はじめまして


はじめまして。山梨県北杜市にあります株式会社小笠原ファームの代表小笠原康晴と申します。
私は東京都世田谷区の出身で2014年にワイナリー設立をめざして山梨県北杜市に移住しました。
2015年から農業法人株式会社小笠原ファームとして営農を開始。現在はぶどう、桃、西洋梨、さくらんぼの生産を行っています。7人家族で和気あいあいと農作業しています。



遊休農地からぶどう畑へ

2019年秋、市の担当者にワイン用ぶどう畑の候補地を見せました。第一声、「小笠原さん本当にこんなところするの?」荒れ果ていた場所でした。木を伐採伐根し、整地し、垣根を設置し、苗木を定植する。そして新しいぶどう畑ができました。地域の方からは「小笠原さんが来てくれたから荒れた畑が戻った」とそんな言葉をもらいました。ここから間もなく小笠原ファームのワインが造られます。



果実の栽培と環境保全の両立

西洋梨、ぶどう、桃などの果実は多くの農薬が使用されています。これらはしっかり検査されたもので適正に使用されれば、無害なものです。しかし、農業を始めた頃、農薬を散布すると畑からきれいに虫がいなくなることに気が付きました。とても安心感があるのですが同時に、本当にこれで良いのだろうかと疑問が湧きました。多少収穫量を犠牲にしても自然の多様性を活かした農業をすれば農薬の使用を極力減らせるのではないか、そんな思いが有機農業に取り組むきっかけです。

肥料はたい肥のみ使用、農薬は自然成分からできたもののみに限定しています。圃場の草も膝丈まで残し、畑の周りも極力草を残す。草刈りがとても大変ですが害虫に対抗する益虫を呼び込むために必要です。病気の菌も同じでそれに対抗する菌があれば拮抗作用が働きます。果実を守るためには雨よけの設置も欠かせません。全てをなくすのではなく全てを残し自然の摂理で農業をする。理想通りにはなかなか行かず、手もかかります。これが小笠原ファームの取り組みです。


当社の思い・コンセプト

小笠原ファームでは事業コンセプトとして3つを掲げています。
①    地域へ貢献
②    持続可能な農業の実践
③    喜びの共有

①    遊休農地を積極的に活用して耕作地としています。また、地域の方々を積極的に雇用しています。(コロナ禍においては地域の観光施設の従業員の方々の受け入れを積極的に行いました) 今後県内の福祉事業所と提携して障害のある方々の雇用も提供したいと考えています。


②    醸造用ぶどう、西洋梨栽培において有機栽培を実践しており、今後数年内に有機JASの認証を取得する予定です。


③    質の良いワイン及びポワレ(西洋梨の発泡酒)をお手頃な価格にて提供することで皆様に喜んでいただくと共に、その利益を従業員の方々や地域の皆様に積極的に還元することで喜びを共有して行きたいと考えています。


プロジェクトで実現したいこと

この度、農林水産省から6次産業化の事業計画の認定を受け、念願だったワイナリー建設を行えました!
貴重な補助金を受けての事業ですが、ワイナリーの施設設備が、私が当初想定していた金額から、「円安」「ウクライナ情勢」により大きく増えてしまい、自己負担分が大きくなってしまいました。
美味しいお酒を作る「夢」を、北杜小笠原ワイナリーで実現したいと思います。この自己負担分の一部を皆様にご支援いただくことで、今後の安定した果実酒の醸造につなげ皆様に上質な「ポワレ」及び「ワイン」をお届けしたいと思っています。






リターンのご紹介

(1)2022年ポワレ(当社収穫西洋なしを使用、自社醸造)

「北杜小笠原ワイナリー」として、今年2022年に収穫した西洋なしにて「ポワレ(西洋なしの発泡酒)」を醸造しました。このポワレは、「北杜小笠原ワイナリー」として初めての醸造した商品となります。このポワレをリターンとしてご用意いたします。
※すいません、現在ラベル検討を行っております。750mLとなります。

※原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。 商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。



(2)2021年ポワレ(当社収穫西洋なしを使用、委託醸造)

丁寧に栽培した当社の西洋なしを使って委託醸造したポワレをリターンとしてご用意いたします。委託醸造と当社の醸造の「差」を是非、楽しんで頂きたいと思います。750mLとなります。

※原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。 商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。


(3)2022年ロゼワイン(当社収穫ぶどうを使用、自社醸造)

「北杜小笠原ワイナリー」として、今年2022年に収穫した黒系葡萄を主に使用して「ロゼワイン」を醸造しました。このワインは、「北杜小笠原ワイナリー」として初めての醸造した商品となります。北杜、八ヶ岳の風景に合わせて上品な香りで、口当たりの良いワインに仕上げました。ロゼワインを本数限定でリターンとしてご用意いたします。

※すいません、現在ラベル検討を行っております。透明のブルゴーニュ方型の瓶で750mLとなります。

※原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。 商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。


(4)2023年葡萄ジュース(当社収穫葡萄を使用、委託製造)

原料は全て自社収穫の葡萄です。ぶどうジュースは濃厚で香り高く毎年すぐに売り切れてしまう商品です。

※原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。 商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。


(5)2023年桃ジュース(当社収穫桃を使用、委託製造)

原料は全て自社収穫です。桃ジュースはまるでピューレのような濃厚さで食べるような感覚で好評です。

※原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。 商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。



ポワレ(西洋梨の発泡酒)を造るきっかけ

小笠原ファームは管理者のいなくなった西洋梨の畑を引き継いだところから始まります。コロナ禍以前はバス観光のお土産品として地域の他生産者と共に多くの西洋梨を出荷していましたが、観光需要が少なくなり産地維持も厳しくなってきています。ポワレを造り新しい地域の特産品とすることで産地維持に貢献できないものかと考えました。こんな思いもポワレの生産の中に含まれています。




資金の使い道・スケジュール

当社では、今回のクラウドファンディングにおける資金にて、ワイナリー建設費用の一部に当てたいと思います。
返礼品につきましてはクラウドファンディング終了後、2024年2月中に発送いたします。


最後に

当社の「北杜小笠原ワイナリー」は、山梨県庁様、北杜市様、6次化サポートセンター様、地元の皆様など、私がこれまで経験したことのない幅広い方々に出会い、様々な方々より応援頂き、2022年に開設までたどり着きました。
本当に、関係の皆様に深く感謝しております。

これからが、当社が目標に向かって頑張っていく段階です。
しかし、少し困ったことがありました。それが「新型コロナウイルス感染症」「ウクライナ情勢」「円安」です。
当初想定していたワイナリーのタンクや様々な設備そして建物費用が、非常に大きくなってしまいました。
さらに、当社のある北杜市は清里など観光地が立地しておりますが、コロナ過以降当社のもう一つの売り上げの柱である「ぶどう」「桃」「さくらんぼ」の販売量が減少しています。
今回のクラウドファンディングで、当社に叱咤激励頂ける、また暖かいお言葉を頂ける全国の皆様のご支援をいただければこれ以上の喜びはありません。そして皆様の暖かい思いを心に刻みながらワインとポワレを醸造して行きます。


これから「北杜小笠原ワイナリー」は皆様に喜んで、親しんでいただけるワイナリーとして続いてゆきます!
その1年目のワインやポワレの味についてご賞味頂き、皆様からのご意見を頂戴できれば大変うれしく思います。




<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

<掲示事項>

販売場の名称及び所在地    株式会社小笠原ファーム 山梨県北杜市高根町下黒澤288-5
種類販売管理者の氏名     小笠原康晴
酒類販売管理研修受講年月日  令和5年6月6日
時間研修の受講期限      令和8年6月5日
研修実施団体名        山梨県小売酒販組合連合会


  • 2024/01/31 16:57

    こんな感じのラベルになります。ポップな感じの仕上がりになりました。※空瓶を使用しています初醸造の果実酒を皆様にお届けできるのが楽しみです。

  • 2024/01/24 22:33

    クラウドファンディングのチャレンジを見て山梨放送の方が取材にいらっしゃいました。皆様のご支援が次の動きへと繋がって行きます。本当にありがとうございます。

  • 2024/01/21 01:31

    クラウドファンディングチャレンジは皆様にご支援頂き、現時点で達成率103%となりプロジェクトが成功いたしました。本当にありがとうございます。手探りで始めて当初とても不安がありましたが、多くのご支援を頂き、また皆様より暖かいメッセージをたくさん頂きました。心より感謝申し上げます。まだ支援をしたい...

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