24日(火)RSK山陽放送様の「ライブ5時 いまドキッ」にて、本プロジェクトの取り組みを取材していただきました!



【50%突破!目標達成まであと50万円!】

12月末よりスタートしたこのプロジェクトですが、1月18日のちょうど折り返し地点で、目標金額の50%まで到達することができました!

ご支援いただいた皆様へ社員一同心より御礼申し上げます。

残り約一か月、目標の100万円をめざして走りぬきたいと思いますので、引き続きどうぞご支援の程よろしくお願い致します!



【キャンプバッグSオレンジを追加しました!】

当初限定数10個でリターン商品としてスタートしておりました「キャンプバッグ Sサイズ(オレンジ) 」ですが、ご好評いただいており既に10個のお申込み数に達しましたので、製造の調整をして、なんとか10個新たに追加いたしました。



ご挨拶

はじめまして。

私は岡山県倉敷市で大正14年に創業して主に官公庁向けの制服の製造・販売を行う大和被服株式会社の畑利昌と申します。


私たちの分野は主に国内縫製と呼ばれる分野で、この岡山県でも昭和の時代では一大産業として栄えました。

しかし、平成の時代に入りグローバル化が進む中で、国内縫製の仕事は企業の海外進出と伴に安価な海外工場での製造へと置き換えられて参りました。また、時代背景により官公庁や一般企業も制服の廃止が進む中、我々の業界は窮地に立たされています。

そんな中、SDGsを社業に取り入れ従来までの制服を製造販売して終わりとするのではなく、古くなり廃棄される消防服などの制服を回収して、新たな価値をもった商品(キャンプ道具など)を生み出すことに、本クラウドファンディングを通じてチャレンジして、国内縫製産業における職人の技術を守り・受け継ぎ次世代の職人の育成にチャレンジしていきたいと考えました。

皆様の応援が私たち、国内の縫製分野の復活、そして服づくりに携わる職人の未来を創る一歩となります。ぜひともご協力のほどよろしくお願いいたします。


このプロジェクトで実現したいこと

世界的にSGDsの展開の中で資源の再利用が進む中で、私たちの取り扱う消防服もこれまでは回収後に廃棄されていました。

しかし、災害や火災などで消防士の命を守る消防服の素材は難燃性に優れた特性を持ちます。

岡山市消防局の消防服


そこで、各自治体の消防署さんと一緒に、消防服が新たな価値を持った商品へと生まれ変わるこのプロジェクトを推進することで、縫製技術の海外移転が進み、国内縫製職人が減少する中での国内縫製職人の確保と育成課題の解決、そして資源の再利用によって、皆様の生活が、そして地球全体が少しでも豊かになることを目指しています。

もちろんすべての製品は、日本の私たちの職人一人一人が手作りにて心を込めてお作り致します。




このプロジェクトを立ち上げたきっかけ

私たち官公庁制服の納入業者として、製造して納品したら完了といった従来からのサイクルに責任を感じ、2021年4月より社内にてSDGs推進するためのチームを作り、廃棄ユニホームや、製造過程で出る廃材の再活用について見本づくりを進めてきました。そんな中、岡山市消防局から廃棄される防火衣が500着以上ある現状を聞き、弊社にてそれを再活用して商品を製造することに取り組みました。

そこでまず社内コンペにて20を超えるアイデアから、地域の防災を守る消防士の方々が着用している制服(防火衣)が、リサイクルされ子供を守る製品へ変わる意義深さと、使用されている生地の特性(難燃素材)を最大限活かせる点から「防災頭巾」が採用されました。

そして完成した「防災頭巾」は岡山市消防局と相談を行い、地域の防災意識向上と廃棄ユニホームの再活用への取り組みを発信することこそが、持続可能な取り組みに繋がると、令和3年9月1日に、大元小学校の特別支援学級へ寄附をさせていただきました。

寄附の様子

多くのメディア関係者様に取り上げていただきました

そしてこのプロジェクトをきっかけにして消防服の特性を活かした商品作りで将来、「ユニホーム製造」→「納品」→「着用」→「廃棄ユニホーム回収」→「再活用製品の製造」のサイクルを、業界へ浸透させ産業化することで、持続可能な取り組みモデルの実現を目指しています。


消防服のリサイクルを通じたブランド Retur bull(リターブル)とは

消防服の耐水性や難燃性など丈夫な生地の特性を活かすことで、コロナウィルス感染症の影響によりキャンプやグランピングなどアウトドアが注目される中、ユーザーにとってより実用的かつ本ブランドを使うことでSDGsに貢献できる循環システムを構築する事で社会に貢献できる仕組みを考えました。

ブランド名のRetur bullにはこんな想いが込められています。

Return(リターン)=消防士の命を守る服として必ず戻ってきて欲しいという願い
Reborn(リボーン)=命を懸けて市民の暮らしを守った消防士の消防服が再び生まれ変わる
利他(リタ)=私たちの心には「自分だけがよければいい」と考える利己の心と、「自分を犠牲にしても他の人を助けよう」とする利他の心があります。まさに消防士の皆様は自分を犠牲にして日夜現場で活躍しています。

そんな意味合いから本ブランドの【Retur bull(リターブル)】は誕生しました。


クラウドファンディング資金の使い道

消防服などの素材を活かした製品を販売するECサイトの開発

前述したブランド名のRetur bull(リターブル)というサイト名でサイトの開発を行います。本サイトは消防服などのリサイクル生地から生み出される商品の販売を行います。またそれと同時にその売上の一部を消防関係のイベントの協賛や災害孤児への寄付などに充てる仕組みとなったECサイトです。また、現在では多くの消防局で人材の採用に関するお悩みを聞く機会があります。そんな中本サイトでは消防イベントの情報発信や各消防局の取り組みなどの情報も発信していきたいと考えています。


【100万円達成した場合の資金の内訳】

▶サイト制作費の一部:約53万円
▶リターン制作費・送料:約30万円
▶手数料:約17万円(キャンプファイヤー手数料17%)


リターンについて

皆様への感謝の気持ちとして、以下のリターンをご用意させていただきました。
また、支援者の皆様のお名前をサイトに応援者一覧として掲載する予定です。
(サイトへのお名前掲載が不可の方は、その旨を支援時に備考欄にてお知らせください。)


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。 

※消防服を再利用しているため、一部汚れやシミが付着している場合があります。

※各商品の発送は2023年6月を予定しております。


スケジュール

2023年2月 クラウドファンディング終了

2023年3月上旬 リターン製造開始

2023年6月 リターン発送


今後の展望とビジョン

このクラウドファンディングで応援頂いた資金を基に来年5月を目途にECサイト開発を目指します。

それと同時にサイトに掲載できる商品も現在の多くのアイデア中から可能な限り開発を進めていきたいと考えています。

そこで応援者の皆様には応援コメント欄で「こんな商品が欲しい!」、「消防服でこんなのつくってほしい!」というアイデアを広く頂き、今後の商品開発の参考にさせて頂ければと存じます。


  • 2023/05/24 09:15

    平素より、弊社の取り組みに対してご理解とご協力を賜りまして、誠にありがとうございます。昨年末からチャレンジをさせていただいたクラウドファンディングも、皆さまのご支援のおかげで目標を達成いたしました。5月22日(月)に、支援者の皆さまへ返礼品をお送りさせていただいております。 今後7〜8月を目処...

  • 2023/05/12 17:52

    この度、returbullのTwitter、Instagram、Facebookを開設しました。Twitter:@returbullInstagram:@returbullFB:@returbullこれから各種SNSにて、プロダクトの紹介や縫製の魅力等発信をしていきますので、是非フォローをよろ...

  • 2023/02/16 14:15

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください