「作文」「読書感想文」と聞くと、あまりよくないイメージが浮かんでくる、という方は多いのではないでしょうか。


最近の小学校の宿題、選択制のところが多く、作文や読書感想文は避けて通ろうと思えば通れる道になりました。

ほっとされている親御さんも多いのではと想像します。

でも、実は作文や読書感想文って、子どもの学力向上にも、親子のコミュニケーションにも、本当にいいツールなんです!

そのことをたくさんの親子に知っていただきたく、このたび、「ひとりで書ける!読書感想文大全」を出版いたします!


はじめまして!賢く育てたいママのためのオンラインサロンedu-salonを主宰しています、苅部 世詩絵(かるべ よしえ) と申します。

小6&小4兄弟のママで、中学・高校の国語と司書教諭の免許を保有しており、塾講師をしておりました。

「ひとりで書ける!読書感想文大全」を出版するきっかけは、出版社さんから「読書感想文について、保護者向けの本を書いてほしい」とお声がけいただいたことでした。

はじめは、ママが子どもをサポートする本として書き始めました。

しかし、現在は専業主婦よりワーママの方が多く、

「子どもがひとりで書けるようになったらいいな」

というお声をたくさんいただき、書いていた原稿を白紙へ。

企画を練り直し、オンラインでのみ行っていた打合せを、東京の編集者さんには大阪まで来て頂き、私も大阪本社に出向き再度練り直し。

そこから、「忙しいママたちが子どもをサポートする本」から「子どもが自ら読んで理解し、実際に書けるようになる本」、にコンセプトを変え、執筆。

この本から、作文や読書感想文を通して自分の気持ちを表現する力をつけてほしい、

「書くって楽しい!」という子をひとりでも増やしたい!

という使命にも近い想いを胸に、クラウドファンディングにチャレンジします!


私の本のご紹介をする前に、私が考える「作文や読書感想文のいいところ」についてお伝えすると……

人間の頭は、「言葉」を通してしか思考できないと言われています。

ですので、思考を広げるためには「言葉にする」練習が必要です。

例えば、ケンカになるのは、大体コミュニケーションがうまくいかないとき。

自分の想いをきちんと言葉にして伝えることができれば、人と人とのすれ違いは、随分減ります。

誰かに自分の気持ちを伝えるのはとても大切なことなのですが、「よく考える」回数を重ねないとなかなか難しい。

そういう意味で、作文や読書感想文で何度も推敲することで、自分の思考は広がり、表現力も磨かれます。

「自分の気持ちを整理し、伝える」とてもいい練習になるのです!


日本人の読解力は落ちている、という調査結果が出ています。

15歳児を対象に読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの三分野について調べる国際的な学習到達度調査(PISA)において、日本の読解力は2012年4位、2015年8位、2018年15位。 2012年をピークに下降傾向にあり、2006年と並び過去最低水準にあります。

私たち親世代が学生だった頃は、「読解」は、読んで字のごとく、読んで理解するところまででした。

しかし今の時代は、読んで理解し、そこから自分の意見を言えるところまでが「読解」として求められています

文章に沿った「自分の意見」を述べる必要があります。

読書感想文は、作文と共通する「自分の考えを言葉にする」ことに加え、その前提として「読んで理解する=読解力」が必要になります。まさに、今の時代に求められる「読解力」を育むよい練習となるのです。

読書感想文を小学校で積極的に書かせることは少なくなりましたが、小6の全国学力調査では、文章を読み80字や100字で自分の考えを書かせる問題は出ますし、高校入試では、200字程度で自分の考えを述べる問題を多くの都道府県で出題されています。

その練習として、題材を選べない教科書だけでなく、子どもにあった本を選べるというのは、とてもいい点だと私は考えています。


作文や読書感想文を親子で取り組んだママからいただくお声に

「自分の子どもがこんな考え方をするのか!」という新発見があった、

というものがたくさん見られます。普段の生活のなかで、「考え方」に触れるような会話は少ないですもんね。

例えば、私は次男と「うさぎとかめ」の本を読んでいたとき、こんな風に言ったことに驚きました。

ー「うさぎさんは、つかれたときに、ちゃんと休んでえらかったね」

つい頑張りすぎてしまう私にとって、次男のこの言葉は大きな気づきとなりました。


子どもとしっかり向き合えるのは、ほとんどの子は小学校まで。

その限られた時間に、作文や読書感想文を通して育んだ親子のコミュニケーションは、何ものにも代えがたい宝物となります。


適切な指導をして、自分が書いた作文や読書感想文がコンクールに入賞したら、子どもは大きな自信を得ることになります。

作文コンクールで入賞した私の長男は、審査員である直木賞作家の重松清さんから、直接、表彰式で自分が書いた作文についてコメントをいただき、たいそう感激し、自信を持ちました。

読書感想文指導講座を受けた方たちからも、「コンクールで受賞した!」「代表に選ばれた!」などのたくさんのご報告とともに、そのことでとても喜んだり、自信を持ったりしたお子さまたちの様子もお知らせいただいています。

自分で一生懸命考え、言葉にした読書感想文を書きあげるというだけでも、子どもは自信を持ちます。入賞という形で第三者から認めてもらえば、なおのこと。


これまで述べてきましたように、作文や読書感想文は、子どもたちを大い成長させます。

でも、家庭で取り組むとなると、何からどう取り組んだらいいか分からない……という方は多いと思います。

そんな方たちのお役に立ちたい!と、新興出版社さんからの依頼をお受けし、2023年3月17日に「ひとりで書ける!読書感想文大全」を出版することになりました。

私自身、読書感想文を書くのが得意で、小学校1年生から3年生まで、毎年コンクールで金賞を受賞していました

自分自身で書くなかで理解したポイントや、親になり、自分の子どもと一緒に読書感想文に取り組んできて分かったこと、それにプラスして塾の国語の講師として教えてきた内容、さらには出版にあたって徹底的に調べたコンクールの評価ポイントなどを1冊に詰め込んだ本です。

見開きでマンガを取り入れ、お子さまが「自分で読んで、ひとりで読書感想文が書ける」ことが可能になる構成です。また、それだけではなく、親御さんにぜひ伝えたいことを記したパートもほぼ全ての章に入れました。

子どもがひとりで読んでも楽しいし、

大人が子どもをフォローしたいときにも使える1冊です。



私はこれまで3年間にわたって、毎年夏休みに読書感想文指導講座を行ってきました。すると受講したママたちから、喜びの声が寄せられたのです。


今日、息子が帰って来るなり開口一番、「読書感想文で1年生・2年生の代表になったよ!!」と。

学校代表に選ばれたようで、お友達にすげーといってもらえて鼻高々だったようです。

頑張って書いて良かったと本人も言っておりました。

私自身、苦手な印象があった読書感想文。

小1長男の学校では、読書感想文が必須でなかったため、よしえさんのこの企画がなければ挑戦していなかったと思います。

 息子とチャレンジをしてみたところ、息子と深く意見を交わすとってもいい機会になりました! 

「なぜそう思ったのか」「どう感じたのか」など問いかけながら、読書感想文の作成を通して、思考力や表現力を磨く練習ができました

書けただけでも満足、と思っていたのに、結果までついてきて感動です!

よしえさんの添削のポイントがまた秀逸で。

私も、そこを突いたほうがいいよなぁ(子供が働くくらい貧しい国の子供vs自分の境遇の比較)と思いながら、

どう出していけばいいか悩ましかったので、非常に助かりました!

息子本人からは直接出ない視点も、親が引き出すことが大切なのかな、と思いました!

きめ細やかなサポートを本当にありがとうございました!


先日は遅くまでご指導いただき、ありがとうございました!

読書感想文の動画を拝見して、地図をいただいたような感覚でした。

娘と2人試行錯誤して何が正しいか道に迷っているような感覚でしたが、

この間のzoom会では丁寧にご指導いただき、よりはっきり方向性とゴールが理解出来たように思います。

まるでナビのような!

私が自分で気づくように、仕向けていただいた事も本当にありがたかったです。 ありがとうございます。


世詩絵さんのおかげで昨年からトライし、

今年は息子からスラスラ感想が出てきたので、息子の成長を感じられる機会にもなりました。

 今年は夏休みに子ども達と接する時間が少なかったので、読書感想文を諦めるか悩みましたが、今回のような機会があることで、読書感想文へのモチベーションも上がり、背中を押されました! 

来年もぜひぜひよろしくお願いいたします!

このようなご感想をたくさんいただいた読書感想文指導講座が、

この『ひとりで書ける!読書感想文大全』の土台になっています!


私の母は、小学校教員でした。本の読み聞かせをたくさんしてくれ、作文や読書感想文にも一緒に取り組んでくれた、私や姉・兄も、読書感想文で何度も受賞。

そんな経験から、自分は国語が得意だと思い込んでいた私ですが、当時通っていた私立中の中3の個人懇談で「国語は、入試合格基準より相当低く、算数でカバーした」ことが判明。

本は好きだけど、問題は解けないと悟ったのです。

高校生になってから苦手を克服しようと、ひたすら勉強。

国語は感覚やセンスではない、論理的に読めば成績は上がるのだ、と気付きました。

国語はすべての学力の基礎。センスや感覚ではなく、論理的に答えを導ける。

その方法を伝えたいと感じ、青山学院大学 文学部 教育学科に進学。中高の国語科と司書教諭の免許を取得。

国語の力を伸ばすことに注力できる、塾の講師という仕事を選び、のべ2300名以上の親子指導を経験しました。

そこから、人材紹介の会社で営業やキャリアコンサルタントの仕事や、就労移行支援の仕事なども経験しましたが、出産後は、家事と育児と仕事のバランスがうまくいきませんでした。

長男が年中のときに「お母さん、仕事を辞めてほしい」と言われ、退職を決意。専業主婦となったのです。

そこから、のべ300人ほどの先生から、子育てについて数百万円の投資をして学び、2018年に「絵本で賢く育てる」をコンセプトに起業。オリジナル講座を開催。

コロナを機に、ママたちが不安を抱くようになり、たくさんの相談メッセージを寄せられるようになったことから、オンラインで集まれる場所を持とうと、賢く育てたいママのためのオンラインコミュニティedu-salonをスタート。

現在は、月に1度、育児書の著者をお招きし、その内容や裏話などについてメンバーと共に学び、実践しています。

会員数は160名超。乳児のお母さんから、お孫さんがいる方まで、幅広い世代の方に参加いただいています。

教育者や士業の方たちの参加が多いのも特徴です。

そんな私の活動の一環としての「読書感想文指導講座」がきっかけとなった、今回の出版。

母からもらったこの言葉も、私が作文や読書感想文を推進する原動力になっています。


「作文や読書感想文は、親子が一緒に一つのものを作り上げることができる数少ない体験。

書くことは、簡単じゃないかもしれない。

でも、大変なことも含めて一緒に体験できることは、子どもにも、親にも心に残る宝物になる。」


このクラウドファンディングは、3/17に出版する「ひとりで書ける!読書感想文大全」を知っていただき、子どもたちに作文や読書感想文を通じて自分の考えを書くことに自信を持ってほしい、という思いで立ち上げました。

そしてもうひとつ、「自分の考えを書くことに自信を持ってほしい」という願いをかなえるために、企画を考えています。それは私の会いたい人 作文コンクール」の開催です。

書きやすい長さで子どもたちに作文を書いてもらい、「自分の考えを言葉にできるって楽しい!」と感じてもらうためのコンクールです。審査員特別賞をたくさん作り、賞をとることで達成感を味わってほしい、という想いもあります。

「私の会いたい人」

書きやすい400字(全国青少年読書感想文コンクールは、小学校1~2年で800文字、3年~は1200文字。これだけの長さのものをいきなり書くのは大変!!)

2023年春休みに開催(詳細は決定次第発表します)、6月頃表彰予定

WEBにて応募。詳細は決まり次第発表


このクラウドファンディングにご支援いただきました資金は「私の会いたい人 作文コンクール」開催に使わせていたきます。賞状、発送費用など……子どもたちが「書くって楽しい!」と思えるコンクールにしたいと、今から張り切っています!



いただきました支援金は、CAMPFIRE手数料17%を除きまして、子どもが書くことに自信を持つための「私の会いたい人 作文コンクール」の開催費用(WEBページ作成、賞状・発送費用等)に使用致します。



リターンといたしまして、以下のようなものをご用意しております。

・特別講師によるオンライン講演会

・「ひとりで書ける 読書感想文大全」(サイン入り・児童書ガイドブック付き):1冊・3冊・5冊・10冊。冊数が多いほどお得になっております!

・よしえ先生とお話会:大阪・東京でのリアル会(ランチ会/アフタンーンティー)や、オンライン会など、複数ご用意しています。

価格や日程など、詳しくはリターン一覧をご覧ください!

2023年3月17日 『ひとりで書ける!読書感想文大全』書店での販売開始

2023年春休み 作文コンクール「私の会いたい人 作文コンクール」開催

2023年4月15日 クラウドファンディング終了

2023年4月 リターン発送

2023年6月頃 「私の会いたい人 作文コンクール」受賞者発表(予定)


教員の残業が多いことが問題になっています。

3月8日、教育上の大きな判決が出ました。

その内容は、「作文のペン入れは教員の自発的行為」という内容です。

来年度以降、ますます、宿題で作文を出す先生は減るでしょう。

作文を書く機会が激減し、ペン入れもしてもらえない子どもたち。

それをカバーするのは誰でしょう?

家庭で全てをカバーするには、あまりにも負担が大きすぎます。

春休みは多くの学校で宿題がありません。そこで書きやすいテーマ、文字数の作文にチャレンジしてほしい!と願っています。

書くほどに人は成長します。また作文に親子で取り組むと、子どもの成長をサポートできた実感を親が持つことでもきます!

応募された作文は全て、作文添削のプロである苅部世詩絵が「いいところを伸ばす」添削をします!

いいところを認めてもらい、目をキラキラ輝かせながら「書くって楽しい!」 と言う子ども。

そんな子どもを増やしたい大人のみなさんに「私の会いたい人 作文コンクール」の開催を応援頂けましたら大変嬉しいです。

みなさまの温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします!


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/04/13 12:22

    【金賞成立 特別賞成立に挑戦します 】たくさんのご支援を頂き作文コンクールを主催して、「書くって楽しい!」と目を輝かせる子どもを増やしたいプロジェクトはネクストゴール250%を達成。『わたしの会いたい人作文コンクール』金賞が成立しました!!これで受賞者は3名→9名に。残された期間はあと2日。優...

  • 2023/03/27 05:00

    たくさんのご支援のおかげで目標の200%達成ができ、作文コンクールの賞状はB5▶A4サイズにランクアップすることができました!本当にありがとうございます!!現段階では『私の会いたい人作文コンクール』での賞は・最優秀賞(副賞:図書カード5,000円)・優秀賞(副賞:図書カード3,000円) ・特...

  • 2023/03/22 05:00

    【支援の御礼】作文コンクールを主催して、「書くって楽しい!」と目を輝かせる子どもを増やしたいプロジェクトを応援してくださりありがとうございます。たくさんの方にシェア、支援いただき、2日で20%支援という目標を大幅に上回り、開始3.5hで達成。開始4日で179%達成。と自分でも驚くほどの支援をい...

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