はじめまして

加賀ゆびぬき作家のゆびぬき堂 千明幸代と申します。

加賀ゆびぬきをご存知でしょうか?

ゆびぬきはお裁縫の時に指にはめて針から指を守る役割のあのゆびぬきです。素材は皮や金属など様々なのですが石川県の金沢発祥の加賀ゆびぬきというものは厚紙と真綿で土台を作り、表面は絹糸でできたものです。

私はこの加賀ゆびぬきの色鮮やかさと絹糸の煌めき、幾何学的な模様に一目惚れ。独学で作り方をマスターし、加賀ゆびぬき作家として加賀ゆびぬきをアクセサリーにアレンジしたものを催事や手づくり市などで販売しています。また、講師としても活動中です。https://www.instagram.com/yubinukido/?hl=ja



一針一針縫って表面を絹糸でかがり、柄を出していきます。

このプロジェクトで実現したいこと

今回、プロジェクトで実現することは加賀ゆびぬきの指輪化計画です。

指輪としての耐久性や機能性、デザイン性を保たせるために真鍮の特注パーツを株式会社美徳さんに依頼し、制作します。


プロジェクトをやろうと思った理由

理由は二つ。

・加賀ゆびぬきを次のかたちへ。可憐なきらめきを広めたい!

・特注パーツを製造してくれる会社に出会ったから。かたちにするためには製作費も必要!

この二つをこれまでの経緯で説明していきます。

・加賀ゆびぬきを次のかたちへ。可憐なきらめきを広めたい!

加賀ゆびぬきは実用品、というよりは工芸品としての意味合いが強く、ゆびぬきとして使う方は少ないのが現状です。しかしながら、買ったり、もらったり、作ったりしたもののどう扱っていいのかわからずしまったままの事も多いみたいです。

それはもったいない。とてもきれいなのに。

そういう思いから装身具として身につけられたら素敵だと信じ、アクセサリーとしてピアスやイヤリング、帯留など作ってきました。指輪として使用できるようにサイズ調節をしてみましたが

材料の厚紙、真綿、絹糸が水や摩擦に弱いこと

構造上、厚みができ着けているともたついた感じになる

サイズ調整が難しい

などなどの理由から指輪としての扱いを強く打ち出せなかったのです。

緻密なサイズ調整が必要なオーダーメイドのゆびぬきリング

それでもやっぱり初めて加賀ゆびぬきをご覧になる方からは指輪?というお声が多く、ゆびぬきとしても指輪としても少し中途半端な位置づけがずっともやもやとしていました。


いっそのこと指輪としてしまおう


これらの悩みを解消するためにフリーサイズのリングに切断して半円状にしたものを通す形にしてみましたが困ったのが端の処理です。リングとゆびぬきとの一体感が出ず、自力での限界を感じました。

リングパーツとゆびぬきの幅も異なり少し惜しい出来です。

・特注パーツを製造してくれる会社に出会ったから。かたちにするためには製作費も必要!

今回制作を依頼したのは株式会社美徳さん。昭和46年創業の確かな経験と職人さんの匠な技術でこちらの会社なら安心してお任せできると思いました。

創業当時から使用の重厚感あふれる機械で作ってもらいます

依頼するパーツはゆびぬきの両端とリングをつなげるキャップのような形状です。小さいながらも傾斜やアール部分が多く、金型は6種類にも及びます。その結果、金型代の制作費で約17万円。これにパーツ代がかかります。正直なところ私の貯金では簡単に出せる金額でもないのは確かです。しかし、良いものを作るには相応の出費も必要かと決心いたしました。

加賀ゆびぬきを広めるために、皆様の援助をお願いしたいと思っております。

加賀ゆびぬきを何かの雑誌で見てかわいい、作ってみたい、と思ったのが2013年。
出来心で始めたゆびぬき作りでしたがその5年後には作家として専念すべく仕事を辞め『ゆびぬき堂』として活動を始めました。
都内を中心に手作り市やグループ展、委託販売や百貨店の催事などを行ってきました。

今まで出店してきた場所や施設は以下の通りです。

・青空個展 手作り市 2017年~
・銀座 奥野ビル ギャラリーkanon 2017年8月
・神楽坂 香舗 椿屋 2018年3月・2019年7月 2021年3月
・まるごとにっぽん ポップアップ2018年11月 2019年4月 
・西武池袋「私の針仕事展」キルトマーケット2018年 2019年 2020年2021年 8月
・銀座ロフト「和を感じる手しごと展」
・新宿高島屋 テシゴト市ゆびぬき作家5名で出店2021年10月~2022年2月
・大阪手作りフェア

などなど

講師活動 

日本ヴォーグ学園
株式会社カルチャー

作品提供
株式会社めのや

掲載ページ
『北欧ヨーロッパの編み込み小物』
朝日新聞出版アップルミンツ発行 2017年10月

ネット掲載

『宝絹』シリーズ和装の人たち 蚕糸・絹業提携グループ全国連絡協議会

2021年 上野桜木にある古民家『上野桜木あたり』にてシェアショップ・カタテマで出店。シェアショップではありますがここが実店舗です。


・金型製作費+パーツ代 250,000円

・リターン費用、送料

・CAMPFIRE手数料

※多くのご支援を頂いた場合も、新たな作品の使用料等に充てさせて頂きます。

① ¥200,000 限定1名様 二十四節気のオリジナルゆびぬきを1年間にわたってお届けします。(月2回)

② ¥100,000 限定3名様 月に 一つオリジナルゆびぬきをお届けします。

③ ¥10,000 『加賀ゆびぬきで綴る七十二候カレンダー』+あなたの好きな七十二候のゆびぬき作ります

④ ¥7,000 今回制作するゆびぬきリングをプレゼント

④´ ¥5,000 早得!!先着3名様 通常価格7000円のところ、先着3名様は2000円引きで提供いたします。

⑤ ¥5,000ゆびぬきの針山プレゼント

⑥ ¥2,500 『加賀ゆびぬきで綴る七十二候カレンダー』プレゼント

⑦ ¥500 お礼のメール

2023年2/25クラウドファンディング開始

2023年3/25クラウドファンディング終了

2023年3/26 リターンで③、⑤をお選びいただいた方へカレンダーの発送

2023年4月中旬 リターンで⑤をお選びいただいた方へリターン発送

2023年4月下旬 リターンで①、②をお選びいただいた方へリターン発送

2023年4月中旬~5月下旬 リターンで③をお選びいただいた方へご希望のゆびぬきの制作、発送。

2023年5月中旬 パーツの完成予定

2023年5月下旬リターンで上記④、④´をお選びいただいた方へリターンの制作、お届け

私が加賀ゆびぬきを作り続ける理由はコツコツと地道な手作業が好きなこともありますが、根底には工芸品というものに対するあこがれだと思います。その工芸品を私は作ることができ、インスタグラムなどで作品を見ていただいたり、はたまた購入してくださることもあり、これは本当に幸せなことだと思います。それでも、新しいかたちの加賀ゆびぬきとともに一歩先に進みたいのです。皆様のご支援、どうぞよろしくお願いします。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/06/13 16:33

    クラウドファンディングをして皆様にご支援いただいたゆびぬきリングのパーツ。完成して手元にと届いた報告はいたしました。その後のお話しです。すっかり完成した気でいましたが考えたらここまでは全て人任せのお仕事で、当たり前ですが、ここからが私のお仕事です。綿を巻く量、リングに通す長さ、綿じゃなくてフェ...

  • 2023/05/09 20:08

    皆様のご支援のおかげで完成することができたゆびぬきリングのパーツ、出来上がりましたゆびぬきの指輪化計画。より完成度の高いものを作りたくて今年の一月に(株)美徳 さんに相談に伺い、クラウドファンディングで皆様にご支援を募り、クラファンのリターンでカレンダーも作ってもらったりといろいろな方にお願い...

  • 2023/03/21 02:00

    早いものでクラウドファンディング期間も残り3日くらいです。クラウドファンディングのリターンの商品、いろいろ進んでます。カレンダーも入稿を終えました@hattooori さんに制作を依頼して、本当に素敵な出来になりました。毎月のカレンダーには私の毒にも薬にもならないつぶやきをこっそり入れてます。...

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