はじめに・ご挨拶

初めまして。北園将太(キタゾノ ショウタ)です。
4歳からカートを始めてから28年が経ち、私の人生はモータースポーツと共に育ってきました。これまで、地方選手権、全国大会、全日本ジュニア、全日本選手権、アジアシリーズ、世界戦など多くのレースへ参戦し、世界中に友人や知人、スポンサーなどのネットワークを作る事が出来ました。仕事においても、この経験は大いに役立っており、モータースポーツには感謝と愛でいっぱいです。


今回は日本人初挑戦となる、電気カートの世界選手権へTEAM JAPANとして参戦する事が決定し、11月16日よりユーラシア大陸最西端のポルトガル、ポルティマオへ行きます。
一般乗用車でも現在エネルギー転換期を迎え、ガソリン車から電気自動車へ、インフラを含め世界がシフトしていく中で、モータースポーツのエネルギー転換期に携われる事はこの上ない喜びです。

今後変わりゆくモータースポーツの未来の可能性を今回、身をもって体験し、この大会へ参戦するまでのストーリーや、後のフィードバックを日本へ届けたいと思っています。
その為には、十分な準備や練習。そしてレースで実力を発揮する為の応援が必要となります。
Porsche Taycanのキャッチフレーズでもありましたが、「Soul, electrified.」 
私も電動化されるモータースポーツの未来へ向けて日本人で初めて、挑戦します。


今回参戦するRotax Grand Finalについて

世界で最も多くのドライバーが参加しているRotaxエンジンを使ったワンメイクレースです。
クラスに分けて使われるエンジンの出力や重量、タイヤのコンパウンドが異なり、8歳からこのシリーズに参戦する事が出来ます。
世界50カ国以上でシリーズが開催される世界屈指の人気レースとなった、マックスチャレンジには各国のシリーズのみならず、『Euro Challenge(ユーロチャレンジ)』『Asia Challenge(アジアチャレンジ)』といった地域別の国際シリーズもあり、こちらでは極めてハイレベルなコンペティションが繰り広げられています。
現在では、日本でも最も人気の高いレースのひとつとなり、北海道から九州までの各地でシリーズが開催されています。

ロータックス・マックスチャレンジの参加者にとって最大の目標となるのが、毎年のシーズン末に世界中のドライバーを集めて世界チャンピオンを決する『GRAND FINALS(グランドファイナル)』です。この大会に出場できるのは、各国&地域のシリーズでチャンピオン、及び招待選手のみ。
いわばカート界のオリンピックです。今回私はこの大会に招待選手として参戦します。


レースで使うマシンはすべて主催者が会場に用意する為、完全なイコールコンディションによる実力勝負の戦いとあって、「ここで優勝する事はどんな国際レースで勝つことより難しい」とも言われています。
また、 “各国のドライバーとの交流”もグランドファイナルの趣旨の一つで、マシンを降りたあとの友好的な雰囲気も、他の国際マッチにはない魅力です。


このプロジェクトで挑戦したいこと

私は今回の挑戦で、モータースポーツの変わりゆく未来の伝道師となりたいと思っています。
来年、日本でもEVカートの全日本選手権が行われる事となり、東京都内仮設サーキットでのレースなど、「EVだから!」多くの人の目に触れながらレースを開催する機会が目前です。地上波でF1を放送しなくなり、日本でのモータースポーツ人気は低迷していました。

しかし、2024年には東京都内でフォーミュラーEという電気版のF1が開催されることが決まり、EVの波はここ数年、加速スピードを上げて注目されています。

今回関係頂く方々は、日本人としての第一歩を共に歩みますので、この経験を今後のモータースポーツ業界へ広め、日本が世界に誇る技術やドライバーが生まれる様に、まずは今回結果を出して、この経験を出来る限り多くの人とシェアしたいと思っています。


私がこのスポーツを始めたきっかけ

4歳の頃、初めてカートに乗りました。父が友人たちと平塚や厚木、熱海にあったゴーカート場で遊んでいたのを見て、私も子供用カートに乗せてもらったのがきっかけです。
高校生2年生までの反抗期の最中も、家族で全国を回り、地方選手権、全国大会、全日本ジュニア、全日本選手権まで参加出来た事は人生の財産です。


これまでの歩み・軌跡

私のレース人生にはいくつかのハイライトがあります。

・14歳

全日本チャンピオンを目指し、カートの名門「A-PROJECT Racing Team」へ移籍。
A-PROJECT Racing Teamは、元世界選手権選手を総監督として、日本人2人目のF3Macau GP制覇という快挙や、後のスーパーフォーミュラシリーズチャンピオンをチームメイトとして争い、全日本初優勝。


・17歳

日本ランキング3位になり、初の海外、Macauでのレースで3位入賞。それ以来、日本での参戦を辞めアジアシリーズへ日本人初挑戦ながら初制覇。2007年度アジアチャンピオンへ。


・20歳

RotaxMaxチャレンジ、カート最高峰のDD2クラスにてアジアシリーズへ参戦。最高峰シリーズへの参加は当時日本人初挑戦ながら初制覇。2011年度2度目のアジアチャンピオンとなり、世界戦(Rotax Grand Final)への出場権を獲得。日本代表としてドバイで開催されたレースへ参加。DD2クラス日本人最上位として20位の結果となる。


現在

20歳以降、社会人となり自らカートイベントの企画や運営、お客様とレースへ参加など、カートのみならず、FIAフォーミュラ4、ポルシェCayman GT4 Club sport、911Cup carに乗りながら、モータースポーツとは密に、現役時よりもカートを乗る機会が増えていました。
社会人として、ポルシェやTESLAで活躍後、現在Porsche ProとしてPorsche Taycan日本導入時の走行テストや、メディア出役によるマーケティングなど、モータースポーツや電気に精通する、唯一の人物として全国のディーラーやエンドユーザーへ、EVの素晴らしさや魅力を情熱的に発信し続けています。


資金の使い道・実施スケジュール

今回の世界戦には円安の影響も受け、多額の資金が必要とされています。
レースは11月ですので、10月は出来る限り練習へ行く必要があり、レースへの参加も予定されています。

練習を約10日間 4万円x10日間=40万円
国内レース費用 30万円
ライセンス取得 5万円
現地への航空券、家族やメカニックを入れて110万円
現地滞在費用レンタカー含め、50万円
エントリー、レース費用、100万円
また、レースギアも新たな規定をクリアした物でないと使用が出来ませんので、レーシングギア一式約40万円など、

総額約370万円。11月16日出発までに様々な準備を整える必要があります。


※「資金の使い道」につきましては、支援金より株式会社CAMPFIRE  様への手数料として一部使用されます。 



リターンのご紹介

今回のプロジェクトスケジュールと致しまして以下のスケジュールで動きます。

2022年
11月16日日本出発
大会期間11月19日~11月26日
11月29日日本帰国後、30日のクラウドファンディング締め切りをもって、12月1日に集計開始。
12月中にグッズの制作やカート体験、レースイベントなどの日時を確定。
1月中に皆さまへリーターンをさせて頂くスケジューリングとなります。


2万円
世界戦用Tシャツ、参戦レポート。

5万円
御支援者様名前入り、世界戦用Tシャツ、ステッカー、参加レポート。

10万円
参加レポート。カート体験のご招待(日時場所は後日ご案内) ドライビングコーチ。

20万円
参加レポート。カートレースイベントへのご招待。(日時場所は後日ご案内) ドライビングコーチ。

40万円
参加レポート。世界戦用Tシャツ、ステッカー。
レーシングカートでの走行体験、フォト撮影、ドライビングコーチ。

50万円
参加レポート。世界戦用Tシャツ、ステッカー。
ドライビングシュミュレーターを使ったドライビングコーチ
レーシングカートでの走行体験、フォト撮影、動画撮影、ドライビングコーチ

ご説明

・参戦レポートにつきましては、完成次第PDFファイルにてデータを送信させて頂きます。
・カート体験、レースイベントの開催地につきましては、神奈川県平塚市または千葉県市原市で検討していますが、開催時の状況により場所が変更となる可能性が御座います。また現地までの交通費は実費となりますのでご了承くださいませ。
・ドライビングコーチにつきまして
 カートを使用したレッスン:2時間1回
 有効期限:2023年3月迄
 受講日程はプロジェクト終了後メールにて調整させていただきます。
 受講方法
・実施場所:神奈川県平塚市または千葉県市原市で検討していますが、開催時の状況により場所が変更となる可能性が御座います。 ※実施場所までの支援者様の交通費はご自身にてご負担となります。


最後に

最後までご覧下さり誠に有難う御座います。

日本人初挑戦。必ず成果を出したい。日本に新たな世界の入口を持ち帰りたい。

参戦したくても叶わなかった優秀な日本のドライバーの皆様の想いを背負い、全力で毎日準備に取り組んでいます。
今まで諦めずに想い続けた事の多くが実現でき、常に挑戦を続ける人生でした。
そこにはたくさんの応援して下さる方々がおり、異国の舞台で1人戦う支えになりました。

ちょうど10年前に同じく日本代表でドバイへ行き人生が変わり、今回それから約10年が経ち、社会人として日頃EV自動車の普及や魅力を伝えると共に、自分もEVへ魅了され、進化の速度が速い電動化される時代と共に私も進化し続けています。
応援くださる方には、これからの10年が豊かになるように、私の経験含めモータースポーツや電動化されていく未来の情報と共に過ごしていきたく思います。


重ねて、最後までご覧頂き誠に有難う御座います。
精一杯頑張りますので、応援宜しくお願い致します。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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