はじめまして。三ヶ日町でみかん農業を営んでいる「株式会社 陽だまりファーム」です。 

昭和44年に1代目が農家として創業、2代目が2004年に就農し、畑の規模を拡大しながら現在は約11ヘクタール(約40園地)の畑を管理しています。三ヶ日みかんの生産量は年間約150~200トン。若手スタッフ達をはじめ、社員パート含め8名で運営しています。

2019年5月には法人化し、「株式会社 陽だまりファーム」として新たにスタートしました。

とても良い環境の中、楽しく仕事をし、畑ではいつもスタッフの笑顔があふれています♪


「ついつい手が伸びてしまう」そんな自然の美味しさを味わえるみかんを作っています。


様々なことにチャレンジ!

陽だまりファームは、三ヶ日みかんの美味しさ・魅力を多くの人に知ってもらいたいという想いから、外観は悪いが美味しいみかんを使った加工品の製造をはじめ、国内では珍しい柑橘「ブラッドオレンジ」の栽培、みかんの木1本をまるごと収穫体験できる「みかんの木オーナー制」、海外輸出事業など様々なことにチャレンジしながら規模を拡大してきました。 


【加工品の製造・販売】

当初は年間20本でも売切れなかったみかんジュース。周りからは「そんな高いジュース売れるわけない」と言われましたが、今では年間1万本を販売できるようになりました。


収穫した青島みかんをそのまま絞った100%ストレートジュース。

 


希少な国産ブラッドオレンジを贅沢に使用したジュースも展開

【みかんの木オーナー制度】

陽だまりファームでは、栽培したみかんを販売するだけでなく、体験型のサービス「みかんの木オーナー制」にも取り組んでいます。

年間を通して管理は我々スタッフがおこない、収穫時期にはオーナーさん自身で収穫していただき、そのまま全てお持ち帰りいただけます。 みかん畑はとても見晴らしが良いので、お弁当やレジャーシートを持ち寄れば、まったりと遠足気分で収穫体験もできます。

もともとは別の農家さんが始めた事業を、高齢化のため継続ができなくなっていたところを引き継いで始まったサービスです。今では北海道から沖縄まで日本全国にオーナーさんがいる大人気のサービスとなっています。

みかんの木まるごと一本すべて収穫・持ち帰りができます。 

 【海外輸出事業】

国内での競争が激化しているため海外販路開拓にも目を向けた挑戦もしています。アメリカアマゾンでのネット販売や、香港での自動販売機設置等の輸出事業もおこないました。また、台湾、シンガポール、マレーシア、フィリピン、タイなどでの販売の実績もあります。

香港にて。日本の美味しい食品を知ってもらうために現地でのイベントにも出店しました。



などなど、様々な事業に取り組んでいる陽だまりファーム。さぁ今年も収穫をがんばるぞ!と意気込んでいたら、、、



ある日突然・・・・

社長「農協出荷辞めました。」ある日突然、そんな言葉でわれわれスタッフ全員がポカーン状態。

その後「これからは直販で売る!大丈夫、責任は全部俺がとる!」その言葉で一安心。

しかしそれは、今まで共販で出荷していたみかんを今後はすべて自分達で売っていかなければならないということです。

さぁやるぞ。やってみなきゃわからない!

 

ということで、、直販にチャレンジ! 

思い立ったら即行動に移そう!ということで、さっそく取引先となりそうな所に自ら足を運んで売り込んでいきます。

しかし急に自販を決めたため、みかんのサイズを分ける選果機もありません。

ダンボールを作る機械も、オリジナル段ボールもこれから作っていきます。

もしかしたら、部品や資材が入手できず間に合わないかもしれません。

全部は無理でも一部だけでもお客様に直接届けたいそんな想いで陽だまりファームは再出発をします。

みかんが売れなかったらどうしよう。

社員や社員の家族の生活もある。

不安だらけですが、挑戦していきます。

不安で毎日7時間ぐらいしか寝れないです。


直販では大型の選果機が必要

私たちは約40の園地(11ヘクタール、東京ドーム2個分)でみかんを栽培・管理しています。

年間生産量は150トン~200トンになります。


みかん畑の一部。こんな感じの畑が40か所ほどあります。

 

一日で収穫したみかん。多い日には12トン以上とれることも。

 

みかんは、収穫してから皆さまのもとへ届くまでに様々な選別を経ています。

大きさ・色・かたち・すり傷・痛み・糖度・酸度 などなど


現在使用している選果機。人の手で選果するため、荒選果(痛みなや生傷を省く)までしか対応できません。

 

直販していくにあたり、選果→サイズ分け→箱詰めという作業をすべて自分たちでやらなければなりません。

何百トン単位のみかんを捌ききるには、どうしても 大型の自動選果機が必要になってきます。

 
クラウドファンディングを選んだ理由

まだまだ小規模、それでも少しでも多くの方に三ヶ日みかんを届けたいという想いから、スタッフ全員で話し合い、まずは直販に必須となる設備「大型自動選果機」を購入するための資金をクラウドファンディングで募ってみようというところから今回のご協力を募るに至りました。


資金の使い道について

目標金額:5,000,000円

【内訳】

大型自動選果機購入費用     : 400万円

オリジナル段ボール作成費    : 95万円

返礼品の発送に関わる費用            : 5万

※本プロジェクトはAll in形式のため、目標金額に達しない場合も必ず履行されます。


☆リターン品の紹介☆

三ヶ日みかんの特徴

全国でも有数のみかん産地「三ヶ日町」。静岡県浜松市北部にあるこの地域は、酸性土壌で積雪がほぼなく、一年を通して温暖、浜名湖に面しており、斜面が多く日当たりが良いことから美味しいみかんが育つための好条件がそろっています。

この地で育ったみかんの味は、甘味と酸味のバランスが絶妙で、濃厚な味わいとコクが特徴とされています。
三ヶ日で栽培されている温州みかんの品種は主に”早生”と”青島”の2種類になります。

一面に広がるみかん畑。美味しいみかんが育つ条件が揃っています。

 

リターン品①【早生みかんの特徴】

・収穫時期は10月中旬~11月下旬

・程よい甘味と酸味のバランス

・小ぶりで内皮(正式名 じょうのう)が比較的薄く、食べやすい

・昔ながらの”こたつの上のみかん”といえばこれ。


リターン品②【青島みかんの特徴】

・収穫時期は12月上旬~12月下旬

・強い甘味があり、適正に貯蔵することで糖度が上がっていく。

・早生よりひと回り大きく扁平型、外皮、内皮も比較的厚い

・ジュースやシロップ漬けなどの加工品に最適


リターン品③【みかんジュースの特徴】

こだわりその1
皮を、手作業で1つ1つ剥いています。皮の油分が入らないことで、苦みがなく、とろみをしっかりと残すことができます。

搾ったみかんを充填する様子。ひとつひとつ丁寧に作っています。

 

こだわりその2
一番美味しい時期に搾ります。青島みかんは収穫後、甘みが増すように木箱に入れて貯蔵します。甘みが最も強くなった頃の青島みかんをジュースにしています。

一定の温度・湿度が保たれた倉庫で貯蔵される青島みかん。
貯蔵することで酸味が甘みに変わっていきます。

 

こだわりその3
添加物・保存料・着色料・香料は一切使用していません。青島みかんを食べているかのような… “そのまま”の美味しさをお楽しみ頂けます。

ジュースの原料は100%みかんだけ。沈殿はその証です。

 

スケジュール

7月中旬 クラウドファンディング開始

8月下旬 クラウドファンディング終了

9月上旬 ジュース含むリターン品の順次発送

11月中旬 早生みかん収穫開始

11月下旬 早生みかんの順次発送

12月上旬 青島みかん収穫開始

12月中旬以降 青島みかんの順次発送


今後の展望

皆様からの支援が集まり、このプロジェクトが成功しましたら、陽だまりファームブランドの商品として高品質な三ヶ日みかんをいつでも皆様のお手元に届けられるよう、継続して販売をおこなっていきます。


  • 2023/01/26 22:44

    クラウドファンディングにご支援して頂いた皆様ありがとうございました!経過報告を兼ねて、実際の作業の様子をお見せします。 

  • 2023/01/21 22:50

     農業は非常に厳しい状況なのですが、陽だまりファームは、徐々に事業拡大をしていこうと思っています。今は、それはやめておけと言われそうですが、既存事業の拡大、新規事業への進出できる事から小さく挑戦していきます。ちょっとずつ前進しながら雇用を増やし、新規の事業に挑戦してきました。大失敗もたくさんあ...

  • 2023/01/20 22:16

    青島みかん貯蔵管理 ロジ詰め 2023年1月収穫後の貯蔵管理についてお話しています。弊社はまだまだ昔ながらの方法でやっております。

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