はじめに・ご挨拶

はじめまして!株式会社hakko project代表の高橋晴香です。私はインドネシアのジャカルタで育ち、長い間東南アジアに住んでいました。hakko projectの他のメンバーともシンガポールやマレーシアで出会いました。日本への帰国をきっかけに、インドネシアの伝統的大豆発酵食品であるテンペをはじめ、体にもココロにも地球にも優しい商品で日本をよりハッピーにしたいという思いから、2022年7月に神奈川県横浜市で会社を立ち上げました。今回は私たちがhakko projectとして初めて発売する商品への支援をいただくため、またご支援いただいた方々に私たちの商品をいち早くお届けするため、クラウドファンディングを企画しました。

商品・お店が作られた背景

まず私たちの商品「テンペ」についてご紹介させてください。

テンペはインドネシアで古くから親しまれてきた大豆発酵食品です。

ゆでた大豆に菌をまぜて発酵させる工程が納豆と似ていることから「インドネシアの納豆」と呼ばれることもあります。

私はコロナの影響で自宅で過ごす時間が長くなったことをきっかけに、当時住んでいたマレーシアの自宅でテンペを作り始めました。自由に外出したり、友達に会うことができず、ストレスや生活リズムの変化から腸内環境が乱れがちだったとき、発酵食品であり高タンパク、食物繊維が豊富なテンペは、コロナ太りを防ぎ、心身ともに健康であるための助けになりました。この経験からhakko projectの最初の商品として日本人の口にもあうテンペを開発することにしました。

テンペは体にも心にもそして地球にも優しいスーパーフードです。



さて、ここでhakko projectが初めて発売するテンペの商品名を発表したいと思います。

みなさん準備はいいですか?ドキドキしてますか??


発表します!!!!!!!!!!


nattojanese

ナットージャネーゼ


です。どうでしょう?クスっと笑っていただけたでしょうか。

テンペは納豆ではありません。ですが、テンペはまだまだ日本ではなじみがうすく、大豆発酵食品といえば納豆をまず思い浮かべる方が多いと思います。そんな知名度バツグンの納豆のようにいつかなりたい!という思いから大先輩の名前をちょっと拝借してナットージャネーゼと名付けました。

もう一度いいます。納豆ではありません。テンペです。


ナットージャネーゼというからにはテンペは納豆や豆腐、また植物肉とは何がちがうのかを説明させてください。

ナットージャネーゼ:テンペも納豆も同じ大豆発酵食品ですが、菌がちがいます。納豆には納豆菌、テンペにはテンペ菌が使われています。

テンペ菌はチーズにも使われる白カビの仲間で、できたてのテンペも見た目はカマンベールチーズのようです。最初はちょっとびっくりしてしまうビジュアルかもしれませんが、食べてみると納豆のような粘りやにおいはありません。クセがないので、素揚げにしても、照り焼きにしても、からあげにしてお弁当のおかずにしたり、バンズにはさんでテンペバーガーにしてもおいしく食べられます!

食べ方の可能性は無限大∞ぜひみなさんのオリジナルのテンペレシピを私たちにもシェアしてください!

トウフジャネーゼ:テンペも豆腐も同じ大豆からできていますが、豆腐は大豆の絞り汁(豆乳)固めたものであるのに対し、テンペは大豆の豆自体を発酵させたものです。見た目も豆腐はつるんとしているのに対し、テンペの断面はまめまめしいですよね!

海外のベジタリアンの間では"Tempeh or Tofu?" という議論があるほど、どちらも人気があるテンペと豆腐ですが、テンペは豆自体を使っているためより多くのタンパク質や食物繊維が含まれています。またテンペは発酵食品でもあるため、腸内環境の改善や免疫力アップにも効果が期待できます。お疲れのときやストレスが多いときにはぜひ nattojanese を献立のなかに取り入れてみてください。

ショクブツニクジャネーゼ:植物肉とは主に大豆やエンドウ豆などの植物由来のたんぱく質を最新のテクノロジーを駆使することで味・食感ともに本物のお肉に近づけたものです。環境負荷をおさえながら、お肉の味を再現している植物肉は牛・豚・鶏に続く「第4の肉」になる存在として注目されています。

海外では若者を中心に環境への意識、健康意識志向を背景に植物性たんぱく質への需要は高まっており、代替タンパクの世界市場規模は2020年から2030年にかけて7倍に増えると予測されています。

日本でも大手の食品メーカーやスーパーマーケットや外食がこの分野に参入してきています。

最近コンビニやファーストフード店などでも植物肉をみかけるようになったという方も多いのではないでしょうか。

まるでお肉を食べているのに環境にもやさしく、植物由来だからヘルシー、代替肉には非の打ちどころがないように思えます。

しかし問題は、その味や食感を再現するのに遺伝子組み換えや添加物が使われている場合が多いということです。

海外では脂身を再現するためにたくさんの油を使用したり、肉汁があふれるような食感を出すために遺伝子組み換えの特別な豆を使用している商品も見られます。

マイボイスコム株式会社による代替肉に関するアンケート調査の「代替肉について気になること・不安なこと」としておいしいかどうかに次いで、「何が入っているかわからない」「添加物が不安」「大豆の遺伝子組み換え」など代替肉の安全性対する不安が2,3,4位にあがっています。

出典:https://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/26902/index.html

環境にはよくても体にいいかはわからない?となるとちょっと心配ですよね。

nattojanese は大豆、テンペ菌、少量の米粉だけでできています。添加物は一切使っていません。作り方もシンプルでゆでた大豆にテンペ菌を混ぜ(米粉はテンペ菌をよりまんべんなく大豆にまぶすために使われます)、あとは暖かい場所で発酵するのを待つだけです。フードテックならぬフードローテックです。

お肉の味や食感とまったく同じではありませんが、味付けや調理次第でお肉以上の満足感がえられる体にも安心安全なスーパーフードです。


私たちの商品・お店のこだわり

【こだわりその1】nattojaneseは、秋田県産大豆「リュウホウ」とテンペ菌、少量の米粉のみでできた100%Made in Japanのテンペです。安心安全な日本の食材とインドネシアの伝統的な製法で作られています。

【こだわりその2】nattojaneseは、本場インドネシアのテンペよりも少し早い段階で発酵を止め、発酵をすすめすぎないことでよりクセが少なく初めての方にもトライしていただきやすい味に仕上げました。

【こだわりその3】nattojaneseは、植物由来のたんぱく質が豊富です。nattojanese 1パック(約120g)で成人男性が1日に必要な量の約1/3にあたる約20gのタンパク質が摂取できます。

【こだわりその4】nattojaneseは、動物性食材を一切使用していないため、ヴィーガンやベジタリアンのかたにも安心してお召し上がりいただける、人にも動物にも環境にもフレンドリーな商品です。

【こだわりその5】nattojaneseは、グルテンフリーです。健康上の理由でグルテンを摂取できない方や、グルテンフリーダイエットを実践されている方にもお召し上がりいただけます。またコレステロールゼロで添加物も一切使用していません。

【こだわりその6】nattojaneseは、食物繊維が豊富です。nattojanese 1パック〈約120g)で成人男性が1日に必要な量の半分以上にあたる約12gの食物繊維が摂取できます。

【こだわりその7】nattojaneseは、リラックス効果やストレスをやわらげる効果があるといわれているGABAが豊富です。GABAを多く含む食材の代表である玄米のさらに6倍のGABAが含まれています。

【こだわりその8】nattojaneseは、一人暮らしの方や、もう一品ほしいとき、また家族の中で自分だけがベジタリアンだったり、ダイエット中というかたにも使いやすい120gの少量サイズです。

【こだわりその9】nattojaneseは、hakko projectのメンバーと数々のフードパッケージを手掛けてきたデザイナーさんが何度も議論をかさねてできたこだわりのデザイン。手土産や贈答用にもご利用いただきやすいパッケージです。


【こだわりその3】【こだわりその4】でご紹介した植物性由来のタンパク質であることについてもう少し詳しく説明させてください。

テンペは近年植物由来のタンパク源として世界中で注目され始めています。

なぜ植物由来のタンパク質が注目されるようになったのか。背景には世界を取り巻く環境の変化があります。

世界的な人口増加による将来的なタンパク質不足:国連が発表している「世界人口推計」によると2010年に約69億人だった世界人口は、2022年には80億人に達し、2050年には97億人になると見込まれています。

畜産の拡大による環境負荷の懸念:国連の報告書によると世界の温室効果ガス排出量の14.5%は畜産に起因しているといわれています。えさの栽培に使う重機や輸送の船の燃料、ふん尿の処理やたい肥化の際や、牛がゲップや反すう(牧草などを胃から口に戻しながら食べること)をする際に発生するメタンガス、私たちがお肉を食べるまでのさまざまな過程で温室効果ガスが発生しています。

国連広報センターが発表している「1.5℃の約束 – いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」キャンペーンのなかでも個人でできる10の行動のひとつとして「野菜をもっと多く食べる」あげられています。テンペの原材料である大豆も摂取量を増やし、肉や乳製品を減らすことで環境への影響を軽減することができる食品とされています。

出典:https://www.unic.or.jp/files/actnow.pdf

その他、健康意識の高まり、アレルギー対応のほか、昨今の世界情勢による食料の国内調達の動きから植物性のタンパク質のニーズが高まっています。日本でも「プラントベースド(植物性)」や、「お肉不使用のお肉」などのフレーズをみかけることが増えてきたように思います。


安全でおいしくて、地球にもやさしい。これが nattojanese のこだわりです。


食べていただいた皆さまの声

私たちの nattojanese を試食いただきましたみなさまより、

「想像していたものと全然違った!」「ホクホクして美味しい!」「確かに納豆じゃねーぜw、うまい」「ビールに合うね」「切れているのが使いやすい」「腹持ちがいいから、1パックで満腹になった」etc.


嬉しい声をたくさんいただいております。

みなさんも私たちの nattojanese をお試しいただき、感想をお聞かせください! 


リターンのご紹介

ご予算に応じで、3種類のリターンをご用意いたしました。
10,000円のパックには、新商品のサンプリングが含まれており、新商品開発にアンケートでご意見をいただくなど、ご参加いただける権利が含まれております。

・nattojanese 4パック + おまけ1パック 合計5パック (レシピ・送料・消費税込) 3,000円 

・nattojanese 8パック  + おまけ2パック 合計10パック (レシピ・送料・消費税込) 6,000円 

・nattojanese 14パック + おまけ4パック 合計18パック  (レシピ・送料・消費税込) 10,000円
(新商品のサンプリングにご参加いただけます)

私たちの新商品にご期待いただける、ご支援いただける場合は、ぜひ10,000円のお得なパックをご検討いただければと思います。




プロジェクトで実現したいこと

食べるだけでできる!体にもココロにも地球にも「ちょっといい」ことはじめよう!

このプロジェクトを通して私たちの実現したいことは、たとえばみなさんがプラスチックを減らすためにマイバッグやマイボトルを持ち歩くのと同じように、無理せずできる環境にやさしい行動をつくること。そのひとつとして週に1度、環境にも体にも「ちょっといい」ことができるテンペを食べるのはどうでしょう?というのが私たちの提案です。やり方は簡単、テンペを食べるだけ。もし今後40年間、週に一度だけミートフリーの日を作ったとすると、人生で5年半お肉を食べなかったのと同じことになるのです。完璧を目指すより、できることを長く続ける、そして nattojanese を通してそのお役に立てると私たちは信じています。

資金の使い道・スケジュール

目標金額を達成した場合の資金の使い道

・新商品開発費用 150,000円

・マーケティング・広告費用 99,000円

・CAMPFIRE手数料 51,000円


スケジュール

11月30日 クラウドファンディング終了

12月初旬 リターン発送

12月末 キャンプファイヤーより入金(予定)

12月末  新商品開発準備

2023年1月 新商品開発

3月頃  新商品リリース (予定) 

みなさまには経過や新商品についていち早くご案内させていただきます!


最後に

ここまで読んでいただいて本当にありがとうございます。hakko projectはまだ設立半年にも満たないできたばかりの会社です。だれも会社経営の経験がない中で、色々なことを手探りでやってきました。テンペは日本では流行らない、ネーミングがイマイチ、そう言われてへこんだこともあります。それでもココロにも社会にも優しい商品で日本をよりハッピーにしたいという思いでこのクラウドファンディングにのぞんでいます。みなさんの応援が私たちの原動力です。応援どうぞよろしくお願いいたします。


株式会社hakko project

住所:神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-13-10吉村ビル107

instagram: nattojanese

お問い合わせはインスタグラムのDMからお願いいたします。(担当:高橋)

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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