こんにちは!合同会社オトナキの水嶋と申します。
さっそくですが、このプロジェクトは…
『 多文化社会に向かう日本に受け入れる力を、世界に飛び出す日本人に生き抜く力を、マンガで育む! 実際に起こった、日本に暮らす外国人の方の生活トラブル(文化や価値観の違いで起こる勘違い)エピソード100個を4コママンガ化、「多文化理解のヒント集」を制作。「違いをおもしろがる社会」への変革につなげたい。 』という内容です。
生活トラブルをマンガ化…?
それってどんな…??
サンプルとして制作した2作品をご覧ください!
***
タイトル:『温泉とコーヒー』
エピソードを教えてくれた方の解説コメント:
『ベトナム人の青年が、温泉のマーク(♨)をコーヒーだと思ってカフェのつもりで銭湯に入っちゃったみたいなんですよ。向こうで見かけないマークだし、湯気があるから勘違いしたんでしょうね。』(在関西ベトナム人協会前会長・前岡恵子さん)
タイトル:『日本らしくてキレイな花』
エピソードを教えてくれた方の解説コメント:
『教卓の上に菊を生けた花瓶が置いてあって、「教師いじめ!?」とビックリ。あとで教え子たちに聞いたら、「日本らしくてキレイな花だから」と先生の日に私へ贈ってくれたプレゼントでした。』(日本語教師・オバッグ尋子さん)
そのほかに、こういったものも!すべて、本当にあった話です。
左端: 焼き飯と間違えて、『やかましい』と注文。
中央: 歯磨き粉と間違えて、入れ歯接着剤を使用。
右端: 昆虫の飼育用のゼリーを、おやつと勘違い。
ちなみにこれらのマンガとイラストは、実際にあったエピソードから私がネーム(マンガの元となる設計図)を起こし、ベトナム人漫画家のDương Minh Đứcさんが作画しました。
当たり前の違いが生む予想外の場面、だからこそ多文化コミュニケーションはおもしろい。でも同時に、外国人のみなさんが異国の日本で暮らす大変さも伝わりませんか?漢字とカタカナとひらがなが混在する日本語も、島国ゆえに独特な日本の文化や習慣、製品だって。
わはは!と腹を抱えて、なるほど!と膝を打つ。そんな笑いと学びが詰まったマンガをみなさんと作り上げて広めることによって、日本に暮らす人たちの多文化理解を加速させたい。今、そのことは、日本と日本人にとって、とても必要で、大切なことだと思うのです。
マンガのゆるさとは打って変わって、少しまじめな話を聞いてください。
今日本は、かつてないスピードで多文化・多国籍化に突き進んでいます。もはや、開国の再来。理由のひとつが、国内の労働力不足を背景とした外国からの労働人材の受け入れです。
就労目的の在留資格である技能実習と特定技能の在留者は、2012~2021年の9年間で2.15倍に増加(151,477人→325,789人/出入国在留管理庁統計より)。90年代にはすでに東海地方などで多くの日系ブラジル人の方が働いていましたが、今や全国で技能実習生が活躍し、さらにネット社会で失踪や事件などが話題に上がって、より存在感が強まったと思います。
(名古屋市内にある団地のゴミ出しルールは年季が入ったポルトガル語表記)
ではこのまま外国人労働者が増えるのか?と思ったら一転、超円安状態に。
為替(収入)の行方によって「稼げない国」としてそっぽを向かれるリスクが高まる一方、「オトクな観光国」としてインバウンド観光客が増えています。その中から、「安全で過ごしやすい国」としてリタイアメント後の移住地に選ぶ人も今以上に現れることでしょう。もちろんそれも、現在の社会インフラが維持できる限りという条件付きではありますが…。
そして言うまでもないことですが、近年で大きく伸びた背景が労働人材の受け入れというだけで、留学や国際結婚、もちろん難民も、この国にはさまざまな境遇の外国人(というよりシンプルに日本育ちでない人)がおり、彼ら全員の前に日本生活の壁は立ち塞がります。
また、日本人の将来についても、「外国で働く方が稼げる」という報道が増えてきました。今から10年後、小学生も成人になる頃は日本と外国(世界)の心理的な垣根は簡単に跨げるほど低くなり、外国で働くことはスタンダードな選択肢になっているはずです。
193カ国をビザなしで回れる、世界最強クラスの日本のパスポートの真価が発揮されるのはまさにこれから。ある意味ではチャンスと言えます(ちなみに今の保有率は20%以下)。
日本は多文化・多国籍化において歴史の変わり目にいます、私はそう考えています。
そこで必要不可欠なスキルが、「多文化理解」です。
そこで必要不可欠なスキルが、「多文化理解」です。
大事なことなので2度言いました。
(水嶋が島の中学校で多文化理解についての出前授業を行う様子)
多文化理解を私なりに表現すると、「知らない文化や価値観を拒絶せず、自らとの違いをおもしろがって知識化すること」。そんな人が社会に増えれば、日本に暮らす外国人のケアは厚くなり、日本人の活躍の場は世界へ広がり、みんなの幸せにつながると考えています。
でも、多文化理解なんて、ただでさえ堅苦しい感じの言葉!というより、何にしたって伝える上で楽しさって大切です。とくに激動の未来をサバイブしていく子どもにこそ届けたい。
そこで、多文化理解の気軽なきっかけとして、冒頭のマンガをつくってみました。名前はまだ検討中ですが、多文化理解という言葉から、今は仮に「タブリカマンガ」と呼びます。
タブリカマンガはこんな場面で活用されることを期待しています。
・「外国人と働く日本人」が当たり前の違いを学ぶ。
・「外国人の方」が来日前後などに日本の習慣や文化を学ぶ。
・「小中学校や高校の先生」が多様性教育などで楽しい事例集として使う。
・「日本語教師」があるあるエピソード的な日本語教育の補助教材として使う。
・「地域の日本語教室や文化交流」で日本語教育の補助教材として使う。
・「外国人を雇う企業」が当たり前の違いで起こった事例集として使う。
・「外国人に住居を提供する大家さん」が当たり前の違いで起こった事例集として使う。
なお、過去にこうした文化の違いをテーマとしたマンガがない訳ではありません。それはもう!たくさんあります。そうしたものも大いに勉強になりますが、同じものをつくったところで意義は薄いため、もちろん新たな価値は持たせたい。下記のことを考えています。
・一人の主観ではなくさまざまな人から集めた100個の実話
・基本的にはエピソード提供者からの解説と名前を掲載(活躍を伝えたい)
・日本人視点に偏らないよう「言い間違い」ではなく「文化」を中心に焦点を当てる
・「日本の文化を知らないから勘違い」だけでなく、「外国の文化が●●だから勘違い」というエピソードも積極的に盛り込む(後述の「エゴマと大葉の韓国人あるある」が好例)。
ここまで、プロジェクトの概要・課題・背景・目的についてお話しましたが、なぜ私、水嶋(合同会社オトナキ)がこれをやるに至ったのかについて知っていただきたいと思います。
まじめな話から一転、ヘンな写真がゴロゴロ出てきます。
改めて、こんにちは!合同会社オトナキの水嶋と申します。
私は奄美群島のひとつ、沖永良部島(おきのえらぶじま)という島に住んでいます。10年間培ったコンテンツ制作経験を活かしながら、ときには新聞記者やファンドレイザー(NPOなどの資金調達支援)として、多文化理解の促進や地域の課題解決に取り組んでいます。
そのコンテンツ制作経験こそが、今回のプロジェクトのはじまりといえばはじまり。
私は2011年から2019年までベトナムをおもな拠点にして、「ネルソン水嶋」というブロガー名/ライター名でインターネットに記事を書きつづけてきました。テーマは歴史や観光?いいえ、ほとんどウケ狙いのおバカな記事です。
バイクのマフラーの排熱でホイル焼きをつくったり、
ウォーリーのコスプレをしてバイクの波に潜り込んだり、
「トゲトゲして強そう」とドリアンの皮を装備した姿はなぜかヤフートップに載りました。
目立ちたい、笑いをとりたい、ときどきベトナムを日本に紹介したい。そんな思いで突っ走った8年間。 いくつかの賞をいただき、そのおバカな行動はやがて仕事に変わっていき、子どもの頃から抱いていた「クリエイターになりたい」という夢も叶いました。
そんな、ただの日本人(外国人)に人生の転機をくれたベトナムに恩返ししたいと思いはじめた頃、「日本でベトナム人技能実習生の失踪が増えている」と聞くようになったのです。
(沖永良部島にある「日本一のガジュマルの木」)
その後、一時帰国中に祖父の法事に出るため沖永良部島に滞在。そのタイミングで、ベトナム人の実習生が100人ほど(島民の1%弱)暮らしており、過去には失踪も起こっており、全国紙のウェブサイトで記事として取り上げられていたという、まさに課題を耳にします。
そんな中、偶然にも実習生と島民の交流会(前述の記事をきっかけとして行われた動き)に参加したことで、恩のある国とルーツのある島の交差に強い縁を感じ移住を決意しました。
問題の背景は圧倒的なコミュニケーション不足。しかし、日本人と実習生の間に会話できるだけの語彙がない。そう考えて、会話のきっかけを生み出すTシャツ「GINO-T」を考案・作成し、クラウドファンディングで107人の方から105万円弱のご支援をいただきました。
(2年前に実行したクラウドファンディング)
GINO-T(ギノティ)は、仕事で使う用語を中心に、イラストと2言語を組み合わせたものを印刷したTシャツです。組み合わせそのものは、262種類✕12言語=3144種類あります。
(組み合わせをアップするとこんな見た目。作画は冒頭のマンガを描いたĐứcさんです)
今はCOMIGRAM(コミグラム)という名前に変わり、Tシャツ、パーカー、ポスター、クリアファイルなどを作成。大流行!とはいきませんが、今現在全国各地の日本語教室などでご活用いただいています。また、ユニークな取り組みとして、新聞や雑誌でご紹介いただいたり、移民政策学会の年次大会や奄美群島のプレゼンイベントにも招いていただきました。
リンク: COMIGRAM配布サイト
リンク: Tシャツなどアパレルアイテムの販売サイト
(奄美群島のトークショーに登壇(ここから視聴できます))
活動をはじめてから今に至る2年半、まさしく出会いの旅でした。「素晴らしい取り組みだ」と強く背中を押してくれる方もいれば、「やっていることに価値がない」と面と向かって言われることもありました。叱咤激励、たくさん勉強させてもらったと思っています。
そこで新たに見えてきた課題は、日本人は「日本が独特」だと知らなすぎるということ。
「ゴミの分別ができない」「夜にカラオケで騒ぐ」、原因は何でもよいですが、それを「民度」という言葉で片付け、考えることをやめてしまう前に、コミュニケーションはとったのか、相手の文化を理解しようとしたのか。そしてそれを言う本人は、言葉もよく分からない外国でルールやマナーを守り切れる自信はあるのか。そもそも、暮らせる度胸はあるのか。
本来、そうしたお互いの文化や価値観の違いについて、人と人のコミュニケーションで覚えていければ理想だと思っています。だから私は先ほどのTシャツをつくったのですが、今回は「日本中に多文化理解のきっかけを広めるため」に、マンガをつくろうと思いました(余談ですが、コミュニケーションや理解を図ろうとした末に「無理だった」という人も知っているので、そうした人たちを否定するつもりは毛頭ありません。むしろ肯定&応援)。
ただ、そんな「社会課題」といった大仰な言葉を持ち出すまでもなく、多文化コミュニケーションはふつうにおもしろい。こんな予想外の勘違いが起こった、なぜなら彼・彼女の文化はこうだったから。まるで謎解きのような感覚で楽しく読んでもらいたいと思っています。
そのアプローチがなぜマンガに至ったのは、ある方からの言葉がきっかけでした。
そのはじまりは5月に制作した、「マンガで覚える日本の暮らし」という製品です。
役場や監理団体の方から「来日直後の外国人住民の間でゴミ出しのトラブルがよくある」と聞き、ゴミの分別と理由について説明する2ページの紹介マンガをつくってみたものです。
(マンガで覚える日本の暮らし・ベトナム語版)
(ベトナム・ハノイの送り出し機関(LACOLIさん)で使っていただいた様子)
反響があったことから「交通ルールや災害情報の入手方法などの生活知識もマンガにしようか」「外国人労働者の入国後講習などでの教材になる」と、知人の、冒頭の在関西ベトナム人協会前会長の前岡恵子さんに話したところ、その返事が直接的なきっかけとなりました。
「だったら、トラブル集をマンガで読みたい!私や、外国人や生活支援に関わる人ならばエピソードはたくさん持っている。企業だってどんなトラブルが起こるのか事前に知っておきたい。何より、おもしろい話なら、外国人と関わりのない人でも読みたくなるでしょう?」
「…確かに!」
前岡さんはベトナム出身で、日本に暮らして30年以上。それから現在に至るまで数多くの関西に住むベトナム人の支援に携わってきた方で、その経験から来る説得力は十分でした。
(なお、恵子さん(右端)との出会いは8年半前。自分のブログでの取材でした)
どうして大阪府八尾市は国内最大級のベトナム人コミュニティになったのか |べとまる
そのとき聞いた「温泉とコーヒー」のエピソードの衝撃もなかなかでしたが、私はここで勝手に感動していました。よく考えれば「笑い」って、自分がベトナムにいた頃に散々考えてきたことじゃないかと。まるで10年をかけて丸い円を描いてきて、ようやく一周して始点と終点が結ばれたような、そんな感覚。原点回帰で集大成。笑いと多文化理解は掛け合える。
3年半ほど前、「YOUは何を手放せずに日本へ」という、在日外国人の方に「母国から持ってきたもの」を尋ねる企画を行ったことがありました。「韓国人はあかすりタオル」「タイ人はソムタム(パパイヤサラダ)を作るすり鉢」「アフリカ系アメリカ人は強めのヘアワックス」などの回答が集まり、「すげ~!おもしれ~!」と感激したのを覚えています。
あれは自分には笑いと学びが詰まった記事だったし、書いてきた中で1~2番目に反響が大きかった。いけるかも。そこでSNSで「生活トラブルのマンガを読みたいか」と聞いてみたところ、読みたいという声をすっ飛ばして、たくさんのエピソードが寄せられたのです。
「ホームステイ先でお箸が使えることを見せるために留学生二人で箸渡しをして見せた」
「エゴマの葉と間違えて大葉で肉を巻いて食べて吐きそうになるのは韓国人あるある」
「寮を訪問したら玄関に鹿が横たわっていた(車に轢かれたものを持ち帰った)」
「寮のトイレで自分の便を使って堆肥をつくっていた」
きっと本に載せられるものと載せられないものもありますが(笑)。その後も、外国人の方も外国人の生活支援に関わる人も、誰に聞いても何かしらのエピソードが飛び出しました。
「これなら面白くなる」「関心がなくても広まり得る」とプロジェクトの実行を決意。
ここで概要を改めて書くと、
『 多文化社会に向かう日本に受け入れる力を、世界に飛び出す日本人に生き抜く力を、マンガで育む! 実際に起こった、日本に暮らす外国人の方の生活トラブル(文化や価値観の違いで起こる勘違い)エピソード100個を4コママンガ化、「多文化理解のヒント集」を制作。「違いをおもしろがる社会」への変革につなげたい。 』という内容です。
また、NPOや日本語学校、監理団体や民間企業と、さまざまだと思いますが、エピソードとそれを教えてくれた方の掲載は、外国人生活支援に関わる人々にスポットライトを当てることにもなると思います。これはきっと未来のプレイヤーづくりにつながるはずです。
制作するタブリカマンガの仕様は下記を想定しています。
・当たり前の違いから起こる100個分の外国人の生活トラブルを4コママンガ化
・起こった理由をテーマとしたエピソード提供者のコメントを付ける
・1ページに2個のマンガを掲載、マンガのページは合計50ページ。
・マンガはモノクロ、それ以外のページと表紙と裏表紙はフルカラー。
・表紙+裏表紙+58ページを想定(冊子は4ページ区切りになるため)
・セリフはふりがな付きの日本語
・集まった金額によっては「やさしい日本語」版も制作
・トラブルであっても違法行為を想起させるエピソードは扱わない
・自費出版となります
目標金額は300万円です。
・ヒアリング&ネーム作成 :40万円
・エピソードと表現の第三者確認 :15万円
・漫画制作(下書き、清書、写植) :150万円
・デザイン(装丁、ページ全体調整):45万円
・印刷 :10万円 ※500部を想定
・送料 :10万円 ※500部を想定
・諸経費(リターン包装代など) :3万円
・GoodMorningの手数料(9%) :27万円
エピソード100個のヒアリング、マンガのネーム(設計図)作成、漫画家による清書、冊子の装丁やマンガ以外のページなどのデザイン&セリフ写植、識者によるエピソード選定と表現チェック、印刷、送料、リターン関連経費、GoodMorningの手数料などがあります。完成まで8ヶ月を見込んでおり、その間のコストを予約販売を中心に募りたく思います。
制作フローはこの通り。スピードを優先して、漫画家は複数名になる可能性があります。
スケジュールは下記を予定しています。
1.2022年12月~2023年2月
・エピソード集め
2.2023年1月~2月
・「1」と並行しながら4コママンガのネーム(設計図)作成
3.2023年2~5月
・4コママンガの下書きと清書
・タブリカマンガのデザイン&セリフ写植
・日本語の誤り&表現上のリスクチェック
・リターン(活動紹介ページなど)の制作
4.2023年6~8月
・タブリカマンガの印刷
・タブリカマンガの発送を含むリターンの履行
多文化理解のきっかけを広めることが目的のため、リターンは冊子のご購入、制作に関わったりご支援いただいた方が横でつながることを意識したものが中心です。また、プロジェクト以外での冊子の販売は未定です。
プロジェクトが成功した場合、完成後に一般販売ができるのか、そのときの価格がどうなるのか、まったく未定です。関心のある方は今回の機会に購入型のご支援をご検討ください。
1.2,000円: 気軽に応援(感謝メールと活動報告のみ)
2.6,000円: 1~2人で読みたい!プラン(2冊)
3.10,000円: 完成記念イベントご招待!プラン(イベント招待+2冊)
4.25,000円: みんなで読みたい!10冊プラン(10冊)
5.50,000円: 作者本人解説!プラン (10冊+45分解説)
6.100,000円: 作者本人解説!プラン (10冊+90分解説)
7.100,000円: 島で作者本人手渡し!プラン(10冊+手渡し)
8.125,000円: みんなで読みたい!50冊プラン(50冊)
9.150,000円: 冊子であなたを紹介!プラン(10冊+冊子内の1/2ページで紹介)
10.150,000円: 4コママンガ描きます!プラン(10冊+オリジナル4コママンガ制作)
11.180,000円: 4コママンガ描きます!カラープラン(10冊+オリジナル4コママンガをカラーで制作)
12.250,000円: みんなで読みたい!100冊プラン(100冊)
※掲載するお名前は2冊→10冊→50冊→100冊の順にサイズが大きくなります
※「3」「5」「6」「7」「9」「10」「11」はご支援者数に上限あり
※成功時の印刷部数は500部以上を試算しています
それぞれ、こんな方におすすめです。
・とりあえず冊子を読みたい方→「2」
・多文化理解などに取り組む人との横のつながりがほしい方→「3」
・学校の授業や企業研修でタブリカマンガを使いたい方→「4」「8」「12」
・オトナキ(水嶋)と関わりたい、沖永良部島を案内してほしい方→「7」
・タブリカマンガの誌面上で自分たちの活動を紹介してほしい方→「9」
・オトナキ(水嶋)と関わりたい、タブリカマンガを使って出前授業してほしい方→「5」「6」
・オリジナルの4コママンガをホームページやSNSなどで使いたい方→「10」「11」
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
プロジェクト実行にあたって、多くの方から応援コメントをいただきました!振り返ってみると、二年前からプロジェクトを通してさまざまなつながりができたんだなと、うれしくなるとともに、あたたかい気持ちになりました。
コメントを寄せていただいたみなさまには、この場を借りて改めて御礼申し上げます。
*
大学教員 Bettina Gildenhard(ベティーナ・ギルデンハルト)さん:
『 漫画を使って社会課題への理解を促そうと思ったら、絶妙なバランスが必要です。漫画本来の面白さや軽さに重点を置きすぎたら、課題は単なるネタになりかねない。啓発に重点を置きすぎたら、漫画としてつまらなくなる恐れがあります。水嶋さんの漫画は、この絶妙なバランスが見事に保たれています。また、外国人について笑うのではなく、一緒に笑えるストーリー作成に、水嶋さんの外国人の話に真摯に耳を傾ける姿勢が覗えます。笑いながら学ぶ、学びながら笑う、素晴らしい本になるに違いないです。心より応援しています。 』
*
諸俊赫(제준혁)さん:
『 牛丼屋で、コンビニで、電車で擦れ違う多くの「外人」 あなたの日常で端役だった彼らのストーリーに耳を澄ましてくれませんか。いつかはあなたも外国人になれる時代。生まれ育った町を離れた途端に、空気のように当たり前だった暮らしのひとつひとつを意識しないといけないこととなる。 あなたが町中で出会うアマルさん、グエンさん、キムさん、実はすげぇ奮闘中やで! 』
*
日本語教師派遣KOJ代表 オバッグ 尋子さん:
『 ネルソン(水嶋)さんのSNSでの何気ない投稿から始まったこの企画が、あっという間(2ヶ月)に形になりました。このスピード感もすごいですが、その土台は多文化理解を面白く伝えたい!というネルソンさんの情熱なのではないでしょうか。 世の中には「多様性」の言葉が溢れていますが、実際に浸透しているかと言われれば、まだまだな社会です。このマンガを通して、他の文化を尊重して受け入れるきっかけになればと思います。 そして、「同じ人間なのに育った国や環境、文化でこんなに視点が変わるのか!」と地球人として楽しく読んでいただけると思います! 』
*
大学教員 西村知さん:
『 私は、来日直後のフィリピン人技能実習生に、日本の生活の仕方などについて教えたことがあります。鹿児島市、県は、テキストなど作っておらず、他自治体の発行物を使いました。よく出来ていたんですが、ちょっと堅い作りだと思いました。4コママンガがあったら、技能実習生の方も、もっと楽しんで学んでくれたと思います。 』
*
FINALsec Co., Ltd. 山浦康寛さん:
『 ネルさん(水嶋さん)は7年以上もベトナムに滞在した過去があり、現在は日本の多文化共生をテーマに様々な場面でご活躍されています。私自身も、ミャンマー語検定等の言語関係の事業をミャンマーで展開しており、多文化を受け入れる上で、相互理解の促進は非常に重要だと思っています。今回、ネルさんが始動したプロジェクトは、エンターテインメント性を組み合わせた非常に面白いコンテンツです。今後、日本で増加が予想される外国籍の方々の価値観の違いを”楽しく”理解する役割を担う本プロジェクトを全力で応援いたします。 』
*
大手住宅メーカー本社勤務 Sさん:
『 水嶋君と初めて会ったのは2015年6月、日本にくるベトナム人留学生の受け入れのために訪れたホーチミン出張中「ベトナムに面白い人がいるから会ってきて。」と言われたのがきっかけでした。なんとその紹介者は羽田空港でパスポートを忘れベトナムに来れず・・・・。紹介者を日本に置き去りにしてホーチミン特有の夕方の突然の大雨の時にお会いしました。って最初から波乱な幕開け!それから早7年、ホーチミン、大阪京橋、東京新宿、沖永良部島、東京大手町と場所に縛られることなく会える時に会える場所で会って外国人留学生や研修生その他もろもろの情報交換をしてコロナ禍でも変わらずにお付き合いが続いております。実際に会う水嶋君は信じられないほど「真面目な青年!」なのでネット上とリアルのギャップにいつも刺激を受けてます!是非そんな水嶋君の思いの集大成(?)を形にできるよう皆様ご支援よろしくお願いいたします! 』
*
最後に。
このプロジェクトを人に話す中で、「外国人に合わせることで日本の文化の衰退につながらないか」というご意見をいただきました。それから数日考えていたのですが、その問いへのアンサーはそのままプロジェクトの本質と思ったので、今ここで考えを述べておきます。
文化は違うから素晴らしい、これは私の基本の考えです。違いがあるから今回のマンガも生まれており、世界の文化も、もとは個々の文化の交わりの賜物です(たとえば日本のカレーはインド発イギリス経由)。あくまで多文化理解の、「知らない文化や価値観を拒絶せず、自らとの違いをおもしろがって知識化すること」のきっかけにしたいと考えております。
お互いにおもしろがるためには、お互いに衰退しては困るからこそ、多文化共生したい。
だから、変わってほしいものがあるとすれば、それは文化ではなく、異なる文化に触れたときのコミュニケーションのあり方。それは、人の移動によって異なる文化で生まれ育った人達のコミュニティが混ざり合う中で、この日本において、「社会の受け入れる力」と「日本人の生き抜く力」につながります。
共感いただける方は、ご支援や、または周りの人にお伝えくださると幸いです!
***
合同会社オトナキ代表 水嶋健(ネルソン水嶋)
最新の活動報告
もっと見るプロジェクト未達成のご報告とお詫びと今後
2022/12/29 15:39本プロジェクトにご支援いただいたみなさまへこんにちは、合同会社オトナキの水嶋です。12月27日、プロジェクトの終了を迎えました。この記事を読まれている方はすでに結果をご承知かと思いますが、達成することは叶いませんでした。SNSでのシェアや、直接周りにお話しいただくことはもちろんですが、とくに32人のご支援者の方々には大変申し訳ない気持ちです。力及ばず、大変申し訳ありません。ただ、「だったら一生懸命頑張ったのか」というと、実のところ素直には頷けない部分があります。それをご支援いただいた方々に伝えないまま区切りを付けることは、達成しなかったことの比にならないくらいとんでもない無礼なことだと思い、ここで打ち明けることにしました。率直に言って、今回のクラウドファウンディングは早い段階で諦めてしまいました。もちろん、数ヶ月に渡って準備に時間などのコストを掛けている中、失敗前提ではじめる訳もありませんし、そんなプロジェクトがこの世にあるとも思えません。頭の中では「想像を超えるご支援をいただくという想像」を膨らませながら、スタートしました。しかし、クラファンに限らず、社会に求められるものには相応の反応があると思います。「成功するクラファンは最初の2週間で3分の1が集まる」というのはよく言われることらしいのですが、それはセオリーというより、「期待されるものは成功しやすい」という事実をただ数字に置き換えただけに過ぎないと思います。私自身が知人や友人に紹介したときの反応、SNSでの投稿の反応、プレスリリースの反応。さまざまな反応を見ていると、「今、これが社会で必要とされているとは思えない」と、私自身が思ってしまったことが、何よりもの失敗の理由です。ただ、マンガ(エンターテイメント)を通してカルチャーギャップを伝えることに、意義がないとはまったく思いません。もちろん、ご支援いただいた方々を含めて、「おもしろい」「価値がある」と応援してくださる声もありました。ただ、それを今、300万円という大金を集めてやるべきことなのか。そこに私自身が迷ってしまった、というのが実情です。だからといって、クラファンがなければまったく何もできないのかというと違います。もともとラフスケッチは自分で描いていたこともあり、あるイラストレーターの方から「勢いがあるいい絵なのだから、自分で描けばいい。その方がもっと良いものになる」と言っていただきました。大金を集めて、それで一斉に100個分描いて冊子にしなくとも、自分が見聞きした話をひとつひとつマンガにしてSNSなどで発信していくというやり方もある。自分でできることは、時間がかかってもいいので、小さくとも一歩ずつ。アプローチを模索していきたいと思います。改めて、このたびは力及ばず、誠に申し上げありませんでした。そして勝手ながら、今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。合同会社オトナキ 水嶋 もっと見る
ご支援ありがとうございます!プロジェクトについてPRTIMESでリリースしました
2022/11/18 15:52オトナキの水嶋です。今日で、プロジェクト開始から一週間が経ちました。まずはこれまでにご支援いただいたみなさま、心よりありがとうございます!以前からつながりのある友人たちや、またこのプロジェクトをきっかけに知ったという方もおり、とてもうれしいです。SNSでのシェアなどについても感謝。現在、目標金額の7%ということで、先が長い数字ですが、まだまだはじまったばかりというところで、すでにいただいたみなさんからの応援メッセージを心の支えにしてがんばりたいと思います。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000098778.html15日にPRTIMESさんの方でもプレスリリースを公開したので、こちらでもお知らせします。内容はクラウドファンディングの概要といったところなので、それほど目新しいことはないかもしれません。*いろんな方にこのプロジェクトのお話をしていると、やはり課題意識を共有している方に大きく反応していただけます。きっと、そういった人たちにどれだけ届くかなんだろうなと。直接のつながりでも、またSNSなどでも、「この人だったら関心を持つだろう」というお知り合いなどがおりましたら、ぜひぜひ本プロジェクトについてお伝えいただけるとうれしいです。あと39日!あと2,776,000円! もっと見る
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