はじめに・ご挨拶

皆様初めまして!東北いちばオンラインショップの運営をしているカチミばあちゃんの孫と申します。

わたし(カチミばあちゃんの孫)のことを少しだけご紹介させて頂きます。年齢はおっさんと呼ばれそうでビクビクしている、とってもデリケートな時期に突入したアラフォー。程よく都会であり、程よく田舎でもある宮城県の杜の都と呼ばれる仙台市に妻と5歳の長男、2歳の次男の4人で暮らしていました。

会社でのお仕事はオンラインショップの運営やSNSによる広報活動、また新商品などの企画開発などになります。また製造する従業員はたくさんいる分、営業活動をする人手がとても少なく、その他にもスーパー様への営業活動や、工場で働いてくれる方の面接、原材料の確保など様々な仕事をやらなければいけないのが現状でした。

今回東北いちばのイメージ画像をリニューアルすることを企画し、焼きしそ巻きが大好きな息子に東北いちばのキャンペーンボーイという大役のお仕事を任命することにしました。キャンペーンボーイのお仕事は焼きしそ巻きを笑顔で食べている写真を撮影するモデルさんになるという大事なお仕事です。

もちろん息子はまだ5歳なので気分のムラもあるし、眠くなると途端に手が付けられなくなるので、撮影はなかなか難しいかな?と思っていましたが、いざ本番になるとしっかり頑張ってくれてなかなかいい表情を見せてくれました。新しい東北いちばのイメージ画像を是非ご覧下さい!


商品・お店が作られた背景

【しそ巻きをはじめて焼いたおばあちゃん】

「しそ巻き」は戦国武将の伊達政宗公が宮城県の観光地でもある鳴子温泉を訪れた湯治客に対して作られたのが始まりと言われています。私の実祖母でもあるカチミばあちゃんは今から50年ほど前に地元の鳴子温泉で行商を行っていました。

その頃しそ巻きといえば一般的に、串に刺して油で揚げた「揚げしそ巻き」しかありませんでした。カチミばあちゃんは串に刺してそのまま油で揚げると他のしそ巻き屋さんと同じになってしまう。どうにか新しいしそ巻きを作りたい!という思いから様々な作り方を思考錯誤した末、自宅にあったホットプレートでコロコロ焼いてみたのです。
ホットプレートで焼いたしそ巻きは、揚げたしそ巻きよりも油っぽさが格段に減り、一口食べてみるとしその葉の「パリパリ」っとした食感を感じることができとても「おいしかった」のです。カチミばあちゃんは根っからの商売人だった為「これは売れる!」と思い、地元である宮城県鳴子温泉の自宅近所に手売りを始めたことが、東北いちばの原点になります。

東北いちばではこれまでカチミばあちゃん秘伝のレシピと独自の製法を今日まで守り続け、今日も「焼きしそ巻き」を製造しておりました。串に刺して油で揚げたしそ巻きとはまた違ったしその葉のパリパリ食感を味わえる「焼きしそ巻き」を是非、ご賞味下さい!

*自宅の一室を改良して「焼きしそ巻き」を作り始めたカチミばあちゃん


私たちの商品・お店のこだわり

焼きしそ巻きは今でも全ての工程を職人が丁寧に手作業で製造しておりました。どの工程も機械化できない細やかな作業がしそ巻き作りにはどうしても必要となるためです。


No.1 味噌造り:伝統の甘みそをベースにくるみやごまを加えグツグツ煮込みます


No.2 しその葉を切る:通常よりも2倍以上大きい特注のしその葉を手巻きしやすいように茎の部分のみ裁断します


No.3 手巻きする:できあがった味噌をしその葉の上に置いて、1本1本クルクルと巻いていきます


No.4:分厚い鉄板で焼く:巻いたしそ巻きを焼きすぎず、焼かなすぎず絶妙な頃合いで丁寧に焼いていきます


No.5 冷蔵して油を切る:串に刺した油を揚げたしそ巻きと違いを出すため徹底して油分を落とします


No.6 しそ巻きを詰める:手巻きしているため1つとして同じ形のしそ巻きはありません。パックのサイズに合わせるように1本1本丁寧に詰めていきます


リターンのご紹介
  • 一覧をご覧下さい。
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  • 全て配送料、消費税込みのお値段となります。


プロジェクトで実現したいこと

東北いちばはこれまでも東日本大震災において工場が大きく被災したり、近年のコロナウィルスにおいてお土産処や旅館へ商品の販路先がなくなってしまったりと様々な困難に直面して参りました。

また今年に入ってからは度重なる資材や原料の値上げが続き、全ての工程が手作業な為、毎年改定される賃金の値上げはたくさんの従業員がいる東北いちばでは大打撃となりとても厳しい局面を迎えておりました。
しかしカチミばあちゃんが考案した「焼きしそ巻き」という伝統産業をこれからも守り続けていきたい、またこれからも安易に効率化を求めて従業員を減らしていくのではなく、地元宮城県の雇用創生として今の従業員の方にこれからもずっと働いてもらいたいという想いが強くあります。

さらに東北にはこんなおいしいものがあるんだ!と1人でも多くの方に知って頂き全国へ届けることで、東北から日本を元気にしたいというのが東北いちばの願いになります。

*皆さん毎日元気に働いて頂いております


資金の使い道・スケジュール

皆様からの支援金は、以下のような内訳で大切に使用させていただきます。
・工場の運営費 (人件費や設備費など)の一部として…60万円
・新メニュー開発費 …20万円
・広告費、CAMPFIRE手数料として…20万円 


最後に

現在、様々なものが機械化されていく中で、焼きしそ巻きは時代に逆行して全ての工程を手作業で製造しております。それでも20年もの間、従業員を減らすことなくむしろ人を増やし続け現在3つの工場で170名程で頑張って焼きしそ巻きを製造しておりました。

今の時代、東北などの地方では年々働き手が少なくなってきていますが、東北いちばにしかできない方法を模索しながら地方創生をしていきたいと考えております。

焼きしそ巻きはどうしても手間暇かかる商品ですが、これからも宮城の郷土料理として残していきたい。そして全国へ広げていきたい!という想いから皆様のお力を借りれたらと思います。これからも東北いちばの存続をかけて奮闘していきます! 


「焼きしそ巻き・松前漬けなら」
東北いちば

〒981-3132
宮城県仙台市泉区将監10丁目13-3
TEL:022-366-5651
FAX:022-366-5652
営業時間:9:00~17:00(土日祝除く)


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/12/01 20:00

    昨日、東北いちばとして初めてのプロジェクトが無事に終了しました。ご支援頂いた皆様はもちろんのこと、本プロジェクトをお気に入りにして頂いた方、また東北いちばのプロジェクトを見て頂いた方、全ての方々に厚く御礼申し上げます。リターン品の内容やプロジェクト内容など、初めてのことで慣れないこともあり反省...

  • 2022/11/30 12:00

    皆様お世話になっております。東北いちばオンラインショップの運営をしているカチミばあちゃんの孫です。早いものでプロジェクトも残すところ今日だけになりました。今回初めてのクラウドファンディングへ参加したにも関わらず、様々な方からご支援頂き本当にありがとうございます!実際に行ってみることで、リターン...

  • 2022/11/27 12:00

    焼きしそ巻きはあつあつの白米のお供や、お酒のおつまみにそのまま食べてもおいしいのですが、ベースの甘味噌は様々なアレンジにも使用できる万能な商品になります。「中に入れるだけ!シンプル卵焼きしそ巻き」⁡⁡今回はアレンジレシピというか相性の良い料理とのシンプルなご紹介みたいな感じです。焼きしそ巻きの...

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