新しいブルワリー(醸造所)をつくりたい。生産力を向上させ、多様な宮崎の素材を使ったローカルなクラフトビールを日本中に届けます。切磋琢磨できる仲間を増やし、また次世代の育成も通じて、宮崎のクラフトビール、宮崎の飲食店、宮崎の農産品をみんなで盛り上げ、宮崎の魅力を多くの人に届けていきたい。

右:松田 温郎(あつろー)

中:里 真彰(まさあき)

左:神崎 剛(つよし)


【あいさつ】

はじめまして。宮崎市の街中にあるビアバー「Beer Market BASE」「B.M.B Brewery」代表の松田温郎(あつろー)です。

お店では「あつろー」と呼ばれています。

今回で2回目の挑戦となります。前回、ご支援いただいた方には再度のお願いになります!

前回以上に胸ドキな挑戦になりそうです。

https://camp-fire.jp/projects/view/287343

2012年の8月に「Beer Market BASE(以下、ベース)」を開業しました。2020年には若者の街である若草通商店街に店舗を移転。お客様に愛され続け、おかげさまで2022年8月に10周年を迎えることができました。

お店を切り盛りするなかでクラフトビールを自分たちでつくることにも興味が湧き、2018年11月には宮崎市神宮の民家を自分たちで改装した醸造所「B.M.B Brewery(以下、ブルワリー)」を立ち上げました。このときはクラウドファンディングでの資金調達に挑戦し、235人もの方々にご支援をいただきました。支援をしていただいた皆様、応援してくださった皆様、その節は本当にありがとうございました。


お披露目パーティーの時

ベースでは自社ブルワリーで醸造したクラフトビールを含め常時13種類、最大16種類を用意。徹底した温度管理によって届けられた日本国内外のビールを最高の状態で楽しむことができます。


僕らのブルワリーでは、醸造長の里 真彰(さと まさあき)のもと、地元宮崎の特産品や農産品を使ったビール開発にも取り組んでいます。これまで高岡文旦や大葉、新生姜、ユズやカボスを使ったクラフトビールをつくり、地元の食材のPRにも貢献してきました。

はじめましてもそうじゃない方も!里です。

前回のクラウドファンディングへのご支援本当に感謝です!

円安・・・資材不足・・・ウクライナ侵攻・・・どこの業界もそうとは思いますが、我々の業界も例外なく、新工場の設立にあたって必要経費が予想以上にかかりそうです。

生産体制の更なる増強と、品質の向上をお約束するプロジェクトです。

新しい仲間と、新工場でお会いしましょう!

地元の素材を使ったオリジナルビールたち


関東を中心としたイベントにも積極的に参加し、小さいながらも一旗揚げられた気がします。イベントに参加したときは「B.M.B Breweryの人が宮崎からやって来る」という理由で来ていただいた方もたくさんいました。

中にはサインをおねだりしてくる人もいて、不思議な感覚でした(笑) あつろーは呼ばれればどこにでも行きます。出店をきっかけに関東の店舗でも引き合いがあり、B.M.B Breweryのビールが都会でも売れています。

宮崎市高岡町の特産品「高岡文旦」を使ったクラフトビール「Bung Tang Gig」

ビール南蛮発表時



【新型コロナの影響】

ベースもブルワリーもお客様が順調に増えていましたが、そこへ新型コロナがやってきました。

コロナの影響は凄まじく、この2年間街からは人が消え、街の飲食店は苦境に立たされてきました。

僕らのお店も例外なく大打撃を受けました。とくにビアバーであるベースは、街で飲み会を楽しんだあとの二次会以降のお客様が訪れることが多いお店。感染拡大や時短要請、アルコール提供の制限などの影響もあり、売上がコロナ前と比較して約40%と大幅に減少しました。

2020年2月 京都BEFORE9さんにて コロナという言葉が身近になり始めたとき


この減少分を自社ブルワリーで製造したビールの卸売によってカバーしたい。取引先の飲食店やスーパーで僕らのビールを扱っていただくことで、ベースに来ることができなくても、みんなにおいしいビールを届けたい、飲んでもらいたい。


そこでブルワリーでの製造に、もっと、もっと、力を入れたいのですが、ある問題がありました。


【今のブルワリーではビール生産が追いつかない】

ブルワリーの強みはなんといっても醸造長である里による徹底した品質管理。里のおかげでおいしい自慢のビールを皆さんに届けることができています。それもあり、県内外の飲食店や酒屋さん、スーパーへの卸売が増えています。

新宿 BEER BOMBさんでのイベントの様子


しかし、現状ではブルワリーは規模・機材ともに小さく、手狭なため生産能力がまったく足りていません。当商品の供給が追いつかず、卸売先・取引先には不便をかけています。また、人手不足もあり、里が一人でやっているため無理をかけている状態です。

さらにはここへきて、新型コロナの影響からモルトや酵母、ホップといったビールの原材料や、各種資材の価格が高騰しています。これによるダメージも大きく収益を圧迫しています。

外まで人が溢れ、大盛況でした


【もっと宮崎の素材を生かしたビールを届けるために新ブルワリーをつくりたい!】

そこで新しいブルワリーの建設と缶設備の導入を行います。

新ブルワリーではとにかく生産量を増やして、いろんな人に宮崎の素材を使ったクラフトビールを届けたいと考えています。これは農業応援に繋がるし、まちづくりにも直結します。ビールを通して宮崎にある素敵な食材やフルーツがあることを知って欲しい。宮崎といえばマンゴーもそうですが、もっともっとあるんです。僕らのビールには愛情と情熱が詰まっていることをビシバシ体感してほしい。

浦和 BEER NOVA URAWAさんにて 毎度お呼び頂いて感謝です(嬉


新ブルワリーは郊外に建設し、その規模も大きくなります。醸造タンクや商品を製造するために必要な設備も新たに導入していきます。これまでの僕の挑戦のなかでも、人生をかけた本当に思い切った投資になります。

現在のブルワリーでは、どう頑張っても年間13,000リットルのビールをつくるのが限界でしたが、新しいブルワリーでは年間125,000リットルとおおよそ10倍のビールをつくることが可能となります。


【瓶ビールから缶ビールへ!】

また、これまでスーパーなどで一般向けに販売していた瓶ビールを、新ブルワリーからは缶ビールへと変えていきます。

コロナ前から国産クラフトビール市場は大きくなっています。最近では大手のクラフトビール(缶)がスーパーでも並んでいますよね。コロナ禍では家飲み需要が高まるのと一緒に手軽な缶ビールの需要も大きくなっています。


画像はイメージですがこんな感じの設備を導入します。


缶は瓶と異なり透明ではないため、光を通さずビールの酸化を抑えることができます。そのため、これまでよりも品質の良いビールをお届けすることができます。あと、瓶は割れたりして危険なので運搬リスクがありますよね。

缶は瓶よりも流通力が高まるので僕らのビールをもっと多くの人、宮崎県外の人へ向けても飲んでもらうことができます。たくさんの人の手に取ってもらいやすく、ラベルデザインも遊べる。創業時に思っていました。やはりいつかは缶でした。


【一緒に働く仲間もつくる!】

更に新しい仲間となる人を雇用します。人を雇用することで里の負担を減らすことはもちろんですが、新しい仲間と一緒に宮崎のクラフトビール界を盛り上げていきたいと考えています。

次世代への人材育成ですよね。

生まれ変わったB.M.B Breweryでつくったビールを日本中に届けたい。みんなと一緒に!

【今回のプロジェクトにかける想い】

僕は2018年までの間、ずっと一人で走ってきました。B.M.B Breweryを立ち上げたときに里が現れたのは本当に救いだった。ところどころ周りの方々に支えられ、なんとかここまでやってきました。

僕はこのプロジェクト、そして新しいブルワリー建設のプロジェクトを通して、仲間を増やしていきたいと思っています。それは支援してくださる仲間もそうだし、ライバルとなるような切磋琢磨できる仲間も増やしていきたい。

ここ数年で宮崎県内にもさまざまなブルワリーが誕生しました。クラフトビールの良いところはローカル性が出るところ。各ブルワリーごとに個性あるビールがあり、その風味が好きな人が集まる。クラフトビールの盛り上がりは衰えず今後も宮崎にはブルワリーが増えていくことでしょう。

そうした仲間たちと切磋琢磨してクラフトビール界を盛り上げていきたいし、B.M.B Breweryを脅威となるような存在にしたい。あそこやべーよ、って。そう思われたい。


また、僕も30代となり次の世代のことも考えるようになりました。ずっと現場や最前線にいるのは限界があるかもしれない。規模を大きくしていくことで次世代の育成もしたいと考えています。


【各地から応援コメントが届いております!】

横浜ベイブルーイング株式会社 代表取締役/醸造責任者 鈴木真也さん

あつろーさんが新しいビール工場設立へ走り出したと聞いて嬉しくなりました。小さい醸造所からスタートして大きい設備に事業拡大していくというのは自分も通った道だからです。

生産量を増やすには当然大きな設備が必要となりますが、それ以上にクオリティアップにはより良い設備導入が必須です。このプロジェクトが成功すれば、今まで以上に美味しいビールができることでしょう!

新しいビールが生まれた日には、自分も宮崎までお祝いに駆け付けます!皆さんどうかご支援よろしくお願いします!!

TACOMA FUJI RECORDS 代表 渡辺 友郎さん

空から降って来たようなHBJJ (High Basic Jiu-Jitsu)総帥、宮崎出身平部さんからの素敵な提案を具現化して頂いたことがご縁でB.M.B Breweryを知りました。作って頂いたダブルIPAはかつてないほど強烈でダンクな1撃。実はまだ1度も行ったことがない宮崎。いつか立派なブルワリーで皆さんと乾杯するのを夢見ています。餃子のまるおかもオカリナもB.M.Bも大好きです。要は宮崎大好きです。宜しくどうぞ。


Be Easy Brewing 代表 ギャレスさん


青森と宮崎・・・とても離れているけど、クラフトビールに対する想いは同じ!

B.M.B Brewery  Beer Market BASEは、一緒にビールを作ったことのある仲間!

彼らの挑戦を青森から精一杯応援しています!みなさん!宜しくお願いします!!



そばや哲心 二代目蕎麦侍さん


Q、これから先あなたの人生に必要なもの。

その10位以内には「美味しいビール」入ってませんか?

「美味しいビール」の先行投資!

こんなに間違いのない儲け話はありません。

日常的に当たり前にもっと美味しいビールが飲めるという未来が確約されているのだから。

クラウドファンディングは夢に支援すること。言い換えれば、その夢に一緒に乗っかるよ!て事。

「もっと宮崎の素材を生かしたビールを届けるために新ブルワリーをつくりたい!」

あつろーの夢、一緒に叶えませんか?

みんなで乾杯しましょう!

乗り遅れるなこのビッグウェーブに。


宮崎ひでじビール株式会社 代表取締役 永野時彦さん


私がアツローと出会ったのは2012年夏。

『なんだ?このチャラい男は。。。』それが私の彼に対する第一印象。

話してみると見た目ほどチャラくない。

むしろ真剣にビールと向き合う真っ直ぐな覚悟を感じた。

宮崎のクラフトビール文化の波及に彼の手がけたBASEの貢献度は高い。

将来、ひでじを脅かすライバルになる事を条件に最初の醸造所立上げをサポートしたが、

確実にその約束に近づいている。

今回のクラファン、支援すべきか悩んだが(笑)高いレベルで勝負できるなら喜んで受けて立とう。

軸のぶれないアツローにエールを送る!


【新ブルワリーはこんな感じです】

場所は決まりました!宮崎市清武町です。国道沿いですが街中からは車で30分ほど離れた立地。ですが、バス停も駅もあるのでアクセスは意外に良好。連絡くれたらお迎えに行きますぜ。

醸造機材は選定中。大詰めです。


新ブルワリーイメージ図



【資金の使い道】


2022年10月 クラウドファンディング公開

2022年11月 建屋工事開始予定

2023年2月  醸造設備及び缶設備工事開始予定

2023年5月  運転開始予定

2023年7月  リターン品送付予定

※新型コロナにより資材調達に影響が出ています。そのためスケジュールが変わる恐れがあります。


<資金の内訳>

▼支援金1,000万円の内訳

700万:缶設備と周辺機材の導入費用

300万:返礼品制作、発送費用

自己資金から:キャンプファイヤー利用手数料


【クラフトビールの魅力】

クラフトビールの魅力を一言で表現すれば「なんでもあり」。つくり方の自由度が高いです。理論やハウツーもあるけれど、その場その場の直感がビールの風味に作用してくる。地元の素材を使いながら多種多様な顔を持ったビールができます。

製品として仕上がったときのワクワク、飲んでみたときの感動。ときにアート的で、ときにサイエンス的。

カルチャーとしてのクラフトビールもおもしろいですね。各ブルワリーごとにステッカーやグッズをつくってることも多いです。それらも個性的なものが多く。そういう意味でも「なんでもあり」ですよね。凝り固まっていなくて。インディペンデントな感じがすごくいい。

そんな、いちいちカッコいいところがクラフトビールの魅力だと思っています。


【最後に】

これまでお読みいただきありがとうございます。

僕がBeer Market BASEを始めたころ、周りにはビアバーがありませんでした。

0から1をつくるのが好きだし得意ですが、1を100にはできません。僕ひとりじゃ。だから、これからも仲間が必要です。

新ブルワリーでもこれまでと変わらずに、宮崎のおいしい食材やローカルさを活かしたマジサイコーなビールをつくり、皆さんに届けていきます。

おいしいと思っていただける方一人ひとりが営業マンです。

どうぞご支援のほど、よろしくお願いいいたします。

  

松田温郎

 

【問合せ先】 

Beer Market BASE 

宮崎県宮崎市橘通東3丁目4-31 クラフトビル1F

0985-71-0348

松田温郎(あつろー)


製造場の名称及び所在地 

B.M.B Brewery 宮崎市神宮東一丁目626番2

宮崎酒指第130号


  • 2024/03/19 18:12

    つ!い!に!着工です!本当にお待たせしました。いよいよです。何もトラブルが起きないなんて無いんですけど、一つ一つ潰していって、立派な工場を建ててもらいます!それまでは立ち入り禁止です。

  • 2024/03/06 16:59

    先月、無事地鎮祭を執り行い、いよいよ着工間近です。支援者様におかれては「やっっっっっとか!!!」とお思いでしょうが、もちろんしっかり最後までやり切りますので。さて、地鎮祭というのはあつろー自身初めての経験で、作法というものが全く分かっておりませんでしたが、結構カタカナを使う坊さんのおかげで何と...

  • 2024/02/24 15:34

    準備です!皆様には大変ご迷惑をおかけしております。毎度毎度ですが、何度何度も謝罪いたします、、、ただ、少しずつですが前に進んでいます。2/27 11:00〜地鎮祭を致します。

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