例えばスーパーでパックに入ったお寿司を買ってきて…パックのまま食べるのと、こんな感じに食器に盛り付けて食べるのでは、全くおいしさが違うと思いませんか?
長引くコロナ禍、外食が減り、家で家族と食事を楽しみたいというニーズが増えています。
お料理好きな方は、自分の料理をもっとおいしく仕上げる手段として。そんなに得意でない方は、簡単料理やお惣菜を、うんとおいしく感じるための手段として。食器の価値を見直してみませんか?
料理に寄り添う、日常使いの食器としてぜひ知っていただきたいのが、岐阜県東部で生産される「美濃焼」です!
はじめまして!岐阜県瑞浪(みずなみ)市にあります 山喜製陶株式会社 代表取締役社長 河口一と申します。山喜製陶は、昭和2年、先々代の河口喜一が共同経営による単独窯をこの地に創業したことにより、今に続いています。
岐阜県東部の多治見・土岐・瑞浪地方は、焼き物の良質な原料である陶土が昔から多くとれる産地。これらの地で生産される美濃焼は、 現在、日本全国で製造される和飲食器のおよそ60%にものぼる生産高を誇っています。一般食器に限らず、花瓶、置物、タイルなどの生活用品からファインセラミックスまであらゆるものが生産されています。
長いあいだ、美濃焼の存在意義を考え続けてきた立場として、その魅力を改めてたくさんの方に知っていただきたく、この度、クラウドファンディングに挑戦します!
このプロジェクトの目的は、料理を引きたてる食器としての美濃焼の価値を改めてみなさんにご提案し、もっと食事の時間を楽しくしていただくことです!
美濃焼には、以下のような「料理との相性が良い」ポイントがあります。
美濃焼にはさまざまなテイストがあるので、料理に合わせて器を変えることで、気分も変わり、食事が楽しい時間になります。
■和食に
■家庭料理に
■洋食・スイーツに
■中華に
どうでしょうか?もし今、家での食器は「ただ何となく、以前からあるものを使い続けてきた」という方は、食器を変えるだけで、お料理のグレードがうんとアップするのを感じてもらえると思います。
例えば、枝豆ひとつにしても、器の色やかたちを変えるだけで、「おいしい!」の感覚が倍増することがあります。卵かけご飯だって、そのおいしさを引きたてる専用のお茶碗があれば、うんとおいしく感じるものです。2杯、3杯…とおかわりが進むかもしれません。
こんなとき、私たち岐阜の人間は「いつもの料理が、どえらい素敵になったねぇ!」と表現します。みなさんにも、この感覚をぜひ味わってほしいと思います!
常に時代の流れを読み、若手デザイナーを中心とし今の食事シーンにマッチした食器の開発に取り組んでいます。つまり、今どきの料理に合う食器もたくさん生み出しているということです。料理は、時代とともに変わっていきます。美濃焼はその料理に合わせて、進化し続けるのです。
もともと美濃焼が広く知れ渡ったきっかけは、室町や安土桃山時代の茶の湯の文化とともに、志野、織部、黄瀬戸、瀬戸黒に代表される美濃桃山陶が焼かれはじめたことです。
しかし、主に茶器として使われていたこれらの焼き物は、一般家庭で料理を盛る器としてはなかなか使いづらいものでした。
そこで山喜製陶は、家庭で使いやすいよう、それぞれの特徴を踏襲して「〇〇風」としてアレンジ。
このようにアレンジすることで、ご家庭でも、高級店で食事をいただいているような雰囲気を味わえる、扱いやすい食器となりました。
美濃焼の器は、その「器だけ」で完成ではありません。お椀にはご飯を。お皿にはおかずを。湯呑にはお茶を。そこに息づく食事としての彩りによって完成するものなのです。
古墳時代にその歴史の始まりがみられる美濃焼は、 現在、日常使いの食器として日本中に流通していますが、美濃焼だと認識されずに利用されていることが多いという一面もあります。
技術の発展により大量生産が可能になり、たくさんの方に使っていただけるようになった反面、必要以上に安価で売られるようになってしまったという問題も出てきました。 その結果、多い時には1500社あった製造メーカーも、現在は360社、1/4以下になってしまいました。
機械生産をしていると言っても、何人もの手によって、製品が完成していることにはちがいありません。
焼き物の色や形、風合いもデザイナーをはじめ、たくさんの人が力を合わせて考え抜かれたものです。このことがお客様に伝わらず、「何となく」使われているのは、悲しいものです。
しかし時代は変わり、消費者が、直接インターネットで「いいもの」を探し、購入する時代になりました。美濃焼も、そんな方たちに見つけてもらいたい!ご家庭での食事をこんなに楽しめる食器があるのだと知ってもらいたい!そのような思いで美濃焼の価値をきちんと伝えるべく、プロジェクトを立ち上げました。
昭和2年(1927年) 山本製陶と共同の家族経営による単独窯を創業。
昭和14年(1939年) 現在の住所にて独立。従業員6名。
昭和41年(1966年) 山喜製陶株式会社設立。エンドレス・トンネル式重油窯を導入。飯茶碗専門メーカーとして日産10,000個を製造する。
昭和45年(1970年) 45メートルトンネル窯を導入。
昭和46年(1971年) ローラーマシン成型機8台導入。日産30,000個。
昭和54年(1979年) 全自動成型機導入。
昭和60年(1985年) 46メートルトンネル式ガス窯導入。トンネル素焼き窯導入。
みなさまからいただきました支援金は、目標金額20万円に対して、以下のような内訳で大切に使用させていただきます。
・ホームページリニューアル費用の一部として:16.6万円
(素材×料理×器の掛け算が、ハッピーな生活へとつながることが伝わる、他にはないサイトにしたい!)
・CAMPFIRE手数料 :3.4万円
目標金額を超えるご支援をいただいた場合には、支援額に応じて、自社ECサイトを作成する、素材×料理×器のよさが伝わるイベントを開催するなど、美濃焼の素晴らしさを伝える活動を広げていきたいと思っています。最終的には200万円を目指しております!
2022年10月30日 クラウドファンディング終了
2022年12月~ リターン発送予定
2022年12月~ ホームページリニューアル着手予定
リターンの一例として、以下のようなものをご用意しております。
・しのぎパスタ&カレー皿2個セット (3色のなかからお好きな色を選べます!):¥5,500
・しのぎマルチカップ 4個セット (6色のなかからお好きな色を選べます!):¥ 4,300
・銀彩小紋 純とんすい4個セット :¥8,000
・名入れ 金継ぎ風長角大皿1個 (2色のなかからお好きな色を選べます!) :¥16,000
今回は、今人気の使い勝手抜群!北欧風の食器を中心に取りそろえました。
特にオススメはしのぎパスタ&カレー皿です!
また、すべてのリターンを、このようなギフト用化粧箱に入れてお送りしますので、このまま贈り物にすることも可能です!
他にも魅力的なリターンを多数ご用意しております!詳しくはリターン一覧をご覧ください!
※このページに登場したお皿で、リターンにないものでも、ご相談いただければ販売できます!どうぞこちらまでお気軽にお問い合わせください!
みなさんは「かぞくの時間」を楽しんでいますか?
料理を囲んで家族と語らう時間は、日常の一コマでありながら、貴重で、幸せな時間です。
「今日はお友だちに教わったはじめてのレシピでから揚げを作ったから、どーんと大盛り!たくさん食べてね!」
「このお皿だと、サラダがとってもおいしそうに見えない?」
「ママー!もっとおかわりよそって~!」
お気に入りの食器を使うと、料理もいきいきとして、会話も弾みます。
みなさまの暮らしを彩る食事の時間に、ぜひ美濃焼の食器をお役立てください。
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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