--**10/26(水)追記**--- 

目標金額の40万円を達成し、現在ネクストゴール支援者数100人に挑戦中です!!同じ社会で時給222円で働いている人がいるという現状、たくさんの方に福祉事業所の工賃向上の課題とパッケージを通して商品の魅力を知ってもらうことでこの問題を解決したいと考えています。皆様の応援を福祉に従事する方々に届けます。


みなさまこんにちは。

大阪経済大学情報社会学部浅田ゼミ4年生の阪上・稲田・細田・北口です。

10月24日、目標金額の40万円を見事達成することができました!

温かいご支援とご協力をいただきました皆様には心よりお礼申し上げます。

本当にありがとうございます。

10月17日から開始したものの1週間で達成できたこと心より嬉しく思います。


つきましては、ネクストゴールに挑戦します!

次の目標は支援者数を100人にすることです。

福祉事業所の工賃向上、パッケージ開発はもちろんですが、このプロジェクトを数多くの方々に知っていただき、共感していただければと思っております。

ネクストゴールを達成することでこの取り組みを知ってもらえることはもちろん、現在同時に行なっている新レシピの開発や、今後の新しい商品開発プロジェクトに挑戦することができ、障がいをもった方々の仕事の幅を広げることができます。


引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。



はじめに

当プロジェクトをご覧いただきましてありがとうございます。

皆さん初めまして!私たちは大阪経済大学・情報社会学部浅田ゼミ4年生の阪上・稲田・細田・北口と申します。

このプロジェクトでは、障がいをもった方が作られたお菓子を、より多くの方に手に取っていただくために、新しい商品パッケージの開発に取り組みたいと思います。応援よろしくお願いします!

私たちはゼミの活動として「福学地域連携プロジェクト」という取り組みを実施しています。福学地域連携は、福祉事業所と大学が地域で連携することを通じて、互いの課題解決を目指す取り組みです。

この取り組みを行うきっかけとなったのが、福祉事業所の工賃の低さでした。障がい者の方が作業されている福祉事業所では、安心安全な素材を使って、丁寧に時間をかけたお菓子作りをされているところもあります。そんな素敵な商品が、販売機会が限られていたり、福祉事業所のビジネス・ノウハウの不足のために、思うように売れていないという状況がありました。

コロナ禍以前は区役所販売やお祭りの出店などでの販売機会がありましたが、コロナ禍になりそのような販売機会も失われてしまっていました。そのような福祉事業所の抱えている課題を、ビジネスの視点から解決することができないかと考えて始めたのが、大学内外で福祉事業所の商品を販売する「くすのきエール・マルシェ」という取り組みです。16の事業所の商品を集め、これまで7回にわたって実施してきました。

このような取り組みの中で、福祉事業所のニーズもあり、お菓子の商品パッケージを開発するというプロジェクトに取り組むことにしました。新しい商品パッケージを開発することで、これまで手に取っていただけなかったお客様に関心を持っていただいたり、プレゼント用の新しい需要に応えることで、売上げを伸ばし、工賃向上にも繋がると考えました。

このような想いを実現するために、こころざしを共有していただける経営コンサルタントの方のサポートを受けつつ、商品パッケージ・デザインをデザイナーさんにお願いするための資金集めを目的として、今回クラウドファンディングを行おうと至りました。

今回初めてクラウドファンディングを行うのですが、皆さんと一緒に、福祉事業所を応援したいと思います。ぜひお力をお貸しください!

ビジネスの知識を使ってはたらく障がい者の低工賃を解決したい

 皆さん、働く障がい者の時給はご存じですか。厚生労働省の発表によれば、就労継続支援B型事業所の令和2年の全国平均は「222円」(月額15,776円)です。ここから昼食代などが差し引かれ、実際に手元に残るのはわずかでしかありません。月額5-7万円程度あれば、障害年金と合わせて自立した生活が営めると言われますが、多くの福祉事業所でそれは遠い目標となっています。

(出所)厚生労働省「令和2年度工賃(賃金)の実績について」に基づき筆者作成 

私たちはこのプロジェクトを通してこの低工賃問題の解決に貢献したいと思っています。

工賃(働く障がい者がもらう賃金の名称)を向上させるためには、事業所で作っている商品の売上を上げることが必須です。しかし、実際には商品販売の利益が出ている事業所は少数です。商品の品質や込められた思いは十分魅力的なのに、なぜ思うように売れないのかと考えた結果、私たちは商品のパッケージに着目しました。

福祉事業所の商品パッケージは簡素なものが多く、目に留まりにくい、プレゼント需要に応えにくいのが現状です。パッケージで商品の品質が低く伝わってしまうこともあると思います。この課題の解決のために商品パッケージの開発が必要です。

なぜその課題に大学生である私たちが取り組む必要があるのか、事業所のスタッフの方が行われれば良いのではないか、と思われるかもしれません。事業所のスタッフの皆さんの主な業務は、障がいがある方の生産活動を支援することです。そのため、それ以外の経営上の課題に十分な時間や労力を割くことができません。そこで私たちと経営コンサルタントをはじめとしたこのプロジェクトを支援してくださっている皆様と協力して、新パッケージの開発を行うことで、より多くのお客様に商品を買っていただけるような新たな価値を生み出したいと思っています。資金提供をしてくださる方にも私たちの仲間に加わってほしいのです。

課題と向き合うきっかけ

コロナ禍で各種のイベントが中止に追い込まれる中、多くの福祉事業所は販売機会を失っていました。私たちの取り組みは、低い工賃が課題となる中で、販売経路を絶たれた福祉事業所を支援するにはどうすればよいか、ということからアイデアが生まれました。このことは、福祉事業所だけでなく、私たち学生にとっても実際の販売活動を通じてビジネスの学びを深めることができるというメリットがあります。

このようなアイデアをもとに、これまで3つの取り組みを実践してきました。

1つ目は「くすのきエール・マルシェ」です。これは、16の事業所の商品を一堂に集め、学生が販売する取り組みです。コロナ禍で販売機会を失った多くの福祉事業所に販売機会を提供するとともに、学生が商品の販売を通じて自ら問題を発見・解決する場を創出するという目的で、2021年の11月から2カ月に1度程度のペースで開催されています。この取り組みを始めたことで、近隣のショッピング・センターや企業などから販売場所の提供を申し出ていただくなど、大きく支援の輪が広がってきています。

2つ目は「入園準備用品オーダー・サービス」です。これは、大学の近隣の幼稚園の協力を得て、幼稚園の入園時に必要とされるお着換え袋や上靴袋などの準備用品のオーダー製作を行うサービスを提供するもので、縫製技術をもった福祉事業所が作業を担っています。幼稚園の保護者のニーズと、福祉事業所のもつ技術シーズを橋渡しすることを、大学が行うという取り組みです。ご購入いただいた保護者の方には大変好評で、作り手の方も幼稚園児が使う姿を想像しながら作ることでとてもやりがいを感じると言っていただいています。


 

3つ目は、事業所によるパンやお菓子販売の支援です。大学近くのパンやお菓子をつくっている事業所と連携し、大学内で毎週水曜日、商品販売を企画・運営しています。学生の昼時を狙って販売することで需要が多くあり、売上増加になるのではと考えました。私たち学生は、販売のサポートだけでなく、売上高の向上に向けて何をすべきかを事業所と一緒に研究しています。

これら3つの例のように、私たちが事業所と地域の間に立ち、知恵やアイデアを出し合うことにより、事業所にも地域の方にも喜んでいただけることが多くあります。このような取り組みをさらに発展させていくために何が必要かを考え、今回のクラウドファンディングを通してお菓子の商品パッケージ・デザインの開発を行うことにしました。

