60年代ジャズ喫茶が若者文化をリードしていたように、70年代に入るとロックの流行に合わせてロック喫茶が登場してきました。私の経営するアルカディアはやや遅れて1978年に開店したロックカフェ。それでも今年で40年になります。アルカディアをやりながら感じたこと、考えたことなどを本にしてみたいと思います。

プロジェクト本文

ロック喫茶~ロックバー(ロックカフェという言い方に統一します)は、ライブ・ハウスとは違います。店のイベントとしてライブをやる場合があるとしても、あくまでも日常の中に音楽があるというスタンスです。その意味では名曲喫茶からジャズ喫茶の流れの延長上にある(レコード演奏を楽しむ)と言えるでしょう。本の中にもこのようなことを書いています。

ロックカフェについての類書が殆ど見当たらない状況で、このような本を出版することに意味があると考えています。

 ロックカフェ経営を自分の人生にするという決断は二十歳頃にはしていました。それ自体はリスキーな選択だし、人に勧められるものでもありませんが、人生上の選択として(しないことも含めて)誰にでもあることだと思います。そうした選択のケーススタディとして読んで頂けたらと考えます。

 ロックは思いの他幅広い領域を持っています。音楽性のみならず、70年代前半の文学・詩・演劇・映画・美術・漫画などロック・カルチャー(いまならサブカル)全般が光を放っていました。私の店でもフォークやフリージャズのライブ、演劇や映画の上映会やインスタレーションの美術展示、そして80年代からは、詩の朗読会(ポエトリー・リーディング)を行ってきました。私自身がそのような企画を積極的に受け入れたいと思っていたのです。

 アルカディアがどのようなロックを好んでセレクションしてきたかは本の中では一章をさいてジャケット写真とともに紹介したいと思います。音的にはナチュラルなものが好きだし、器楽演奏主体のものよりは歌のあるものが好きです。

 具体的にはスワンプロックやブリティッシュトラッドのようなルーツロック、人のたたずまいが感じられるSSW(シンガーソングライター)が中心です。ロック好きの方も含めて、一般的に決して気難しい音楽ではなく、楽しんでもらえると思います。多くの方に紹介したいものばかりです。

 アルカディアは当初から今に至るまで、基本的にアナログのLPレコードをかけています。特に音源にこだわるつもりはなかったのですが、私の好きな70年代の上記ロックがしばらくCD化もされず、ネット上にも存在しなかったこともあって、またジャケットの大きさが好きなこともあってLPをかけ続けてきた訳です。特にルーツロックやSSWはアナログ盤を再生した方が断然音がいいと思います。音がいいとは音響学的なことではなく良い音がする、音楽性を良く表現しているという意味です。

 

目標額に満たない場合でも、本は必ず出版します。2018年11月の出版を目指しています。

 

アルカディア

住所:東京都八王子市千人町3-18-9

   JR西八王子駅 北口 徒歩5分

電話番号:042-665-4905

ブログ:http://blog.goo.ne.jp/cafe-arcadia

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    アルカディア通信番外編#3

    2018/03/15 19:59

    こんばんは。 アルカディアでは、90年代に詩の朗読会を行っていました。 そのことについての記述が多くなりそうです。   また、レコード100選も載せるつもりです。 今、アルカディアではTONY KOSINECのアルバム、『BAD gIRL SONgS』が流れています。 このレコードも100選の...

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    アルカディア通信番外編#2

    2018/02/18 21:51

    みなさんこんにちは、高木純です。   アルカディアスタッフに勧められて、Facebookを始めました。クラウドファンディングの期間限定ですが、お店の様子やお気に入りのレコードについて投稿していくつもりです。良かったらみなさんチェックしてみてくださいね!   さて、当店では90年代、重要...

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    アルカディア通信番外編#1『鋭意執筆中です!』

    2018/02/13 18:54

    みなさんはじめまして、高木純です。 たくさんの御支援、有難うございます。 去年暮れから始めた本の執筆も、中盤に差し掛かっています。 書きながら、いろいろな気づきもあり、楽しく苦しんでおります。 著名女流漫画家が、表紙を引き受けてくれました。お楽しみに…!   ps みなさんにお願...

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