このプロジェクトについて

 数々の映画やドラマで助監督として活動し、国内外の映画祭で評価されている全編65分ワンカット映画「ある日ある女」を監督した光平哲也。新作映画 『ベースボールキャップ』を撮影します。

 本作品は第10回八王子short film映画祭で企画の一つとして選ばれ、映画「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督が特別審査委員に決定しています。現在は撮影準備に取り掛かりクランクインが迫っている段階です。完成後は2022年12月11日の映画祭にて上映され、さらに規定尺(22分以内)でない中~長編予定のフルバージョンも作ります。

 プロジェクトについては、定期的にキャストの発表など活動報告をしていきます。またSNSでも情報を発信していきますので、多くの方がチェックしてくだされば幸いです。

https://hachioji-filmfestival.com/10th-director/

八王子日本閣にて、監督たちの集合写真。アライジンさんが光平監督の代理として出席。

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作品の魅力と展開

 この映画は、観る人々に主人公の心情を感覚的に伝えたいと思い、製作に至った映画です。 

 感覚的に感じさせるとは?

 私は、巨匠 テオ・アンゲロプロス監督の作品群における時間飛躍表現の表現分析(ワンカット内で現在から過去などの時間軸を飛躍する撮影スタイル)を徹底的に行いたい。

 来年の劇場公開を控える自作「ある日、ある女。」では、テオ・アンゲロプロス監督の撮影スタイルをより進化させて、揺れる感情も過去も妄想もワンカットで映画を撮影しました。ワンカットで撮る事によって、観ている方の気持ちが切れる事なく感情移入(没入)できます。そのような撮影スタイルを、今作でも用いて主人公の感情を描きます。

 内容としては誰もが経験する家族との別れと、新しい家族を作るという事を正面から向き合った映画です。主人公の感情を感じていただけたらと思います。

光平哲也

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メンバー紹介

【監督・脚本・編集・制作】

◆光平哲也

大阪府出身。主に映画やドラマの助監督として活躍中。

<参加作品>
・ 映画
「釣りバカ日誌18」「セカンドバージン」「RE:BORN」「新聞記者」
・ドラマ
「警視庁・捜査一課長」「彼岸島」「黒革の手帖 スペシャル」「美食探偵」 など。

2014年 自主制作作品 「About a Dream」で監督デビュー
2018年 初長編自主映画「ROAD」新人監督映画祭入選
2020年 中編自主映画 「薔薇色の人生」日本映像センター第12回 映像グランプリ入選
2021年長編自主映画「ある日、ある女。」

・京都国際映画祭クリエイターズ・ファクトリー2021優秀賞、主演賞 受賞
・【TKFFC2021】広島こわい映画祭賞 受賞
・第23回ハンブルグ日本映画祭賞(JFFH2022)受賞
・ブルックリン サイファイ映画祭TKFFC2021入選
・ボーデン国際映画祭2022月間主演賞 受賞
・CKF国際映画祭2022月間主演賞 受賞
・ブラックスワン国際映画祭2022 月間実験映画部門卓越した功績賞 受賞
・スウェーデン国際映画祭(SiFF) 入選
・モントリオール インディペンデント映画祭 入選
・マスターズ オブ シネマ 国際映画祭 入選
・バルセロナ インディーズ フィルムメーカーフェスト(BARCIFF)フューチャームービー  3部門ノミネート(オフィシャルセレクション、監督賞、ベストアクトレス賞)
・メトロポリス映画祭 (イタリア・ミラノ)Best Feature Film(長編部門)


【共同脚本】

◆川滿佐和子

埼玉県出身。1995年生。QueenB
埼玉県立芸術総合高等学校、日本大学芸術学部映画学科、東京藝術大学映像研究科脚本領域卒業

<執筆作品>
・映画「消しかすの花」(北林佑基氏共同)「青森さんちの祝日」「透明の国」
・ドラマ/漫画「ANIMALS」「真犯人フラグ特別編」「新人アナウンサー佐々原音がお伝えします」


【撮影スタッフ】

◆佃友和

大阪府出身
日本映画学校を卒業後、映画・ドラマ・CMなどの現場で撮影助手として活動。

<参加作品>
・映画「極道大戦争」「深夜食堂」「追捕 Manhunt」「リバーズ・エッジ」「無頼」等。

<撮影を務めた作品>
柴田啓佑監督「ひとまずすすめ」、光平哲也監督「ROAD」「薔薇色の人生」「ある日、ある女。」等。


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キャスト紹介

◆元木武司役/アライジン

千葉県出身。1984年生。リアルメーカーズ/サガフィルム
映像や舞台、バラエティまで役者として広く活動する傍ら、自身でも映像制作をするなど多岐に渡る。

<出演作品>
・ 映画「ある日、ある女。」「むすびめぐる」「静岡Noir」「いつくしみふかき」「リビングの女王」「夜、鳥たちが啼く」
・ドラマ「アンナチュラル」「刑事7人」「江戸川乱歩短編小説Ⅱ 怪しい愛の物語  人間椅子」
・テレビ「絶対に笑ってはいけない熱血教師24時」「知恵泉」「AKB 48サヨナラ毛利さん」

<監督作品>「まゆこの日常」「交錯」など、映像団体サガフィルムの作品

<コメント>
 こんにちは。アライ ジンです。前作「ある日、ある女。」で光平監督と一緒に取り組み、今回もご一緒します。本作テーマの一つの家族ですが、僕自身は家族関係がお世辞にも良くない中で育ちました。父という存在は25歳くらいまで数える程度しか会ったことがなく、片親と言える環境で育ちました。幾度なく振り回され、恐れと憧れが混ざった存在で、本作の武司も大変だけど羨ましくも思います。

 今まで必死に俳優業をやってきましたが、華やかとは言い難く、色々な人に迷惑をかけ、また多くの人から優しさをを受けてきました。特に母に対しては、伝えきれず届いてないでしょうが多くの恩があります。今まで生きて得た自分の喜びや苦しみを、この役と一緒に臨みます。

 芸術は大昔の壁画でも見られたり、娯楽が普及する中で無駄に見えても、太古から人の心に必要なものだと思っています。本作品を面白いと思ってもらいつつ、親や子や大切な人を想い、素直な気持ちになってもらえたら本当に嬉しいです。

 本文を読んでくださりありがとうございます。どうぞ、応援のほど宜しくお願い致します。


◆山本春奈役/水村美咲

大阪府出身。ミシェルエンターテイメント
15歳から芝居をはじめ、映画、ドラマ、CM、バラエティから時代劇まで幅広く出演。関西で活動していたが、27歳の時に活動の場を東京へ。自ら映画の企画プロデュースも行う。

<出演作品>
・映画「在りのままで咲け/在りのままで進め」「初色」「ひとくず」「恋する」「Violet Sky」
・テレビ「必殺仕事人」「初情事まであと1時間」「痛快!スカッとジャパン」

<コメント>

 はじめまして、水村美咲です。この度はこのプロジェクトに目を留めて頂き、誠にありがとうございます。

 私事ですが、私は2年前に祖父を亡くしました。もっと一緒の時間を過ごせばよかった、もっと祖父孝行できていたのではないかと、亡くなってから色々と気付かされるものです。

 この作品は、そんな後悔の思いを、別の形で温かく埋め合わせてくれる、"家族愛"で溢れた素敵な作品になると確信しています。沢山の方の心に届く作品になるよう、精一杯取り組ませて頂きます。

 皆様の応援を必ず形にしてお返し致します。どうぞよろしくお願いいたします。


◆元木博江役/小夏いっこ

大阪府出身。3人の子を持つ主婦から俳優の道へ。関西から関東まで幅広く活動している。好きな言葉は「Never give up」

<出演歴>
・映画「ここ以外のどこかへ」「おっさんのケーフェイ」 「シャーマンの娘」「見栄を張る」「在りし人」「おいしい給食 卒業」
・ドラマ「特捜 9season2」「おいしい給食 season2」「上田と女が吠える夜」「沁みる夜汽車 2021 夏」
・CM「ルヴァンプライムスナック」「ノンストップ!」

<コメント> 
 初め光平監督からお話を頂いた時に、ワンシーンワンカットで撮影される事を聞いて、ワクワクするのと同時に私に出来るのかな?とドキドキしました。そして、そのシーンで同じ役で若い頃と50代を演じるので、とても楽しみにしています!


◆杉本武文役/入江崇史

東京都出身。ヒューロン大学、テンプル大学で比較文化学心理学を学ぶ。円演劇研究所を経て渡米。
N.Y.に渡り、ファイニス・ジュング、ベッツィ・ハーブ等に師事。5年後帰国し、文学座付属養成所、テアトル・エコーを経る。映画をはじめ数多くの現場で活躍している。

<出演歴>
・映画「静謐と夕暮れ」 「星にかたりて~Starry Sky~」「カセットテープ」「まなざし」 「どうしても触れたくない」
・ドラマ「ひとりでできるもん」「中居正広の金曜日のスマたちへ」「孤独のグルメSeason4」「わるいやつら」「特命係長 只野仁」
・CM「レオパレス21」「サントリー」「エビスビール」等

<コメント>
 未来の巨匠を目指す新人映画監督の登竜門、「八王子Short Film映画祭」に再び参加させて頂くことになりました。作品に携わる者、そして作品を鑑賞する側の観客を丁寧に迎えてくれる、大好きな映画祭です。今回初めてご一緒させて頂く光平哲也監督の独特な世界観のピースとして参加する事によって何が生まれるのか、今からとても楽しみです。

 ご支援、ご協力の程どうぞ宜しくお願いいたします。そして、完成を楽しみにしていて下さい。



その他キャストは順次公開します!!

【第一弾】
元木博江(18)役
杉本武文(18)役
元木武司(小学生)役

【第二弾】
清宮菜摘 役
福本稔 役

【第三弾】
高島博子 役
佐藤義昭 役
植田幸雄 役

【第四弾】
綾瀬まゆみ 役
菅野智子 役
上野七海 役


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クラウドファンディングの使い道

主にキャストやスタッフへの出演料、撮影時の諸経費として考えています。目安は下記になります。
目標金額は70万円ですが、上回った場合はさらに作品をグレードアップできるように編集していきます!

キャスト・スタッフ費:¥200,000
ロケ地代:〜¥100,000
機材費:¥30,000〜
食事・交通費:¥30,000
美術費:¥50,000〜
衣裳・メイク費:¥150,000
車両費:¥50,000〜
編集・整音費:¥100,000〜
広告費:¥20,000〜
衛生費:¥5,000
諸経費:¥30,000
手数料など:全体の10〜20%


スケジュールについて

9/30 全体リハーサル
10/4〜10 撮影
10/31 映画祭作品締切
11/30 クラウドファンディング終了
12/11 八王子short film映画祭
12月下旬 試写会開催
2023年1月下旬 リターン発送


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リターンについて

①サンキューメール:光平監督からお礼のメールをお送りします。
②エンドロール:支援者のお名前を記載します(ニックネーム可)。
③完成品フルバージョン映像(期間限定配信):ネット上で視聴出来るURLをお送りします。
④メイキング動画(期間限定配信):ネット上で視聴出来るURLをお送りします。
⑤オンライン試写会:試写会当日アーカイブも調整します。
⑥試写会にご招待:12月下旬を予定しています。
⑦サイン入り台本&フォトブック:監督、メインキャストからのサイン入り台本とフォトブック提供。
⑧サンキュー動画:監督、メインキャストの撮影したお礼動画をお送りします。
⑨監督・キャストとの懇親会に参加
⑩完成品ショートバージョン視聴(期間限定配信):ネット上で視聴出来るURLをお送りします。
⑪劇用衣裳・小道具提供(限定10名):グローブ、バット、野球帽など。サイン入り可。
⑫キャスト記念撮影:八王子映画祭及び試写会でキャスト陣との記念撮影をします。
⑬プロデューサー参加:アソシエイトプロデューサー(AP)として、エンドロールへの記載と映画イベントへの参加ができます。

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想定されるリスク

 本作品は八王子short film映画祭からの支援と、機材、車両、人件費など節約は試みていますが、より良い作品を撮るためプロスタッフも多く関わっており、トータルの経費としては全く足りていないのが現状です。

 ですが映画イベントでの上映は決まっており、12/11に行われます。また前作「ある日、ある女。」もクラウドファンディングを実施から完成をさせました。なので未完成で終わることは絶対にありません!

 フルバージョンにおいては、更に編集を行なっていくため、リターンの発送が予定よりも遅れてしまうかもしれません。その点はご了承ください。


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※ 本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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