このプロジェクトで実現したいこと

その1 新しい商品パッケージをデザインして、より魅力的な商品にします

くすのきエール・マルシェで取り扱っている商品は品質が高く、価値あるものばかりです。そこで私たちが福祉事業所と経営コンサルタントやデザイナーをつなぎ、商品の見た目を改善することで、もっと魅力的な商品にします。そして多くの方々に商品を届けることで売上向上につなげ、福祉事業所の収益を安定的に向上させたいです。

〔現在のパッケージ〕


その2 プレゼント需要に対応して新しい顧客を獲得します

販売会で商品を購入する方の多くは自分用に購入される方がほとんどです。しかし、この商品をプレゼント用に使いたいので箱に詰めてもらえないか、といったご希望もありました。このようなプレゼント需要に対応することで、従来とは異なるお客様のニーズにこたえることができると考えました。商品のパッケージを魅力的なものにすると同時に、プレゼントやお土産の需要にも対応し、新しい顧客の獲得につながるきっかけにしたいと考えています。このプロジェクトで開発した新パッケージ商品を使って、企業や地域の方々、大学などのちょっとしたお土産に使っていただけるよう、販路拡大に取り組む予定です。

その3 作り手の方にとってのモチベーションを向上します

このプロジェクトを通じて、商品パッケージを可愛いデザインにすることで、作り手の方々のモチベーションにもつながり、楽しんで作ってもらうきっかけになればと考えています。

今回のプロジェクトで新パッケージの開発に取り組む事業所の紹介

【ワークセンター豊新】

大阪市東淀川区にある生活介護の福祉事業所です。創作活動として陶芸をしたり、色とりどりの糸を織って商品化したり、クッキーやパンを作ったりしています。一人一人の個性を生かした商品、その商品の幅広さ、イベントや配達を通じた地域とのつながりが大きな魅力の事業所です。

【ジョブスター】

大阪市東淀川区にある就労継続支援B型の福祉事業所です。おかずを入れるアルミカップを梱包する内職作業などをしています。2021年から大阪経済大学のすぐ近くに“まるん”というロールパンや日替わり弁当などの食品を扱う店舗を開いています。野菜や果物もお手頃な価格で販売していますので、近くに訪れた際は、ぜひ“まるん”へお越しください。

【フリーダム創生】

大阪市東淀川区にある就労支援B型事業と生活介護事業を行っている福祉事業所です。就労支援B型事業では、精神障害や視覚障害などの障害を抱えた人たちがポストカード、パン、クッキー、パウンドケーキなどの製菓製造や小物作りをしています。それぞれの障害を理解し、できることを増やしていきながら次へのステップアップを目指しています。

応援メッセージ

本プロジェクトに応援メッセージをいただきました!


高田 明 様《ジャパネットたかた創業者, 大阪経済大学卒》

一人の力、一つの組織では難しいことを手を携え合い、福祉の課題に取り組まれていることは素晴らしいと思います。

 これからの世の中で「連携」はとても大切になってくると思います。

私自身も経営を行っている際には「連携」によって、たくさんの課題を乗り越えることができました。

 学生の皆様には、この活動を通して取り組みの輪を広げていき、

「連携」によって誰もがもっともっと幸せに暮らせる世の中を目指していって頂きたいと思います。

 サイトをご覧の皆様、ぜひ、ご協力をお願いいたします。


山本 俊一郎 様《大阪経済大学学長》

このプロジェクトの強みは、会計のゼミナールに所属する学生たちが、本気で持続可能な福祉事業のビジネスモデルを構築しようと日々実践を重ねている点にあります。

たんなる慈善事業ではなく、新たなコト消費の確立に奮闘する学生たちに、どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。

継続した活動に私も期待しています。

資金の使い道

デザイナー依頼費用:約10万円
包装資材購入費用:約11万円
リターン原価・送料:約15万円
手数料:約4万円 (9%+税)

に有難く使わせてさせて頂きます!

実施スケジュール

7月上旬 本プロジェクト始動(パッケージ検討・デザイナー選定等)

10月17日 クラウドファンディング・スタート!

11月16日 クラウドファンディング終了!

11月上旬 パッケージ・デザイン開始

12月下旬~1月上旬 ご支援くださった皆様へリターン開始!

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


リターン

支援金額:¥3,000

お礼メッセージ付きポストカード+マルシェのHPにお名前記載

支援金額:¥5,000

お礼メッセージ付きポストカード+おまかせお菓子1個+マルシェのHPにお名前記載     

支援金額:¥10,000 

  • こすもす点字セット【便箋、一筆箋、点字封筒大・小】+お礼メッセージ付きポストカード+マルシェのHPにお名前記載
  • フリーダム創生クッキーセット【クッキー1つ】+お礼メッセージ付きポストカード+マルシェのHPにお名前記載
  • 熊のB文房具セット【ミストペン、マルチ付箋ブック、メモ帳】+お礼メッセージ付きポストカード+マルシェのHPにお名前記載

支援金額:¥30,000

  • サリュセット【ペンケース、テッシュケース、ポーチマチあり中】+ワークセンター豊新クッキー3つ+お礼メッセージ付きポストカード+マルシェのHPに名前記載
  • ワークセンター豊新セット【クッキー詰め合わせ、コースター、和紙はがきセット×2】+お礼メッセージ付きポストカード+マルシェのHPにお名前記載

支援金額: ¥50,000

お菓子【フリーダム創生2つ、ワークセンター豊新3つ】+ 熊のB【Tシャツ、ミストペン、マルチ付箋ブック、メモ帳】+ 西淡路希望の家【コインケース】+ サリュ【ポーチマチあり大・小】+マルシェのHPにお名前記載

支援金額:¥100,000

お菓子【フリーダム創生・箱、ワークセンター豊新3つ】+ 西淡路希望の家【キャップ、ゴムあみマット2つ】+ ウィリッシュ【ボールペン2本】+ わかあゆ【ぬいぐるみ】+ サリュ【ポーチマチあり大・小】+マルシェのHPにお名前記載


最後に

ビジネスの知識を使って社会を良くしたい。そのために私たちは全力で取り組みます。

ご協力よろしくお願いいたします。


チーム/団体/自己紹介・活動実績など

私たちは大阪経済大学・情報社会学部浅田ゼミの活動で福学地域連携プロジェクトという取り組みをしています。当ゼミはビジネスと管理会計を学ぶ学生3学年約60名が在籍しています。このクラウド・ファンディングは、そのうち、4年生の阪上・稲田・細田・北口が中心となって実施します。

このゼミではこれまで、福祉ではなくビジネスを学ぶ私たちだからこそできることは何かということを考えながら、地域の福祉事業所と連携して様々な活動に取り組んできました。そして、一過性の支援にならず、継続的に福祉事業所の収益向上に貢献するために、どのようなことができるかを考えてきました。そのような中で生まれたのが、この商品パッケージの開発プロジェクトです。

私たちの活動では、ゼミだけで解決できない課題が多くあります。そんな時、私たちは様々な方との「つながり」を通じて問題解決をするように心がけています。福祉事業所とのつながり、地域の雑貨店オーナーの方やデザイナーの方とのつながり、大学の職員の方とのつながり、近隣の幼稚園や企業とのつながりです。さらに、2人の経営コンサルタント(中小企業診断士)の方に、ビジネスのプロの視点からお力添えをいただいています。


みなさんとつながることで、「1+1=3」になるような、新しい価値を生み出していきたいと考えています。このプロジェクトへのご支援、ご参加をお待ちしています!

これまでの取り組みや、最近の活動状況、支援いただいている方々については、下記のホームページやInstagramで継続的に発信しています。ぜひご覧ください。

HP

https://www.ailes-marche.com/  

Instagram

https://www.instagram.com/kusunoki_marche/ 

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください