私たちは「吃音(きつおん)」といって言葉がスムーズに出ません。

言葉はスラスラでないけれど、みんな接客業の夢をもっています。

ここはそんな私たちが北海道大学キャンパス内でオープンする1日限定カフェです。


北海道大学の学生をはじめとした地元の若者たちが、接客からオリジナルドリンク開発、食器開発、企画、運営まで1から自分たちで行っています。



吃音(きつおん)は、話し言葉が滑らかに出にくい発話障害のひとつです。

言いたいことは頭の中に浮かんでいても、声が詰まって言えなかったり、連続して同じ音を言ったり、音を引き延ばしたりする症状があります。

参考:国立障害者リハビリテーションセンター研究所「吃音について」http://www.rehab.go.jp/ri/departj/kankaku/466/2/



私たちのカフェで提供されるのは、コーヒーや紅茶だけではありません。

地元の食材を使ったオリジナルドリンクを、スタッフ皆で一から開発しました。


容器は、今エコ素材として注目されている「竹」で出来たコップ。

「北海道大学のイチョウ」にキャンパス内の風景のデザインをあしらいました。


使い捨てカップではなく、エコカップを使うことでゴミを減らすことができます。



―学年とお名前を教えてください!

北海道大学大学院工学院修士2年の中島佑太です!


―開発のこだわりポイントは?

今回の注カフェは10/22に北海道大学で行われます。「北大×秋」といえば、観光名所にもなっているキャンパス内のイチョウ並木!ということで、イチョウの葉の形をデザインのモチーフに。

北大キャンパスの美しい景色を撮影した写真を、葉っぱの形でくり抜き、北海道の形にコラージュしました。そしてその写真は全て、今回の参加メンバー全員で撮ったもの!メンバー全員で作ったタンブラーで注カフェを成功させたいです!


―最後に一言お願いします!

タンブラーをきっかけに、お客さまとちょっとした会話が生まれると嬉しいです!



公式HP:https://www.hokudai.ac.jp/

https://sdgs.hokudai.ac.jp/

1876年にクラーク博士を招聘し、札幌農学校が開設されました。

当時クラーク博士が導入した教育理念が、現在の北海道大学の「フロンティア精神」「国際性の涵養」「全人教育」「実学の重視」という4つの基本理念に受け継がれ、これが現代のSDGsの考え方に直結しています。

SDGsの達成を協力に推進するために、2021年8月に「サステイナビリティ推進機構」を設置し、学内のサステイナビリティ推進体制を構築しています。



公式HP:https://peraichi.com/landing_pages/view/kitsuoncafe/

活動紹介動画:https://youtu.be/SB42qHYLOTI


「吃音をもつ若者には接客体験を通して自信を」「吃音を知らない人には吃音者との交流を通して理解を」をコンセプトに2021年8月にスタートしたプロジェクト。

今まで東京、神奈川、富山、三重、兵庫で開催。そして今回、北海道・札幌で開催し、今後、長野、福岡、宮城、栃木での開催を目指しています。



このクラウドファンディングが成功したら、接客の夢に挑戦する私達のカフェに来店したお客様が笑顔になるようなオリジナル商品を提供したいです。

それをきっかけに、吃音について理解を深めていただきたいです。



北海道大学サステイナビリティ推進機構SDGs事業推進本部

加藤 悟様

 

SDGsの真の目標は、社会の中ですべての人が自分らしく生き生きと生活することです。

吃音に対する理解を深めるとともに、吃音の人に自信を持ってもらいたいと思っています。


吃音に限らず、無意識に我慢したり遠慮しすぎたりする人たちが、何事にもあきらめず、やりたいことに取り組んでいくことにより、みんなが社会の中で生きやすくなると考えています。


このような活動をしていることを、より多くの人に知って欲しい。

いろいろな人がそれぞれの場所で挑戦していることを知って、自分のやりたいことできることを探して欲しい。




2022年10月上旬 ご当地エコカップ完成

2022年10月22日 ラベルシール貼り、「注文に時間がかかるカフェ@北海道」開催

2022年11月 リターン発送


※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



エコタンブラー:21,340円

ラベルシール: 6,743円

送料: 15,300円

手数料・雑費:6,617円(9%+税)

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必要資金合計:5万円



注文に時間がかかるカフェ@北海道

場所: 北海道大学 

北海道札幌市北区北8条西5丁目8−1(北海道大学内学術交流会館)


内容:コーヒーを中心としたドリンク提供 (全品無料、飲食スペースあり)

日程:2022年10月22日(土)(開催期間1日)

時間:13:00-14:00(一般枠)

定員:完全予約制10名(一般枠)

 

主催:北海道大学サステイナビリティ推進機構

協力:北海道大学ダイバーシティ・インクルージョン推進本部

   北海道大学学生総合相談センター

運営:注文に時間がかかるカフェ



商品名:「ご当地エコタンブラー」

環境にやさしいエコ素材「バンブーファイバー(竹の繊維)」を使用した軽くて割れにくいタンブラーに、北海道大学にちなんだデザインをあしらいました。


送料:リターン価格に含む (簡易包装でお届けします)

個数:限定60個(当日配布30個、リターン郵送30個)

サイズ:7.8cm×9.4cm (280ml)

色:ホワイト

素材:バンブーファイバー、コーンパウダー、メラミン 他

付属品:取説付(紙箱面)、食品衛生検査済 本体耐熱温度90℃

備考:

・ご使用の前に、箱の裏面に記載の注意事項を必ずご確認ください。

・漂白剤を使用しないでください。

・食器洗浄機や食器乾燥機のご使用はお避けください。

・電子レンジやオーブンでは使用しないでください。

・ご使用後は、中性洗剤を付けたスポンジなどで洗浄し水気をよくふき取って乾燥させてください。たわしは傷の原因となりますので使用しないでください。

・煮沸消毒は劣化が促進するので、避けてください。

・ラベルシールはシャンプー容器などに使用される耐水性のものを使用していますが、水に長く触れると剥がれたり破れたりする可能性があります。



■1,000円

 心を込めてお礼メールをお送りします。*1

在庫:無制限

履行期日:11月



■1,700円

 心を込めてお礼メールをお送りします。*1

ご当地エコタンブラーを1個ご提供 *2

在庫:30 

履行期日:11月


【備考】

*1 備考欄にメールの宛名をご記入ください。未記入の場合はアカウント名でお送りいたします。

*2 送料:リターン価格に含む (簡易包装でお届けします) 

サイズ:7.8cm×9.4cm (280ml)

色:ホワイト

素材:バンブーファイバー、コーンパウダー、メラミン 他

付属品:取説付(紙箱面)、食品衛生検査済 本体耐熱温度90℃

備考:

・ご使用の前に、箱の裏面に記載の注意事項を必ずご確認ください。

・漂白剤を使用しないでください。

・食器洗浄機や食器乾燥機のご使用はお避けください。

・電子レンジやオーブンでは使用しないでください。

・ご使用後は、中性洗剤を付けたスポンジなどで洗浄し水気をよくふき取って乾燥させてください。たわしは傷の原因となりますので使用しないでください。

・煮沸消毒は劣化が促進するので、避けてください。

・ラベルシールはシャンプー容器などに使用される耐水性のものを使用していますが、水に長く触れると剥がれたり破れたりする可能性があります。



「吃音があるから、接客はできない。」

私達メンバーの中にはそう思って諦めた過去がある人もいます。


今回、同じ境遇の人達が集まってオリジナル商品の提供を実現できたら、お客様の笑顔がきっと見られるのではないかと思っています。


その経験を糧に、私達はやりたいことを諦めない人生を歩んでいきたいです。



「吃音があっても接客業に挑戦したい。」

10歳の頃、私の夢はカフェ店員として働くことでした。

しかし、吃音が重く自分の名前を言うことさえできませんでした。そして、接客業の夢を諦め、いつしか吃音の陰に隠れて生きる大人になりました。


「やりたいことを諦める人生なんて、嫌だ。」

そう思った私は2016年に世界で2番目に大きなカフェ文化のある街・オーストラリアのメルボルンに渡り、あるカフェで働き始めました。


そこでは、障害や病気を抱えながらもカフェ店員としてキラキラと輝く人々の姿がありました。

たとえ困難があっても夢は叶えられる。

そう確信した私は帰国した後、同じように接客業に挑戦したい吃音を持つ若者たちのために「注文に時間がかかるカフェ」のプロジェクトを開始し、全国各地の若者たちを訪ねて活動を続けています。


講演:

中部大学、近畿大学サポート校KTCカレッジ、静岡言語聴覚研究会他


取材:

NHK「おはよう日本」

日本テレビ「news every.」

毎日新聞「ひと:奥村安莉沙さん=吃音をテーマにした米映画を字幕翻訳」

朝日新聞「「吃音あっても大丈夫」 当事者女性、記録映画を日本で」

読売新聞,The Japan News「Pop-up cafe in Tokyo helps young workers who stutter gain confidence through customer service」

UNION LEADER(アメリカの新聞)「Pop-up cafe in Tokyo helps young staff who stutter gain confidence」

  • 2022/11/07 19:28

    サポーターの皆様度々のご連絡を失礼いたします。今回のクラウドファンディングでは、皆様から沢山のご支援をいただいた結果28,930円の余剰金が発生いたしました。余剰金は10/8-9に行った注カフェ神戸の開催費不足分に使用させていただきました。あたたかいご支援をいただき、誠にありがとうございました...

  • 2022/11/07 19:24

    サポーターの皆様この度は、注カフェ北海道エコカップ制作のクラウドファンディングにご協力いただき誠にありがとうございました。リターンを皆さまの元にお届けいたしました。エコカップのリターンを選択された方、エコカップは本日発送いたしましたので、今週中にお手元にお届けできるかと存じます。万が一、メール...

  • 2022/10/19 15:54

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

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