はじめに・ご挨拶




NPO法人ゆめのシステムプロジェクト代表の熊澤光政と申します。

神奈川県厚木市に居住して15年、風光明媚な丹沢山塊をのぞみ荻野川の流れに寄り添うように田園が広がっています。

毎朝散歩が楽しみです。しかし、この美しい田園風景がどんどんほころびかけています。

荒廃した田んぼは雑草が生い茂り見るも無残です。

8年前見るに見かねて雑草だけでも刈ってやろうと地主に問いかけたところ、タダでいいから借りてくれと言われ、

現在八反の水稲栽培を行っています。

もちろん一人ではできないので「荻野の美田を守る会」を立ち上げました、会員は40名になります。

まったくの素人がただ、安全で美味しいお米を作りたいとの願いから「愛鴨の農法」を試みました。

田植え、稲刈り、収穫祭と家族そろって100名以上の楽しいつどいに発展しました。


このプロジェクトで実現したいこと

8年やった結果、おいしいお米をたくさん採って喜んでもらいことが出来ました。

しかし、近年メディアでもささやかれているように、お米農家はどんどん減ってしまうと言うのが現状です。

何故でしょう?・・・儲からないからです。本職のお百姓さんでも一反で10万円を稼ぐのがやっとです。

これでは一家を養った行くことはできません。

幸い私たち「荻野の美田を守る会」の仲間には美味しいお米を30キロづつお配りすることが出来ました。

春には愛鴨さんたちが美味しい大きな黄金の卵を産んでくれます。

近所の子供たちは散歩の途中にパンくずやお野菜を細かくちぎって食べさせてくれます。

こんな素敵な「荻野の美田を」いつまでも残していきたい。

そんな思いでいっぱいです。

幸いに「荻野の美田を守る会」のたんぼには、コンコンと湧き出る清水があります。

そうだこれを利用しない手はない。

「ホンモロコ」の養殖をやろう。

暖かい田んぼは「ホンモロコ」の育つ環境にぴったりだそうだ。

養殖池と田んぼを行き来できる「ホンモロコ」の楽園を作ろう。

時々我々の胃袋も満たしてもらおう。

料理屋さんの店長に聞いたら「ホンモロコ」ならいくらでも欲しい魚だよ!と太鼓判を押してくれました。

そして、われわれの懐も潤うかな?

なんで?「ホンモロコ」なの?

「ホンモロコ」は琵琶湖のお魚です。

小さいけれどあぶらがのっていて焼いてよし、揚げてよし、しょうゆとお砂糖でコトコト煮てお煮しめにても

よし頭からそっくり食べても柔らかくてとっても絶品です。



私たちの地域のご紹介

丹沢山塊の前衛峰、大山は別名、阿夫利山と言い昔から阿夫利神社を祭り、雨乞い神社として有名です。

山頂からは勇壮な富士山から箱根、伊豆の山々が見渡され、相模湾を一望すると晴天には大島や伊豆の島々も見えます。

眼下には江の島や三浦半島も一望できます。

それから、ちょっと西に向かって中津川を遡ってゆくと宮ケ瀬ダムがあります。

それらの厚木市の市内に向かって荻野川が流れています。その中ほどに位置しているのがわれらの

荻野の美田です。




プロジェクトを立ち上げた背景

こんなっ素晴らしい荻野の美田を末永く発展させることはできないだろうか?

若い人に喜んでタッチしてもらえるように、何とかできないかと常に考えていました。

お米の生産と同時に「ホンモロコ」の養殖は以前から考えていました。

しかし、琵琶湖の高級魚を簡単に養殖のため関東で育てるのはなかなか大変なんですね。

滋賀県の水産課にお願いして「ホンモロコ」の稚魚を何とか譲っていただけないか交渉しました。

でもやっぱり駄目でした。

琵琶湖の大切な高級魚をどこにも出荷できないそうです。

でも「ホンモロコ」の栽培漁業センターの職員の方から埼玉県でも「ホンモロコ」を養殖しているとのことを

教えていただき、埼玉県の水産課から養殖組合を紹介していただき何とか購入の目安が立ちました。

但し、出荷の時期は夏ごろになるとのことでした。

なかなか難しいことのようですね。


これまでの活動

田んぼの田の字も知らない全くの素人が荒廃した田んぼの雑草を近所の自治会の草刈り機を借りて毎日汗びっし

ょりになって刈り取ったのが懐かしいです。

安全なお米を作りたいとの一心でたくさんの有機栽培の本を読んだりYouTubeでいろいろ検索したのが懐かしい

です。

それから8年いつまでもシンマイが作った新米ですとはいってられません。

70羽の合鴨のヒナを田んぼに放ったらカラスの大群が来て見ている前でみんなつまみ上げて行ってしまう様子

に、只愕然として見ているしかない自分。

折角、植えた早苗が一面の緑ゴケに覆われて水没してしまっている。

近所のお百姓さんに相談したら農協に行ってダイダイ色の粉を買って蒔いたらいいよと言われても

絶対やりたくない。

パソコンで調べまくったら松の小枝を入水口に置いとくといいよとの名回答を得て大喜びした自分。

今はただ稗(ヒエ)との戦いだ。稗をほったらかしにするとお米が全然育たなくなるんだ。

まあ、いろんなことがあって毎日楽しんでいます。

水田で「ホンモロコ」の養殖する。

ちょっとおおきな掛けになるかもしれません。

田圃の中に大きな池を作ってそこに「ホンモロコ」を放流して育てる。

「ホンモロコ」は普段は田んぼの中で泳ぎ回って水草を食べたり稲の根っこをほじくり返してくれるのがお米の

生育にもとってもいいそうです。

でも、稲の中干しや稲刈りの時期は、田んぼの水は全部引いてしまいます。

この時期は養殖池に全部集めなくてはなりません。

琵琶湖ではこの時期全部琵琶湖に放流するそうです。

我々は一度養殖池で育て稲刈りがおわってからまた水を田圃にいれ「ホンモロコ」を育て

10月から12月ごろに水揚げ販売をする計画です。



資金の使い道・実施スケジュール

資金の使い道

設備費: 約40%

リターン費用: 約40%

手数料:17%+消費税


Crowd Funding で目標の資金が調達出来たらいいな!

毎日、達成した夢に出てきそうだ!

まず第一にやることは愛鴨の田んぼの4分の1位を50センチほど掘り下げてその土を土嚢にして2メートルほど

の歩道を構築する。

愛鴨の田んぼとの境界線も土嚢を二重に積み上げる。

この辺の作業は、会員の手で何とか出来るかもしれないが、「ホンモロコ」の飼育池は水路に面した六反の水路

側に順次構築するには業者さんにユンボで掘削してもらわなければならない。

湧き水の水路から田んぼに引き込むポンプや電源を使うための電柱の設置や配線も必要だ。

4月から田植えの準備も忙しくなるので、まずは一反ずつ仕上げてゆく計画です。

上手に育てるためのノウハウもしっかり勉強させていただきます。

資金用途にはCAMPFIRE手数料にも使用します。


リターンのご紹介

リターンてどうしよう?

最初から儲かる確証なんかないんだ。でもそれだったら、誰も支援してくれる人なんかいないよな。

確約できることと言ったら、おいしい高級魚の「ホンモロコ」をみんな一緒に味わってもらえることかな。             

そして家族でホンモロコの釣り大会をしたいな。

つかみ取りなんかもできるかな。

「ホンモロコ」の飼育池には釣り堀もできる環境にして楽しく釣ったらお持ち帰りできるようにしたいな。

もちろん支援者には全員、ご家族で参加する入場券を発行します。

それから、おいしい安心安全なお米を特別優待価格でご情味していたきたいとおもいます。

本当に美味しいお米だよ。

実際の実施時期については4月から飼育池の工事を計画しています。

リターンイベントスケジュール:

23年5月 クラウドファンデング終了

  6月3日~4日、10日~11日(各土日)愛鴨田んぼで楽しい田植えにご家族ご招待

  9月中旬 稲刈り

  10月 収穫祭開催予定

その他、「ホンモロコ」飼育状況によりイベント開催日程は後日メールにてお知らせします。

  


最後に

お米農家からのお願い!

皆さん、お米をもっと食べてください。

パンも美味しいけど自分たちが作ったお米は本当に美味しいよ。

それから関東でも本物の琵琶湖のお魚の味をたっぷり味わっていただきます。

応援お願いします。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください