愛馬2頭が2年前に当時預けていた牧場の火事に巻き込まれ、大きな怪我を負ってしまいました。

当時預けていた牧場にて2020年6月30日未明に火災が発生しました。それは厩舎4棟を全焼させるほどの大きな火事で、こちらに連絡が入った早朝4時の時点では、私の馬たちの生死も絶望的な状況でした。

急いで現場に向かい、自分の馬の厩舎に向かっている途中には、内臓が飛び出している馬や焼け死んでいる馬などもいて、惨憺たる状況でした。それらを横目に、私は絶望しながら自分の馬の元に走りました。

私の馬たちは幸いながら、2頭とも生きていました。しかしながら、片方は足に大怪我を負い、もう片方は煙で喉が焼け、急死に一生という体でした。

でも、どちらも生きててくれた。そのことが本当に嬉しかったのを覚えています。

本プロジェクトにチャレンジした理由

火事から2年以上経過した現在も馬たちの治療は続いています。馬たちの治療費もかなりの金額ですし、その馬たちのためのクラブ設立にも紆余曲折あり、大きなお金を失ってしまいました。

このままでは、この馬たちとの出会いをきっかけに始まった当クラブであるのに、その馬たちを手放さなければならない事態になりかねない状況にまで追い込まれています。

最終的にはその馬たちと一緒に競技会に出て、皆様にも乗って楽しんでいただくことを目標として、本プロジェクトの成功を土台に、皆様のご支援と応援を糧にさせてき、クラブ運営を健全化し、引き続き馬たちの治療を行うために、今回チャレンジすることを決めました。

現在は、来年の全日本馬場馬術大会の権利獲得に向けて練習中です。ぜひ応援お願いいたします。

今後の治療内容について

【治療】
・定期的な痛み止め治療(1〜2ヶ月に1回)
・獣医による往診、治療(毎月)
・薬の塗布(毎日)
・マッサージ(毎日)
・軟骨再生治療(年に1回)
・栄養剤の摂取(不定期)

【リハビリ】
・断裂した筋肉周辺の筋トレ
・パフォーマンス向上のためのトレーニング
・大会参加へ向けてのトレーニング
など、状況を確認しながら、徐々に運動強度を上げていきます。

ご支援金の使い道

ご支援いただいたお金は、諸経費を除き、主に「馬の治療」「馬の機能回復」「環境の維持管理」に使わせていただきます。

・馬の治療費の補填
・馬の機能回復にかかる経費
・馬房などの環境整備費
・餌代などのその他経費
・リターン制作費用
・CAMPFIREの手数料

※ご支援金の取り扱いに関して
馬が完治できず、競技会への参加が見込めず引退した場合でも返金はできかねます。
また、馬が死亡した場合も同じく返金はできかねます。何卒ご容赦ください。
その場合は、治療及び機能回復以外の用途に使用させていただきます。


リターンに関するスケジュール

現     在   支援募集中
2023年4月16日  プロジェクト支援募集期間終了
2023年4月17日〜5月31日  リターン品制作期間
2023年5月15日頃 お礼メール・入会チケットリターン提供開始 
2023年6月 1日頃 蹄鉄製品リターン提供開始
※予定が変更になる際は、プロジェクトページ内でお知らせいたします。 

自己紹介

【当クラブについて】

当クラブの紹介を少しさせてください。

当クラブは、2021年11月に栃木県真岡市にてオープンした乗馬クラブです。

敷地面積は6000㎡で、前述の2頭の馬に新たに新馬を加え、会員様・ビジター様どちらも安心して乗馬を楽しんでいただけるよう、しっかりと調教を行なっております。

会員システムをはじめとした料金体系につきましても、なるべくわかりやすくシンプルにご用意しております。体験もできますので、お気軽にお問い合わせください。

もちろん、預託も受け付けております(馬房に空きがある場合)。自馬の経験を基にした「リハビリ」や「心のケア」をお預かりした馬たちにも活かして、身体も心も健康な育成を目指しております。

施設としては、まだまだ発展途上ではありますが、これからの当クラブの歩みをぜひ楽しみに、応援いただければ幸いです。

ホーススタジオ シャルムHP
https://hs-charme.com/

【私自身について】

中学3年生の時から25年以上に渡り、馬に関わって生きてきました。
高校、大学も馬術推薦で進学し、高校の時には主将としてインターハイにも出場しました。
大学の時には、乗馬学校に通い、本格的なドレッサージュも学びました。
その後、乗馬クラブでの現場責任者などの経験を経て、2021年に真岡市にて乗馬クラブを設立しました。

愛馬との出会いからこれまで
【幸運だった馬の取得から
 不幸が重なったクラブ設立までの経緯】
馬との出会いとクラブ立ち上げの決意

当時、私は埼玉県にあるクラブに勤めていました。そこで能力は十分なのに引き取り手が見つからず処分されてしまいそうな馬がいました。それが一頭目の馬「アリスト」です。私はこの馬の購入を決めました。

また、さらに縁があって、二頭目の馬である「ユキノビリーブ」を購入することができました。

そしてそれをきっかけに、乗馬クラブの設立に向けて動き始めました。

元々、私は乗馬クラブの設立を目標としていました。引退したサラブレットに「第2の馬生」を送らせてあげることを目的としたものです。

というのも、競走馬として知られるサラブレットは、体が非常にデリケートで、脚元や関節を痛めて引退してくる馬が非常に多く、年間数千頭にも及びます。引退後は乗馬クラブに引き取られることがほとんどですが、生まれた時から速く走ることを求められて過ごしてきたので、乗馬クラブのようなゆったりとした走りに適応できず、その後処分されてしまう馬も少なくありません。

そんな馬たちを子供から年配の方まで楽しんで乗っていただけるような馬に再調教し、多くの馬を救うことができれば、それも一つの社会貢献の形なのではないかと思っております。

難航した土地探し開始からあの火事の日まで

乗馬クラブ設立に向けての土地探しは思っていた以上に難航し、良い土地が見つかっても周辺住民の方たちの理解が得られなかったり、最終的な許認可が下りなかったり、手続きや新たな土地探しに忙殺される日々が続きました。しかしながら、それもクラブ設立のためなので頑張れました。

その間、始めは私の馬たちはそのクラブにそのまま預かってもらっていたのですが、周囲からの声にだんだんと肩身が狭くなってしまい、最終的には「商売の邪魔だ」とまで言われてしまったため、別の牧場を探し、馬たちを移動させました。

それが前述の火事になってしまった牧場です。

馬たちの怪我の治療と今の土地取得まで

火事の後もクラブ設立への行動は継続して行い、むしろ怪我を負ってしまった馬たちに早く落ち着いた環境を与えるためにより精力的に行動しました。

その中で、当時活動していた埼玉県では許認可を得ることが難しいと判断し、栃木県での土地を探しを行い、現在のクラブの場所である真岡市の土地を運よく取得することができました。

その間も、傷ついた馬たちの治療費や養育費・預託料など、年間数百万円の出費がでています。

ですが、「やっとクラブが設立できる」といったところまで来られました。

しかし…

申請の不手際とそれまで掛かった費用

クラブの設立やさまざまな許認可については、プロの力を借りようと、地元の行政書士の方にお願いしていました。その選択は間違いだったのか…

申請の出し忘れなどがあり、予定していたクラブの設立は1年以上も遅れることになってしまいました。

この1年という歳月は、クラブのことが何もできないのにも関わらず、ただただ経費は嵩んでいくという厳しい時間でした。

というのも、土地を探し始めて10件目、行田市の土地を取得した際に、各種許認可も問題なく下りるはずだ、ということで、すでにクラブハウス用のトレーラーハウスを購入していました。その後、許認可はやっぱり下ろせないということになり、購入したトレーラーハウスの保管に年間80万円以上かかっています。

その他、馬たちの預託料や蹄鉄代などに年間250万円以上。

クラブが開始できないと、1年で300万円以上の経費が無為にかかってしまうのです。

それまでに実際の設立のための費用以外に2000万円以上の経費がかかっているところに、この1年は本当に辛い1年でした。

私自身はクラブ設立に向けて、すでに以前のクラブを辞めていたので、その間の維持費等を捻出するために、また馬の治療にかかる費用だけでも稼がないといけなかったので、深夜のアルバイトを掛け持ちするなどして、なんとか必死にお金を稼ぎました。

それらの経費が現在のクラブ運営にも暗い影を落としています。

クラブ設立から現在

当クラブのオープン時の全景。まだまだ整備中です。

そのような事もありましたが、2022年1月なんとかオープンに漕ぎ着けました。本当に嬉しい瞬間でした。

それから約1年、体験にお越しいただいたり、会員になっていただいたり、自馬をお預けいただいたり、少しずつお客様に認知していただけるようになってきました。

しかしながら、設立までに掛かった経費が重くのしかかり、クラブ運営としては健全とは言えない状況です。余分にかかってしまった費用以外にも、クラブ設立にかかる費用(土地の取得、工事費用、手続き費用、トレーラーハウス購入費など)も当然掛かっております。

