プロジェクト概要

皆さんは年間約7000頭の馬が殺処分されているという現実をご存知でしょうか。

現在はまだメジャーではない乗馬というスポーツの競技人口が増えれば助けられる命があるのではないか。

その第一歩としてまずはデザイン性に特化した乗馬用品を通して乗馬人口増加に向けてのプロジェクトを開始いたします。

はじめに

初めまして。私は馬を愛してやまない23歳です。

小学5年生から10年間乗馬を本格的に習っていたのですが20歳の時に引退してしまいました。現在は上京し4ヶ月に一度は栃木県で飼育されている、以前北海道で飼っていた愛馬に会いに行っています。

2022年10月18日に栃木県宇都宮市の乗馬クラブにて撮影した写真です。

プロジェクト参加した理由

私は福岡県で乗馬を習っていたのですが、高校卒業後は北海道に移住し競走馬育成牧場に勤務していました。

そこには100頭以上の現役競走馬や繁殖牝馬、乗用馬が飼育されていたのですが従業員はたったの8人のみでした。

現役競走馬や繁殖牝馬とは異なり、乗用馬は手がかかる割にはお金にならないので私が勤務する前までは誰も手をつけることができず放置されており、厩舎もろくに与えられず氷点下にも関わらず屋外で飼われていました。

その結果、体調を壊してしまい亡くなってしまう馬を沢山看取って来ました。

日本で生産されるサラブレットは年間約7000頭と言われております。(JRA公式ウェブサイト参照)

その中で殺処分されている馬もまた年間約7000頭。(朝日新聞記事参照)

これがどういう意味かお分かりでしょうか。競走馬として生産された馬の99%が殺処分されているという事です。

競走馬のみで約7000頭なので、全ての馬を含めるとそれ以上という事になります。

例えば殺処分をされていなくても、沖縄県の天然記念物である宮古馬はとても劣悪な環境下で飼養されています。

天然記念物という貴重な存在にも関わらず、なぜそういった状況になるのか。

それは、馬を飼育するにあたってのコストが大幅にかかる事や人手不足が原因の一つだと考えております。

餌を十分に与えられずやせ細った母仔馬(@SPA!宮古馬取材班 提供)

不潔な厩舎で衰弱し、立つことができなくなった宮古馬。
4年以上つながれ続け、死んでいったという。(@SPA!宮古馬取材班 提供)


競走馬として生産された馬は生まれた瞬間に歩むべき道が人間のエゴによって定められています。

そして、競走馬を引退した馬に残された選択肢は乗用馬、種馬、繁殖牝馬、殺処分。この4つが代表的です。

しかし、競走馬時代に輝かしい成績を納めている事や健康な体である事が種馬や繁殖牝馬になる条件です。

従ってほとんどの馬は乗用馬か殺処分という選択を余儀なくされます。

最初に記述した通り、乗用馬を引き受けるのは金銭的なリスクが大きい為乗用馬として生き残れる馬も一握りです。

そこで日本の乗馬人口が増加し、乗用馬の需要が増えれば殺処分を余儀なくされる馬を救えるのではないかと考えました。

本当はこのような行き場のない馬を保護する乗馬クラブを立ち上げたいところではありますが、それには莫大な費用と実際に保護している馬に乗ってくださる方が必要です。

そこで、まずは乗馬に興味を持っていただく為に海外から素敵な乗馬用品を仕入れ、乗馬に携わっている方はもちろんですが乗馬に触れた事がない方へ発信する事で乗馬の魅力をお伝えする事で乗馬人口が増えるのではないかと考えております。

プロジェクトの内容

このプロジェクトの最終的な目標は殺処分されている馬を救う事です。

最後まで責任を持って飼育するにはこのプロジェクトをビジネスとして成功させ、安定した資金を得る必要があります。

ここからはビジネスとしての乗馬用品販売についてお話しさせていただきます。

乗馬の競技人口は平成22年時点で約7〜8万人と言われておりますが、その約7割は女性が占めています。(公益社団法人 日本馬事協会公式ウェブサイト参照)

ファッションに気を使うのも女性が多いので競技会で乗馬用品を販売する仕事の手伝いをした時もお客様のほとんどが女性で、出店して3時間で50点程の商品が全て完売しました。

一見、「乗馬用品って需要あるの?」と思われがちですが、国内で乗馬用品を取り扱っている企業が少ないので競争率が低く、消耗品なので頻繁に買い換えるお客様も多数いらっしゃいます。

しかし、国内で販売されている乗馬用品は種類も少ない上デザイン性よりも機能性を重視した商品が多いので、海外ブランドの乗馬用品を購入したくても輸入するしかありません。

海外と取引するのは関税や送料など様々な不安要素があるので手が出しにくい状況にあります。

そこで、私が代理店として輸入販売する事で現在乗馬をしている方や乗馬未経験の方も気軽に海外の乗馬用品が手に入る環境ができ、より乗馬を始めやすくなるのではないかと考え先日BASEにて乗馬用品専門のECサイトを立ち上げました。

現在はドイツの企業様から少数の乗馬用品を輸入し、実際にBASEにて販売しております。

しかし一つ一つの商品が高額な為、様々な方にご着用して頂ける程の在庫は確保できておりません。

実際に海外の乗馬用品を取り扱う企業様から卸売業者になる許可は得ているのですが、初回AUD$3000以上の購入を条件とされました。

AUD$3000は日本円に直すと約30万円ですので、やはり初期費用が大幅に必要とされます。

そこでこのプロジェクトで支援して頂いた資金を在庫確保、宣伝広告料などに活用したく思っております。

ECサイトURL:https://lovehorse.base.shop

 プロジェクト達成後の流れと目標

目標達成後、直ちに海外から商品を仕入れて私のECサイトに商品を掲載していきます。

すでに様々な海外の乗馬用品を取り扱う企業様から販売許可を得ておりますのでプロジェクト達成後はスムーズに商品を仕入れる事ができます。 

流れといたしましては、プロジェクト達成後直ちに海外のオンラインショップサイトから乗馬用品を購入し、私のECサイトに商品を掲載していきます。

主にヨーロッパやオーストラリアから商品を仕入れますので2週間から1ヶ月後に実際に私の手元に商品が届いた後、検品をして迅速にお客様に発送いたします。

また、発送時にサンキューレターを同封して公式LINEやInstagramの宣伝をし、限定クーポンを発行するなどしてリピートに繋げます。

サンキューカード表面

サンキューカード裏面

また、一定金額以上購入のお客様にオリジナルTシャツをプレゼントし、競技会や練習時にご着用していただく事で知名度を向上させていきます。

その他の活動といたしましては関東には多数の乗馬クラブがあるのでアポイントメントを取り、実際に商品を持って乗馬クラブにご挨拶し、お客様を確保していく予定です。

現在はBASEのみの出店ですが将来的には会社を設立し、会社設立後は自社ブランドを立ち上げ、自らデザインした商品を通して乗馬の魅力を発信していきたいと考えております。

乗馬用品メーカーは海外のブランドが9割を占めているので、国内では珍しい自社ブランドを立ち上げる事によって乗馬をより身近に感じていただきたいと思っております。

会社の利益を最初にお話させて頂いた、殺処分を余儀なくされる馬を乗用馬として保護できる環境の資金として運用していく事が最終的な目標です。

資金の使い道

こちらのプロジェクトで支援して頂いた資金は乗馬用品の在庫確保や宣伝広告料に使用させて頂きます。

〈乗馬用品の国内販売価格相場〉

・キュロット 15000円〜50000円

・ジャケット 20000円〜70000円

・ブーツ(本革) 50000円〜150000円

〈乗馬用品の海外販売価格相場〉

・キュロット 5000円〜35000円

・ジャケット 10000円〜50000円

・ブーツ(本革) 35000円〜100000円

上記の通り、販売価格が高額なので仕入れ費用が大幅に必要ですが、関税などを支払ったとしても海外から直輸入する事によって国内で仕入れるよりもコストを抑える事ができ、利益を出す事が可能です。

現在、Instagramにて多くの商品リクエストを頂いておりますのでプロジェクト達成後は迅速に商品を仕入れたいと思っております。

その利益を元にさらに多種多様な乗馬用品を仕入れ、国内でもトップクラスの乗馬用品専門店を目指していきます。

最後に

最後までお読み頂きありがとうございました。

まだまだ聞き馴染みの無いスポーツの乗馬ですがより多くの方に魅力を伝えたい、助けを求めている馬を救いたい、そんな思いでこのプロジェクトに参加いたしました。

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/11/21 18:00

    こんにちは。注文していた乗馬用品が無事到着いたしました‼︎11月2日に商品を注文し、11月4日にドイツから日本へ発送されて11月20日に商品が到着いたしましたのでおよそ3週間前後でお客様の元へ商品をお届けできる予定です。こちらはドイツの人気乗馬用品メーカーであるSPOOKSの商品です⭐︎王冠の...

  • 2022/11/20 17:00

    こんにちは。文章中でもお伝えしていた購入者様へのサンキューレターが完成いたしました!現代のEC業界では、購入していただいたお客様にリピートしていただく為にSNSでの発信が重要だと思います。しかし、サンキューレターの裏面に公式LINEとInstagramのQRコードを添付しておりますが、手間がか...

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