご自宅の書斎でお聴きしたお話、これが私の人生の今に繋がっています。

72歳で現役を退かれ、天に召された94歳までの22年間をハワイ島で過ごされた博士、その22年の間にハワイ島に176億円のご寄付をなさり、生きづらさを抱えている日本のニートと呼ばれている人たちをコーヒーという植物を使って支援されている活動のお話をお聞きし、こんな方法もあるのだと感動しました。

今、私は沖縄の北部やんばるで畑をお借りして楽草活動をしています。今週末から、私が畑をお借りしている名城コーヒー農園で、「沖縄コーヒーで生きづらさを抱えている人たちの仕事の場を創る」HappyでEasyでDreamingな素敵プロジェクトが始まります。

コーヒー先生近藤正隆氏と、私の植物先生名城政雄氏の共同活動、78歳と74歳の先生方の本気のやる気! 私も傍らで応援させていただきます。

まもなくキックオフ、この活動の内容は近々お知らせします。どうぞよろしくお願いいたします。

私は、夢は叶うと信じてる。そして夢を叶えると決めている。


多少でも経済的に余裕のある方々へのお願い

高齢者とクラウドファンディング他人の幸せに関与できる喜び

誰かの夢を追うことで自分も夢が持てる「もうやることはない」「夢は無い」という方々へ

「まだまだあなたは世の中の役に立つ」と気付いてほしい。

坂本龍馬は言っています。

「何でも思い切ってやってみることですよ。どっちに転んだって人間、野辺の石ころ同様、骨となって一生を終えるのだから」

 

藤原和博氏は言っています。「日本の個人金融資産1400兆円のうちのほとんどは、60歳以上の世代が持っているのです。そろそろこのお金を動かしませんか?

1割でいいんです。それでも140兆円になる。高齢者の皆さんが自分のやりたい事に使うお金として流れたら、ものすごいインパクトになるはずです。

皆さんのお金で、閉塞している日本の国を前に進めることができるのです。」

 

堺屋太一さんは言っています。

「日本が再び世界をリードするためには『好老社会』を実現しないといけない。シニアが尊敬され、シニアが安心して暮らせて、それでシニアも消費や支出をするようになる社会です。」

堺屋さんは、地域社会に寄付という形で還元するシニアが増えることで、地域に尊敬され、誉となるシニアが出てくることが大事で、子どもたち、孫たちから、

「おじいちゃん、おばあちゃん、カッコイイ!」

と言われ、地域社会に受け入れられ、尊敬される。

そうするとシニアは、社会に繋がっているという安心感から消費行動にも出やすくなる。そうした「カッコイイ」シニアはやっぱり生き生きしている。

寄付を通じて尊敬される行動をすることが一番の安全保障になるはずです。

「寄付して自分も幸せになる」

私たちはそんな時代を目指しています。

 

中村 哲さん:働く意味とは。(朝日新聞’22'3’22)

アフガニスタンで人道支援に尽くした医師中村哲さんの軌跡を追ったDVDが、日本電波ニュース社で完成した。

今回のテーマは「仕事」。題名は

「医師中村哲の仕事・働くということ」

「私たちに確乎とした援助哲学があるわけではないが、唯一の譲れぬ一線は、『現地の人々の立場に立ち、現地の人々の文化や価値観を尊重し、現地のために働くこと』である」

これを本事業に読み替えると、「沖縄の人や当事者の立場に立ち、沖縄や当事者の価値観を尊重し、彼らのために働くこと」となる。人は人のために働いて支え合い、人のために死ぬ。

そこに生じる喜怒哀楽に翻弄されながらも、結局はそれ以上でもそれ以下でもない。

これは人間の仕事である。

制作者の谷津賢二さんは

「中村哲さんは他者のために生き、働いた『利他』の人だった。

若い世代や働くことの意味に迷っている人に

中村哲さんの仕事を見てほしい」と話す。

 

地域づくりマガジン「かがり火」が最終号となってしまいました。

発行人の菅原歓一氏がこう訴えております。

大方の高齢者は1割負担の医療費の恩恵にあずかり、シルバーシートに座り、映画館や美術館や公共交通機関で優待割引を受け、年金支給日には外食を楽しみ、たちの誕生日にはお小遣いをあげ、時々は旅行にも出掛け、概ね平穏で幸せな老後を送っていると

言ってもいいのではないでしょうか。

一方で最近「死刑になりたかった」「誰でもいいから道連れにしたかった」という犯罪が増えています。

これは自分には将来はない、自分はどうなっても悲しむ人はいないという孤独・孤立の絶望感からくるものでしょう。

表面的には福祉国家でも、内実は酷薄な社会になってしまったのです。

高齢者世代は経済成長期に現役だった人たちで、昼も夜も猛烈に働き、日本を経済的に豊かにした人たちです。

しかし関係性を断裂させ、優しさのない社会を作ってしまったのも、この世代です。

希望の持てる未来を創るのは若者たちではない、今病院通いをしている高齢者の奮起にかかっていると思うようになりました。

「かがり火」は最終号となりましたが、今後は同じ思いを共有する人たちと、人生のお礼奉公として

何ができるかを考えたいと思っています。

花占いの最後はアイシテルを引いて、人生を全うしたいと思います。

 

私たちはコーヒーから生まれる幸せを届けたい!

あなたは幸せを掴む寄付「HED FUND」(Happy, Easy, Dreaming、参加する人が幸せになり、簡単で、夢を叶えることが出来る)寄付(FUND)が、この事業です。一緒に活動してみませんか?

 

私は最初に「このFUNDに参加することで一石十鳥の効果が期待できる」と書きました。その一石十鳥と考えているのは、

  ①生きづらさを抱えている人の仕事の場づくり

  ②雇用の創出

  ③農業振興

  ④沖縄コーヒーのブランド化

  ⑤観光客の増加

  ⑥生きづらさを抱えている人の発掘

  ⑦地域活性化

  ⑧高齢者の生きがいづくり

  ⑨耕作放棄地の減少

  ⑩廃棄物の有効活用で新たな商品化


それでは、私たちが「生きづらさを抱えている人」と考えている対象者は、

   ①今の状態を何とかしたいと考えているひきこもり及びご家族

 ②非就労障害者、特に発達障害者やうつ病等の精神障害者

 ③LGBTQの方

 ④養護施設退所者

 ⑤依存症(精神科処方薬依存、オーバードーズも含む)の方

 ⑥所得の少ない母子・父子世帯の方

 

本事業の伴走者(支援者)と考えている方は、

  ①現在・過去に上記対象者又は当事者(家族も含む)で、自分の経験を生かして活動したい方。

  ②コーヒー栽培や沖縄に興味のある方。沖縄を第二の故郷にしても良いと思う方。

  ③生きがいを見つけたい、又は社会に役立ちたいと考えている方、特に高齢者。

  ④経済的に多少なりとも余裕がある方。

  ⑤この事業に関心を持って下さる自治体、企業、団体、個人の方々。

  ⑥この事業をボランティアでお手伝いいただける方。(年齢不問)

  ⑦働く意欲はあるが仕事に恵まれていない高齢者

  ⑧社会的孤立状態にある方

→居場所はこれらの人の交流の場としたい。説教してしまう高齢者は不可。沖縄県外の方の場合、人の手を借りずに自費で沖縄まで来られる方で、当面の生活費に困っていない方。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

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