はじめまして!
私たちは、とある映画で有名になった街、茨城県下妻市の小さな公園と鎮守の杜に囲まれたエリアで、地域の暮らしを豊かにするまちづくり事業を展開している(一社)下妻家守舎と申します。
私たちのまちづくりの取組みは、コロナ禍真っただ中の2020年夏から始まりました。あまり利用されていなかった公園と隣接する空き家をリノベーションし、新しいものを取り入れ、古いものを見つめ直し、エリアに無い物、無くなったものを、事業で創り出す取り組みを続けています。
最初に手掛けたのは、空き家を活用したかき氷店の季節営業、2020年の夏限定で、かき氷マイスターでもある「mipi」が出店しました。
また、小さな公園を利用して「SHIMOTSUMA LIFE MARKET」を開催。このマーケットはエリアの可能性を確認し、街に欲しいものを探り出すために開催しています。
公園では朝市やPARK-YOGAも開催、イベントから日常を創り出し暮らしが豊かになることを意識して、コンテンツメイクをしています。
季節営業で始まった「mipi」は2021年11月からカフェレストランとして本格営業しています。地域の食材も使って、お野菜中心の美味しい料理で皆様にご利用いただいています。
プロジェクトの内容
ここまでご覧いただき、ありがとうございます!今回のプロジェクトは、私たちが事業を展開しているエリアにある潜在空き家を「街のゲストルーム」にするものです。mipiや公園と目と鼻の先で、店舗物件オーナーさんのご実家の現在使用していない2階部分をリノベーションして、エリアを訪れる方をおもてなしできる、居心地の良い空間を創ります。また、街の未来をみんなで語るセミナールーム、地産地消のオーベルジュとしての利用、気の置けない仲間とのパーティールームなど様々な活用も想定しています。
プロジェクトにかける想い【家守と大家の対談】
<大家> 下妻家守チームも設立して間もなく3年が経過しますね。改めて、当時約束した撤退ライン覚えてますか?
<家守> 一人ぼっちになった、ワクワクしなくなった、その時は辞める、ですね!
<大家> そうです、設立メンバー全員残ってますし、まだまだワクワクしてます。今回のプロジェクトもワクワクしますね!
<家守> 初めに描いたビジョンも達成していない物もあるし、周辺エリアへの波及や、別の場所への展開などを考えたらワクワクは止まりませんね。
<家守> コロナ禍の中手探りで始まり、それでも地域の暮らしを豊かにする実のある物にしたい!という思いで、丁寧に進めてきました。最近mipiさんはテレビにも出演(昼めし旅:テレビ東京)するなど認知度もあがり、地域に浸透しながら遠方からのお客様も来訪するようになりました、少しづつ花が咲いてきた感じがあります。
<大家> mipiさんのおかげで美味しいもので暮らしを豊かにしたい願望が一つ満たされました!そして、メンバーの知人や友人、気の置けない人が遊びに来てくれることも多くなって来ました。そうなると、もっと長く滞在してもらいたい、夜通し語り合って、つぎに何が出来るか妄想を繰り広げたい!といった場所が欲しくなってきます。
<家守> そうですね!今回のプロジェクトでエリアのゲストルームが出来ると、そんな過ごし方ができるようになります。ただ、ご実家にはお父様もお住まいですし、まずは普門寺さんなど地域の方々の暮らしが豊かになるような使い方ができたら!とも思います。
<大家> そして今回のプロジェクトには、街にコミットして新しい暮らしを創りだしているプロフェッショナルが関わってくださってます。そんな皆様から直接レクチャーを受けながらDIYできるという家守企画は、かなり楽しいのでは!?と思います!
<家守> これまでもファームガーデンさん監修のデッキ作り、谷田部建築さん監修のファサード作りなど、プロの技とお力添えで完成させるDIYはかなり楽しかったですからね!
<大家> そうですね!プロ気分で仕上げるDIYはかなり楽しかったです!プロの技に感心しながら、思った以上の完成度でかなりの達成感がありましたね!
<家守> 今回のプロジェクトもDIYしながらみんなで完成させる。7月下旬には工事完了なので、今年こそ開催されるであろう、砂沼の花火大会に間に合いますね!関わった皆様と花火大会でパーティーしたいところですね!JOINしてくださる皆様をお待ちしてます!
応援者のご紹介
《株式会社柴木材店 様》
リノベーション工事の施工は、地域の暮らしに根差す地元ビルダーの「株式会社柴木材店」。柴木材店さんは、環境共生型分譲戸建プロジェクト「クラスコ倉掛」で、コミュニティが生まれる建築・空間デザインが評価され、2022グッドデザイン賞を受賞されました。
建築と空間・コミュニディデザインで豊かな暮らしを創り続けるプロフェッショナルが、空き家を可能性に変える小さなリノベーションに力を貸してくださいます。
★グッドデザイン賞を受賞したクラスコ倉掛 https://www.g-mark.org/award/describe/54068
《AMPworks(一級建築士事務所アンプワークス)様》
栃木県下野市で、地域への思いあふれる事業「天平の丘公園古民家カフェ10picnictables」「吉田村village」を手がけるまちづくり会社「シモツケクリエイティブ」の代表でもあり、建築設計事務所を営むAMPworks山口貴明さんに、全体監修と設計をしていただきました。地元の未来を見つめ挑戦する同志として、私たちの思いに答えてくださいました。
★天平の丘公園「10picnictables」 https://www.tenpyopark.com/
★「吉田村village」 https://yoshidamura.com/
《日本プラスター株式会社様》
今回の左官DIYで使用する材料メーカーの日本プラスター株式会社様から、社員さんを派遣いただきご指導いただきます。 本当にうま~くヌレールのか是非ご体験ください!
《物件オーナー 井上さん》
地元の公務員でありながら、不動産オーナーとして下妻家守舎の街づくりに参画しています。カフェレストラン「mipi」の物件オーナーであり、地域の暮らしを豊かにするため、不動産オーナーとして投資を続けてくださってます。イベントなどでも、ボランティアスタッフとして、いつもみんなを楽しませてくれています(ご自分もかなり楽しまれておりますw)。
資金の使途
プロジェクトの本体・設備工事や設計費は、物件のオーナーさんが負担してくれます。今回のクラウドファンディングで集めた資金は、「プロ監修の左官DIY」等に使用します。
左官仕上げ等DIY費用 約256,500円
リターン費用 約150,000円
クラファン手数料 約93,500円
実施スケジュール
ープロジェクトの実施スケジュール
5月下旬 工事開始
壁壊し・木材塗装などなどDIY
7月中旬 左官仕上げDIY
7月下旬 工事完成
8月上旬 砂沼花火大会で完成パーティ
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
リターンの目玉
何といっても『お野菜が美味しいカフェレストラン「mipi」のお食事券がおすすめです!
最後に
とにかく、一緒に楽しくJOINしてくださるかたをお待ちしてます!
最後の最後に、家守とは?
最後の最後まで、ご覧いただきありがとうございます。そんなあなたに、家守って何?という疑問にお答えします。
江戸時代後期、江戸の人口は約60万人ほどで奉行所には武士などの役人は300人程度と言われており、人口約2000人に1人程度の公務員しかいなかったことになります。現代では公務員は人口の1%と言われていますが、江戸後期は0.05%の割合です。
人口60万人もの都市を少ない役人の数でどうやって維持管理していたのか!?その一役を担っていたのが「家守」と呼ばれる人達でした。江戸時代、家守と呼ばれる民間人が約20,000人いたと言われています。江戸には人口30人に一人の割合で家守がいて、まちの維持管理をしていたのです。自分たちの手でまちをつくり、守るために、幕府からお金をもらわずに、独自にこのような仕組みをつくっていました。
民間人ながら、公用・町用を勤めたまちの差配人が江戸のまちの家守でした。家守は地主・家主に代わり、土地家屋の管理から店子の世話、地代・店賃の取り立てを行っていました。
私たちは現代版家守です、行政からの補助金はあてにせず、経済合理性にもとづく民間事業により、空き家を活用したり時に公園をきれいに管理して、地域の暮らしを豊かにする事業を展開しています。
私たちの活動にご支援をよろしくお願いします!
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