■はじめまして 〜ご挨拶〜

はじめまして。平潟秀俊(ひらかた ひでとし)と申します。秋田駅前でBelgian Beer Bar ZOT(ベルジャンビアバー ゾット)を経営しております。私の挑戦に興味を持っていただき誠にありがとうございます。

ZOTは、ベルギービールに魅了された私が2014年6月にオープンしたお店で、2023年6月で9周年を迎えることができました。ご来店いただいたことのある皆様にはこの場を借りて心より感謝申し上げます。

お店では、ビール好きな方にはビールの奥深さを楽しんでいただいておりますが、一番嬉しいのはビールの苦手な方が「美味しい!苦くない!」と驚き、ビールが好きになってくれることです。また、2017年には秋田で初めてパブリックビューイングを行い、大好きなJ2リーグブラウブリッツ秋田の試合を応援できるお店としても親しんでいただいております。

今ではホーム戦のときは試合会場でベルギービールの出店をするほどスタッフも家族も皆が大ファン。地域が、秋田が、盛り上がれば盛り上がるほど、私のかねてからの思いも膨れ上がり、このたび、私の生まれ育った故郷である秋田県男鹿市でクラフトビール醸造所をスタートすることを決意いたしました。1Fは醸造所、2FはCafe&Barです。

男鹿の塩や地元産果物などを使ったオリジナルクラフトビールを造り提供します。

お店の名前は「Brasserie Ogresse Quete(ブラッスリー オグレスクエット)」。ロゴマークは神秘的な女性です。

ビールは酵母によって醸造されます。「酵母」は名の通り「母」。女性の神秘的な可能性や女性へのリスペクトの気持ちを込めました。実際、私もここまで来られたのは妻の女性ならではのアドバイスのおかげだと感謝しています。女性が自由な発想で活躍できる場所にしたいという思いもあります。よく見るとなまはげにちなんで角がデザインされています。
※Brasserie=醸造所 Ogresse Quete =女性鬼の冒険

■私とベルギービールのこと 〜人生2つめの挑戦〜

ZOTを開業する前の話を少しします。私は秋田高専の化学科を卒業後、約20年間ほど茨城県神栖市の会社(現:三菱化学株式会社)でサラリーマンを経験しました。勤めながらも「いつか飲食店をやってみたい。いつか男鹿に帰ることになるのだろう」という思いを抱きつつ過ごしていたある日、ベルギービールの「ヒューガルデン・ホワイト」というホワイトビールと出会ったのです。その美味しさに衝撃を受けました。「私の知っているビールと全然違う!」と調べ始めたら止まりません。

ベルギービールは種類が多くおしゃれなラベルが特徴的

働きながら「(一財)日本ベルギービールプロフェッショナル認定 ベルギービール・プロフェッショナル」を取得。その後、ベルギービールを目的にベルギー旅行をし、ますますその奥深さに魅了されていきました。
その探究心と情熱はとどまることなく、いよいよ最初の挑戦となるZOTを2014年秋田市にオープンする運びとなりました。 

男鹿市・寒風山からの景色

一度、就職のために秋田を離れましたが、だからこそ今、故郷への魅力を心底感じられるし、県内外の方が立ち寄りたくなるスポットを作りたいという思いが強くなりました。たくさんの方に支えられてここまでたどり着けたことを原動力に、2つめの挑戦をさせていただきたいと思っています。

■私の目指すビールのこと 〜男鹿の塩とブラウブリッツ秋田〜

ビールスタイル(ビールの種類)は発酵の仕方や酵母、工程によって分かれてくるのでかなり複雑です。しかし、この度のご支援を検討いただくにあたりどうしても知って欲しいため少しだけ書かせてください。 

この度オープンする男鹿の醸造所で最終的に私が目指すのは、ベルギービールのランビックビール醸造。
これは乳酸菌や野生酵母(ワイルドイースト)を用いたビールで、樽で熟成させる製法です。酸っぱくてえぐみもある個性的な味わいですが、野生酵母のビールは珍しく、世界に男鹿を自慢できる挑戦になると信じています。 

この挑戦に至る過程で、今回試作を重ねて完成させたフラッグシップ(主力となる重要なビアスタイル)が、「サワーエール」と言われる種類のビールで、商品名は「OGA SALT ALE(オガソルトエール)」です。
乳酸発酵だけで24時間かけるなど、手間のかかるレシピとなりましたが、徹底的に酸味の調整にこだわって醸造しました。その名の通り、男鹿の塩を使用。男鹿の塩以外の原材料は、地元産の果物、野菜、麦芽、ホップを取り込んでいく計画です。

酒類製造免許を6月7日に取得できましたので、男鹿の醸造所がやっとスタートしたところです。皆さまへの返礼品の一つとなるビールですので、楽しみにしていてください。「男鹿のゴジラ岩」がラベルデザインになっています。

そして、この「OGA SALT ALE」をベースに、ブラウブリッツ秋田にちなんだ「ゴーゼビール」を製造したいという夢も現実味を帯びてきました。ゴーゼビールとは、大量の塩と薬草などでフレーバーをつくるのが特徴。そこに、ブラウブリッツ秋田らしさをどう表現するかを納得するまで検討している最中です。

自分でビール醸造ができるということは、こうしたストーリー・コンセプトを一つ一つのビールスタイルに合致させて醸造できるということ。このストーリーやコンセプトがしっかりしていることで、男鹿を、秋田を、盛り上げることにつながりますし、私自身、それらを考えながら醸造することに喜びとやりがいを感じています。

製品は 男鹿のゴジラ岩や五社堂がデザインされたラベルが特徴的な瓶での提供をを予定しています。飲食店への卸や小売りなどの販売ネットワークも準備を進めているところです。

男鹿市・五社堂にて撮影

■「ビールは苦い」と飲まず嫌いの貴女へ 〜男鹿のフルーツでビール醸造〜 

苦いビールが苦手な方、つまりは妻が「美味しい!」と心から思えるビアスタイルの醸造もやりたいことの一つです。特に飲みやすいとされる「フルーツビール」は男鹿産のなしやメロンで作りたいと思っています。 

今回の挑戦も妻である早苗(さなえ)が一番のサポーターですが、一番厳しい意見もくれる人です。実際彼女は「フルーツビールも種類によっては飲みやすいけれど、後味にビールの苦みを感じるのは好みではない」と自分のビアスタイルを話しています。 そして、そういう方々が少なからずいることも認識しています。 

彼女は本業が別にあるのですが、人手が足りないときは快く手伝ってくれる頼もしい存在です。「苦いビールは苦手」という彼女のビアスタイルについて、そしてこの度の挑戦について、早苗からのメッセージも掲載させていただきます。

妻・早苗よりメッセージ

妻・平潟早苗
 「いつもご来店いただいている皆さま、ありがとうございます。私の個人的なビールの好みですが、とにかく苦みがあるものが苦手です。私がビールへの意識が変わったのは、ベルギービールのリンデマンス(ランビック醸造の銘柄)のピーチを飲んだとき。びっくりするほど美味しくてビールへの認識が変わりました。でも、なんだかんだ言ってもビールはうんちくではなく、楽しく飲めることが一番! ですから、オグレスクエットも美味しくて楽しい場所になってほしいと願っています。
私たちが生まれ育った男鹿で、主人が挑戦するこの事業はかねてからの夢でした。ZOTをオープンしたときもそうでしたが、人に恵まれてここまで来ることができたと、そばで見ていて実感しています。また、ブラウブリッツ秋田のビールを造ることも私たちの夢です。たくさんの笑顔のそばにオグレスクエットで醸造したビールがある未来になれるよう、また、皆さんと一緒に楽しい時間を過ごせるよう、私も応援してまいりたいと思います!」 

2階のカフェバーではオリジナルクラフトビール&ベルギービールが楽しめます!

■オリジナルクラフトビール醸造への挑戦 〜ここまでの経緯を振り返りお伝えします〜

OGA BEER BREWING PROJECT(ブルーイング=醸造)と銘打ち、2年前から原型となるプロトタイプビールを3度醸造。 秋田県羽後町のブルワリー羽後麦酒さんに委託醸造し、オリジナルレシピを確立しました。

プロトタイプ(試作)ビール3種

理想の味わいに辿りつくために、少しずつ製法をアップデート。ついに納得のレシピが完成しました。

【A】BEGIAN GOSE ~Gose Style Sour〜  ベルジャンゴーゼ、男鹿の塩を用い爽やかな酸味と3種のホップ(マグナム、モザイク、ハラタウヘルスブルッカー)が奏でる軽快な味わいは初夏に最適な一杯 

【B】OGA SAL ALE ~Gose Style Sour〜  男鹿の塩エールは第一弾から酸味のバランスを改良、男鹿の塩の微かな塩味とあいまって更に軽快かつ芳醇な一杯に 

●【C】ORIGINAL ALE ~Sour Pale Ale〜  5種のホップ(モザイク、シトラ、ケントゴールディング、ハラタウミッテルフリュー、カスケード)と男鹿の塩、コリアンダーシードを使ったペールエール。 さらに乳酸発酵させることで、まろやかな酸味と甘み、苦みが順番に感じることができる。夏フェスを意識したビール

上記3つのプロトタイプビールから、当醸造所のフラッグシップ(主力となる重要なビアスタイル)を【B】の「サワーエール」と言われる種類のビールに決定。商品名は「OGA SALT ALE(オガソルトエール)」にしました。

男鹿の塩を使った「サワーエール」のレシピが完成した今、そこから酸味の強いベルギーの「フランダース・レッド・エール」というスタイルを醸造し、最終目標である男鹿の「ランビックビール」を目指してまいります。

■ご支援いただいた資金の使い道

ご支援いただいた資金は開発資金と醸造設備の維持管理、CAMPFIREの手数料等に大切に使用させていただきます。 

醸造所完成から製品出荷までのスケジュール
2023年 3月上旬 設備工事完了
2023年 6月7日 酒類製造免許(発泡酒)取得
2023年 6月下旬 発泡酒初仕込み (30日〜40日で完成予定)
2023年 8月下旬 初出荷見込み

■応援メッセージ!

稲とアガベ株式会社
代表取締役 岡住 修兵さん

どんなビールを造りたいんですか?という問いに、「ランビックを造りたいんです」とまっすぐな目で言う平潟さんに変態性を感じてファンになって以来、平潟さんのビールが呑みたくて呑みたくて、、ついにその日を迎えようとしております。
船川のまちにブリュワリーを立ち上げるという平潟さんのチャレンジは、まちづくりに片足突っ込んでいる稲とアガベにとっても、ビール大好きな僕にとっても、むちゃくちゃ心強く感じております。

皆さま、まずはこの機会を逃さずにご支援お願いいたします。そして、ぜひど変態平潟さんの美味しいビールを飲みに男鹿市船川にお越しいただき男鹿のまちを満喫してください。
その際は、ついでに稲とアガベもお願いいたしますね笑
早く呑みたいっす平潟さん!!

■応援メッセージ!

株式会社ブラウブリッツ秋田
代表取締役 岩瀬浩介さん

ブラウブリッツ秋田の岩瀬です。この度、Brasserie Ogresse Queteのオープンおめでとうございます。平潟さんご夫婦にはサポーターとして熱い応援を頂き、また、毎試合ホームゲームでの出店販売を頂いております。

駅前のZotはまるでブラウブリッツ秋田のBeer Barのように、ホームゲーム前後はもちろん、アウェイに行けないサポーターの皆様が集って、勝っても負けても皆が楽しく語り合える素敵なお店です。私もお店の大ファンで、この度新たに男鹿にBrasserie Ogresse Queteが出来たことをうれしく思っています。

私は平潟さんが20年務めた場所神栖市で生まれ育っています。秋田に来て17年目を迎えますが、秋田県は四季をはっきり感じられ、季節ごとの山や海の恵みが溢れた本当に素敵な場所です。その中でも男鹿は魅力的な地域で、私もよく食事やカフェ、海などに遊びに行きます。

私たちブラウブリッツ秋田のエンブレムには「なまはげ」が描かれており、男鹿市もホームタウンの一つです。クラブフィロソフィー「AKITA STYLE」の最後に「挑戦」を掲げております。クラブのあくなき挑戦が県民の皆さんにも波及していけばと思っております。

平潟さんの今回の郷土を愛する思いと、挑戦を応援しております。皆様のご支援ご協力を是非よろしくお願いいたします。


■リターン品のご紹介 

ご支援いただいた全ての方に、感謝の気持ちを込めたお手紙またはメールを送らせていただき、さらにWEBサイトへ御名前を掲載させていただきます。また、オグレスクエットのオリジナルグッズなどをご用意いたしましたのでご支援の金額によりお送りさせていただきます。プロジェクト終了後、2024年1月中を目途に、すべてのリターン品の発送やご連絡が完了する見込みです。

オリジナルTシャツのサイズはM、L、LL、O

リターン品は、オリジナルビール「OGA SALT ALE」(330ml)」をはじめ、オグレスクエットロゴ入りオリジナルグッズをご用意いたしました。

グッズは、①コースター ②ステッカー ③グラス  ④Tシャツ ⑤グラウラー です。さらに、クラフトビール醸造体験、 醸造所に御名前掲載(永久)などもございます。

ご支援いただく金額により、各種ご用意しておりますのでぜひご検討のほどよろしくお願い申し上げます。
 ※リターン品によって発送時期が異なります。※ 本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

■最後にメッセージ 

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。この醸造所は、地元の方に愛される場所になってほしいのはもちろんですが、県内外から男鹿のオリジナルビールを求めてたくさんの観光客がきてもらえる場所になってほしいと思っています。 

男鹿駅からも近いオグレスクエット。2階のカフェバーは今年3月から予約制で昼夜オープンしていますので、ぜひ、醸造所を見学していただき、2階でオリジナルクラフトビールを味わってみてください。人気のピザ「あが(赤)」と「すろ(白)」もオススメです。男鹿駅から終電で秋田市に帰宅する方もいらっしゃるので「男鹿で飲もう!」という方が増えると嬉しいです。

 男鹿は今、たくさんのパワーある人たちが新規事業や挑戦を進めております。そうした方々とお話すると、私自身も刺激的でオリジナルクラフトビールに対する新しいアイデアがどんどん浮かんできます。 このような環境にも感謝しながら地域と共に、感謝の心を忘れずに精進してまいります。どうかご支援のほどよろしくお願い申し上げます。 

Brasserie Ogresse Quete
平潟秀俊
https://ogresse-quete.com/
Instagram @ogressequete

酒類販売業免許:秋田北法第3155号 
管理責任者:平潟秀俊



Brasserie Ogresse Quete
〒010-0511 秋田県男鹿市船川港船川字化世沢181
< JR 男鹿駅より徒歩約8分/昭和男鹿半島ICより車で約30分 >
TEL: 0185-47-7676
【営業時間】11:00 ~ 23:00(途中休憩あり)/火曜日定休


1.販売場の名称及び所在地 Brasserie Ogresse Quete 秋田県男鹿市船川港船川字化世沢181 2.酒類販売管理者の氏名 平潟 秀俊 3.酒類販売管理研修受講年月日 2022年9月7日 4.次回研修の受講期限 2025年9月6日 5.研修実施団体名 一般社団法人 日本フランチャイズチェーン協会 

■注意事項 ※20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。20歳未満の方はお酒のリターンを選択できません

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