■はじめに

はじめまして!株式会社鈴木水産取締役の築城 一也(ツイキカズヤ)と申します。

私の家業鈴木水産は80年の歴史がある広島牡蠣養殖業者です。

日頃は家業のお手伝いをしながら、自身では整体院も営んでいます。


祖父の代から広島県伝統の筏式(垂下式)養殖一筋で歩んでまいりました。

「美味しくない状態の牡蠣はお客様に売らない」をモットーに、鈴木水産では一年で食べられる牡蠣の期間が12月〜翌年3月中旬までと限られています。


最高に美味しい牡蠣を食べてもらいたい!という一心で、日々の生産業務に取り組んでいます。


一人でも多くの方に広島牡蠣の魅力や生産の厳しさを知っていただくために、TwitterやYouTubeチャンネル(ついチャンネル)でリアルを発信しています。

「一年を通じて美味しい牡蠣を食べたい!」

お客様から多くの声をいただくようになり、去年には業務提携先との共同開発により

牡蠣の冷凍加工食品の販売もスタートしました。

牡蠣のオイル漬け(冷凍)です↓


冷凍殻付き牡蠣です↓


「一年中食べたい時いつでも牡蠣が食べられるなんて嬉しい!」

「クセも無く食べやすく、牡蠣苦手が克服できました!」

そんな多くの口コミをいただくようになり、僕にも新たな夢ができました…


それは、冷凍加工場を新設することです!


冷凍加工場(自社工場)が完成すれば多くの現状課題を解決でき、さらに多くの方へ鈴木水産の牡蠣がお届けできることを確信しました。


自社工場建設という大きな一歩を踏み出そうとしている鈴木水産の挑戦。

ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです!



■現状課題

牡蠣漁師を取り巻く環境は厳しいのが現実です。

鈴木水産が抱える現状課題として以下の4つが挙げられます。

・夏が無収入

・生牡蠣によるフードロス

・あたるリスク

・身入りが安定しない

これらの課題を解決しなければ、鈴木水産に未来はありません。

近年様々な原料が高騰の一途を辿っています。

資材費(針金や竹)、燃料、梱包資材費、運賃等…

さらに年々減少する牡蠣の取引額…

出費は増えて、収入が減る現状を目の当たりにし何とか打破したい!

その想いで自社工場建設の挑戦をすることに決めました。


■広島の牡蠣屋の多くは夏が無収入

広島県牡蠣が取り扱う牡蠣の品種は「真牡蠣(マガキ)」と呼ばれ、シーズンが10月頃〜3月頃に限定されます。


理由は、梅雨〜夏にかけて産卵に突入するからです。

産卵後の牡蠣は栄養を使い果たすため、身入りが悪い状態になります。

よって広島県内の牡蠣養殖業者は、夏は育成期間とし出荷を行っていないのです。


■生牡蠣によるフードロス

鈴木水産では冬に加熱用生牡蠣を出荷・販売をしますが、一部で廃棄されてしまうケースも存在します。

生牡蠣は鮮度が命です。

到着後3日以内に食べていただかないといけません。

よって、配達の際お受け取りになられなかったり、取り扱う飲食店で注文が入らなければ廃棄となってしまいます。


■あたるリスク

牡蠣といえば「あたるリスク」がゼロではありません。

広島県指定海域による養殖、厳正なる水質検査をクリアした水槽による浄化を行っていてもあたることがあります。

(水揚げされた牡蠣は綺麗な水の中で一晩寝かせます)


あたる理由としては2つです。

・手にウイルスや菌が付着していた場合

・加熱が不十分の場合


ノロウイルスは、「90度以上90秒以上」の加熱で死滅すると言われています。

しかし、加熱方法や調理方法によってはまだ芯まで火が通っておらずあたってしまうこともあるのです。


■身入りが安定しない

先ほどご紹介したように、真牡蠣という品種は一年ずっと同じ身の大きさではありません。

冬になればなるほど(海水温が下がるほど)身入りが良くなります。

身入りが良くなれば身も大きくなり、熱しても縮みにくくなります。



■冷凍牡蠣・加工食品へ着手した背景

先ほどもお伝えしたように、牡蠣漁師は常に逆境に立たされています。

自然相手に仕事をするため、身入り次第では売上が大きく左右されます。

これは牡蠣に限った話ではなく、他の漁師や農家も同じです。


牡蠣漁師が抱える問題を唯一解決できるのが冷凍牡蠣なのです。

・オフシーズンにも販売が可能で収入源になる

・賞味期限が1年あるからフードロスを回避できる

・一度加熱済みなのであたるリスクも無い

・一年で身入りの良い時期のみの牡蠣を冷凍保管し販売できる


今までの悩みを解決できる冷凍牡蠣販売への挑戦に躊躇いはありませんでした。


■逆境を救う事業再構築補助金へ挑戦、そして採択

昨年12月事業再構築補助金をいう大規模な制度を利用し、自社工場建設へとプロジェクトをスタートしました。

(弊社は第四回に公募し見事採択されしました)


牡蠣漁師が抱える現状課題を解決すべく冷凍加工場を設立し、広島牡蠣の認知拡大と雇用創出を根源として今まさにプロジェクト進行中です。

工事中の鈴木水産の様子


■原材料高騰の波と台風被害が鈴木水産を襲う

事業再構築補助金の申請をしたのは昨年の12月でした。

いざ工事を始めたの今年の9月のことです。

半年以上期間の空いた見積書では、着工ができない状態まで値上げされていたのです。


補助金の特性上、採択された当時の予算を上回る金額は補助対象外です。

つまり、弊社による自己負担により支払いをしなければなりません。


前述した通り、夏の収入が少ないところへの追加支払いの発生…


さらには、9月に発生した台風第14号による牡蠣養殖棚の崩壊もありました。

崩壊した牡蠣棚(通称ヒビ)

牡蠣棚の正常な状態

※牡蠣養殖棚とは、牡蠣の種をぶら下げる場所です。ここに1年ほど牡蠣の種を置くことにより自然の負荷をかけていきます。その負荷でも生き残った強い個体が立派な牡蠣へ成長するのです。

黒い点が牡蠣の種です。帆立の貝に付着します。

付着した種はこのように次第と牡蠣の形へ成長していきます。


■厳しい状況が絶え間無く訪れる

補助金が採択されただけでは意味がありません。

実際に着工・実行に移し、冷凍牡蠣が安定的に出荷できる体制になって初めて投資回収のスタートです。

毎年余裕の無いシーズンを送っていた中での台風被害。

重なる出費…

来年の牡蠣を育てる場所の確保をせねば、鈴木水産存続の危機です。


鈴木水産は美味しい牡蠣、楽しい食卓をお届けします。

弊社自慢の牡蠣へのこだわりを聞いてくれませんか?



■私たちの牡蠣へのこだわり

牡蠣は良くも悪くも旨みやクセや香りが強い食材です。

故に苦手な人が多くいらっしゃるのも事実です。

しかし、鈴木水産の牡蠣は「苦手な人でも食べれる」と多くの口コミをいただいています。



広島牡蠣生産者として「牡蠣好きな人を一人でも多く増やしたい」

その一心で長年牡蠣養殖に取り組んできました。


牡蠣が苦手な人でも食べれる美味しさの秘訣


牡蠣は鮮度が命です。

牡蠣を殻から取り出せば、鮮度は落ちていきます。

ズバリ、生産〜直接配送を一貫して行うことが、鮮度を保ち匂いも少なく苦手な人でも食べれる牡蠣になるのです。



また、広島県指定の採取海域で緻密な管理のもと育成された牡蠣であるため、新鮮採れたての旨みが味わえます。



■広島県内牡蠣養殖業者では珍しい“広島レモン”を詰め合わせ

“地産地消”をテーマに、美味しい牡蠣と楽しい食卓をお届けしています。

弊社では青果市場様ご協力のもと、“広島レモン”を牡蠣と一緒に同梱して地方発送をしています。


広島県は牡蠣とレモンの生産がとても盛んです。

焼いた広島牡蠣にレモンを垂らして食べると絶品です。

「ぜひ牡蠣とレモンのコラボを味わってほしい!」

その想いで無料で同梱配送を実施するに至りました。


■牡蠣が苦手でも食べやすい加工食品の販売

弊社は提携業者協力のもと、牡蠣ピザやオイル漬けの販売も行っています。

牡蠣が苦手で食べれない方も食べれます。

そして、牡蠣が大好きな方でも美味しく食べれる商品作りを心がけています。

贈り物としても大変好評です。


また、食べきりサイズで販売しておりますので一人暮らしの方にも喜んでいただけます。

1パック500wで2分加熱するだけで食べることが可能です!

パスタに入れれば、本格ペペロンチーノの出来上がりです。


加熱済みの冷凍牡蠣を取り扱えば、多くのお客様に一年を通して喜んでいただけると実感しました!


■今回のプロジェクトで実現したいこと

冷凍加工場を完成・牡蠣棚を修復し、全国に一年を通して美味しい広島牡蠣をお届けしたいです!

(改築工事中の加工場)

皆様の応援していただいた売り上げで、冷凍加工場を完成させます!

来年の夏には鈴木水産の美味しい牡蠣が自社工場により直送できる体制が実現します!

牡蠣が大好きな方はもちろん、苦手な人にこそ食べて欲しい!という気持ちです。


冷凍工場を新設し収益を安定させ、地域の雇用創出にも貢献したいと強く思っています。

一次産業就労人口は減少の一途を辿っています。


まずは鈴木水産の経営を立て直し、牡蠣の量産体制を築いていきたいと考えています!


■おすすめのリターン商品(全て送料込み)

【冷凍牡蠣むき身】 

・500g:4,000円

・1kg:6,000円     

・1.5kg:7,500円 

【冷凍オイル漬け】 

・5パック:5,000円

・10パック:8,000円     

・20パック:13,000円     

【冷凍牡蠣ピザ】 

・3枚:6,000円       

・5枚:9,000円        

【加熱用生牡蠣配送便】

1月〜3月の一番美味しい時期の牡蠣を3ヶ月間毎月お届けします(計3回)

※加熱用生牡蠣には全て広島レモンが無料で同梱されています。

※1月1日〜7日まで指定不可。

※2月は牡蠣種付け作業があるため、お届けできない日があり。

※3月は20日までにお届けします。(4月に近付く程産卵時期になるため)

・加熱用むき身500g×3回:9,900円         

・加熱用むき身1kg×3回:15,000円         

・加熱用殻付き牡蠣20個×3回:16,800円                   

・加熱用殻付き牡蠣30個×3回:21,600円       

・加熱用むき身500gと殻付き10個セット×3回:15,800円   

・加熱用むき身1kgと殻付き10個セット×3回:21,800円    

・加熱用むき身500gと殻付き20個セット×3回:20,800円    

・加熱用むき身1kgと殻付き20個セット×3回:24,800円        


【出張牡蠣祭り参加券】

・牡蠣祭り参加券(お一人様):20,000円

日時:2月25日(土) 13:00〜16:00

  2月26日(日)  11:00〜14:00

場所:〒160-0004 東京都新宿区四谷1-17 MEISTER YOTSUYA 104 パティア四ツ谷店

内容:牡蠣料理の提供(フライ、牡蠣飯、焼き牡蠣、ピザ、オイル漬け等)、地酒や乾杯ビール付き


7月に行った牡蠣イベントの様子↓

牡蠣ピザを振る舞いました!


資金の使い道

・リターン商品加工賃  500,000円

・リターン商品配送費(クール便)  927,000円

・牡蠣殻そうじ名人2機  236,500円

・解体追加工事  80,000円

・加工場追加工事 258,500円

・牡蠣棚修繕費 2ヵ所 1,000,000円

・牡蠣加工機器(急速冷凍機、金属探知機) 490,000円

・キャンプファイヤー様への支払い手数料  520,000円 




■最後まで読んでくださりありがとうございました!

鈴木水産は大きな挑戦に踏み切りました!

そして、今回のプロジェクトを必ず成功させ冷凍加工場を新設します!


冷凍牡蠣は長期保存可能ですので、使いたい時お好きな料理に入れていただくだけです。

美味しい牡蠣だけでなく、楽しい食卓をお届けします。


今回の鈴木水産の活動に共感、挑戦を応援してくださる方はぜにご支援のほどよろしくお願いいたします!



12月〜3月上旬は現地でも加熱用生牡蠣の販売を行っています!

お越しの際は必ず事前にご連絡いただければ商品をお作りします。

所在地

〒731-4312 

広島県安芸郡坂町平成ヶ浜4丁目5番19号

TEL:082-884-0745


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

  • 2022/11/30 23:48

    こんばんは!鈴木水産の築城です!プロジェクトを立ち上げて1週間が経過しました!多くの方からのご支援嬉しい限りです!肝心の冷凍加工場ですが、着々と完成に近づいております!外壁も淡い緑色になりました!完成が楽しみです!

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください