はじめまして。ナカマチ放送局開局プロジェクトの"佐倉こうめ"です。
 このたび、滋賀県の県庁所在地・大津市の中心市街地に位置する「ナカマチ商店街(丸屋町・菱屋町・長等の3商店街の総称)」の空き店舗を活用して、コミュニティカフェ併設の放送スタジオ「ナカマチ放送局」がオープンします。
 この放送局を通して、まちを明るく元気にし、ひと頃の活気が遠のいているナカマチ商店街に新しいカタチの賑わいを創り、より多くの方々が商店街に足を運ぶきっかけになってほしいと考えています。
 今回、改修工事も佳境に入るところで、2023年4月の開局に向けて「ナカマチ放送局」の「放送機器にかかる費用」をご支援いただきたく、7人のプロジェクトメンバーでクラウドファンディングを立ち上げました。どうか温かいご支援をよろしくお願いします。(メンバー7名のプロフィールについては本ページ最下部に掲載しています 。)

 商店街内の空き店舗(フレンドマートなかまち店前)に放送スタジオ「ナカマチ放送局」をオープンさせ、地域に密着した様々な情報を次の3つの方法で流します。

(1)商店街のアーケード内のスピーカー。(こちらがメイン)

(2)インターネットラジオ(全国、世界中で24時間、スマホ、パソコンで聴けます)

(3)ミニFM(ご家庭のFMラジオで聴けます。ただし、ミニFMは微弱電波で放送するため、放送の届く範囲はナカマチ商店街周辺エリアに限られます)

その他Youtube等の動画を活用したプロモーションも積極的に展開し、小さいけれどいろんなことがいっぱいできる・・・そんな放送局を目指します。

 

 しかしながら、いろんなことをいっぱいやるには、当然お金もかかります。
 とりわけ、放送手段を切り替えるシステムや、音声・動画など多様なコンテンツを記録・配信するためのサーバーなどの「放送機器」が、補助金の対象外ということもあり、予算的に厳しい状況となっています。


①地域の情報、特に大津の話題を中心に展開します。

 ナカマチ商店街を中心とするごくごく限られたエリアに特化した番組をお届けしていきます。毎日午後3時のラジオ体操はもちろんのこと、大津祭のお囃子や「今、○○○でセール開催中です!」「迷い猫、迷い犬を探しています!」などの地域住民の皆様の身近な話題をお届けします。また、行政機関と連携し、防災や防犯、市政情報などもわかりやすくお伝えします。


②高校生・大学生発のラジオ番組で若者たちの自由な発想をカタチにします。

 放送局や商店街を学生の実践、学びの場とし、学生による様々な取組みを通して、地域との共生と協働、地域の活性化を目指します。

 滋賀県立大学(上田洋平先生)においては、商店街の資源をつなぐコンテンツを開発するとともに、まちの魅力を発信することを目的に、お弁当ラリーを実施してきました。

 具体的には、(1)参加者が商店街を巡り、食材等を買い集めながら、商店主との対話を通じて地域や商品の魅力に触れる。(2)食材を折箱に詰め、商店街の魅力が凝縮したオリジナル弁当を作る。(3)写真を SNS などで発信する。以上のイベントを「お弁当ラリー」と名付け、学生チームが商店街関係者と連携して数回にわたり企画・運営・実施するものです。学生へのアドバイザーとしてラジオパーソナリティーの井上麻子さんも参加されています。 

お弁当ラリーにて食材等を買い集める学生

学生が作ったオリジナル弁当

 

このお弁当ラリーを通して、学生達の間で「商店街をもっと元気にしたい!」との気持ちが積み重なり、「放送局を通して何ができるか!?という議論に発展しました。

「ナカマチ放送局を作ることで、例えばこんなことが期待できる」ナカマチ商店街×学生×地域住民・・・組み合わせは無限にあります。学生が考えたアイデアのうち3つを紹介します。 

ナカマチ掲示板
 放送スタジオに掲示板を設置し、そこに書かれた地域住民の伝言や投書をラジオで紹介する。

→(企画案)「ナカマチ川柳大賞」・・・掲示板への川柳の書き込みを募集し、集まった川柳を番組内で読み上げる。川柳以外にも週替わりで未成年(高齢者)の主張・ぼやき、感謝を伝えるメッセージ、人生相談などを放送する。

ナカマチルドレン・ラジオプロジェクト
 ナカマチ商店街周辺の長等・中央・逢坂小学校の子供達がパーソナリティーとなり、様々なコンテンツを放送。地域の人との交流も交え、こどもの発表会の場をラジオで提供。

→(企画案)「給食ラジオ」・・・「滋賀の産物を食べよう」「七夕」などのテーマ給食の日に、今日の献立、食事の模様、食レポなどを担当クラスがレポート。また、三校のOB(元ナカマチルドレン)に子供達がインタビュー。昔の給食の思い出、今の給食への感想などを伺う。

ナカマチャレンジ
 イベントを通して住民が自分たちのまちを再認識し、誇りを持てるようにする。ヒトとヒト、ヒトとモノのつながりを深め、明るいまち環境をつくる。

→(企画案)「捜し物は何ですか?」・・・「この町の長老」「もう一度食べたいあの味」をテーマに学生がリスナーから依頼された捜索活動をする。

アイデアを出し合う学生

 京阪石坂線沿線には、石山高校、瀬田工業高校、膳所高校、大津高校、滋賀短大附属高校、大津商業高校、比叡山高校などの高校があります。それぞれの高校においては、放送部や新聞部のほか、様々な文化系・体育系の部活動が盛んに行われています。

 高校生との連携事業として、下記の3つを考えています。

① 高校の放送スタジオとナカマチ放送局を結び、ナカマチ放送局で高校の校内放送を流します。

② 高校生が商店街内のお店を取材し、自主的な勉学の成果やエピソードが盛り込まれている番組を放送します。

③ 高校生の自由な発想で、様々なイベントを企画します。

 過去には、大津高家庭科学科3年の女子生徒による自作のドレスなどを披露するファッションショーがナカマチ商店街で行われましたが、このような取組みを学生主体で行っていただくことを考えています。

※ナカマチ放送局は、学生さんとも積極的にコラボレーション展開していきます。
(佐倉こうめは、これまでにたくさんの学生さんとのコラボ実績(膳所高校・大津商業高校など)があります。)

高校生との連携イメージ


 この放送スタジオに、コミュニティカフェとレンタルスペースも併設します。3つの場づくり(放送スタジオ=情報発信の場、コミュニティカフェ=地域住民・観光客の憩いの場、レンタルスペース=出店・起業への挑戦の場)で、これまでにはなかった新しい形の賑わいを創ります。

●コミュニティカフェ

 ナカマチ商店街は3つの小学校区が隣接していますが、子どもや若者向けのお店が少なく利用者は高齢化しています。また、観光客からはちょっと腰を降ろして地図を見ながら、コーヒーなどを飲んで休憩できる場所が欲しいとの声を良く聞きます。そこで店舗の一部分を、誰もが気軽に利用できるオープンなコミュニティカフェ・休憩スペースとして開放し、地域住民・観光客の憩いの場とします。

内装イメージ&”此処珈琲焙煎所”(彦根市)

※コミュニティカフェ運営業務に関して、企画提案を公募し、ナカマチ商店街連合会による厳正な審査を行った結果、運営予定事業者を選定しました。

運営予定事業者 此処珈琲焙煎所

https://cococoffee.stores.jp/


●レンタルスペース

 商店街への出店は資金面や集客などハードルが高い部分がありますが、新たに立ち上げるレンタルスペースを利用して低予算・低リスクで実現可能性を探ることができます。一定期間出店してもらうことで商店街や周辺住民とのつながりが生まれ、将来的にも出店しやすくなります。このレンタルスペースは、出店・起業への挑戦の場として最適です。

※「寿司」や「ワッフル」などの販売が予定されています。  
レイアウト図面(実際とは少々異なる場合があります)

●商店街のポテンシャル

 ナカマチ商店街は、JR大津駅と京阪びわ湖浜大津駅の間の市内中心部に位置する東西約600メートルのアーケード商店街です。江戸時代から「大津百町」として栄え、高度経済成長期までは、広域からの来街者が多く、活気とにぎわいに満ちていました。
 ところが、近年では、店主の高齢化や住民の生活スタイルの変化、近隣に郊外型大型商業施設ができたことなどをきっかけに、徐々に店舗数も減少し、シャッターが閉まったままの店舗も目立ってきました。
 その一方で、商店街としての立地条件には恵まれており、JR大津駅や京阪びわ湖浜大津駅からも徒歩圏内で、周辺には日本遺産に認定された琵琶湖疏水もあることから、一定の観光需要が見込めます。また、商店街周辺の人口密度が高いことや、ここ近年は特に子育て世代の人口の増加が著しいことから、地域住民のニーズにあった新たな商店街施策を打ち出していくことで、地域の賑わい創出も見込めます。
 立地にも恵まれた商店街のポテンシャルは、まだまだ捨てたものではありません。

昭和30年代のナカマチ商店街

















周辺地図(周辺には3つの小学校があり、子育て世代の人口増加が著しい)

●コミュニティが求められる時代

 昭和の時代は、商店街も活気がありましたが、時代の流れとともに購買スタイルやニーズも変わり、商店街は時代に取り残されたようになっています。商店街という仕組みそのものが今のニーズに合っていないとの声も多く聞きます。
 ただ、果たしてそうなのでしょうか?
 ナカマチ商店街においても、百円商店街や夜市が開催されていますが、いつも大盛況です。お客さんは、お気に入りの店舗に足を運び、「このお店にお買い得品はあるかしら。」「この商品はここで買おう。」「ここの店主とお話したい。」などを思いながら買い物を楽しんでおられるように見受けられます。
 消費者の視点から見ても、インターネットで簡単に買い物を済ませる「利便性」を求める一方で、何気ない会話など、人と人とのリアルな「つながり」を感じたい。その日、その時、その人からつい商品を買ってしまう「体験」を味わいたいという人が増えているのではないでしょうか。
 確かにネット通販の普及等により、商店街の商業機能に対する期待は相対的に低下しているかもしれません。一方、地域の住民やコミュニティは、身近でアクセスしやすい商店街に対して、高齢化・少子化・介護・医療に関連したサービスの提供などの商業機能以外の機能を担うことを期待しています。
 今後、商店街は「商店が集まる街」から「生活を支える街」へ変化し、地域住民やコミュニティのニーズに応える役割・機能を高めて行かなければなりません。こうした時代だからこそ、商店街の良さをもっと見つけて、発信していくことが求められます。


2022年4月下旬 ナカマチ商店街連合会定例会議にて事業の方向性を確認し合意形成を図る。

2022年6月上旬 一般社団法人あかるいまちづくりの会が本事業に参画する。

2022年8月上旬から現在に至るまで エフエムひめの技術指導を受ける。(エフエムひめ…大阪市淀川区の住宅街にあるミニFM&インターネット放送局。 電波は半径100メートルの範囲しか出せないが、ネットも同時配信で事実上の全国放送を行っている。)

2022年9月下旬 放送局第一回市民説明会開催。約20名が参加し、放送局の基本方針を確認。

2022年11月中旬 補助金交付決定(観光庁既存観光拠点再生・高付加価値化推進事業採択)  

2022年11月下旬 電波調査を行う。周波数については、80.0MHzで仮決定。

電波調査の様子

2022年12月上旬~ 改装工事開始

工事の進捗状況

2023年4月1日 ナカマチ放送局開局予定 (詳細は下図参照)

新しいカタチの賑わいを"持続可能"なものに

 この放送局を通して、「好循環型の地域活性化」を目指します。これは、
1. 「ナカマチ放送局」をきっかけに、
2. 人々が自ら積極的に様々な地域活動に取り組む、
3. その取り組みによって地域に活気が生まれ、
4. その結果、地域の魅力が向上する。
そして、その魅力を人々が認め、地域の素晴らしさを実感することで、地域への想いがより一層強くなり、地域活動がさらに促進されていくという好循環を目指します。


 

ナカマチ商店街の選りすぐりのお品物をお届けします

ナカマチ商店街にはたくさんの魅力的なお店があります。そんなお店から私たちがセレクトした皆さんの暮らしを彩るお品物をお届けします。楽しみながら選んで頂けるようにご用意しました。

※5,000円のコースを追加いたしました。(2月3日)


※7,000円のコースを追加いたしました。(2月10日)

※9,800円のコースを追加いたしました。(1月26日)


※支援者の方のお名前掲示

10,000円以上支援してくださった方は、放送スタジオ内に「スペシャル・サポーター」として木札でお名前を掲示させていただきます。

皆様のご期待に添えるように、以下7名のメンバーを中心にナカマチ商店街一同、誠心誠意邁進して参ります。

<プロジェクトメンバー紹介>

① 七黒 勝士(ナカマチ商店街連合会会長) 

 日頃よりナカマチ商店街連合会の活動に御理解と御支援を賜り、厚く御礼申し上げます。このプロジェクトは、放送局をベースに地域の様々な人々を巻き込み、地域の活性化と社会課題の解決を目指す前例のない事業であり、専門家を有する団体(一般社団法人あかるいまちづくりの会)を中心に、大学等教育機関・各行政機関の皆様のお力添えをいただいているところでございますが、金銭的な部分であと一歩の支援を必要としています。 

 商店街は、厳しい環境が続く中にあっても、地域コミュニティの拠点として、公共的な役割・機能を担い、歴史・文化の継承、地域の安心・安全を守る社会的責任を果たしております。今後も、大津市や各行政機関と緊密に連携し、様々な施策を活用し、地域のニーズに応えて行動する「人にやさしく地域に愛される商店街づくり」を目指してまいります。皆様のより一層の御理解、御支援をよろしくお願いいたします。

② 佐藤 純生(ナカマチ放送局 企画・制作・編成/一般社団法人あかるいまちづくりの会代表理事)

 50歳までの約30年間、地元のテレビ局で番組やイベントの企画制作をしていました。50歳で会社を辞めて、「自分がやりたいこと」に挑戦、やがて「近江の戦国城郭の復元」へとたどり着き、子どもたちにふるさとの良さを伝える場を提供しています。そして、この度、貴重なご縁をいただき、ナカマチ放送局の企画・制作・編成を担当させていただくことになりました。私にとって、このナカマチ放送局は、これまで経験を積ませてもらった会社や、お世話になった人々に対して、恩返しができるキャリアの集大成に位置付けています。地域のニーズに応え、地域の皆様からのご支持をいただき、持続的に成長して行ける放送局を目指して、全身全霊で取り組んで参ります。


③ 佐倉 こうめ(ナカマチ放送局 広報部長/アイドル・タレント)

 皆様初めまして、佐倉こうめです。出身は栗東市ですが、小中高は大津市内の学校に在学していました。現在は、びわ湖放送『こうめのイオンモール草津リポート』、『ふらっとびわ湖』レポーターとしてレギュラー出演中です。他にもアイドル活動、ドラマや映画にも出演しています。

 私は、過去に『一互一得』という情報番組で約3年間コーナーMCとして出演し、その番組の中に「社会貢献をしてみよう!」というコーナーがありました。そこではいろんな社会貢献に挑戦し、私でも出来ることがたくさんあることを知りました。
 こうした今までの経験を活かして、今回のこの『大津ナカマチ商店街』も、"私らしく"関わっていけたらいいなと思っています。お話が大好きな方、歌が大好きな方、お店の新作を宣伝したい方、こんな企画考えました!って方、カフェ利用するよ!って方、もちろんラジオを聴くよ!って方も大歓迎です!関わり方は無限大だと私は思います!
 是非、あなたらしく、一緒に『大津ナカマチ商店街』と関わってもらえることを楽しみにしています!いっぱい盛り上がりますように! 


④ 中村 雅恵(ナカマチ放送局 イベント担当/音楽ユニット ぽんぴんず) 

 私は「うたのおねえさん」として、歌やミュージカル公演を通して全国各地で、のべ2万人以上の子ども達とふれあってきました。その中で、子どもの笑顔が大人達の笑顔を作り、大人の笑顔が子ども達の笑顔を作るという笑顔の循環が、心のコミュニケーションに繋がる事を実感しました。
 また、生まれ育った地元で、学習塾や幼児教室を開室し、地域の子ども達を見守りながら、子ども達がもっと笑顔になるお手伝いがしたいと様々なボランティアに参加してきました。
 私が子どもの頃、ナカマチ商店街は、映画館があり、イベントがたくさんあり、ワクワクがいっぱいの場所でした。昔のように子どもから大人までみんなが集い、心が弾む場所になるよう、様々なイベントや、放送局でナカマチ商店街を盛り上げていきたいと考えています!私も地域の一員として皆さまと共に、ワクワクがいっぱいのナカマチ商店街になるよう商店街の魅力を発信し、応援していきたいと思っています!よろしくお願いします!

⑤ 本庄 強(ナカマチ放送局 技術指導/エフエムひめ局長)

 私は、これまで波瀾万丈の人生を送ってきました。芸能界に憧れた私は、高校を中退し、吉本興業の芸能学院(NSC)の11期に入学し、「毒舌芸を究めたい」と、漫才コンビ『ブラックリスト』を結成します。ところが、皮肉を効かせたネタが若い女子の観客に受け入れられず、吉本を出てフリーランスとして生きていくと決意します。
 そして、28歳の時に、初めてラジオ番組のレギュラーを得ることになり、ラジオパーソナリティーと芸人の二足のわらじで、それなりに充実した日々を過ごしていました。
 ところが、四十路を超えたあたりから、芸人活動に異変が起こります。セリフが覚えられなくなったのです。「映画に出演したものの、長い台詞が覚えられない。このままでは周囲に迷惑がかかる。」と思い、芸人引退を決断しました。
 芸人を辞めてこれからの人生を考えた時に、「初めてラジオのレギュラー番組を持てた日の喜びを、後世に伝えたい」との想いが沸き上がり,自らラジオ局を立ち上げることになります。開局半年まではパーソナリティー集めに苦労しました。路上で演奏している若者に、“ラジオ番組やらへんか?”と声をかけた夜もありました。
 お陰様で、現在では、パーソナリティーやオリジナル番組の数も増え続け、テレビや週刊誌等でもよく取り上げていただける放送局に成長しました。
 私にとっての佐藤純生代表は、苦しかった芸人時代の恩人です。浜大津お笑いフェスタでは企画運営等で大変お世話になりました。この恩返しとして、私もナカマチ放送局の一員として積極的に技術提供を行いたいと考えています。

⑥ 北村 浩之 (ナカマチ商店街連合会事務局長/トヨタモビリティ滋賀(株)Boss百町物語支配人)

 平成29年9月、「Boss百町物語」は、商店街を往来する人たちを始め、地域の皆様の情報発信基地として、その運営を開始しました。お陰様さまでこの4年間のご来店者数はのべ3万人にも及び、県内各地をはじめ、広く全国からもご来店いただいております。このお店は、車などのモノを売るのではなく「情報発信基地」、すなわち「イベント情報」や「観光情報」など様々な情報を提供しています。1階は、立ち寄ったお客様がお茶やコーヒーを飲みながらゆっくりと会話を楽しむスペース。2階は、ブライアンさんの絵画と秀蓮さんの書の展示スペースとなっています。この「ナカマチ放送局」は、我々が目指す「情報発信基地」まさにそのものです。この放送局を中心に、商店街が盛り上がり、大津がこれまで以上に賑やかで活気のある街となれば、こんなに嬉しいことはありません。

⑦ 栗山 誠司(中小企業診断士(しが観光経営研究会)・社会保険労務士/大津市職員) 

 私はナカマチ商店街近くの大津祭の山町で生まれ育ったのですが、子供の頃の商店街は、まだ活気があり、祖父母や両親に手を繋いでもらいながら買い物をした記憶が今も残っています。しかし大人になってからは、大型スーパー等で買い物する機会が増え、商店街への関心も薄れてきました。ある日、国会議員で中小企業診断士でもある大岡敏孝氏とお話しする機会があり、氏の診断士資格に裏打ちされた見識の深さに感服するとともに、いつかは自分も診断士になりたい。そんな憧れを抱くことになり、診断士の受験勉強を始めました。

  すると、今までの日常の風景が急に寂しく映るようになりました。中小企業白書の状況が、実は目の前に広がっていることに気づいたのです。店がなくなるのを見る度に、「なんで閉店したの?」「ここを復興させるにはどうすればいいの?」そういったことを診断士の受験勉強をしながら考えるようになりました。すると自然に“地元の商店街を何とかしたい”という気持ちが積み重なってきました。同時に、自分の子供達に「この商店街でいい思い出を作ってあげたい」という想いが芽生え、「商店街の人達と一緒に商店街を元気にしたい」と思うようになりました。

  そして、勉強開始から2年の歳月を経て中小企業診断士資格を取得し、現在は、大津市役所で地域ビジネスの支援を行うほか、勤務時間外も資格や経験を活かしたプロボノ(各種無償コンサルティング)を行っています。あくまで主役は商店街の皆様であり、自立した商店街運営の「黒子」として寄り添う事をモットーに、これからも活動していきます。 

● びわちゃん(ナカマチ放送局マスコットキャラクター)

まだ商店街にも活気もあった約20年程前に誕生したびわちゃんです。ほとんど活躍する機会が与えられないまま、ある会社の倉庫で約20年間眠っておりました。今回、放送局マスコットキャラクターに任命され、捨てかけられた着ぐるみに新たな命が吹き込まれました。

今後は着ぐるみ活動を通して、ガンガン商店街を盛り上げていきます。お店やイベント会場にもお出かけします。どこかで見かけたら、気軽に声をかけてくださいね。

協賛(サポーター)企業様も併せて募集しています。放送局施設、広報誌、Webサイト等における企業名・ロゴを掲示させていただくほか、お店や企業のサービスや商品紹介、求人などのラジオCMが流せます。

詳しくはこちら → ナカマチ放送局協賛(サポーター企業)募集中

<お問い合わせ先>

※ナカマチ商店街連合会の公式ホームページがオープンしました。(https://otsu-nakamachi.com)  

事務局アクセスマップはこちら(Google Mapに遷移します) 

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/03/31 06:00

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2023/03/22 06:00

     かねてより準備してまいりましたナカマチ放送局がおかげをもちまして4月1日に開局する運びとなりました。これもひとえに皆様のご支援とご協力があってのことと厚く御礼申し上げます。 つきましては、これまでご支援いただいた皆様に感謝の意を表し、ささやかながら、開局セレモニーを開催します。 お忙しい中大...

  • 2023/03/15 09:00

    昨日の3月14日23:59をもって、私たちのクラウドファンディングが終了しました!多くの方々からのご支援…感謝してもしきれないほどの思いで胸がいっぱいです!この度は、本当に本当にありがとうございました!皆さまからの温かいご支援に応えられるよう、プロジェクトメンバー、そして商店街の皆で力を合わせ...

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