■ご挨拶

皆さん、こんにちは!                                    

障がい者のモノづくり、アートを応援する一般社団法人むすび 代表理事の大石明恵です。 


私は3歳の時、いたずらで機械に手を入れ、左手四指欠損してしまいました。 小学校時代は指の整形の為に何度も入院、手術を繰り返す日々。その時の抗生物質の後遺症で両耳は難聴となり、現在は補聴器を使用しています。

そんな私は、家族の支え、ご縁があった多くの方に助けられ、障がいは決してハンディではないと思うようになり、障がいがあっても工夫や考え方次第で「障がいがあるからできない」ではなく「障がいがあってもできる」という気持ちで生活しています。

そして、多くの人に支えられた感謝の気持ちが私を動かし、自身の体験を活かして障がいを持つ方をサポートしていくことにしました。 現在は恩返しの気持ちで障がいのある人を応援する一般社団法人むすびの活動に力を注いでいます。


以下はその活動の足跡の一部です。

・2018年3月 障がい者をサポートする「リボンプロジェクト」設立

・2018年3月、6月  新宿区にて「障がい者の手作り品販売会」開催

・2018年12月 豊島区池袋Waccaにて「ハートフル絵画展」開催

・2019年7月 「自閉症ピアニスト川島英一郎ピアノコンサート」開催

・2019年8月 「厚木ごちゃまぜフェスタ」へ参加

・2019年9月 障がいのある人もない人もみんな一緒に楽しむ音楽祭「まざってフェスタ」開催

・2019年10月 一般社団法人むすび設立

・2019年12月 豊島区池袋にて障がい者の物づくり&アート展示販売会「Sixth Sense of ART」開催

・2020年4月 「第一回物づくりコンテスト2020」開催

・2020年10月 「第二回まざってフェスタ」開催 ※コロナ感染症対策のためオンラインにて開催

・2020年11月 「豊島区国際アート・カルチャ―特命大使SDGs特命大使」認定

・2021年4月 「第二回モノづくりコンテスト2021」開催

・2022年4月 「モノづくりコンテスト2022」開催

・2022年9月 大宮マルイ40周年記念「SDGsフェア」にて「モノづくりコンテスト展開」開催

        来場者の投票により「大宮マルイ賞」を決定。

・2022年10月 豊島区目白赤い鳥ギャラリーにて全3回の受賞作品を展示した「モノづくりアート展」開催


【きっかけはある障がい者アートとの出会い】

モノづくりアートコンテストを始めたきっかけはある障がい者のアートとの出会いでした。

そのアートは自由な感性とほとばしるエネルギーに満ち、これまで見たことのない感動的なアートでした。

色々お話を聞く中で、障がい者のアートはあまり世の中に出て行かず、知る人ぞ知る世界と知りました。

こんな素晴らしい才能、何より描くことを楽しみ、希望にしている障がい者を応援したい、多くの人に知ってほしいと思いました。

そして、アートを発表する場、受賞を目指してチャレンジする場として、障がいがあれば誰でも参加できる「モノづくりアートコンテスト」を開催することにしました。

応募された作品全てをSNSやWebに載せて発信したり、展示会、イベントなどを積極的に開催し多くの人の目に触れる機会を作っています。

素晴らしいアートを知ってもらうと同時に、障がい者アーティストにとってもやりがいや希望につながる、そんなコンテストでありたいと思っています。

コンテストは、だれでも参加できるよう参加費は無料としているため、今後もコンテストを継続するための資金づくりは大きな課題となっています。

今回のクラウドファンディングでは、2023年度の障がい者の「モノづくりアートコンテスト」の運営資金の捻出等のためのご支援を頂ける個人や団体、企業の公式「サポーター」を募集させて頂きます!

 「モノづくりコンテスト」の公式「サポーター」となって頂くことで、世界中の障がい者アートティストを一緒に応援していく仲間となって頂けましたら嬉しいです。

どうぞよろしくお願いします!


 ■「モノづくりアートコンテスト」の概要


2020 年から発足しているモノづくりアートコンテストは、障がい者の独創的な発想から生ま れてくるアートや アイディアを発表していただく場です。 第一線で活躍中のアートディレクターやプロデューサー が審査員となり、一つ一つの 作品を心を込めて評価し、頑張りを称える賞も設けています。受賞を目指して チャレンジする意欲を高め、楽しみながらたく さんの人にチャンスを提供しています。また、応募作品の中から商品化へ向けた取り組みも行い、障がい者アーティストの経済的自立を応援する活動も行っています。 

     審査風景


表彰式


遠方の方、参加が困難な受賞者はオンラインで授賞式に参加してもらっています


授賞式の後は作者を囲んで審査員と懇親会を開きます。作者本人からお話が聞け、とても有意義な機会です。


そして、今年度から東京モード学園グラフィック学科のアートによる障がい者支援プロジェクト「&YumeLaboチーム」との「産学福連携」もスタートします。

若い世代の感性を活かし、明るく、みんなで楽しめるコンテストへと発展させて行きます!

東京モード学園グラフィック学科 andYumeLaboチームのみなさん



[これまでの受賞作品の紹介]    ※掲載する作品とお名前は全て作者の許可を得ております

 2020年グランプリ賞  小幡海知生作 「曼荼羅宙」


2021年グランプリ賞  橋本結花作 「点描画 ホヌ」


2022年グランプリ賞  カミジョウミカ 「シロイセカイは夢の中アニマルだらけ」

3回目となる2022年9月、「大宮マルイ40周年記念SDGsフェア」に於いて「モノづくりコンテスト2022作品展」を開催。一次審査を通過した作品16点を展示。展示会では一般来場者からの投票による「大宮マルイ賞」を設けました。

これまでの「観る」アートから「参加するアート」「楽しむアート」を開催し、1111名の方に投票に参加して頂きました。

こちらが、記念すべき1111票の中から選ばれた第一回の受賞作品 小野明日香作「太陽に向かって」です!


(イベントでは福祉作業所で作ったお菓子やオリジナルグッズなども販売しました)


そして、2021年のコンテストより東京モード学園、2022年は聖徳大学社会福祉学科の協力のもと学生審査員による投票も行い「学生賞」を設けました。若い世代の方に審査に関わって頂き、コンテストはとても盛り上がりました!

2020年東京モード学園グラフィック学科 学生賞受賞 吉川健司作「マスクマン」


2022年聖徳大学社会福祉学科学生賞  Tomoya作「Tomoyaの作品」


コンテストにはスタート当初から毎回100点ほどの応募があり、また、回を重ねるごとに関東から東北、関西地方へと応募者の範囲が広がってきました。


【審査員からのコメント】

ものづくりアートコンテスト
むすび理事 審査委員長 松本徹 


このコンテストは障がい者同士でアートを戦わせる場ではありません。
物作りでもありません。
アートを介して生きがいを感じてくれる「者(人)づくり」が目的です。
常に障がいと闘い続けなければならない彼らはややもすると自己否定に陥ります。
しかし特異な才能を持つ彼らのアートはもっと社会に広がってもいいはずだと思います。
当たり前のようにそこに彼らのアートがあり社会に役立ち浸透すれば障がい者という概念をも解放することにつながると考えます。 このコンテストは一人でも多くそのような人づくりをする出発点になるためのコンテストです。

また、アートを通しての生きがいには2段階あります。
1段階目は社会の目に触れ反応があることでの自己肯定です。
2段階目はアートが商品や製品になり自分の作品が誰かの役に立っているという自己実現です。
そして気持ち的にも経済的にもそれらが作者にフィードバックされることで、希望や夢が生まれ、創作への意欲がさらに向上し
これまで社会保障のみに頼っていた現実から、もう一つ生きる選択肢が増えることにもなります。
今はまだ無名の作家。
まずは1段階目をクリアするために、
そしてみんなで応援して誰もが知るアーティストへ育ててみませんか。
そしてまだ見えない3段階目にある「障がい者」という言葉のない社会にするために。


[応募者からの感想・お便り]

・自分の絵がデパートで飾られたくさんの人が見ていてびっくりです!ありがとうございます!

・私は世界でも少ない難病で20数年ほとんど病院で過ごし、病院で見える景色や想像の世界で絵を描き続けています。 そんな私の絵が賞を頂けるなんて夢のようです。ほんとうにうれしいです!                                          

・幼児の頃、医療事故で車イス生活になりました。今回は施設の職員さんが以前描いた絵を応募してくれました。このところ絵を描くことができずにいましたが、「また描いてみたい!」そんな気持ちになりました。

・今回応募してみていろんな人がいろんな絵を描いているのを見ることができてよかったです。グランプリの点描画、私はこれまで一度も描いたことがないのですが、作品を見て挑戦したいと思いました。


【作者もアート展を観に♡】

展示会には作者本人や家族、友人も観にきてくれます。自分の絵が商業施設やギャラリーで展示されているのを観る時の嬉しそうでちょっぴり誇らしい姿がとても印象的です。


[アートを観た方からの感想]

・初めて障がいのある人の絵を実際に見ました。こんなに素晴らしい絵を描く力があるんですね。感動しました。

・みなさんほんとうに素晴らしいですね!細かなところまでしっかり表現されていてびっくりしました。

・「どんな障がいがあるんだろう?」、「何歳かな?」、「どんなふうに描いているのかな?」作者のことがとても知りたくなりました。 

・私も障がい者です。時々絵を描いてます。皆さんの絵をみて勇気が出ました。来年はぜひ応募したいです!


そして、コンテスト通してこんなことが実現しました!

[アートの商品化の実現]

★全3回モノづくりアートコンテスト応募作品の中からポストカードを制作

朝日新聞主催「子供地球環境新聞コンテスト」の参加賞として商品化! 全国の子供たちのもとへ!

NPO法人CILひこうせん所属ERIKOさん作「イルカ」  


★横浜スカーフの大判ハンカチーフとして商品化!

 小幡海知生さん作「曼荼羅宙」「スカイツリー」


★真嶋翔生さん作「無題」は銀座の中国料理店飛雁閣様が購入。店内に飾られ、多くの来客者に見て頂いています。



■「モノづくりアートコンテスト」で実現したいこと

「モノづくりアートコンテスト」で実現したいことは、コンテストを通して障がい者アートのファンを作ることです。

それはきっと、障がい者アーティストの希望となり、力となり、また、障がい者を弱者として社会から隔てることのない「一緒に生きる社会」の実現にも繋がると考えるからです。

私たちはファン作りのための様々な企画に取り組みます。


【見て、参加して楽しむアート展・イベントの開催】

より多くの方に障がい者アートの魅力を知ってもらうためにこれまでの「観るアート」から「参加、体験するアート」をテーマに展示会やイベントを開催します。

以下は アートをより身近に感じてもらえるような内容の一例です。

★イチ推しアート投票会

★イチ推しのアートで缶バッチ作ろう!


★会場に用意した桜の木にメッセージカードを付けて「メッセージカードで満開の桜の木を作ろう!」   

★アーティストの制作風景の放映


★「アートのQRコードから作者の生の声きけます」「点字でアート紹介」も企画中!


【アート×クリエイターによる映像アート制作】

障がい者アート × 映像クリエイターが共創する映像アートの制作をし会場で放映します。 映像化することで一枚のアートとは別の魅力を引き出します。 


【商品化への取り組み ~見るアートから使うアートへプロデュース~】 

アートがさまざまなモノやコトに使われることで、より多くの人にアートを身近に、好きになってもらえるようアート作品をデザイナーやクリエイターが加わり商品化し、企業と共に社会へと創出します。商品化することで障がい者の経済的自立を支援していきます。

制作:東京モード学園グラフィック学科「and YumeLabo」チーム


■資金の使い道

皆様からご支援頂いた資金は、こちらの項目に充てさせて頂きます。

 ◆「モノづくりアートコンテスト2023」のHP作成費

◆「モノづくりアートコンテスト2023」の企画費・運営費

♦展示会、イベント開催費

♦商品化のための制作費

◆リターン制作・製造費

◆クラウドファンディング手数料

 その他、「モノづくりアートコンテスト」普及活動費に充てさせて頂きます。


■「モノづくりコンテスト2023」サポーターの種類

 「モノづくりアートコンテスト2023」のサポーターは、4つの種類をご用意しています。

 それぞれのサポーターには、「モノづくりアートコンテスト2023」を一緒に盛り上げ、創り上げていく仲間としてサポーターとなって頂ければ嬉しいです。リターンも、サポーターの種類に応じて支援者の皆様にご用意しております。

 

『公式プラチナサポーター』

★10万~

 リターン

・HPにお名前or会社名を記載   ※支援時、必ず備考欄に掲載されるお名前をご記入ください

・障害者のはたらく応援プロジェクトオリジナル「小島家の紅茶」60g入りアルミ袋 2袋

・            〃                60g入りギフト缶 2缶

・福祉施設製造の「夏みかんのパウンドケーキ」1本(20cmx5cmx8cm)※冷凍発送のため、他の商品とは別にお届けします

・福祉作業所製造選りすぐりクッキー詰め合わせ「おまかせセット」1箱(20cmx20cmx8cm)

・全3回のコンテスト応募作品のポストカード (14種類) 1セット

・障がい者アートのクリアファイルセット 5枚入り (各A4サイズ) 1セット


『公式ゴールドサポーター』

★5万~

リターン

・HPにお名前or会社名を記載    ※支援時、必ず備考欄に掲載されるお名前をご記入ください

・オリジナルブレンド「小島家の紅茶」アルミ袋入(60g)2袋        

・オリジナルブレンド「小島家の紅茶」ギフト用缶入(60g) 2缶        

・福祉作業所製造選りすぐりクッキー詰め合わせ「おまかせセット」1箱(20cmx20cmx8cm)

・全3回のコンテスト応募作品ポストカードセット(14種類)  1セット


 『公式シルバーサポーター』

★1万~

リターン

・HPにお名前or会社名を記載   ※支援時、必ず備考欄に掲載されるお名前をご記入ください

・障害者のはたらく応援プロジェクトオリジナル「小島家の紅茶」60g入りアルミ袋 2袋

・            〃                60g入りギフト缶 2缶

・全3回のコンテスト応募作品ポストカードセット(6種類)  1セット

 ・障がい者アートのクリアファイル  5枚入 (各A4サイズ)

 

『公式ブロンズサポーター』

★5000円~

リターン

・HPにお名前or会社名・ロゴ・URL掲載 (希望者)

・障害者のはたらく応援プロジェクトオリジナル「小島家の紅茶」60g入りアルミ袋 1袋

・全3回のコンテスト応募作品ポストカードセット(6種類)  1セット

・障がい者アートのクファイルセット 5枚 ( 各A4サイズ) 


『とにかく応援』

★3000円~

リターン

・お礼状

・表彰式への参加権利


■実施スケジュール

2023年4月1日~6月末日 「モノづくりアートコンテスト2023」応募受付

2023年9月中旬 大宮マルイにて「モノづくりアートコンテスト2023展示・一般投票会」開催

2023年10月1日 審査結果発表

2023年10月中旬 表彰式

    〃    SNS,Webへ全応募作品掲載

2023年10月下旬  作品展開催


【最後に】

最後までお読みくださってありがとうございました。

私たち一般社団法人むすびは、大きな未来への希望を持っています。

それは、世界中の障がい者やその周りにいる方たちの笑顔のために「モノづくりアートコンテスト」を届けていくことです。

 「モノづくりアートコンテスト」を通して、多くの仲間を増やしていくために、私たちのできる限りのパワーを使って頑張りたいと思っております。

 皆さんの温かいご支援やご協力をどうかよろしくお願いいたします。

 

 ■よくあるご質問

Q:複数のコースに申し込みしたいのですが可能でしょうか?

A:複数コースのご支援・お申し込みも可能となっております。

 

Q:どのように支援するのですか?

A:こちら『CAMPFIREとは?』より支援手順解説ページをご確認ください。また、仕様などに関わる部分はこちらではお受けしておりませんのでCAMPFIRE様へお問い合わせお願い致します。

 

Q:送料は別にかかるものですか?

A:各種リターンに表記されている金額は、全て税込・送料込みの価格設定となっております。

 

 ■募集方式について

 本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

 


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