はじめに・ご挨拶

私は留袖の柄を縦に使った個性的な”きものどれす”を作っています。

今回、もっとたくさんの方に"きものどれす"の魅力を伝え、サイズ展開を広げたいと思い、プロジェクトを立ち上げました。



このプロジェクトで実現したいこと

留袖は既婚の女性が近い親族の結婚式だけに着るという決まりがあり、現代では一生のうちに何度も着るものではありません。

しかし洋服にリメイクすれば、古いマナーに囚われず、もっとたくさんの場所に着ていくことができます。

せっかく日本の技術、贈ってくれた親の想いが詰まった留袖、リメイクして色々な場所へ連れて行ってあげませんか?

https://www.instagram.com/reel/Cmm_LaMh7pz/?igshid=MDJmNzVkMjY=

きものどれす

プロジェクトをやろうと思った理由


私自身HSP(繊細さん)で人間関係が得意ではないことや、子どもが小さかったときに働けないことを夫からよく思われていなくて辛かった経験があります。

それで、ちょっと疲れてしまった人や、子供が小さくて外で働けないお母さんにお仕事を提供できるようになりたいと思いはじめました。




これまでの活動

❖生い立ち❖

私は母子家庭で育ちました。
母は厳しくてあまり私の意見をきいてくれませんでした。
小さいときから物づくりが好きでしたが、

高校も進路も母の言うとおり、「これくらいの収入で」と決められフリーターで働きました。
何度も転職し、最後に洋服のお直しの店で働きました。
(その間に半年間洋裁学校での職業訓練を受ける機会がありました)

そして「この仕事は天職だ!」と感じ、
この仕事をずっとやりたい、もっと上手になりたい!と頑張っていたのですが、
そのお店が潰れてしまいました。

その頃結婚し、また新しいお直しのお店に就職しましたが、
3ヶ月目に妊娠していることが分かりました。
大好きな仕事ができなくなることが悔しくて、悲しくて、子供なんかいらないと思いました。
3ヶ月続いたつわりもありどん底でした。

でも気持ちを切り替え、
産まれたらすぐ預けて働けるよう、
洋裁学校へ通い直したりして過ごしました。

しかし、生まれてみたら娘が本当にかわいくて、娘が1番になりました。
「娘は私が育てる。でも、仕事も諦めない!」

それから家でお直しの仕事を始めました。
パソコンが苦手でしたがHPを作り、チラシを作り、通信教育で洋裁の勉強もしました。
ワンオペ育児でしたが家事も完璧に、娘が起きている間は娘の相手をしました。

アパートに住んでいるので、ミシンは離れた祖母の家においてあり、自由に仕事ができません。
お直しのお店を持ちたいと思い、資金を貯めるためにブログや中国輸入もやってみました。

でもうまくいきませんでした。資金はどんどん減っていくばかりでした。


❖HSPとアダルトチルドレン❖


うまく行かないのは自分の心の問題であることに気づきました。

生まれつきなのか家庭や学校での問題からか、
私は人の気持ちを部屋に入っただけで察してしまうようなところがありました。
人が怒られていると自分じゃなくてもビクビクしたり、
悲しい映画を見るとしばらく引きずったり、
人と一緒にいると疲れると感じていました。

それはHSP(日本語では繊細さん)という特性なのだと知りました。

また子供の頃自分の意見を尊重してもらえなかったり、
母子家庭や長女だったという我慢からアダルトチルドレンであることも分かりました。

私も夫も母子家庭で育ち、結婚式も新婚旅行もしませんでした。
子供の頃から海外旅行どころかディズニーランドにも行ったことはありません。
(2023年3月に家族でディズニーランドに行けました。)

それでも、「自分は幸せ」と思い込むようにしていました。

自分の心に蓋をする癖がついていたのです。


娘に、どんな人間になってほしいか考えたとき、


「人と信頼関係が築けて、色々な体験をしてほしい」と思いました。
そして、「できない」
と自分で自分に呪縛をかけてほしくないと思いました。

そのためには、生き生きと働いている姿を、親である私が見せる必要がある、と考えました。

そして、私自身HSPという特性を生まれ持ったことに自信を持ち、
HSPの良い面である感受性の豊かさを楽しむような生き方をしたいと思いました。


また、自分自身、家で仕事をしたいと思ってもなかなかうまくいかなかったことや、
夫の理解が得られなくて辛かったこともあり、
そういう仕事を求めている人たちに仕事を分けてあげられるようになりたいと思いました。

❉ 繊細で、人の心がわかりすぎて外で働くのが辛い人

❉ ちょっと疲れちゃった人

❉ 子供が小さかったり、不登校で外で働けない人


こういう人たちと一緒に仕事ができたらと思ったのです。
実際、「ネットショップで売る」というと簡単そうですが、

・着物を仕入れる

・着物をほどく 

・洗う、アイロンをかける

・試作する

・デザインする

・裁断する

・縫う

・写真をとる

・ネットショップに出品する

・お客様とのやりとり

・梱包、発送

・SNSの発信

など、やることは山ほどあります。
それをみんなでやることができたら、
HSPさんが楽になる服を、
みんなが楽になる方法で作って行けると思いました。


実際、今も着物をほどく仕事を
不登校のお子さんがいるお母さんやシングルマザーの方にお願いしています。
納期をこちらから決めることはせず、できたら持ってきて頂くスタンスです。
稼ぎたいと思ったら早くやってもらったらいいし、ゆっくり家族優先でやってもらってもいいと思っています。


❖なぜ"きものどれす"なのか❖

最初は繊細な人がもっと毎日着られる下着や、
普段着を、着物はじめ天然素材で販売するつもりだったのですが、
着物の素材について調べたり実験したりするうちに本当にシルクなのか悩むことも多く、
自信をもって販売できなくなってしまいました。

その時着物について調べていて、
留袖の美しい柄に魅了され、留袖の柄を縦に使ったドレスを思いつきました。

また着物リメイクに関する間違った情報を伝えているハンドメイド作家さんもいて、
「これでは長く着られないだろうな」と残念に思いました。

それで、"きものどれす"を先に作り、
それから「繊細さんのための服専門店」を作ろうと思いましたが、
実際には"きものどれす"にもこだわりすぎてなかなか自分で納得できる形になっていません。


"きものどれす"は2022年10月に
Instagramとハンドメイドマーケットで始めましたが、
すでにほぼ完売、サイズのお問い合わせもたくさんいただいています。

結婚式や、卒業式の引率で着てくださる先生もいらっしゃり、私もワクワクしています。


それでこの度、

"きものどれす"のサイズ展開と、 

"きものどれす"をたくさんの方に知っていただくために、
クラウドファンディングをすることにしました。


❖"きものどれす"の仕様❖

留袖の柄を縦に流れるように配置

顔周りが華やか
お客様に「留袖は真っ黒だけど、このドレスだと顔映りがいい!」と喜んで頂けました。

自分で上げ下げしやすい脇ファスナー

首周りは広すぎず、後ろにドロップ開きとイメージに合わせたボタン

裾はルイス仕上げで表から糸がみえなくてきれい

裏地はないので着物の裏地を使用したペチスカートをプレゼント


❖今までのお客様からの嬉しいご感想❖



❖資金の使い道❖

【様々なサイズの型紙の作成】

どんなサイズでも美しい"きものどれす"をお作りするために、
サイズ調整専門の会社に型紙のサイズ変更をしてもらいます。

【着物の仕入れ】

着物は一点ものです。
いいものを見つけたらその時に決断しないといけません。
いつも素敵なお着物を選んでいただけるようにしておきたいと思います。

【お給料のお支払】

今も家から出られない方や不登校のお子さんがいらっしゃるお母さんなどに
着物を解くお仕事をしてもらっています。
そのお給料を払います。

【品質タグの制作】

販売する洋服には、どのように洗濯したらよいか等を
マークで示した品質タグを付けることが法律で義務付けられています。


現在ハンドメイド作品にはそれほど厳しく言われてはいませんが、
素材や洗濯の方法をお客様に分かりやすくするためにも品質タグを用意したいと思います。

【成長し続けたい】

”きものどれす”は何回も試作をして作りました。
これからも、「裏地を付けたい」、「vネックのものが欲しい」、
などのお客様のご要望に応えるため、成長し続けたいと思っています。

【自社ショップの制作】

今はInstagramやminneやCreemaなどのハンドメイドサイトで販売していますが、将来的には自社ショップをつくり

・洋服の販売

・HSPさんに役立つ情報

・お仕事の募集

などができたらと考えています。

【このプロジェクトの手数料】

このプロジェクトの手数料(集まった金額の17%+税)をCAMPFIREに支払います。


❖リターンについて❖

・お礼のメール

・着物リメイクのバッグ(丸形)

・着物リメイクのバッグ(角型)

・ご自宅の留袖を"きものどれす"にお仕立て特別価格

・"きものどれす"特別価格

・"きものどれす"フルセット特別価格
(ワンピース+ジャケット+リボン)

・オーダーメイドワンピース
お持込のお着物であなただけの特別なワンピースを作ります。
(当店在庫のお着物をお選びいただく場合は別途料金がかかります。)

襟ぐり、袖もご自由に。
シフォンなどの別布を組み合わせる場合は別途材料費がかかります。

別布でサンプルを一回のみお作りし、郵送してご試着頂きます。

最終確認してからお着物でお作りいたします。

・私のカウンセラーさんの応援特別コンサルティング
私のアダルトチルドレンのカウンセリングをしてくださったカウンセラーさんに応援をお願いし、
特別なコンサルティングを用意していただきました。
夫婦関係がうまくいかない方、子供が不登校の方、ハンドメイド販売で飛躍したい方、自分の育ちに問題が隠れているかもしれません。
とても話しやすい方なので、体験してみてくださいね。


❖実施スケジュール❖

6月31日 プロジェクト終了

7月1日〜

・バッグのリターンの発送

・型紙サイズ調整の依頼

・カウンセラーとも江さんのラインアカウントへご紹介

8月1日~

・留袖お持込の"きものどれす"の制作、発送(9号)

・Instagramでの写真の中から選んで頂いた留袖での"きものどれす"の制作、発送(9号)

・オーダーメイドワンピースの打ち合わせ開始

9月1日~

・留袖お持込の"きものどれす"の制作、発送(9号以外)

・Instagramでの写真の中から選んで頂いた留袖での"きものどれす"の制作、発送(9号以外)



❖最後に❖

着物は、日本中のタンスに8億枚眠っていると言われています。

しかし、若い人をはじめコンパクトな生活スタイルが受け入れられ、保管に場所を取り、お手入れの大変な着物を受け継ぐことは難しくなっています。 

外国に譲って民族衣装の材料としてもらう取り組みもあるようですが、影では現地の仕事を奪ってしまうという問題もあります。

やはり、日本の着物は日本人が、最後まで活用することが最善なのではないかと感じています。

せっかくの日本の技術が詰まったお着物、時々出してうっとり眺めるだけでなく、もっと気軽に身につけて、お出かけしませんか?

きっと新たな出会いに繋がると思います。



ここまで読んでくださり、

本当にありがとうございます。

応援してくださる方も、

今回は読んでくださるだけの方も。

とても嬉しいです。

Instagramでは"きものどれす"をご紹介、アメブロでは日々のことをつぶやいています。


これからも応援よろしくお願いいたします。


Instagram

https://www.instagram.com/kimono_doresu?r=nametag

アメブロ

https://ameblo.jp/rin1914

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/06/14 16:31

    きものどれすを応援してくださり、ありがとうございます(*^^*)すべてのサイズで美しいワンピース、ジャケットにするため、サイズ展開を専門の会社にお願いしました。ワンピースをお願いした会社ではジャケットは受けてもらえず、受けてもらえる会社を探しました(汗)私も初めての経験で、色々相談させて頂き、...

  • 2023/06/14 16:23

    きものどれすを応援してくださり、ありがとうございます(*^^*)型紙を色々なサイズに変更してくれるプロにお願いして、7号、9号、11号、13号、15号の型紙を作ってもらいました♡こちらに載っているウエスト等の数字は実際とは異なりますので、また改めて正式な数字をお知らせします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください