目次

・プロフィール
・ダイビングで知った海の現実
・これまでの活動報告
・水中ゴミ袋をSDGsの取組みの一環に
・ノンダイバーのモニター様からの声
・最後に
・資金の使い道
・応援メッセージ
・スケジュール

水縹(みはなだ)

水縹とは万葉集にも登場する日本の伝統色の名称で、今でいう水色のことです。
水の色は環境によって見える色がさまざまです。水縹と呼ばれていた頃のきれいな海にと願い、水縹を象徴としたブランドを立ち上げました。

沖縄の海底から回収した海ゴミ

はじめまして水縹(みはなだ)代表の狩野満里です。約 250 本のレジャーダイバーです。スキューバダイビングにより美しい海での非日常を楽しんでいました。ところがダイビングを重ねるうちに気づくのは、海の綺麗さだけではありません。洞窟の天井に張り付いたペットボトル、サンゴなどに絡まった釣り糸などです。でもそのゴミに気づいて回収するレジャーダイバーの姿をほとんど見かけませんでした。そこでいつでも携帯でき、海に優しい水中ゴミ袋を身に着けることが習慣になれば、ゴミへの意識が向いて海のゴミを減らせるのではないかと考えました。

一人ひとりの小さな行動の積み重ねが海の生き物を守ることにつながっていくのではないでしょうか。

海の美しさも海の小さな変化も誰よりも知っているダイバーだからこそ、自然に還る素材でできた水中ゴミ袋(サステナブルポーチ)を作りたいと強く思いました。

沖縄の青い海の底にはこんなにゴミが・・・

※上の画像をクリックすると、画像提供いただいたDr.Blue様のInstagramへ飛びます。
沖縄の海底にあるたくさんのゴミの動画を見ることができます。

うつぼ海の底で釣り糸に絡まっているウツボ

2022年9月 静岡県の海底での衝撃的な写真です。人知れず私たち人間の出したゴミにより、もがき苦しんでいる海の生き物がいることを忘れてはいけないと強く思いました。

※ウツボは人間にとって危険な生き物のため、時間をかけて警戒心が落ち着いたところで左右前後すべての釣り糸を切って解放してあげることができたそうです。

今まで検討した素材

以上のことから麻(ジュート)と PLA不織布(植物由来ポリ乳酸不織布)を候補に挙げ試作品を作り確認しました。

植物由来ポリ乳酸不織布を使ってテストマーケティング

試作品1回目のご意見

・紐が長すぎてサンゴや岩にひっかかる
・巾着の形にするため紐をぐるぐる巻くのは手間がかかる
・サイドポケットにしてはどうかなど

試作品2回目のご意見

・ルアーの針がジュート生地に入り込むと釣り針を取りにくい
・内ポケットをつけてはどうかなど

※ご意見は、大瀬崎で活動をしている大学ダイビングサークルの皆様、ダイビングショップ様、沖縄のダイビングショップ様からいただきました。

毎月のようにテストマーケティング2022年(令和4年)沖縄タイムス8月31日に掲載された記事の一部

川での活動

水縹は、埼玉県が実施している「SAITAMAリバーサポーターズ」(「川の力」を通じて、スポーツ、カルチャー、イベント、社会活動等行うことにより県民・団体・企業が一体となって SDGs の実現を目指しています)の企業サポーターとして、川の清掃活動に参加しています。

サステナブルポーチ(水中ゴミ袋)は両サイドの金具をベルト通しにかけることで両手が使え、岩を上るときも茂みに手を伸ばすときも便利な仕様となっています。

今後、「アクティビティ×川の清掃活動」にも参加していく予定です。

2022年9月 埼玉県長瀞での川の清掃活動

サステナブルポーチのこだわり
こんな経験ありませんか
サステナブルポーチがお悩み解決のお手伝い!!

最後までお読みくださいましてありがとうございます。

海洋ゴミの問題となっているマイクロプラスチックは、私たちの生活に溶け込んでいるプラスチックや合成繊維です。とても便利なものですし、私たちの生活を豊かにしてきました。最後の処分をするときにうまくできていなくて、ポイ捨てや風で飛ばされた街のゴミが川へ、やがて海へと流れつきます。
海の中(水中)へ流れ着いたゴミはダイバーが、海へ流れる前は私たち一人ひとりが、ゴミを見つけたら拾うことが習慣になっていけば海の環境も改善されていくのではないでしょうか。このサステナブルポーチ(水中ゴミ袋)を持つことで、ゴミへと意識が向かうきっかけになってくれればと願っています。

ダイバーの皆さん!水中ゴミ拾いは楽しいです。海と同化したゴミは宝探しゲームのような感覚です。

ノンダイバーの皆さん!ビーチまで行かなくても、自分の身の回りの小さなエリアのゴミを拾うことが、結果的に海のゴミの解決につながります。

できることから、少しずつ!!

支援者の皆様からご支援いただきました資金は、次の用途で大切に活用させていただきます。

・サステナブルポーチの製作費、支援者様への配送費用 

・サステナブルポーチ以外のリターン費用、支援者様への配送費用

・クラウドファンディング手数料 (ご支援額の9%+税)

水中ゴミ拾い専門店Dr.blueの東真七水です。
職業柄ダイビングの時は常に“水中ゴミ袋”を携帯します。
以前から満里さんの試作品を実際に使わせて頂き、メッセージやお電話でやり取りしながらより良い水中ゴミ袋になればと、微力ながら私もご協力させていただいていました。
そんなやり取りの中で満里さんがこの水中ゴミ袋を「海のために、とにかく海に優しい素材に拘って作りたい」という熱い思いで取り組んでいることが伝わり、人としても満里さんを応援したくなりました。
改良の中で使いやすさをより追求し、水中ゴミを分別して回収できる内ポケットの仕様など、今までにない水中ゴミ袋となっています。
海に優しいのはもちろん、利便性も高い水中袋です。
このプロジェクトを通して一人でも多くのダイバーが水中ゴミ袋を持ってみよう!と思ってもらえると嬉しいです。
沖縄よりプロジェクトの成功を祈っております。

東真七水


「海の中のゴミってね、見ようとしないと見えないの」
そう熱を込めて話す満里さん。
 初めて出会ったのは大学の同窓生の集いだった。 明るい笑顔とハキハキとした話し方。人を惹きつけるオーラがあった。
 満里さんは夫が大好きだ。
「嫌なことがあっても、夫にぎゅってしてもらえると元気が出ちゃう」
 にこにこと話す様子に、思わず「かわいい!」と思ってしまう。
そんな満里さんがたった一人で始めた水中ゴミ袋作り。 ぐうぜん気がついたゴミを見過ごさなかった、まっすぐな気持ちを応援したい。
海はすべての生き物のふるさとだから。

あつこ(61)明るい弱虫ライター 
noteで応援文を書いています。
たった一人で始める水中ゴミ袋(サステナブルポーチ)作り


2022年10月   サステナブルポーチ製作開始
2022年12月 プロジェクト開始
2023年  1月 プロジェクト終了
2023年  2月 先着購入順により発送開始

  • 2023/12/12 17:30

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2023/10/27 08:00

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2023/04/29 12:23

    ゴールデンウィーク初日、皆さまいかがお過ごしでしょうか。私は4月初旬からの帯状疱疹の痛みが未だ薬でコントロールできず、ピリピリヒリヒリと戦っています。さて、本日クラウドファンディングの記事をもとにocean+α(持続可能な海を共創するダイビングと海の総合サイト)というサイトで「海に優しいダイバ...

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