CAMPFIREをご覧の皆様、大阪に本社を置くジャパンブロードキャストソリューションズ株式会社(JBS)と申します。

弊社は2019年よりポータブル電源事業への取り組みを始め、3年間にわたり販売・サポート活動を展開しています。以下は主要実績です。

多くのお客様より、ご意見・ご要望をお聞きし、我々JBS社内で検討を行い、ポータブル電源に対する不満・不安を以下の3点に集約しました。 

昨年秋、社内にこの3点を解消するポータブル電源プロジェクトを立ち上げ、RS800W 愛称UP‥S(ユーピース)の商品化を推進して参りました。

「あなたの平和と安全を守ります」そんな想いを愛称に込めています !

この度、一般販売に先立ち、CAMPFIREの皆様にご紹介させて頂く運びになりました。ぜひ最後までご覧頂き、ご支援賜りたくお願い申し上げます。 


バッテリー容量が大きくなると重量が重くなり避難の際、避難先に持っていけないなど、ポータブル電源でありながら、携帯性が低下してしまいます。そこで持ち運びしやすく且つ大容量を確保できる様、メイン機と拡張バッテリーに分割する方式を採用しました。 

バッテリー容量は、メイン機、拡張バッテリー、それぞれ806Whとしました。RS800WのAC出力は800W・ピーク1600Wに対応します。小型ドライヤー、小型IHを含め、幅広い家電商品を使う事ができます。

806Wh容量の場合、概ね以下の時間、使用する事ができます。

それでも、容量が不足してしまう場合は、以下の様に806Whの拡張バッテリーを接続することで倍の1612Wh容量となります。 

拡張時の容量はメイン機と拡張バッテリーを1つとして認識します。

・メイン機単体時 806Wh

・メイン機+拡張バッテリー時 1612Wh

・メイン機+拡張バッテリー2台時 2418Wh

この様に容量を拡張することができます。(実容量は、出力時のDC/AC変換損失、バッテリーセルの容量バラツキにより、10%程度減少します)
メイン機と拡張バッテリーの接続・交換は、運用を継続したまま電源を落とさずに、行えます。

更に今回、最新の方形型リン酸鉄バッテリーセルを採用しました。 

従来の丸柱型リン酸鉄バッテリーより空間使用率を50%以上向上させ、小型化を実現しています。

①拡張バッテリー方式の採用

②方形型のバッテリーを採用

この2点の採用により、「大容量は重い」という課題をまず解決しました。

ポータブル電源は常に使用しないことが多いため、災害や停電などの緊急時に使えないことがありました。そこでRS800Wでは愛称であるUP‥Sの由来となったUPSを搭載しました。

UPS=無停電電源装置

災害や電力ひっ迫により停電が発生した場合、コンセントの電源からバッテリー電源へ瞬時に切り替わる機能です。本来はサーバーやコンピューターが停電による電源トラブルが発生した際に、正常なシャットダウン作業ができるためのバックアップ装置です。最近ではUPS機能を搭載したポータブル電源増えてきていますが、大半が「パススルー」という充電しながら同時に放電をするという機能を利用しています。この方式はバッテリーを常にフル稼働させている状態となるため、バッテリーの寿命を縮め、安全面からも推奨できる方式ではありません。

RS800Wではバッテリ充電が完了した後は、自動的にバッテリーを介さずに家電への電源供給ができる方式を採用しているため、バッテリの寿命に影響を与えず、安全面でも心配がいらない仕様となっています。停電を検知すると10msec(0.01秒)で自動的にバッテリーからの出力に切り替わります。 

挿しっぱなし運用、放置運用が可能になり、常に満充電状態を維持できます。

以下は、バッテリーモードからUPSモードに切替る動画です。コンセントをRS800Wにつなぎ、安定入力を検知するとRS800Wはバッテリーを経由しないUPSモードに入ります。


しかし、RS800Wの魅力はそれだけではありません。電源を切らさない運用が可能であることです。

従来のポータブル電源は容量を使い切ってしまうと、その後再充電しないと使えないという問題がありました。

RS800Wの場合、メイン機のバッテリーを使用しながら拡張バッテリーを充電することで、容量を切らせない運用ができます。電源を落とさずに拡張バッテリーの交換ができるからです。

拡張バッテリーは、単体での充電が可能です。以下の様にソーラーパネルをつないで、充電が可能です。

従って、メイン機1台、拡張バッテリー2台、ソーラーパネルを使う事により、電気切れを起こさせない運用が可能になるのです。 


調査の結果、多くのお客様からポータブル電源の安全性が気になる、不安だという声を頂きました。JBSではこれらの不安を解消する為、以下のニ項目を採用しました。

1. リン酸鉄リチウムイオンバッテリの採用
ポータブル電源に使用されるリチウムイオンバッテリ-には種類が何種類かありますが、今回採用したリン酸鉄は安全性が高く、電池内部での異常が起きても熱暴走による発火がしにくい電池です。以下の様に外部衝撃が加わった際も発火する事がありません。


2. 2年間の無償商品保証と期間終了後の有料サポート

今回、緊急時に使用できないポータブル電源ではいけないと考え、日本企業として2年間の無償商品保証をつけさせていただきます。また、保証期間終了後も基本有償とはなりますが、サービスサポートは継続対応致します。

まとめますと RS800Wの特徴は以下の様になります。

お客様から頂いたご意見を解決した、革新的 ポータブル電源なのです!!

 

以下は、メイン機と拡張バッテリーの簡単なブロック図です。
 
メイン機 及び 拡張バッテリーの仕様表です。 

 品番: RS800W-MU  予定標準販売価格 154,800円 (税込)

品番: RS800W-EB  予定標準販売価格 93,000円 (税込) 


持運びしやすい、折畳み式のソーラーパネルです。最新の高出力、200Wタイプです。自立式スタンドも付いており、太陽に対し垂直になる様角度調整ができます。パネルからの出力端子はアンダーソンですが、アンダーソンからRS800W入力へ変換するケーブルは付属しています。

 ソーラーパネル自身にUSB-A、Type-C出力端子を搭載しています。スマートフォン、タブレットなどをつないでパネルのみで充電する事もできます。
 

RS800Wメイン機、またはRS800拡張バッテリーをつないだ場合、天候にもよりますが、太陽光が十分に降りそそぐ環境下でおおよそ6~7時間で充電が可能です。
RS800W拡張バッテリーは最大400W入力に対応している為、最大RS200-SPを2枚つないで充電する事もできます。(RS800Wメイン機は最大200W入力の為、パネル1枚) 

品番: RS200-SP   予定標準販売価格 74,800円 (税込)


Q: 急速充電には対応しないのですか?

A: 急速充電は、バッテリーに過度な負荷を与える可能性があります。今回のRS800Wでは安定性を優先させ採用しませんでした。UPS機能によりコンセントに挿しっぱなしにできるので、充電し忘れたという事がなく、自動的に95%以上の残量をキープする機能も有しています。

Q: AC出力は純正弦波(Pure-Sinewave)ですか?

A: はい、家庭コンセントと同じ100V純正弦波です。

Q: バッテリーの寿命について教えて下さい。

A: 充放電回数 2000回で 80%以上の容量です。2000回以上も充電できる容量は徐々に減っていきますが、使う事ができます。リン酸鉄バッテリーは他のリチウムイオンに比べ長寿命です。

Q: AC出力は50Hz(東日本), 60Hz(西日本)切替可能ですか?

A: RS800WのAC入力端子にACを接続すると、RS800Wは入力AC信号の周波数を自動検知します。その後検知した周波数に設定して、AC出力を行います。自動検知・設定方式を採用しています。

Q: MC4出力端子のソーラーパネルを所有しているのですが、RS800Wにつないで使えますか?

A: MC4→RS800W入力 変換ケーブルを弊社で準備していますので、つなぐ事はできます。ただ、パネルの出力電圧/電流など確認が必要です。

Q: 丸形PSE認証について(日本政府が定める電気用品安全法)

A: 既に適合しています。背面定格ラベル上に表示が有ります。ご安心下さい

Q: 日本語の取説は付属しますか?

A: はい、弊社制作の日本語取説が付属します。

Q: 付属品について教えて下さい。

A: RS800W-MU(メイン機) : 充電用ACコード、車用シガーソケット充電ケーブル、太陽光パネル接続ケーブル 計3本

   RS800W-EB(拡張バッテリー) : メイン機との接続ケーブル 2本(長1本、短1本)  計2本

Q: 製造は日本国内、Made in Japanですか?

A: 商品の仕様立案、企画は日本ですが、製造は中国広東省・東莞市 Rongsheng社にお願いしています。


Dongguan Rongsheng New Energy Technology Co., Ltd. (中国広東省東莞市)

生産工場、オフィスとも下写真ビルの9階にあります。会社としては若い会社ですが、社長 黄氏は「ポータブル電源」業界に20年近く従事している優秀な技術者でもあります。弊社スタッフがほぼ毎日中国語で連絡をとり、スムーズな意思疎通を行っています。

バッテリーテストの風景です。 


当プロジェクトを最後までご覧頂きありがとうございます。ジャパンブロードキャストソリューションズ株式会社と申します。弊社は放送局、展示施設、スタジアム、公営競技、劇場・ホール、学校などのシステム設計/施工/開発メンテナンスなど映像・音響に関わるプロジェクトをワンストップでご提供しております。

今回、Youtubeでポータブル電源チャンネルを専門に紹介されているVanweekendさんとコラボし、プロジェクトを推進させて頂きました。今後もタイムリーな「ポータブル電源」商品の立案、商品企画を継続して行い、ご提案させて頂くよう取り組んで参ります。プロジェクトページには書ききれなかったRS800W特徴など、活動報告の中で随時ご紹介させて頂きます。合わせてご覧頂けましたら幸いです。よろしくお願い申し上げます。 


■リスク&チャレンジ

※製品は既に完成していますが、生産状況・天候・配送問題などで、輸送が遅延する可能性がございますので、ご留意ください。
※ご支援の数が想定を上回った場合、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合がございます。
※使用感などに関しては、感じ方に個人差が予想される製品でございます。そのため、使用感等に関する返品・返金はお受けいたしかねます。
※本プロジェクトを通して想定を上回る皆様からご支援を頂き、現在進めている環境から量産体制を更に整えることができた場合、正規販売価格が販売予定価格より下がる可能性もございます。

支援サービスの性質上、以上の注意点につきましてあらかじめご理解とご了承いただいた上でご支援くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
・プロジェクトの属性:輸入商品
・代理店によるサポート:代理店による日本語カスタマー対応
・プロジェクト実行者(国):日本

配送は海外発送となり、中国から国際輸送を利用します。通常3週間程度で配送されますが、稀に1か月を超えることもあります。ご注文状況、供給状況、最終調整の都合等により出荷時期が前後する場合があります。

■ 特定商取引法に関する記載
●販売事業者名: ジャパンブロードキャストソリューションズ株式会社
●代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名:森本直希
●事業者の住所/所在地:〒541-0042   大阪府大阪市中央区今橋1丁目6番19号 アーク北浜ビル1F
●事業者の連絡先: info@jbs-inc.jp
●リターン価格:各リターン記載の通り *商品内容についてはリターン欄記載の通り
※リターン価格とは別にCAMPFIREのシステム利用料として、支援金額1万円未満の場合は250円(税込)/ 1万円以上の場合は支援額の2.5%(税込)が支援者様の負担となります。※上記システム利用料はCAMPFIREが受け取るもので、当社が受領するものではございません。※手数料改定に関する詳細はこちら(https://help.camp-fire.jp/hc/ja/articles/230679948 )
●送料:送料込み
●支払い方法:CAMPFIREの決済手段に準ずる 
●支払い時期:当プロジェクトは「All-in型」の為、目標達成の如何に問わず、ご契約が成立しリターンをお届けします。その為、お申込みと同時にご利用の決済方法に準じてご請求となります。
●引渡し時期: 各リターン詳細に記載の発送予定月を引き渡し時期とします。但し、開発・生産状況によって遅れが生じる場合がありますのでその際は当プロジェクトページ内の「活動報告」または購入者へのメール等で連絡します。
●キャンセル・返品: 当プロジェクトは「All-in型」の為、お申込み完了をもって契約が成立いたします。その為、お客様都合による返品・キャンセルはできませんのでご注意ください。尚、製品到着後に破損や初期不良がある場合には対応させていただきますので「メッセージで意見や問い合わせを送る」から、または記載の連絡先までご連絡ください。

  • 2022/11/08 10:25

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