現在はなんとかやりくりしているような状況ですが、クラブ自体が健全化できれば、馬へのケアをより手厚くしたり、新たな試みに挑戦したり、どこにも負けない自慢のクラブにしていける自信があります。

余計なことを考えず、今日も明日も常に馬のことを考えていられる環境のために、当プロジェクトの成功も含め、皆様のご支援にあやかりながらも、私自身最良で全力の行動を皆様にお約束いたします。


【プロジェクトについて】
リターンのご紹介

蹄鉄、特に馬蹄には古くから幸運のお守りとして広く親しまれてきました。特に使用済みの馬蹄は、無事に役目を終え、馬に安全をもたらしたものとして、より強いお守りとして重宝されています。

今回はそれらを活かした品を返礼品としてご用意いたしました。

1.「実際に使用された蹄鉄」の壁掛け ¥20,000

使用済みの蹄鉄に装飾を施して壁掛けに仕立てたもの。新品に比べて、より強い力で家に幸運をもたらすお守りになります。お礼状も同封させていただきます。こちらのリターン品は、限定50個になります。

※蹄鉄に付く石は7色からお選びいただけます。
(ブルーサファイヤ、レッドシャム、パパラチア、アクアマリン、ペリドットシマー、ライトローズ、ピーチローズ)

2.「新品の蹄鉄」を使った壁掛け ¥15,000

新品の蹄鉄に装飾を施して壁掛けに仕立てたもの。家に幸運をもたらすお守りになります。お礼状も同封させていただきます。こちらのリターン品は、限定数はありません。

※蹄鉄に付く石は7色からお選びいただけます。(ブルーサファイヤ、レッドシャム、パパラチア、アクアマリン、ペリドットシマー、ライトローズ、ピーチローズ)

3.「実際に使用した蹄鉄」を使ったフラワーアレンジメント ¥35,000

使用済みの蹄鉄とプリザーブドフラワーを組み合わせた当クラブオリジナルのフラワーアレンジメント。新品に比べて、より強い力で家に幸運をもたらすお守りになりますし、部屋を華やかに彩ります。お礼状も同封させていただきます。こちらのリターン品は、限定50個になります。

※蹄鉄に付く石は7色からお選びいただけます。(ブルーサファイヤ、レッドシャム、パパラチア、アクアマリン、ペリドットシマー、ライトローズ、ピーチローズ)

4.「新品の蹄鉄」を使ったフラワーアレンジメント ¥30,000

新品の蹄鉄とプリザーブドフラワーを組み合わせた当クラブオリジナルのフラワーアレンジメント。家に幸運をもたらすお守りになりますし、部屋を華やかに彩ります。お礼状も同封させていただきます。こちらのリターン品は、限定数はありません。

※蹄鉄に付く石は7色からお選びいただけます。(ブルーサファイヤ、レッドシャム、パパラチア、アクアマリン、ペリドットシマー、ライトローズ、ピーチローズ)

5. 体験乗馬付き入会券 ¥100,000

当クラブに体験乗馬に来ていただき、そのまま入会金免除(約10万円相当)で入会できる入会券です。体験乗馬で当クラブに遊びに来ていただき、気に入っていただけたらそのまま入会手続きが可能です。
※入会を強要するものではありません。入会の意思がなくともお気軽に遊びに来てください。

6. お礼メール ¥3,000(一口〜何口でも)

リターン品に関係なく、当クラブを応援していただける方はこちらを選択してください。おひとり様何口でもご支援いただけます。CAMPFIREのシステムメールを通して、お礼のメールを送信させていただきます。


クラブ概要

ホーススタジオ シャルム

住所:栃木県真岡市小林95-1
TEL:090-7604-9299
【利用料金】
体験乗馬/30分¥2,200+保険料200円(税込)(1回のみ)
ビジター乗馬/45分¥8,800(税込)
乗馬会員/一般会員 入会金99,000円(税込)・月会費16,500円(税込)・レッスン料45分¥4,400(税込)
自馬会員/入会金110,000円(税込)・入厩料110,000円(税込)・月会費16,500円(税込)・レッスン料無料

ホーススタジオ シャルムHP
https://hs-charme.com/


最後にクラブ代表からメッセージ

本来良いコンディションでお客様へのレッスンや競技会への参加などに望むはずだった馬たちは、不運にも火災にあってしまいました。大怪我をおってしまった馬のケアに御支援頂ければと、クラウドファンディングを立ち上げました、皆様の御協力宜しく御願い致します。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください