はじめに・ご挨拶

はじめまして。都内の大学に通う大学4年生の雪と申します。
何から書けばいいのか迷いますが、まずは簡潔に。

一度目は国際情勢で、二度目はコロナで、三度目は病気でイギリス留学を諦めた私に、どうかあなたの力を貸してください。

2023年の春から、私はイギリスに長期留学します。現在大学生ですが、最終学年のため出発は卒業後。そのため申請できる奨学金はほぼありません。かかる費用はざっと400万円。自分でももちろんお金は貯めていますが、両親の力を借りたとしても途方もない金額です。端的に申し上げれば、語学学校と滞在費についてご助力頂きたい、ということなのですが、ここに至った経緯やこれからのことも含め書いておりますので、最後までご覧いただけると嬉しいです。



イギリスとわたしのこれまで
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「4度目の正直」と書いたのは、既に3回計画が破綻しているからです。上記のご挨拶でも述べましたが、もう少し詳しく書いていきます。

まず一度目ですが、これは高校2年生の時でした。フランスで大規模なテロが起きたり、イギリスでも車が突っ込むテロが起きたりしていたことを覚えています。私は当時高校の英語科に通っており、このコースの目玉はイギリス語学研修があることでした。ハリー・ポッターシリーズが好きだったことや、英語自体への興味もあり、私はこのコースへの入学を決めていたのです。しかし、直前で行先は変更。イギリス留学はお預けとなりましたが、「大学生になったら行こう」くらいに考えていました。

二度目は大学2年生の時でした。2020年の夏に行く予定で支払いも済ませていましたが、時期を見ればすでにお分かりのことかと思います。言わずもがな、コロナによって計画は中止となりました。東京オリンピックの予定もあって航空券の高騰が予想されたので、語学学校代だけでなく航空券も押さえて支払っていました。手配やキャンセルは全て2019年度末に行っていたのですが、当時はコロナがいつ収まるのか全く分からず、もう一生行けないのではないかと大泣きしながらキャンセルのメールを書きました。


ここまでは、全て短期でした。2週間から一か月程度の予定でしたが、私が長期の留学を決めたのはこの後の経緯が大きく影響しています。


二度留学を諦めた後、私は大学3年生ということもあって就活に力を入れていました。「社会人になってからでは、そう簡単に海外などいけないだろうな」という考えを頭の片隅から消し去れないまま就活をしていましたが、色々な方とお話しする中で、やはり留学に行きたい、という思いが強くなってきました。就職して活躍する人もいれば、フリーランスで苦しいながらも好きなことを続ける人もいる。「人生に正解なんてない」ということを実感しました。


じゃあ、私がやりたいことは何なんだろう。


そう考えた時に浮かんだのは、やはり留学でした。大学は半期6万円で休学できる。どうせなら夏休みと後期を使って半年くらい行きたい!と思い、以前連絡を取っていたエージェントと再度連絡を取り始めました。
しかし、既に書いたように、この計画も諦めざるを得なくなりました。就活のストレスなのか何なのか、原因は結局分かりませんでしたが、留学を考え始めたちょうどその頃、私は脱毛症になって頭髪のほとんどを失ってしまいました
4年の後期から休学して留学に行くつもりでしたが、脱毛症によってそれどころではなくなってしまい、一度留学からは距離を置くことになりました。


そうして今回、4度目の計画を立て始めたのは今年の6月ごろのことです。



「4度目の正直」
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脱毛症が快方に向かっていったのは、3月末ごろからでした。それまでは、髪を乾かす時に抜けた髪をゴミ箱に捨てて毎晩泣きながら眠りについて、朝目が覚めれば頭の寒さで夜の間に抜けた毛の量を悟る日々でした。髪は自分の中で唯一自信を持てるパーツだったため、それがなくなっていくというのは、自分自身が死んでいくような感覚でした。抜けた髪を捨てるのと同時に、私の尊厳も一緒にゴミ箱に捨てていくしかなかったのです。

しかしある日、頭皮が見えなくなってきたことに気づきました。頭を触れば頭皮にそのまま触れられたのが、髪の感触を感じられるようになったのです。ですが、ぬか喜びしてまたすぐ抜けてくるのがどうしても怖く感じ、両親にも病院の先生にも言わないまま4月からの大学4年生の生活が始まりました。「大学が始まってまたストレスで抜けてしまうかもしれないし」という予想とは裏腹に、髪は少しずつ伸びていきました。ようやく「伸びている」と安心できるようになったのが、6月ごろだったのです。

留学エージェントの方とまた連絡を取り始め、今回の計画を立て始めました



なぜ今、イギリスなのか
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大学2年の時、コロナによって二度目の計画中止を経験しました。しかし元々、高校生の時にイギリスに行けなくなった時には「大学1年生の時に行こう」と考えていました。ですが、1年生は大学で必修の英語の授業があったこともあり、来年あたりにしよう、などとのんびり構えていたのです。同級生はその間にアメリカに短期留学したり、積極的に動いているのを横目に見ながら、「まあ来年あたり行くつもりだし」などと思っていました。

しかし、コロナによってまたもイギリス行きはなくなってしまいました。いつ収まるか、先行きが不透明どころか真っ暗で何も分からず、もう一生留学も海外も行けないのではないかと思いました。その時、「もう”次”なんてないんだ」と強く思ったのです。1年生の時「来年」と思っていたから、こんなことになったのだと。あの時次の機会など待たず、すぐ行動していたら経験できたのに。もう一生経験できなくなってしまったんだ、と絶望しました。もう二度と、そんな思いはしたくありません。「思い立ったが吉日」「チャンスの神様は前髪しかない」とはよく言ったものです。すぐに行動してチャンスをものにしないと、機会は永遠にめぐってこないかもしれません。すぐに行動しなくちゃ!と決心し、卒業後の4月から行くことに決めました。



留学と小説家
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ここまでは、過去と現在について書いてきました。ここからは、少しだけ未来の話をしてみようと思います。

私はいつか、自分の書いた文章が形になって、誰かを楽しませることができたらいいなと思っています。それが私のやりたいことであり、最終的に行きつく先だろうと考えています。無論、ずっと小説家になりたいと思っていたわけではありません。幼稚園から中学生くらいまでは、ドラマの影響から医者になりたいと思っていましたし、高校で文系を選んでからは将来の夢はありませんでした。そんな私がなぜ、小説家になりたいと思ったのでしょうか。

きっかけは就活でした。当時私は「クリエイティブ系でフリーランスになりたい」というほんわりとした将来像を持って、フリーランスの方や、企業で働いている方とたくさんお話させていただきました。その中で、とある方から「寝食も忘れてずっとやり続けられるくらい好きなことってある?」と聞かれたことがありました。何だろう、と少し考えたあと、「文章を書くことが好きです。書くこともそうですが、それに付随する全ての行為が好きです」と私は答えました。


もともと私は、学ぶことが好きでした。新しく何かを学ぶこと、新しく物事を知ったその瞬間が大好きで、それまでの面談では好きなことを聞かれてそう答えていました。コンサルやらマーケやら色々おすすめされましたが、しかしどれもいまいちピンと来なかったのです。ですが、学んだその先に何があるのかふと考えた時、私の中にあったのは「文章を書く」ということでした。夢を失った高校生の頃、それは同時に細々と文章を書き始めた頃でもありました。小説に活かせるかも、と思えば苦手な先生の化学の授業も頑張れたし、意識を失いそうな凡調な講演も、寝ずに聞くことができました。色々なことを知って、経験して、深く面白い物語を書きたい。そこに至るまでの道に、私はイギリス留学を置きたかったのです。

もちろん、小説家だけで生きていくことは難しいなんてものではありません。なのでもちろん、それだけで生きていこうとは思っていません。というより、小説だけ書く人生ならば面白い文章など書ける訳がない、と思っています。だからこそ、経験が必要です。ある日就活の面談をしていた時に、「私頭がけっこう固いんですよね」という話をちらりとしたことがあります。その方は私の発言に対して、「頭が固い人が面白い文章なんてかけるの?」と笑いながら言ったのです。私は、何も言い返せませんでした。今でも私は、返す言葉が何もありません。今のままじゃダメだ、と強く思った出来事でもあり、絶対に面白い文章を書いてやる、と決心した出来事でもありました。


留学することと、小説を書くこと。最初この2つはリンクしていませんでした。留学したかったのは海外生活に興味があったから、イギリス文化に関心があったからだし、その頃は小説家を目指していませんでした。しかし、2度の計画中止を経験し、その後就活と病気も経験したからこそ、「やりたい」と思ったことをやること、すぐに行動に移さなければ機会はないということを痛感しました。海外文化に関心を持ち続けたからこそ「留学」という選択肢があり、「小説家」という夢に向けて大きな一歩を踏み出せると思っています。



ご支援の使い道
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※上記の他、CAMPFIRE手数料として17%引かれます。

皆様に支援をお願いしたいのは、上半分の「語学学校・滞在費」です。
費用は約270万円、その他生活費などで125万円程度かかる想定です。語学学校と滞在費以外の部分は、自分で貯めたものと両親に少し協力をお願いし、工面するつもりです。
脱毛症では血液検査で異変が認められなかったため、治療費は全額自費で出すしかありません。以前は3種類使用していたため、薬代は月18,000円でした。現在は2種類に減ったため、12,000円かかっています。両親には薬代と4年間の学費・家賃を出してもらっているため、これ以上は負担をかけたくありません。そこで、皆様のお力をお借りしたく思っています。
どの語学学校に行くかはここではお伝えしかねますが、場所はロンドンから1時間程度の場所にしようと思っています。

予想以上のご支援を頂けた場合は、生活費に充てさせていただこうと考えております。



リターンについて
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今現在ただの大学生である私には、ほんの少しのお返ししかできません。ですが、リターンを通してできる限りの、最大限の感謝の気持ちをお伝えいたします。家族はもちろん、皆さまへの感謝をしっかり胸に刻んで頑張ってきます。同じく留学に関して悩む方のお力になれればと思い、リターンに合わせてご質問もお受けしております。ぜひご利用ください!(詳しくは各リターンの詳細をご覧ください。)



最後に
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現在、イギリスは入国規制を撤廃し、日常が戻りつつあるようです。ワクチンを2回接種していれば、事前の検査も不要で入国でき、していない場合も検査をすれば入国できます。

先日、手配をお願いしている方に申込情報をお送りし、許可証が発行され次第入金やビザ取得などの手配を進める予定です。


長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。

来年からのイギリス留学を実現させ、そして小説家になるために様々なことを経験してきたいと思います!
どうかご支援よろしくお願いいたします!




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※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
※販売事業者名は請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
※代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名は請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
※事業者の住所/所在地:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
※事業者の電話番号:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
※その他記載事項はプロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。

  • 2022/12/25 22:03

    本日2件目のご支援を頂きました!本当にありがとうございます。頂いた分、しっかり学んできたいと思います。終了まで残り2時間です。お返しできるものはあまり多くはありませんが、ご支援いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

  • 2022/12/25 19:38

    終了日ではありますが、本日初のご支援を頂きました。心から感謝いたします…!これも何かのご縁、頂いた分、そしてそれ以上のものを身につけ、経験してこられるよう渡航までの3か月全力で準備したいと思います。本当にありがとうございます。終了まであと数時間ではありますが、応援して頂ける方はご支援いただけま...

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