はじめに・ご挨拶

はじめまして。群馬県安中市でラリーショップを経営しているichinose-engineering一ノ瀬和樹と申します。

縁あって安中市でラリーショップを立ち上げ4年目になります。前職は某自動車メーカーの開発をしておりました。

メーカーで車ができるまでの全てを見てきた経験とラリーメカニックに携わり20年以上になる経験を活かしお客様一人一人に合ったカーライフのご提案、メンテナンスの大切さなどをお伝えしたく起業いたしました。

10人いれば10通りの乗り方があり車もまた10通りの疲労をする。家の次に高い人間の能力をはるかに超えた魔法の乗り物それが車。高いにはちゃんと理由があり所有するからには責任がついて回る。安全かつ安心して乗っていただくために我々整備士がいると思っております。

そんな整備士が考える街おこしプロジェクトです。よろしくお願いいたします。




“ラリー”ってどんな競技?



「ラリー」をひと言で言うと、公道を封鎖した複数の競技区間=スペシャルステージ(SS)を1台ずつタイムアタックし、その合計タイムで勝敗を競うモータースポーツです。SSとSSの間は一般の道路を使用する「リエゾン」と呼ばれ、法定速度で一般車両と一緒に走行しつつ、あらかじめ決められた時間までに移動していきます。

全日本ラリー選手権は、国内におけるラリー競技の最高峰。基本的に土曜日と日曜日の2日間を使って行われ(一部金曜日も実施するラリーもあります)、約20カ所に及ぶSSを順番に走行します。ひとつのラリーにおけるSS総走行距離は50〜200km、ラリー全体での総走行距離は300kmから1000kmとラリーの規模によって様々です。この、開催地域によって環境や路面、設定された走行距離が異なるところも、ラリーならではの特徴です。

路面には未舗装路(グラベル)や舗装路(ターマック)、雪や氷の路面(アイス、スノー)などがあり、マシンセッティングやタイヤ選びも重要になります。特にグラベルやアイス、スノーといった場合はサーキットのように一定の路面ではなく、天候や前走車の走り方によって路面が刻一刻と変化していくため、ドライバーはそれらを的確に判断しながら最速タイムを目指します。

ラリーはサーキットのような周回路と違い異なる場所を走行します。競技中の安全を確保するためラリーでは「レッキ」と呼ばれる事前試走を各SS2回ずつ行って、コースの形状や特徴を示す「ペースノート」を作り、本番では助手席のコ・ドライバーが読み上げるペースノートを頼りにタイムアタックを行います。

なお、ラリーに出場するためには、ドライバー/コ・ドライバーともJAFの競技ライセンス(国内Bライセンス以上)が必要です。国際格式のラリーやWRCの場合は、参戦経験を積むことで取得できる国際Rライセンス以上が必要となります。



ラリーの流れはどんな感じ?



ラリーは基本的に、一般公道を使用して開催されます。そのため、様々な設備や場所などが、開催地周辺にラリー期間中だけ設置されます。ラリーの競技区間である「スペシャルステージ」は、スタートとフィニッシュはもちろん、途中の走行状況や緊急時の対応、競技中に関係者以外が入らないようにするオフィシャルと呼ばれる人員が配置され、ラリー期間中常に管理されています。ラリーカーの整備などを行う「サービスパーク」、大会事務局が置かれる「ヘッドクオーター」、車両を一時的に保管するための「パルクフェルメ」などは、開催地周辺の施設や駐車場などに設置されます。また、主催者やラリーに関係する企業、地元の飲食店などが集まる「ラリーパーク」が置かれるラリーもあります。地元自治体が実施する祭りなどと連携するなど、地域の協力を得ることでラリーは開催されているのです。スタート全日本ラリー選手権では、1台ごとの出走間隔は特別規則書に明記されない限り、1分ごととされています。特別なことがない限り、スタート合図を出されてから20秒以内にスタートできなければ、失格となる場合もあります。スペシャルステージ(SS)スペシャルステージ(SS)は全開のタイムアタック区間です。ドライバーたちが技量の限りを尽くして駆け抜ける様は迫力満点。ステージのタイムはスタート地点とフィニッシュ地点に設置された光電管で、10分の1秒まで計測されます。タイムコントロール(TC)ラリー競技ではSSの走行時間以外のあらゆる行動が選手ごとに分単位で指定されています。それをチェックするのが様々な場所に設置されたタイムコントロール(TC)です。選手はすべてのTCを必ず通過しなければなりません。サービスパーク車両の修復やセッティング変更を行う場所がサービスパークです。大きくダメージを受けた車両をみるみるうちに修復していく熟練メカニックの手際はまさに“プロの仕事”。基本的には見学可能ですが、勝負の場ですので、周囲には気をつけて。パルクフェルメ“マシンの整備等が禁止されている場所”ですが、ほとんどの場合は1日の競技終了後にラリーカーを保管しておく場所を意味します。また、競技進行の時間調整、車列調整のために設けられる場合もあります。この時間調整は“リグループ”と呼ばれています。リエゾンSSとSSをつなぐ区間はリエゾン(ロードセクション)と呼ばれ、ラリーカーは一般車と一緒に交通法規を守って移動しなければなりません。自分のクルマで観戦している場合には、ラリーカーとすれ違ったりすることも。一般道とはいえ競技中ですので応援にも気をつけましょう。ヘッドクオーターラリー競技全体を運営・管理する本部がヘッドクオーター(HQ)です。ラリー会場近隣のホテルや公共施設などに設置されることが多く、ギャラリーステージの受付や、報道関係者の仕事場であるメディアセンターや記者会見場、様々な通達やリザルトが掲示される場所でもあります。


ラリーを観戦するにはどうしたらいい?

ラリーはサーキットのような常設コースで開催されるわけではなく、ラリー期間中だけその地域で行われる興行のようなものです。そのため、観戦が可能かどうか、観戦できる場所はどこか、観戦料金はかかるのか、クルマで移動できるのか、公共交通機関で移動できるのかといった情報は、観戦者自身で探す必要があります。

こういった観戦に関する情報はすべて、ラリーの公式ホームページで、「観戦案内」や「ギャラリー情報」といったかたちで公開されています。

選手やマシンを間近で見られる場所は?

サーキットレースでは、レースの前にピットなどで選手と触れ合ったり、サインをもらったり記念撮影してもらえる時間や、マシンを近くで撮影することができる時間などが設けられています。それに対して、ラリーではスペシャルステージに関しては勝手に中に入ったりできないようになっていますが、マシンのメンテナンスやセッティング変更を行うサービスパークは基本的にオープンになっているラリーが数多くあります。

ラリーは、朝にサービスパークからスタートして午前のスペシャルステージを数回走行し、昼頃にサービスパークに戻ってラリーカーのメンテナンスやセッティング変更を行いつつ、午後のスペシャルステージを走行し、夕方にサービスパークに戻ってメンテナンスを行い1日が終了します。

このサービスパークにいる時間帯であれば、選手に声をかけたり、マシンを整備している様子を比較的自由に見ることが可能です。サービスパーク内は頻繁にラリーカーが移動しますので、小さなお子さんなどが勝手に移動しないように配慮したり、道は端を歩くようにするなど、安全に十分に注意し、ラリーの円滑な進行を妨げないようにしてください。なお、主催者がサービスパーク内の移動を制限しているラリーもあります。

レースなどと比べると自由でオープンな雰囲気があるのもラリーの魅力。お気に入りの選手などを見つけて、積極的に声をかけてみてください。


ラリーカーってどんなクルマ?


スペシャルステージで0.1秒を争う選手たちのラリーカーには、ターマック(舗装路)やグラベル(未舗装路)などあらゆる路面で速く走るためのチューニングはもちろん、ボディ補強や万が一の際の安全装備(消火器など)も施されています。

荒れた路面で全開走行を続けるマシンには大きな負担がかかります。高速で段差を乗り越えたり、時には石を踏んだりしてダメージを受けることも少なくありません。そのため、強靭なサスペンションのほか、エンジンやトランスミッションなどを守るアンダーガード、そして乗員を守るためのロールケージや多点式シートベルトなどが装備されています。

ターマックとグラベルの両方に参戦する選手は、1台で転用する場合、車高やサスペンション、ブレーキなどの交換が必要です。選手権を追っている選手の場合、専用マシンを使い分けることもあります。




コクピット

コクピットは、ドア内張の素材置換、遮音材やリヤシートなど不要な部分の排除が可能です。コ・ドライバー側にはラリーの進行をサポートする時計やトリップメーターを装備。最近ではその機能を備えたスマートフォンやタブレットなどを使用する選手も増えています。軽量ステアリングへの交換のほか、ダッシュボードには防眩加工など、ラリーカーならではの装備も。

エンジン

エンジンの改造は規則により厳しく制限され、エンジンを制御するコンピュータについてはノーマル置き換えタイプであれば交換可能であったり、交換禁止なクラスもあります。WRX STIやランサーエボリューションなどのターボ車両は、FIA規則と同様にパワーを制限するための吸気リストリクターの装着が義務づけられています。またラリーは公道を走るため、マフラーの音量規制などもあります。

ブレーキ

グラベルラリーとターマックラリーで、タイヤとホイールのサイズが変更になるので、ブレーキローターやキャリパーのサイズも変わります。左足ブレーキや激しいブレーキングにより、ローターが真っ赤に焼ける様子が見られることもあります。

サスペンション

サスペンションについては、ダンパーやスプリングなどをある程度自由に選択できます。ターマックとグラベルでは、車高や必要なスペックの違いなどから、まったく別のセットを使用しています。もちろんストリート向けの車高調ではなく、競技向けの強靭な製品が使用されています。

ロールケージ

アクシデントからクルーの安全を守るため、すべてのラリーカーにはロールケージの装着が義務づけられています。横転などの際にもキャビン部分にダメージを受けないようFIAまたはJAFの厳格な規定に従って作られたもので、室内に張り巡らされた鋼管の総延長は数10mにも及びます。

タイヤ&ホイール

タイヤは、グラベルラリーでは溝が刻まれたラリー専用タイヤが、ターマックラリーでは雨に対応すべく縦溝が刻まれた市販スポーツラジアルタイヤが使用されます。ホイールはクラスごとに使用可能な最大サイズが定められています。

駆動系

過酷な条件下で使用されるラリーカーの駆動系には大きな負担がかかります。そのため強化クラッチや軽量フライホイールへの交換も可能となります。ケースの改造なしに装着できるLSDやクロスミッションも利用できます。RR車両は、シーケンシャルミッションを装着しています。

安全装備

すべてのラリーカーには、アクシデントに対応できるよう、三角停止板や消火器などを搭載することが義務づけられています。救急救命講習などが、ラリーの開催前に行われることもあります。

スペアタイヤ

路面の状況が一定ではないため、走行中にパンクしてしまうこともあります。そのため、ラリーカーには基本的に2本のスペアが積まれています。サービス時間以外はクルー自ら交換を行います。


このプロジェクトで実現したいこと

まずラリーの魅力をお伝えする為に必要な競技車両を制作したいと考えます。

ベース車両選定から始まりPRに最適な外観デザイン制作とやる事は多岐に渡りますが、どう言う風に競技車両が出来上がっていくのかも魅力の一つと考え出来るだけ詳しくわかりやすくお伝えしていきたいと思います。弊社はラリー入門イベントTGRラリーチャレンジのサポートショップであり新しくラリーをはじめたい方とか興味があるけど入り口がわからないと言う方を受け入れる窓口となっております。

TGRラリーチャレンジサポートショップ

出来上がった車両でラリー誘致活動PRしていくにあたり興味がある方々に実際TGRラリーチャレンジに参加してラリーを体験してもらったり全日本ラリー選手権に参加して安中市の魅力を

伝える活動をして行きます。また安中市のイベントに車両出展して理解を深めてもらい安中市の方々にラリーを身近に感じてもらう活動にも努めてまいります。

近年ラリー 人気が高まっていてラリー会場にはたくさんのギャラリーの方が全国から集まってきます。

ラリーホストタウンになった地域は経済効果があると報告を受けております。

ラリー誘致となったら安中市に人が集まり経済効果がうまれて今以上に地域活性して行く事が予想されます。

安中市=ラリーの街の実現を目指します!!


私たちの地域のご紹介

車好きな観点から見てしまいますが、なんと言っても走り屋系の某アニメで有名な碓氷峠や眼鏡橋、峠の釜飯屋でしょうか。眼鏡橋付近でギャラリー入れてラリー車両で全開で走って貰うと言う夢を持っていたりもします。老舗のお醤油屋さんをはじめ古くから続くお店が沢山あります。SLが稀に走る事で有名です。安中市にきて4年。まだ安中市をよくわかっていないのでこのプロジェクトと共に安中市を知って行こうと思います。


プロジェクトを立ち上げた背景

縁あってIターンで来た安中市。

安中市はお祭り行事が少ないと実感しもっと盛り上げたいと思ったのが始まりです。

市の方とも交流があり一度ラリーにご招待したのですが大興奮して安中市でもやれたら面白そうと言ってくれたのが後押しとなりました。

そのラリーは観客数が多く凄い経済効果があったと市の方も情報を得ているのでやりたいけどやり方が分からないと相談を受けた経緯があります。


資金の使い道

ベース車両購入費用

1500000円

ラリー車両制作費用

1000000円

今後のラリー車両メンテナンス費用

1000000円

広報、PR費用

650000円

CAMPFIRE手数料 

17% 850000円


最後に

モータースポーツは団体競技です。

人間の能力をはるかに超えたクルマと言うアイテムに触れると、人ひとりの限界を感じ、考えると言うチカラを身につけ、助け合いの心を持ち、仲間を学ぶことができると思いやってきました。

今まさに皆様のご支援が必要です。

1994年頃よりラリーと言うモータースポーツに携わりこれまでで培って来た技術をふんだんに取り入れた誘致PR用の競技車両を作ります。

安中市の魅力を十二分に伝え発信していきラリーが開催できるよう尽力してまいります。

一緒にモータースポーツ界を盛り上げていきましょう‼︎

応援よろしくお願いします。 


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/01/19 09:33

    目標金額には程遠い結果となりそうですが、多方面のご協力によりこのプロジェクトは前に進みそうです。これからも諦めず尽力してまいりますので応援よろしくお願いします。

  • 2022/12/08 10:40

    ラリーを盛り上げて行きたい。ラリーやってみたい人増やしたい。安中市を活性化させたい。そんな思いに共感していただいた方が自身所有のヤリスを使って協力したいとお話をいただきました。大変ありがたいお話です。この車両を踏まえてプロジェクト成功目指して引き続き尽力して参ります。応援支援のほどよろしくお願...

  • 2022/11/26 16:40

    のどかな田舎道にラリー車両が走るだけで一瞬にして非日常的な空間になる事がお分かりいただけると思います。皆様のご支援お待ちしております。支援者が増えていけばリターンも内容濃くなっていきます。ご協力お願いいたします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください