はじめに・ご挨拶
この度は、本プロジェクトに興味をお持ちいただきありがとうございます。
京都にて「FlamingJune合同会社」という会社の代表を務めております、下島満と申します。
普段はWebサイト構築やECサイト構築、また、IT/Webに関わるプロジェクト等に参画し、円滑にプロジェクトを進められるようさまざまな業務に携わっております。
まずは自己紹介とともに、わたくしが本プロジェクトを立ち上げるに至った経緯をご紹介させていただきます。
わたくしは大学卒業まで地元・京都で育ちました。卒業後は東京に移住し、ゲーム会社のデザイナーやディレクター業などに携わっておりました。その後、Web業界への転職を機に京都に戻ります。
それからおよそ1年ほど経った頃に世間がコロナ禍に見舞われ、勤めていた企業も厳しい状況に。これからの未来、自分の人生について思い悩んだ結果、「こういうときだからこそ、挑戦してみよう」という想いで起業を決意いたしました。
そうして地元で起業したのは良いものの、コロナの影響もあり、東京を中心とした関東圏の仕事をリモートで行なうことがほとんど。「京都で働く」という特性を仕事に活かせるわけでもなく、「何を目標に働くか」がなかなかに見えづらい時間を過ごしていました。
「やりたいことは東京でしかできない」と信じていた大学生の頃。“東京で働くことが正解だ”と思っていましたが、地元に戻っても、結局同じだったのです。
大きな変化があったのが、起業から1年ほど経った頃です。
京都商工会議所の青年部に入り、京都のイメージ、京都企業のイメージが大きく変わりました。
京都にはこれだけ多くの企業があること。
同じ業界であっても、業務の内容はそれぞれに違うこと。
また、その職種の多さ———。
そんなあらゆる「仕事」との出会いと驚きのなか、仕事に携わるひとびとが、おのおのの仕事に対して真剣に向き合っている姿を目の当たりにしたことで、自分の「仕事に対する考え」が変わったのです。
わたくしはこれまでずっと、「自分がしたいこと」を仕事にしてきました。それが、いろいろな経営者様との出会いのなかで、「大きく人に役立てる仕事をしたい、生み出したい」と思うようになったのです。
そこで、まず多くの経営者様と会話し、どのようなことに一番困っているのかを調査しました。その結果、「人材」および「採用」に難しさを感じておられる方が多いことがわかったのです。
京都は全国から多くの学生が集まることから、「学生の街」と呼ばれています。
しかし、就職するのはやはり東京を中心とした関東圏、大阪、または地元に帰るといった選択肢が多く、“学生の街”という特徴を活かしきれていないのが現状です。
京都の学生たちが「京都企業に就職したい」と思える環境・土壌をつくることができたなら———。
わたくしは、きっと自分の仕事に大きなやりがいを持てるとともに、多くの企業様のお役にも立てるだろうと確信しております。
このプロジェクトで実現したいこと
京都にはたくさんの学生(就活生)が滞在しながら、地元の企業は採用や人材に悩んでいます。
なぜ、このようなミスマッチが生まれているのか。
それは、今の就職活動の「仕組み」が、中小企業や地方企業にとって非常に不利であるという点が挙げられます。
例えば、採用の際には大手人材サービスを活用するという手段があるでしょう。サービスへの掲載には多額の費用がかかるため、できるだけ有効に活用したいものです。
しかし、一斉に“GO”する新卒という舞台において、大手と同じ時期に募集をかけるというのは中小企業にとって不利になりがち。
そのため、「大手の掲載が終わってから中小企業の募集が始まる」という順序ができあがっており、これがさらに中小企業の採用を困難な状況にさせているのです。
そこで、各企業もブログやSNSといったツールを頑張って更新してみるのですが、効果的な活用方法がわからないためになかなか成果が出ず、継続が困難になることもしばしば。そんな悪循環が起こっているのです。
そこでわたくしは、IT/Webの力を使ってどうにか京都の中小企業に貢献できないか考え、さまざまな方とお話しさせていただきました。
皆様のお話を聞いているとそれぞれの仕事はとても魅力的で、また、仕事について語る経営者様の熱意にも、惹きつけられるようなパワーを感じました。
「この経営者様のお話・熱を広く伝える」ことができれば、多くの学生の皆さんの心にきっと響く、と確信を持ちました。
また、就職活動を行なう学生にとっても、物理的に身近な企業の話を聞けることは良い経験となるでしょう。就職活動の交通費などといった多額の活動費を費やす必要がない点も、地元企業の話を聞くメリットだと思います。
ただ、このようなことを全国規模で実行するのは難しいことです。この構想の根幹には、「経営者様お一人おひとりのお話をしっかりと伝えること」があるからです。
そのため、エリアを地元・京都に絞り、京都企業や京都に魅力を感じている学生たちのプラットフォームを築こうと考えました。
そこでこの度、「京都にはどのような仕事があるのか」を、学生目線でわかりやすく解説した
【職業名鑑(職業に関する図鑑)】
を作成するプロジェクトを立ち上げました。
わたくし自身、大学を卒業して15年以上。ある程度の社会経験を経た今だからこそ、経営者様方のお話を聞いていろいろと考えさせられるステージにようやく立てていると思っております。
わたくしの思い描いている「職業名鑑」は、就業経験のない学生たちにも経営者様の想いや企業の熱意を感じてもらえるような、若い心に響くものにしたいと考えています。
そこでの出会いは、学生・または企業側の方の人生をも変えるかもしれません。
この職業名鑑では、世の中にあるおよそ350~400の代表的な仕事を具体的に解説していきます。
また、「自分の職業を伝えたい」という企業様や経営者様を取り上げ、学生や地元に対しその熱意を伝えていただけるツールとしても育てていく予定です。
形は文章によるインタビュー形式、動画による対談形式、ムービーによる会社PR動画形式などを考えております。
こういった情報が、学生・企業を循環することで、京都の人材が活性化する土壌づくりになると思っています。
わたくしはこのプラットフォームを、「京MOTTO」と名づけました。
企業ごとにブログやSNSを頑張るよりも、多くの企業が集まるプラットフォームからの情報発信こそが、より京都の企業と人とをつなげることができると思っております。
まだまだコロナ禍の不安が残るなかではありますが、当プロジェクトではより多くの方に、よりご満足いただけるよう、オフラインにも力を入れていく予定です。
京都にて学生支援や採用支援を豊富にご経験されている“国際キャリアコンサルタント”植村健志氏にもお力添えをいただき、オンライン/オフライン両面の視点から、ご満足いただけるプラットフォームや記事づくり、またセミナー開催なども実施してまいります。
オフラインミーティングやセミナー開催の具体的な場所としては、京都産業大学前に位置するコミュニティスペース「サキドリ」、京都経済センターにある「オープン・イノベーション・カフェ KOIN」、そのほか京都経済センターにある会議場をスタート地点にする予定です。
動きが大きくなれば1つ場所を構え、学生・企業様が密に情報交換しあえるスペースの開設も考えていきます。
始動直後は、どうしても規模感に乏しい点は否めません。
一刻も早く、多くの人が閲覧し行動へとつなげられるようなサイトに成長させるためには、何をおいても企業様のご協力が不可欠です。そこで、最初にご協力いただく企業様にとって何かしらのメリットをご用意できないか考えました。
わたくしの最大の武器は、今まで15年以上携わってきたIT/Webの知見、経験です。
そのため、スタート時には、企業様のホームページのお悩みやWeb戦略の問題点、また「将来このようなことがしたい」に対するIT戦略などに関するご相談を、ITコンサルタントとして無料で承ります。
しかし、わたくしも体1つです。掲載プランに合わせて、最低1時間~のコンサルとさせていただくことご了承いただきたく存じます。
少しでも京都の企業様の戦力となり、経営の助けになることが「京MOTTO」プロジェクトのミッションです。だからこそ、「図鑑をつくるだけ」ではない動きにもご期待いただければと思います。
経営者様からは、「学生の生の声をもっと聞きたい」というご要望もお聞きしています。このプロジェクトでは、企業側だけでなく、学生の声を伝える機会についても考えております。
セミナーやゼミ、サークルと企業が連動することにより、学校・学生と中小企業とを結びつけ、互いの発展をお手伝いしていく所存です。
特に今、就職活動はインターンから始まっているといっても過言ではありません。
弊社もインターンを5名入れていろいろな話を聞きましたが、最近では、長期インターンをしていることが当然であり、していないのはマイナスになってくるのが現状であるとのことです。
弊社のインターンのなかには、「京都圏にインターンがなかったため、大学を一年休学し東京でマンションを借りてインターンを行った」という学生までいました。
採用する企業側としても、インターン経験の有無を重視する想いがあるのは当然理解できます。弊社もインターンの学生を受け入れることにより、異なる世代の価値観や若い学生の想い、アイデアを聞けるなど予想以上に良い経験ができたと感じました。
ただやはり、京都圏のインターンは少ないのが現状です。特に長期インターンになるとほぼ皆無で、インターンをするために別の地域へ行くということが当然のように起こっています。これは、就職範囲が都市圏に移ってしまう動きを加速させることにつながっているのではと考えられます。
そこで“京MOTTO”が、企業様の
「インターンを導入したいけどどうすれば良い?」
「長期インターンってアルバイトと何が違うの?」
「どうやって始めるのが良い?」
といったお悩みをサポートしてまいりたいと思っています。
プロジェクトに参画いただいている国際キャリアコンサルタント植村健志氏と一緒に、京都にもインターン文化を根付かせていくことも当プロジェクトの目標の一つです。
また、現時点ではWebサイトを中心とした活動を軸としておりますが、プロジェクトを進めていくなかで「このようなことをやってほしい」といったご要望を実現できるよう、あらゆる企業様とのコラボ企画も検討しております。京MOTTOの中で発信いただく企業様の想いは、学生だけでなく、他企業様にも周知されます。その流れが、企業同士の結びつきや新しいひらめき、協力体制につながることも期待しています。
これまでの活動
今年の決算を迎えたことを機に、「人のため、企業のため、地域のために自分に何ができるか」を真剣に考え始め、ようやく具体的な舞台が見えてまいりました。それからおよそ6ヵ月の期間で企画を煮詰め、いま、皆様に公開できる段階になっております。
これも、日々いろいろなお話しをしていただく経営者の方々、仕事のつながりの方々、またさまざまな点でアドバイスをくださる方々のおかげです。
IT/Web業界は顔が見えない職業でありがちですが、あえてそこを通ってきたからこそわかること・できることを考え、地域の皆様へ貢献、そして恩返しをしていけたらと思っております。
資金の使い道・実施スケジュール
ここからは、運用にあたる資金用途、そして当プロジェクトのスケジュールについてご説明させていただきます。
おもな必要資金
Webサイト構築費
ライティング委託費用
動画撮影/セミナーハイブリッド方式配信機材
Webサイト運営におけるツール費
クラウドファンディング手数料
今回は大がかりなメディアサイトになるため、細かい設計を要します。そのため、弊社では行なえない部分のWebサイト構築費が必要になります。
次に、350以上の職業名鑑を作成するためのライティング委託費用がかかります。
動画撮影/セミナーハイブリッド方式配信に必要な機材の一部は弊社でも用意がございますが、不足している機材を賄う必要があります。
スタート時のサイトのクオリティをさらに上げていくため各種分析や、SNS戦略を立てるためのツール費なども一部使用いたします。
また、CAMPFIREの手数料も資金の中に入ります。
実施スケジュール
10月上旬サイト公開。
毎月30~40の職業追加。また人材・人事・SDGsなど、企業に役立つコラムを植村健志氏が執筆いたします。
年内に200職業を達成し、来春には目標としております400職業を達成したいと思います。
イベントに関しましてはコロナの様子を見ながらになりますが、月2~4回のイベント実施を予定しております。
リターンのご紹介
各種、1ヵ月の特別掲載を基本とさせていただきます。
「京MOTTOの認知度が上がり、規模が広がってきた時点で掲載を検討したい載せたい」「自社でインタビューなどの準備が整わない」といったケースには「チケット制」とさせていただくことで、お好きな時期にご協力いただけるようにいたします。
(有効期限はサイトオープン半年後の2023年3月までといたします。)
また、同じプランに複数投資していただいた場合は、特別価格にて「特別プラン×購入回数」を適用させていただきます。複数月の掲載を検討されておられる方には、複数投資をおすすめいたたします。
また「経営者ではないが、本プロジェクトを応援したい」という方には、セミナーへの参加チケットを基本リターンとしてご用意しております。
(有効期限はサイトオープン半年後の2023年3月までといたします。)
京MOTTOは、皆様の応援があってこそのサイトです。
“京都をもっともっと盛り上げたい”という想いにご賛同いただける方は、何卒ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
最後に
20代〜30代前半のわたくしは、仕事に対し「自分が何をしたら満足を得られるか」という点を重視していました。そのなかで割とハードな仕事も多数こなしてまいりましたが、それは今の自分にとって大きな財産となっています。
コロナという停滞した時間の中、また、商工会議所青年部やさまざまな出会いの中で、「自分の満足中心」ではなく「人のため、地域のために」、自分の持てる財産を活かせたら……と、今は強く思っております。
また、これからの新たな出会いや挑戦により、さらに自身の経験となっていくことに気持ちが高まる思いです。
今の自分は、この「京MOTTO」に賭けたいと思います。
皆様のアドバイスを含め、ぜひ応援・ご支援賜りますようお願い申し上げます。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る残り、半月をむかえて
2022/09/23 09:19そろそろ、皆様に(順に送ってますのでまだの方も多数おられますが)新規事業のお知らせおよびご挨拶文の封筒が届いているかと思います。今回の新規事業はクラウドファンディングを実施しております。今まで弊社はクラウドファンディングの支援も行ってきましたが自社企画としましては今回が初実行になります。本来ですとスタート時に企画内容や挨拶状をご送付させていただくのが最適だったのですが。一回、チラシをすってみてこれでは思いは届かないと思い再度再考しすりなおしたりをしておりましたら時間がずれてしまいました。現状、今回のクラウドファンディングは私の力不足で集めきれておりません。ただし、今回のお知らせが届いた昨日?今日からが本格的なスタートと考えております。ぜひ皆さま、今回のクラウドファンディングにご協力、ご支援いただけますようお願い申し上げます。また、シェアなどもぜひいただけましたらと思います。では何故、今回クラウドファンディングを行うにいたったか、またクラウドファンディングをどうとらえているのかを下につらつらとかいてみました。(かなりの長文のため失礼いたします。)クラウドファンディングもこのコロナ前とコロナ後では大きく流れが変わってきています。コロナ前は挑戦しますので支援お願いいたしますという流れでしたがコロナ禍になりどちらかというと援助型になってきました。また、クラウドファンディングの数も相当増えております。それだけこの形が認知されてきたということでもありますが経営の起死回生的な存在が多くなっている点もあると感じています。またリターンが実施されていない、または送付されてこないといったトラブルも増えイメージ低下も若干起きているのも感じられます。では、なぜ今回弊社がクラウドファンディングを行ったのかという点ですがコロナ禍にご相談にのった方にはクラウドファンディングの意味は順番的に1,サービス開始前のファン、支援者作り2,自身のサービスの自己の整理、見つめなおし3,お金の支援(多くの支援があればより多くの展開が見込める場合)と考えて下さいとお伝えしております。1はどの形にしてもファン、支援者なしには成功や成長はいたしません。クラウドファンディング実行には3000文字以上ないと申請できない、またメインビジュアルなど視覚的なものの準備も必要になります。成功しているプロジェクトはおよそ8000文字の文章を書いていると最近の統計ではでております。チラシを配ったりでは伝えきれない思いがたくさんあります。では8000文字以上の説明をするためにまず皆さんの時間をいただきご説明の場というのも今のご時世含め、また時間的な意味でも困難でしょう。クラウドファンディングはページ作成に多大なる熱意をこめて作成いたします。よってページにアクセスしていただければ、見ていただける方のタイミングで熱意を伝えることができます。プレリリースでもいいのでは?という方もおられると思いますがあちらはおよそ1500文字が平均とされあちらはどの媒体で取り扱ってもらえるかも不確定です。そこでクラウドファンディングという場所を使い、賛同いただける方、ファンを増やしていくというには私は大いなる舞台の一つだと思っております。2,1で説明した通りですが8000文字をしっかりメッセージ性をもって伝えようとすると今回やりたいことが一体何なのか、どういう目的があるのかなど見つめなおさないとなかなか文字に起こすことはできません。弊社みたいにヒアリングさせていただき代行するときもあるのですが今回は自社の事業ということで私が見つめなおす時間が相当必要でした。これは融資などを受けるときに事業計画を作ることで自分、自社のことを見つめなおすのと相当似ています。よってクラウドファンディングは見つめなおしに非常に良い舞台なのです。3,お金の支援自社だけでもできる事業であったとしてもではクラウドファンディングで集める意味があるのか。こちらはただお金を集めるのではなく、集めることでサービスが加速する、良くなる、より多くの展開が見込める場合、特にスタート時のものに関しましては他の会社様が事業をされるときでも一度やるか考えてみてくださいとアドバイスしてきてました。今回、自社がではお金を集める意味合いはどこにあるのかですが。一、多くの記事数、コンテンツ数が必要である。(私はライターではないので品質の良い記事、メディアを作るためにもプロのライター陣を集める必要がありました。そこが監修はできてもどうしてもコストが発生してしまいます。)二、この記事やコンテンツを早く集める必要がある。今回は大学などの教育機関の人材と企業をつなぐのが大きな意味をもっています。では、大学の就職活動やまた秋や冬のインターンなどの展開、また企業の人事的な戦略立案こういったものは10月に開始されることがほとんどです。そのため、11月や12月ではなく10月にスタートをきる必要がございました。そのためにも10月を焦点にする必要がありました。三、最後にこちらは地域ビジネスかつ自社だけでは走行することができないビジネスととらえています。何故か、各企業様の情報がのっていること、そして生の声がたくさんあることそういった情報が増えていくであろうビジョンが見えるこちらがなければ弊社がコンテンツを作るだけの片道走行になってしまいます。皆様のお力を集めることで走ることができ、さらによりよいビジネスに高めることが出来ます。今回このような判断をもって弊社はクラウドファンディングを行うことといたしました。終わるまでにちょうど残り一六日となり半月となっております。何が足りないか今後何を訴えていくべきなのかを考え残り走って半月後には成功という形で終えたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
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